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大谷翔平の第4打席は右前へタイムリー、貴重な追加点をもたらす 母の日ピンクバットで2安打

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が、「1番指名打者」としてスタメン出場しました。母の日を記念してピンク色のバットを用い、第4打席で右前へのタイムリーヒットを打ちました。3点リードで迎えた6回2アウト3塁の場面で、2番手の左投手ジョセフ・マンティプライと対戦しました。彼の球に臆せず対応し、1ボール1ストライクから強烈な打球を右前に運んで貴重な追加点をもたらしました。5回の第3打席では、同じくマンティプライ投手からセンター前に鋭いヒットを放ち、9試合連続安打を記録しました。第1打席ではチェンジアップに苦しみ一塁ゴロ、第2打席ではナックルカーブに対し空振り三振を喫しましたが、その後の右腕をしっかり攻略しました。続くムーキー・ベッツ選手の左翼への二塁打で3塁まで進塁し、フレディ・フリーマン選手のセンターへの犠牲フライで追加点となる2点目のホームを踏みました。今季は試合前の時点で、打率.305、12本塁打、20打点、10盗塁という成績を記録。OPS(出塁率+長打率)は1.059と素晴らしい活躍を見せています。9試合連続安打が続く中、2試合ぶりのホームランが出るかどうかにも注目が集まります。

ヌートバーと母久美子さんの2ショットが「母の日」に公開 特別ピンクグラブの親指には漢字で…

アメリカでは「母の日」を祝う中、MLB公式インスタグラムがセントルイス・カージナルスのラーズ・ヌートバー選手(27)と母の久美子さんの2ショットを公開しました。この2ショットは、少年時代のヌートバーと久美子さんの姿をとらえています。MLBのインスタグラムでは「Thank you, Mom! Major League BaseballからHappy Mothers Day」とメッセージを添えて、「母の日」を祝いました。また、ヌートバーが使用するグラブを製造する「ミズノ」は、「母の日」仕様の特別なグラブを披露しました。ピンク色のグラブの親指部分には、漢字で「久美ちゃん」が刺しゅうされています。このアカウントでは、他にもシカゴ・カブスの今永昇太投手(31)、サンディエゴ・パドレスの松井裕樹投手(29)、そして最近契約解除となったデトロイト・タイガースの前田健太投手(37)の「母の日グラブ」も紹介されています。ヌートバー選手は今シーズン、試合開始時点で打率.243、5本塁打、21打点、4盗塁を記録し、OPSは.769となっています。彼は主に1番打者としてチームの攻撃を先導しています。ヌートバー選手は、来年開催予定の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)において、日本代表として2大会連続での出場を熱望しています。前回大会では、日本代表「侍ジャパン」の1番打者として、7試合で7安打、4打点、2盗塁という活躍で優勝に貢献しました。チームメートだった大谷翔平投手(当時エンゼルス、現ドジャース)からは腕時計をプレゼントされ、「もし2026年に戻らなかったり、他のチームで出場したりした場合、それを返さなければならないんだ。握手で約束したようなものだね」と語っています。ヌートバー選手は埼玉県出身の母、久美子さんが日本人である日系アメリカ人ですが、日本語はほとんど話せません。しかし、家では納豆や味噌汁といった日本食が日常だったそうです。

竹田麗央逆転V逃す8位、勝みなみ15位、原英莉花26位、岩井千怜38位/みずほアメリカズOP

6打差7位から逆転優勝を目指した竹田麗央(22=ヤマエグループHD)は、4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの71で回り、通算9アンダーの279で8位フィニッシュとなった。2週連続の10位以内。69で回ったジーノ・ティティクル(タイ)が通算17アンダーで今季初、通算5勝目を挙げた。2日目以外は首位を守り、2位セリーヌ・ブティエ(フランス)に4打差をつける完勝。4人の日本勢は、勝みなみ(26=明治安田)が70で回り、通算5アンダーの15位。スポンサー推薦で出場した原英莉花(26=NIPPON EXPRESSホールディングス)は71で回り、通算2アンダーの26位。岩井千怜(22=Honda)は76、通算1オーバーの38位だった。◆放送&配信 WOWOWは、メジャー3大会を含むLPGAゴルフツアー29大会を放送・同時配信する。WOWOWオンデマンドでは日本人選手専用カメラも全大会配信。

