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【ロッテ】9回2死から逆転負けし3連敗、セーブ失敗の益田に吉井監督「何かが欠けていた」

ロッテは9回2死から3点を失い、今季2度目の逆転負けを喫し、3連敗となりました。3-1で迎えた9回、益田直也投手(35)がマウンドに上がり、テンポ良く2つのアウトを取りました。しかし、そこから3連打を浴びて1点差に詰め寄られ、死球で満塁のピンチを招いてしまいました。最後は代打の川瀬選手に左中間へのサヨナラ適時二塁打を打たれました。試合後、益田投手は「2アウトからの展開だったので、本当にもったいないし、申し訳ない。次の登板では抑えられるように頑張るしかない」とコメントしました。吉井理人監督(60)は「横から見ていたら何が足りないのかわからないが、結果が出なかったので、何かが欠けていたのだと思います」と振り返りました。打線は初回に藤岡裕大内野手(31)と高部瑛斗外野手(27)の連打からグレゴリー・ポランコ外野手(33)が3ランを放ち先制。しかし、ドラフト1位の西川史礁外野手(23)がマルチ安打を記録したものの、2回以降追加点を奪えず、相手に引き離されてしまいました。指揮官は「左バッターたちは頑張ってくれたが、右バッターはもう少し奮起して欲しい」と述べました。

【中日】またまた逆転勝ち!納豆ドラゴンズ4連勝 井上監督「いけるぜ!」全打点助っ人に最敬礼

逆転の竜だ! 3戦連続の逆転勝ちで今季初の4連勝。貯金も今季初の1とした。井上一樹監督(53)が前日1日阪神戦後の「納豆ドラゴンズになってきた」に続き、この日も「納豆野球ができるようになってきた。雰囲気が行けるぜというふうになってきた」と粘り腰をほめた。2回にエース高橋宏が2点先制されたが、すぐに3回に3点を奪い逆転した。1死満塁から4番ボスラーが左翼越え同点2点適時二塁打。続くカリステもバットを折りながら左前に運び勝ち越した。打線は広島のエース森下に10安打を浴びせ6回4失点KOした。ボスラーは4月30日阪神戦で右手に死球を受け、翌1日の同戦に本人は出場を志願したが井上監督がストップ。代わりに4番に起用したカリステが猛打賞。そしてこの日は4、5番に助っ人を並べ2人で全得点となる4点をたたき出した。井上監督は「2人ともね。ジェイソン(ボスラー)は(三塁の)守りもしっかりやってくれるしね」と最敬礼。3番に固定した上林は今季初の猛打賞で打率2割7分6厘、2本塁打、12打点、5盗塁とチーム4冠。クリーンアップが活発だ。新外国人ボスラーは「納豆? まだ食べたことないけど、試してみたいね」と本物にも興味津々。3年連続最下位チームが納豆野球でセ・リーグをかき回す。【石橋隆雄】プロ野球スコア速報はこちら>>

【阪神】甲子園に帰還。3番森下翔太と5番大山悠輔がともに勝利への軌跡を描く

阪神の3番と5番打者が、子どもたちの前で勝利を呼び込む素晴らしい一撃を披露しました。6回、4番の佐藤輝選手が中前適時打で1点を先制し、なおも1死一、三塁の好機。「子どものころ自慢の話」が「ソフトボール投げ1位!」だった5番の大山悠輔内野手(30)がヤクルトの吉村投手のフォークを打ち返しました。「点数を取ることが大切なので、次の1点はとても重要でした」とコメント。鋭い打球が中前に弾み、三塁走者の森下選手がホームインし、中押しとなる2点目をもたらしました。さらに3-0となった7回2死一、三塁では、「子どものころ自慢の話」が「ドッジボールで女子だけのチームに入り圧勝した」と語る3番の森下翔太外野手(24)が、2番手の矢崎投手のフォークを打ちました。打球は遊撃正面に飛びましたが、処理にもたつき適時内野安打に。「正直に言えば良い打球ではなかったけれど、試合は結果が全て。あの一打でも追加点が取れてよかったです」とコメントし、勝利を決定づける4点目を奪いました。前カードの中日戦では今季初の同一カード3連敗を喫していました。前夜の試合では、3回2死満塁で森下選手が投ゴロに倒れ、1点差を追う9回2死二、三塁で大山選手が遊ゴロに打ち取られ、最後の打者となってしまいました。森下選手は「チャンスで打てていなかったので、とりあえず得点できて良かったです。これからも連戦が続くので、しっかり勝ち進んでいきたい」と語り、再び勢いを取り戻すことを誓いました。甲子園に戻ってきた阪神のクリーンアップが再び活躍を見せ、9連戦はこれで1勝3敗。この先、白星を重ねていくことでしょう。【磯綾乃】

