【パ・リーグ】先週のMVPと今週の注目 好調ソフトバンク柳町達の交流戦打率5割8分
各チームの現状をお届けします! 球団ごとに担当記者による先週のMVP、今週の注目点、選手の入れ替え&2軍の情報、広報情報をお届けします。 日本ハムの先週の戦績と今週の予定 オリックスの先週の戦績と今週の予定 ソフトバンクの先週の戦績と今週の予定 西武の先週の戦績と今週の予定 楽天の先週の戦績と今週の予定 ロッテの先週の戦績と今週の予定 【イラスト】パ・リーグの1週間振り返り 選手の入れ替え&2軍情報
各チームの現状をお届けします! 球団ごとに担当記者による先週のMVP、今週の注目点、選手の入れ替え&2軍の情報、広報情報をお届けします。 日本ハムの先週の戦績と今週の予定 オリックスの先週の戦績と今週の予定 ソフトバンクの先週の戦績と今週の予定 西武の先週の戦績と今週の予定 楽天の先週の戦績と今週の予定 ロッテの先週の戦績と今週の予定 【イラスト】パ・リーグの1週間振り返り 選手の入れ替え&2軍情報
各チームの現状をお伝えします! 各球団の担当記者が選んだ先週のMVP、今週の注目ポイント、選手の入れ替えや二軍情報、広報情報をお届けします。 阪神先週の成績と今週の予定 DeNA先週の成績と今週の予定 広島先週の成績と今週の予定 巨人先週の成績と今週の予定 中日先週の成績と今週の予定 ヤクルト先週の成績と今週の予定 【イラスト】セ・リーグの1週間振り返り 選手の入れ替え&二軍情報
本拠地のパドレスファンから、名物コールが発生した。ドジャースが大谷翔平投手(30)の二塁打から2点を先制するも、その裏にスーパースターのフェルナンド・タティス外野手(26)の安打や、チームリーダーのマニー・マチャド内野手(32)の適時打、昨季新人王のジャクソン・メリル外野手(22)の犠飛で同点に追いついた。2回は2四球で演出した2死一、三塁から、一走太ティスが二盗を敢行。ウィル・スミス捕手(30)は二塁へ送球したが、これが悪送球となり、パドレスが1点を勝ち越した。2位パドレスは首位ドジャースと1ゲーム差。昨季はポストシーズン(PS)でドジャースの前に敗退しており、スタンドを埋め尽くしたパドレスファンから、名物の「Beat LA!(ドジャースを倒せ!)」コールが大音量で響き渡った。試合をひっくり返されたドジャースだったが、直後の3回にテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)の同点犠飛と、スミスの勝ち越し2ランで再びリードを奪った。【ライブ速報】パドレス-ドジャース
柔道男子100キロ級で東京五輪の金メダリストであるウルフ・アロン選手(29、パーク24所属)が、10日に東京都内で引退会見を開きました。「柔道を続けてきたことが良かったです。柔道は私のこれまでの人生そのものでした」と、彼の柔道人生を振り返りました。 ウルフ選手が引退を決意したのは昨年のことです。同年2月に行われたグランドスラム・パリで優勝を果たし、その夏のパリ五輪を目指す中で「パリ五輪を終わりに、結果を残すため全力を尽くさなければならない」との思いがあったと語りました。 結果は7位で終わりましたが、「望んでいた結果には届かなかったものの、全力で準備をしました。後悔はありません」と、帰国後に言及しました。 彼の心に残る試合は、21年の東京五輪決勝戦です。「東京五輪での優勝を目指して柔道を続けてきました。あの決勝戦は忘れられません」と語り、00年シドニー五輪の井上康生選手以来21年ぶりとなる、同級での金メダル獲得を果たしました。17年世界選手権と19年の全日本選手権(体重無差別)の優勝と合わせて見事「3冠」を達成しました。 今月8日には、現役最後の試合である全日本実業団体対抗大会に臨みました。体重無差別5人制で争う男子1部で、彼個人は3戦全勝、チームは準優勝という結果でした。「私の柔道人生は十分やり切りました。悔いは全くありません」と笑顔を見せていました。 今後の活動については、後日改めて発表される予定です。現役時代も多くのテレビ出演を経験してきた彼は「メディア活動や柔道教室を開いていきたい」との意向を示しています。【飯岡大暉】