ドジャースがロード10連戦の最終戦を勝利で締める 大谷翔平は今季最長更新の9試合連続安打

ドジャースが小刻みに得点を積み上げ、ダイヤモンドバックスに勝利した。初回1死からムーキー・ベッツ内野手(32)&フレディ・フリーマン内野手(35)の連打で先制点を奪取すると、5回先頭の大谷翔平投手(30)の中前打を皮切りにチャンスを作り、フリーマンとウィル・スミス捕手(30)のタイムリーで2点を追加。6回には大谷にもタイムリーが生まれ、さらに7回フリーマンの9号ソロでダメ押した。序盤から打線の援護を受け、先発のトニー・ゴンソリン投手(30)は5回無失点に抑える好投で応えた。後続もリードを守り切って、ロード(遠征)10連戦の最終戦を勝利で締めた。大谷翔平投手(30)は「1番DH」でスタメン入りし、第4打席まで一ゴロ、空振り三振、中前打、右前打。9試合連続の安打をマークした。【動画】大谷翔平、ピンクバットで2打席連続安打 右前へ強烈タイムリー

大谷翔平、母の日を祝してピンクの装いで登場

今季最長の8試合連続で安打を放ち、好調を維持している大谷翔平投手(30)が、先発「1番DH」として試合に臨みました。この日は「母の日」を記念し、多くの選手や監督がピンクのアイテムを身に着けてプレーしました。靴やリストバンドなどにこの色を取り入れた姿は、ファンの目を楽しませました。その中で、大谷選手は第1打席で、ピンクのベルトを締め、アクセントとしてピンクカラーを取り入れたスパイクを履き、さらにピンクのバットを手にして登場しました。第1打席では、ダイヤモンドバックスの先発投手ゲレンに対し、カウントが2ボール1ストライクの状況からゴロを打ちました。

ロッテ、ZOZOマリン老朽化で移転計画 新スタジアムは固定式か開閉式ドームか** **

** ロッテの本拠地球場が近隣に移転する可能性が浮上しています。老朽化が進むZOZOマリンスタジアムの現状を受け、球場を所有する千葉市と土地を所有する千葉県が、幕張メッセ駐車場付近へ移転し新しいスタジアムを建設する方向で検討していることが、11日に複数の関係者の話でわかりました。    ◇   ◇   ◇ 新しい候補地は、現在の球場からほど近い幕張メッセ駐車場です。ここは、1999年にロックバンド「GLAY」が日本音楽史上最大20万人を動員した伝説的なライブを行った場所でもあります。移転計画の背景には、現球場が抱える老朽化の問題があります。 マリンスタジアムはJR海浜幕張駅から徒歩約15分の立地にあります。1990年に幕張海浜公園内に完成し、川崎球場から移転したロッテの本拠地として年間約70試合が開催されるほか、「SUMMER SONIC」などの音楽フェスティバルやマラソン大会も開かれ、多くの人々に親しまれてきました。 しかし、30年以上が経過し、特に東京湾に面しているため、塩害が深刻です。スタンドの金属部分のさびや、室内練習場の雨漏りが進行しており、観客用通路の狭さや車いす席の不足も問題となっています。 高坂俊介球団社長は2023年1月、球場を所有する千葉市の主導で大幅改修、新設、移転を含めた検討が行われていることを説明しました。球団は指定管理者であり、「具体的な相談が進んでおり、千葉市と協働しています」と述べました。 市は2023年7月、改修案と建て替え案をそれぞれ3つずつ、計6案の基礎調査結果を発表しました。改修の場合、最大で1000億円、建て替えの場合は屋外型で最大1772億円、固定式ドームで最大2354億円、開閉式ドームで最大2505億円と試算されています。資材費の高騰もあり、ドーム案の実現は不透明です。 いずれにしても、老朽化問題が深刻で建て替えが検討されています。候補地の幕張メッセ駐車場は県有地であり、市は県などと協議を進めています。基礎調査によれば、決定から供用開始まで約10年かかる見込みで、JR幕張豊砂駅が最寄り駅になります。 ロッテは今年3月、2030年をめどにファームの本拠地を埼玉の浦和から千葉の君津に移転する計画も発表しました。これによりチームの強化を図りたいとしています。