【ソフトバンク】川瀬晃の劇的なサヨナラ打で涙!6連敗を阻止し、優勝への危機から大逆転

ソフトバンクは2点差をひっくり返す劇的な逆転サヨナラ勝ちを収め、連敗を脱出しました。1点差に迫った2死満塁の状況で、代打の川瀬晃内野手(27)が左中間を破る2点適時二塁打を放ちました。チームメイトから祝福を受けた川瀬は、思わず涙を流しました。「本当に最高ですし、これからもっといい試合をファンの皆さんにお見せしたいと思います。この勢いで連勝できれば最高です。自分もチームに迷惑をかけたことが何度もあったので、これからは連勝し続けたいです。」とコメントしました。主力選手が次々と故障する中、5連敗で苦しい状況に立たされていたソフトバンク。この試合で敗れていれば、借金8となり、過去に同様の状況で優勝した球団(07年の日本ハム)の最大借金に並び、リーグ連覇の希望が絶望的になるところでした。ですが、昨年パ・リーグを制したチームは、瀬戸際で底力を発揮し、劇的な勝利で息を吹き返しました。

【中日】痛っ!細川成也選手にアクシデント発生 右手付近に死球を受け、途中交代

中日の細川成也外野手(26歳)が右手に死球の直撃を受けるアクシデントに見舞われ、途中で交代しました。この試合、2点リードの7回2アウト一塁の場面で、6番打者の細川選手が広島の中崎投手のボールを右手付近に受け、そのまま倒れ込み、苦悶(くもん)の表情を浮かべました。トレーナーがすぐに駆けつけ、細川選手はベンチの裏に下がりました。細川選手の代走には、井上一樹監督(53歳)が駿太外野手(32歳)を送り出しました。最近は打線の調子が上がっていただけに、細川選手の離脱が長引くと大きな痛手になります。軽傷であることを祈るばかりです。

【巨人】オコエ瑠偉が右肘の手術を受け、復帰まで2カ月の見込み

巨人の外野手オコエ瑠偉選手(27歳)は2日、東京都内の病院で右肘の関節鏡視下遊離体摘出術を受けました。彼の試合復帰は約2カ月後と予測されています。今シーズン、オコエ選手はスタメンとしての2試合を含む11試合に出場しました。打撃成績は打率1割3分3厘で、17日に行われたDeNA戦(東京ドーム)の代打出場後、18日に選手登録が抹消されていました。

【バレー】初代女王が決まるのはどちらか?大阪M対NEC川崎 SVリーグCS決勝第1戦/ライブ速報中

初の女王の座をかけて、バレーボールの大同生命SVリーグ女子・チャンピオンシップ(CS)決勝第1戦が行われます。 試合開始は18時40分です。 前日の会見に出席した(左から)大阪Mの酒井監督、田中、NEC川崎の沢田、金子監督(撮影・勝部晃多) 大阪M  -  -  -  -  -  NEC川崎 ◆試合経過 第1セット