ドジャースの公式インスタグラムが、大谷翔平投手(30)が敵地に向かう様子を公開しました。この日はペトコパークでライバルのパドレスとの重要な3連戦を迎えます。大谷選手は白いTシャツにグレーのジャケット、黒いキャップを後ろ向きにかぶり、引き締まった表情でスタジアムに姿を現しました。ペトコパークではこれまで12試合で打率.133、1本塁打、2打点、OPS.564という結果で、相性が良くありません。今シーズンは試合前時点で打率.293、23本塁打、39打点、11盗塁、OPS1.021と好成績を収めています。5試合連続で安打を記録しており、7試合ぶりに24号本塁打が出れば、メジャー通算249号となり、250号に近づく重要な一戦です。首位ドジャースは、2位のパドレスとわずか1ゲームの差。この3連戦に加え、17日からは4連戦も控えており、緊張感のある7試合が続きます。昨シーズンはポストシーズンの地区シリーズで対決し、ドジャースが1勝2敗から連勝してワールドシリーズの舞台へ駆け上がりました。
肺炎のため、3日に89歳で死去した巨人長嶋茂雄終身名誉監督。7日の通夜、8日の告別式が終わり、世の中を明るく照らし続けた太陽は旅立ちました。都内の長嶋邸には、一報から報道陣が集まり、弔問を取材。いつもメディアに優しかった長嶋さんに、最後まで甘える形で詰めることになりました。3日午前9時半から、6日の午後4時まで…閑静な都心の一等地、78時間30分の群像に潜入です。 ◇ ◇ ◇6月4日午前3時過ぎ、長嶋さんの自宅がある都内の住宅街は、まだ暗闇に包まれていた。報道陣の姿もない。1人で陣取る事がどこか恐縮で、一礼をしてから周囲を少し歩いた。しばらくして戻ると同じく喪服姿の取材者が集まってきた。日本スポーツ界最大の偉人が、そこに眠る。暗がりの中で静かに時が過ぎる。午前4時57分、空が白みはじめ、1台の車が自宅前に止まった。紺色スーツの松井秀喜さんが、神妙な面持ちで降りてきた。呼び鈴を鳴らす。「松井さーん!」。次女三奈さんが玄関から飛び出てきた。しめやかさより、明るさが勝る。松井さんも緊張が解けるように、ほほえんだ。「ご存じの通り、父は松井さんが世界で一番好きな方です」。娘として7日の通夜の喪主あいさつで語るほど、2人の関係は濃かった。一分一秒でも早く再会できる事を喜んでいた。弔問の時間が過ぎていく。近隣住民の方も通り過ぎる機会が増えていく。みな、家に向けて手を合わせていく。そして、報道陣へもあいさつをしてくれる。この家には古くから番記者が集った。報じる側だけではない。その後に話を聞いた70代、ファン歴60年以上の女性は「昔、ご自宅にサインをもらいに伺った」と教えてくれた。選手名鑑に住所が掲載されていた時代もあった。「長嶋さんは快くサインしてくださって」と声を詰まらせた。長嶋邸に集う人々を、長くこの街は受け入れてきた。長嶋さんもこの街、日本中を照らし続けてきた。すっかり明るくなった午前7時10分過ぎ、松井さんが対面を終え、報道陣の前に立った。ひときわまぶしい朝日が、その顔を照らしていた。【阿部健吾】 ◆長嶋邸の前・時系列【6月3日】午後1時17分 長嶋さんが自宅に到着。長男の一茂さん、次女の三奈さんが付き添う25分 ソフトバンク王貞治球団会長が到着その後、巨人川相2軍野手総合コーチ、谷佳知・亮子夫妻、元総理大臣・中曽根康弘さんの息子の中曽根弘文参議院議員らが弔問【4日】午前4時57分 ニューヨークから緊急帰国した松井秀喜氏が到着。約2時間、弔問した9時半 中畑清氏が弔問10時 高橋由伸氏が、妻で元日本テレビアナウンサーの小野寺麻衣さんとともに弔問その後、柴田勲氏、篠塚和典氏、定岡正二氏、松坂大輔氏、青木功日本ゴルフツアー機構前会長、里見治セガサミーホールディングス株式会社代表取締役会長らが弔問【5日】午前10時すぎ 柴田勲氏が2日連続の弔問午後1時半 元NHKの青山祐子アナウンサーが弔問【6日】午前9時 元広島監督の山本浩二氏が訪問同30分 日本ハムの栗山英樹CBO10時10分 柴田勲氏が3日連続で正午 歌手の山口かおる午後1時10分 報道陣にすいかの差し入れ【7日】午後2時33分 長嶋さんを乗せた車が自宅を出発3時13分から24分 東京ドーム周辺を走行4時3分 斎場に到着6時 通夜が開式【まとめ】長嶋茂雄さん死去89歳 伝説残したミスタープロ野球 通夜、告別式で最後の別れ/1