4歳の大谷翔平と母・加代子さんの貴重なツーショット公開 母の日に感謝のメッセージ

アメリカでは「母の日」が祝われる中、MLB公式インスタグラムがロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30歳)が幼い頃に母・加代子さんと撮影した写真を公開しました。写真には「99 5.14」と記されており、大谷選手が4歳のときに撮影された貴重な写真です。MLBの公式アカウントは「ありがとう、お母さん! メジャーリーグ・ベースボールより母の日に寄せて」とメッセージを添え、「母の日」を祝いました。今シーズンの大谷選手は、試合前時点で打率.300、12本塁打、20打点、10盗塁という成績を残しています。OPS(出塁率+長打率)は1.059。また、8試合連続安打も記録中です。この日はアウェイでの10連戦の最終戦でした。

【ボクシング】井岡一翔、現役続行を決意「引退したい気持ちはない」、12回の死闘に満足感

WBA世界スーパーフライ級6位の井岡一翔(36歳=志成)は、約10カ月ぶりの「因縁マッチ」で敗北し、王座を取り戻すことができませんでした。昨年7月の初対決で判定負けを喫した無敗の同級王者フェルナンド・マルティネス(33歳=アルゼンチン)との再戦に挑み、0-3の判定で敗北。試合中、10回に左フックでダウンを奪ったものの、ジャッジ3人からの支持を得られず苦しい敗戦となりました。自身初の世界戦連敗となり、4度目の再戦で初黒星となったが、それでも井岡は現役続行を明言しました。    ◇   ◇   ◇ 悔しさを抱えながらも井岡は淡々としていました。昨年7月のマルティネス戦後には涙を流しましたが、今回はリング上から後援者やファンの悲しい表情を見て、ほんの少し涙を流しただけ。「泣くほどではなく、やり切ったと満足している。今日は全力を出して戦い抜いた」と振り返りました。12回の死闘を戦い抜き、一定の満足感があったようです。 彼は執念のパンチを見せました。10回に左フックでマルティネスの顎をとらえ、ダウンを奪いました。「一つ一つ、全身を使って戦いました。かなり熱くなり、自分を冷静に見ることができなかった」。しかし、ジャッジ3人は無敗の王者を支持し、連敗を喫する結果となり「結果は全てです。負けたことは素直に悔しい。一進一退の攻防の中で倒したい気持ちが先行してしまった」と反省しました。 再戦は昨年の大みそかに一度決まりましたが、王者のインフルエンザ感染により試合前日に中止されました。今年3月に再戦が改めて発表される間、マルティネスがWBC王者ジェシー・ロドリゲスとの統一戦交渉を進めているという海外報道もあり、試合決定までの葛藤があった因縁マッチでした。3度目の対決の可能性については「僕たちの思いだけでは実現できない」と述べました。 元3階級制覇王者・長谷川穂積の国内最年長の世界王座奪取記録(35歳9カ月)も更新できませんでしたが、井岡は36歳1カ月で「もう引退したいという気持ちはない」と明言しました。スーパーフライ級で再び世界王座を狙うのか、それとも日本男子初の5階級制覇を目指しバンタム級に挑戦するのかは未定ですが、井岡は「どの階級で戦っていくか、まだ考えていない。落ち着いてから考えたい」とした上で、現役で戦い続ける意志を示しました。【藤中栄二】 ◆井岡一翔(いおか・かずと)1989年(平成元年)3月24日生まれ、大阪府堺市出身。興国高校で史上3人目の高校6冠を達成後、東農大を中退し、2009年にプロデビュー。2011年にWBC世界ミニマム級王座を日本最速の7戦目で獲得。2012年にWBA世界ライトフライ級、2015年にWBA世界フライ級王座を史上最速の18戦目で獲得しました。2017年に一度引退したが2018年に復帰。2019年6月に再挑戦しWBO世界スーパーフライ級王座を獲得し、日本初の4階級制覇を達成しました。2023年2月にWBO世界同級王座を返上し、同6月にはWBA世界同級王座を獲得。身長163センチの右ボクサーファイター。家族には妻と2人の息子がいます。