【バレー】高橋藍選手のメッセージ「言葉は選手を褒めるために」 大宅真樹選手「こんな形で…」誹謗中傷への訴え

バレーボール大同生命SVリーグ男子のプレーオフ、チャンピオンシップ(CS)決勝を控えた2日、サントリーの高橋藍選手(23)が、最近の試合での誤審問題について語りました。サントリーは先月27日に名古屋とのプレーオフ男子準決勝第3戦で勝利し決勝進出を決めました。しかし、試合の最後に起こったレッドカード判定が物議を醸し、批判が殺到しました。それに伴い、サントリーへの根拠のない誹謗中傷も広がっていました。高橋選手は2日に有明アリーナで行われた前日の練習後に取材に応じ、「ファンの皆さんには、私たち選手や運営、そしてファン自身も含めて、真剣にバレーボールに取り組んでいることを覚えていてほしい」と述べました。また、「言葉を選んで、選手たちを褒めるのに使ってほしい」と呼びかけました。セッターの大宅真樹選手も、「サントリーのイメージが何も悪いことをしていないのに下がっている」と胸中を打ち明け、「長いリーグ戦を勝ち進み、セミファイナルも命がけで戦ったのに、こうした反応を受けているのは辛い」と明かしました。彼のSNSにも批判のメッセージが届き、「勝ってはいけないのかと思った」と悩んだそうです。それでも、チームメートと話し合いを重ね、立ち直ることができました。「自分たちのバレーボールを信じて戦おうと決めました。決勝戦を観ていただければ、少しはイメージが改善できると思います。忖度なしに、優勝だけを目指していることを見せたい」と意欲を語りました。愛知との決勝は3日に東京の有明アリーナで開幕。2戦先勝方式で行われます。

ラスベガスでの熱烈歓迎 – 井上尚弥、伝説のリングに舞い戻る

【ラスベガス(米ネバダ州)1日(日本時間2日)=藤中栄二】ボクシングの4団体統一スーパーバンタム級王者、井上尚弥(32=大橋)が米国のファンから「熱烈」な歓迎を受け、その心は高まりました。4日(日本時間5日)にT-モバイルアリーナで予定されているWBA世界同級1位、ラモン・カルデナス(29=アメリカ)との防衛戦に先立ち、グランドアライバルと呼ばれる到着イベントに出席しました。約300人が集まる中で、約4年ぶりの「ベガス決戦」に向け、気合を新たにしました。   ◇   ◇   ◇到着イベント当日は、ファンたちの熱気が最高潮に達していました。白いキャップをかぶり、グレーのジャージーを着た井上が階段を降りると、集まった約300人のファンから大歓声が上がりました。井上は左手を挙げて応え、特別に設けられたリングに立ち、米国流の歓迎を存分に楽しんでいました。それ以来、約4年ぶりにラスベガスでの戦いが実現します。井上は「4年ぶりにラスベガスに戻ってこれて非常にワクワクしています」と輝く笑顔で語りました。過去2回のラスベガスでの試合は、20年10月と21年6月に行われ、いずれもコロナ禍の中でした。米国流の盛大な世界戦を体験することができませんでした。試合そのものも無観客や入場制限があり、現地ファンとの交流も少なかったため、今回の大きな反響に自然と心が高まりました。イベント終了後、サインを求める人々が殺到。多くのファンに囲まれつつも、リラックスした表情でサインに応じる井上の姿は「神対応」そのものでした。 この試合は、シンコ・デ・マヨ(メキシコの国民祝日、5月5日)の週末に催される興行で、ボクシング界のビッグマッチが開催されるのは近年の伝統となっています。オスカー・デ・ラ・ホーヤ(米国)、マニー・パッキャオ(フィリピン)、そしてフロイド・メイウェザー(米国)や、近年では現3団体統一スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(メキシコ)らがラスベガスを熱狂の渦に包んできました。今年、その役割を井上が引き継ぎます。「ラスベガスで何を求められているかは十分に理解しています。シンコ・デ・マヨとなる5月4日は、ファンの期待に応えるボクシングを見せたいと思います」と述べました。井上の高揚感は、その派手な歓迎でますます増しています。〇…井上の父である真吾トレーナーは、強い腰痛から完全復活を果たしました。今月中旬に腰痛を患い、23日の渡米前には安静にしていた真吾トレーナーですが、アメリカ滞在中に井上のトレーナーである山岸氏の治療を受けて回復し、到着イベントを見守りました。真吾氏は「腰の状態は良くなり、セコンド入りにも問題はありません」と強調しました。

【広島】渡米前の広島は静観の構え 前田健太の今後に関するコメント控える

メジャーリーグの40人枠から外れ、タイガースを戦力外になった前田健太投手(37)に対し、かつて所属していた広島は静観の構えを見せています。 広島の鈴木球団本部長は2日、マツダスタジアムで行われた会見で「他球団の選手について話すことはありません」とのコメントを残しました。 前田投手は、広島カープの一員として多大な貢献をしており、同球団に所属していた際には、マツダスタジアムで45勝を挙げて歴代1位の成績を誇りました(4月23日に大瀬良投手がこれを更新)。2016年にはポスティングシステムを利用してメジャーリーグ・ドジャースに移籍しています。