西武ライオンズの隅田知一郎投手(25)は、興奮を胸に10日に行われる阪神タイガース戦(ベルーナドーム)に備えています。「いやぁ、一番楽しみにしていました」と迷わず答えます。その理由は「強いんで」。ここまで6勝、防御率1・04を誇るパ・リーグを代表する左腕として、阪神の強力な打線に立ち向かいます。プロ1年目の2022年6月2日、甲子園での阪神戦に登板した際の強烈な記憶が心に残っています。「試合前、ブルペンに向かう途中で阪神ファンから『ルーキー、どんなもんじゃい!!』と声をかけられ、その迫力を感じました」。その試合は5回3失点(自責1)で敗れましたが、今回は成長した姿を見せる機会です。多くの阪神ファンが訪れ、一塁側の内野席は黄色に染まるかもしれませんが、「普通にエンターテイナーがいっぱいいるな~って、そんな感じで見ると思います」と大歓声にも動じず、相手打者に集中します。「彼らは一人ひとり、闘志をむき出しにして、燃える人が多いイメージですね」と語り、それに負けない心構えを示しました。「相手投手より先に降りないように、特に近本さん、佐藤輝明さん、森下君…このあたりをしっかり抑えたい」と意気込んでいます。
白鵬翔さん(40)は今後、「世界相撲グランドスラム」を推進する新会社を設立し、代表に就任する。「世界には150カ国の力人(ちからびと)が待ってます。大相撲では各部屋に外国人力士は1人しか入門できない。入門したい若者が世界中にいる。それをサポートして広めていきたい」と話した。詳細はあらためて発表されるが、世界各国の選手が体重別で、男女とも参加できる大会になる見込み。記者会見では、新会社の法律顧問に就く予定の水野晃氏、電通などの要職を歴任した森井理博氏、白鵬杯とともに運営してきた永井明慶氏がアドバイザーとして同席。会見の段取りも含め、周到に準備を進めてきた。スポンサー候補には、トヨタ自動車が挙がっているという。かねて同社の豊田章男会長(69)と親交がある白鵬さんは「本当に世界のトヨタですから、うれしい気持ちでいっぱいです。章男さんは私のことを友人だといつも応援してくれる」と喜んだ。「また相撲がオリンピック(実施種目)になる夢を見て、今後力を注いでいきたいなと、努力していきたいなと思っております」と話して、記者会見を締めくくった。
世界最高峰の舞台で世界一を目指す、日本の侍たち。日刊スポーツでは今季、ドジャース大谷翔平投手はもちろん、日本人メジャーリーガーと彼らにまつわるストーリーを「SAMURAI MLB」と題して紹介する。海を渡って戦う日本人選手たちに、多角的に迫っていく。 ◇ ◇ ◇「ロン・ワシントン内野守備学校」へようこそ-。エンゼルスのロン・ワシントン監督(73)が、試合前練習で毎回実施する「内野ドリル」について語った。96年のアスレチックスのコーチ時代から導入し、ゴールドグラブ賞6度のエリック・チャベス、ブレーブスのコーチ時代には、同2度のカブスのダンスビー・スワンソンら数々の名手を育成。今ではこのドリルを参考にするメジャーリーガーも多い。内野守備指導の名伯楽が、「未来のSAMURAIメジャーリーガー」たちへ、メソッドを紹介する。【取材・構成=久保賢吾】■「実際にお見せしましょう」「私が実際にお見せしましょう」。ワシントン監督は、通常より小さな“ワシントンモデル”のグラブを手にグラウンドに両膝をつき、サッと構えた。両膝をつく姿勢にするのは「手の動きをより意識するため」で、ショートバウンドのゴロを真ん中、左側、逆シングルの順で捕球した。ワシントン監督 (両膝をつくことで)まず、手をどのように動かせばいいかを教えてくれる。次に、足の動きも手の動きと同じなので、手足が同時にうまく動かせるようになります。手の動作によって、足の角度とかも変わっていくので、足の角度とかも教えられます。ワシントン流の「内野ドリル」のルーティンは、小さいグラブ→捕球面が平らなグラブ→通常のグラブ、の順で行われる。膝をついた姿勢で捕球した後は、立った状態での捕球、左右に動きながらの捕球など、より実戦を意識した形へと移っていく。(1)小さいグラブ「普通のグラブよりちょっと短いです。