【大橋秀行】勝敗を超えた感動 ダウンを奪うも敗れた井岡 衰えなし 再戦を期待

WBA世界スーパーフライ級6位の井岡一翔(36=志成)は、約10カ月ぶりとなる因縁の試合で惜しくも敗れ、世界王座の奪還は叶いませんでした。昨年7月の初対戦で判定に敗れていた無敗の同級王者フェルナンド・マルティネス(33=アルゼンチン)との再戦で、結果は0-3の判定負け。試合の10回には見事な左フックでダウンを奪いましたが、その後は競り負けてしまいました。過去の世界戦の再戦で3戦全勝だった記録は崩れ、リベンジは果たせませんでした。また、世界王座奪取の国内最年長記録更新もなりませんでした。   ◇   ◇   ◇これこそがボクシングだと感じる息をのむような戦いでした。特に足を止めてお互いが打ち合った最終ラウンドは象徴的で、両選手共にスタミナを使い果たし、ダメージを受けつつも自分の全てを出し切りました。試合終了と同時に思わず拍手してしまうような、勝敗を超えた素晴らしい感動をお届けしました。再戦に向けて、お互いをしっかりと研究していたことがわかります。マルティネスは、初戦で苦しめられた井岡のボディーブローを警戒し、前回ほど激しい打ち合いは避けました。一方で井岡は、王者の連打を見事にウィービングやダッキングでかわし、初戦ほど打ち込まれることはありませんでした。10回での井岡のダウンは、まさに見事なカウンターでした。劣勢を打開するため、相打ち覚悟での一撃が功を奏しました。この一発で試合が決まると思いましたが、マルティネスも強かったです。ダウンを喫したものの、全体的に高いガードと柔軟な動きでのディフェンスが優れていました。予想外だったのは、マルティネスの左ジャブでした。井岡が得意とする中間距離でジャブの突き合いを許し、打ち負けるシーンが多く見られました。7ポイントもの差をつけたジャッジは、王者のジャブを評価したのでしょう。それでも敗れた井岡に衰えは見られません。3度目の対決をぜひ見たいと思います。次回こそは井岡が勝つと信じています。(元WBA、WBC世界ミニマム級王者)

** ロッテの本拠地、ZOZOマリンスタジアム建て替え検討 幕張メッセ駐車場に移転の方向 **

** 老朽化が進むプロ野球千葉ロッテの本拠地であるZOZOマリンスタジアム(千葉市美浜区)について、スタジアムを所有する市と土地を所有する千葉県が、スタジアム近隣の幕張メッセ駐車場に移転して建て替える方向で検討していることが11日、関係者による取材で明らかになりました。幕張メッセ駐車場は県有地で、現球場から数百メートルの距離に位置しています。市は県やその他の関係機関と調整を進めています。ZOZOマリンスタジアムは1990年に完成し、30年以上が経過した現在、東京湾からの塩害による雨漏りや腐食などの劣化が進行しています。また、観客用通路の狭さや車いす席の不足も課題となっています。市はこれまでに、改修と建て替えの双方を含む計6つの費用試算を公表しており、建て替えの場合の候補地として、幕張メッセ駐車場や現球場が立地する県立幕張海浜公園内を挙げています。(共同)