ボールがここ(網の先)に来てしまったら、大きいグラブなら捕球できますが、小さいグラブだとミスになるので、継続的にここ(ポケット)で捕球できるように訓練するためのグラブです」(2)平らなグラブ「ゴロをここ(網)で捕るのではなく、手のひらの中心部でボールをつかむ練習ができます。このようなグラブは元々ありましたけど、私の考えをインプットして、作られたものを今は使っています」 ■私は「選手を変える先生です」最後に通常のグラブを使用する。ワシントン監督は「最後に球がバウンドした時のホップが一番大切なので、それを読み取ることに集中するためにやっています」と説明。下投げ、ファンゴ(ノック)バットで打った打球の捕球などを3種類のグラブで計96球受け、感覚を植え付ける。ワシントン監督 (捕球で)大事なことは、グラブを低い位置から動かし始めることです。高い位置だと(捕球までに)『1(下に落とす)、2(前に出す)』と2つの動きが必要になりますが、低い位置で始めた場合には、1つの動き(前に出す)で捕球することができます。「内野ドリル」のアイデアは、自身がドジャースに所属した現役時代に教わった。内野コーチだったチコ・フェルナンデス氏から指導を受け、96年にアスレチックスのコーチに就任した時に実践。現役時代に教わった時はフェアゾーン内で行ったが、ファウルゾーンに場所を移し、アレンジを加えながら作り上げた。ワシントン流の「内野ドリル」で守備を学び、数々の名手が育った。アスレチックスでは、チャベス、テハダ、セミエン(現レンジャーズ)、ブレーブスではスワンソン(現カブス)らを指導。昨年から監督を務めるエンゼルスでは、遊撃ネトの守備力向上に大きな影響を与えた。ワシントン監督 「ロン・ワシントン内野守備学校」の門をくぐった選手は、みんな上達しています。最近のいい例としては、ネト選手が挙がりますが、最初はあそこまで上手ではなかった。私は「選手を変える先生」です。強靱(きょうじん)なフィジカルを生かした、ダイナミックなプレーの裏側には、日々の基礎練習がある。ワシントン監督は「基礎を鍛えることによって、毎回、毎回同じようにできるようになってきます。(技術は)そうやって磨き上げられてくるものなので、基礎というのはすごく大切なものです」と説いた。◆ロン・ワシントン 1952年4月29日、米国ルイジアナ州ニューオーリンズ生まれ。フロリダ州立大から70年にロイヤルズと契約。77年ドジャースでメジャーデビュー。5球団で通算564試合に出場し、89年引退。マイナーのコーチなどを経て、07年レンジャーズ監督就任。10、11年ワールドシリーズ進出も2年連続敗退。14年辞任し、翌年途中からアスレチックスでコーチ復帰。ブレーブスを経て、24年からエンゼルス監督。現役時代は180センチ、70キロ。右投げ右打ち。【動画】メジャーでの守備練習秘訣は?名伯楽エンゼルス・ワシントン監督の「内野ドリル」大公開
巨人阿部慎之助監督(46)が“チームリーダー”を1軍に合流させる。9日、ソフトバンクの本拠地・福岡での「日本生命セ・パ交流戦」3連戦に向け移動。10日から坂本を1軍に昇格させることを明言した。今季、坂本は開幕スタメンも打撃不振で4月15日に出場選手登録から抹消され、5月7日に1軍昇格したが、同12日に再び2軍再調整となっていた。打撃フォームを試行錯誤するなど復調へ足掛かりを模索してきた。6日のイースタン・リーグのオイシックス戦で待望の今季初アーチをマーク。3試合連続で打点を挙げるなど、打率2割5分まで上昇させた。指揮官は2軍戦の映像を「ちゃんと見ているよ」とチェック済み。同時にベテランが与えるチームへの相乗効果に期待した。「チームにとっても、いる、いないでやっぱり、違うところもあるだろうし、もちろん結果残してほしいというのは、正直なところなんだけれど、それ以外のことも大事かなと思うんだよね」幾度となく勝負の修羅場を乗り越えてきた。坂本の存在自体が若いチームに必要だと力説した。長嶋茂雄終身名誉監督の訃報に、坂本は「『お前はいつでもジャイアンツのリーダーでいなきゃいけない』と言っていただいたことが心に残っています」とコメント。ミスター、阿部監督、坂本自身も役割の認識に相違はない。阿部監督は10日のカード初戦のスタメン起用までは明言せずも、三塁守備については「もちろん」と即答。ミスターが守ってきた巨人のホットコーナーに坂本が返り咲く。【為田聡史】【関連記事】巨人ニュース一覧