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エンゼルス時代の友情を感じる抱擁!大谷翔平とヒーニー、親友で喜びを分かち合う

ドジャースの大谷翔平選手(30)が、エンゼルス時代の旧友であるパイレーツの左腕アンドリュー・ヒーニー投手(33)と試合前に再会しました。大谷がウォームアップのキャッチボールを行っているところに、ヒーニーが急いで駆け寄り、親しげにハグを交わしました。その後、二人はしばらくの間、話に花を咲かせました。現在ヒーニーはパイレーツの先発ローテーションの要として活躍しており、ナショナルリーグ中地区での試合で素晴らしい成績を上げています。今シーズンは5試合に登板し、2勝1敗で防御率1.72を記録。「これまでのところ、とてもいい感じです。チームメンバーも素晴らしく、段々と良い流れになっていると感じています」と語りました。エンゼルス時代、大谷とは親友であり、同僚として仲の良い関係でした。大谷の第一子誕生について、ヒーニーは「とてもうれしいよ。『おめでとう』と伝えたい。ワールドシリーズでの勝利や、彼に起きたすべての出来事を祝福したい。彼は世界一の称号にふさわしい男だよ。個人的にもプロとしても、彼の最近の多くの出来事が自分のことのようにうれしい」と語り、笑みを浮かべていました。

【阪神】掛布雅之氏が江夏豊さんのサプライズ来場の裏話を語る「ちゃんとしないと大目玉を食らう」

阪神の掛布雅之OB会長(69)は感無量の様子でした。今年のシーズン中、4回に分けて行われる球団創設90周年記念イベント「Tigers Legends Day」の第1回目が開催されました。ファーストピッチセレモニーの参加者として掛布氏と田淵幸一氏(78)の2名が発表されていましたが、江夏豊氏(76)が試合前のセレモニーにサプライズで登場しました。体調が心配されていた江夏氏ですが、OB会長の掛布氏は球団と協力して彼の来場を可能にする方法を模索していました。「僕がちゃんとしますから」と電話で呼びかけると、江夏氏は「おまえがちゃんとするなら行くよ。暖かくなったら、体調を考えて(行けるか)考えるよ。」と答えました。それが今日実現しました。奥様も心配されていましたが、江夏さんが行くと言ったら必ず来る方です。電話で約束したことをきちんと守ってくださり、感謝していますと明かしました。慕ってやまない江夏氏の車いすを押したりと、終始献身的に行動しました。「最後までフォローしないと大目玉を食らいますので(笑い)。とても優しくなられていて、すごく怖い先輩でしたので、少し寂しい気もします。でも、江夏さんにはよく怒られて成長しましたので」と、懐かしむように語りました。

大谷翔平「1番DH」でパイレーツ戦、スキーンズと対戦 山本由伸は4勝目を目指す/速報

ドジャースの大谷翔平投手は「1番DH」で試合に先発出場。山本由伸投手は4勝目を目指して先発します。パイレーツの先発投手は昨季の新人王、剛腕スキーンズです。試合開始は午前11時10分の予定です。 ドジャースの大谷翔平(25年4月撮影) チーム123456789計 パ 0 ド 0 大谷翔平第1打席 1回先頭打者 パイレーツ投手は右腕スキーンズ ドジャーススタメン 1(指)大谷翔平 2(遊)ベッツ 3(一)フリーマン 4(右)Tヘルナンデス 5(二)エドマン 6(捕)スミス 7(左)コンフォート 8(三)マンシー 9(中)パヘス...

【日本代表】森保監督が田中碧を絶賛:「日本人として誇りに思う」、プレミアリーグ昇格に大貢献

日本代表の森保一監督(56)は、FC町田ゼルビア対湘南ベルマーレの試合を視察しました。 試合後のインタビューで、イングランド・チャンピオンシップ(2部リーグ)のリーズ・ユナイテッドFCがプレミアリーグに昇格するために大きく貢献した日本代表MF田中碧(26)について触れ、「簡単ではないことを成し遂げた」との賛辞を送りました。 田中碧は今シーズンの開幕直前にチームへ加入し、徐々に存在感を示して主力選手として定着しました。41試合に出場し、4得点を記録するなど、チーム躍進の原動力となりました。 森保監督は「既に出来上がっているチームに加わり、レギュラー選手を競り合って自分のポジションを短期間で獲得した」とその努力を高く評価し、「日本人として誇りに思う」と絶賛しました。

【阪神】小山正明さんを偲び、半旗のもとで5連勝し単独首位奪回 藤川監督「必ず勝つ」

阪神タイガースは、開幕から続いた巨人戦で4戦全勝を達成し、8日ぶりに単独首位に返り咲きました。初回には大山悠輔内野手(30)が先制適時打を放ち、1点を先制しました。3回には1アウト一、二塁の場面で佐藤輝明内野手(26)がリーグトップとなる8号3ランでさらに点差を広げました。先発した村上頌樹投手(26)は8回を投げ1失点と好投し、今シーズン4勝目を挙げました。この試合は18日に90歳で亡くなった阪神のレジェンド、小山正明さんを偲び半旗を掲げた中での試合となり、貴重な勝利を収めました。試合後、藤川球児監督(44)は次のようにコメントしました。 -甲子園での伝統の一戦での初采配について 「今日は小山さんのこと(18日に心不全で死去、半旗を掲げ、喪章を着けてプレー)のこともあり、非常に特別な思いで、必ず勝たなければという気持ちでゲームに臨みました」 -小山さんの訃報を受けて翌日の試合への意気込み 「そうですね。江夏さんや田淵さんが来られるなど、特別な試合でした。90周年という記念の年に、寂しさも感じながら、グラウンドでその思いを晴らしたいと強く思いました。本来であれば元気な姿で活躍を見せたかったですが、日々丁寧に、大切に野球に取り組むことを改めて確認しました。チーム全体の教訓として、ファンの皆様に良いプレーをお見せできるよう再確認したところです。」 -村上選手の8回1失点の投球について 「彼を最後まで投げさせたい気持ちがありましたが、本当はもっと可能性がありましたね。」 -5連勝の要因について 「好調だとは思っていませんが。」 -試合前には江夏さんの投げる姿もありました 「グラウンドは私にとっても現役を引退している場所以外であり、特別な空間です。それは責務であり、グラウンドに出ればプロ野球選手としての誇りがあります。本当に感動しました。」

「天龍プロジェクト」で長与千種と里村明衣子が師弟タッグを結成、試合後はお互いの成長を誓う

天龍プロジェクトの15周年記念イベントで、長与千種(60歳、マーベラス所属)と引退試合を間近に控えた里村明衣子(45歳、センダイガールズプロレスリング所属)が「師弟コンビ」として第5試合に登場しました。彼女たちはそれぞれの弟子であるYUNA(21歳、センダイガールズプロレスリング所属)と暁千華(19歳、マーベラス所属)と対戦しました。試合の終盤、里村は暁に、長与はYUNAに同時にエルボースマッシュを決め、さらにダブルのデスバレーボムを食らわせました。最終的には里村がサトムラ・スペシャル(走り込んでの変形ニードロップ)で暁から3カウントを奪い勝利しました。試合後、里村は長与をフォールし、4人全員でリング上で輪になって座礼をして締めくくりました。試合後、里村は「最後の最後に、ずっと育ててくれた長与さんとリングの上で組めるなんて夢にも思っていませんでした。本当に天龍源一郎さんに感謝しています。このような機会をいただけることを想像もしていませんでしたし、可能性すら見えていなかったので。天龍さんがこのカードを組んでくれたことに本当に感謝しています。ありがとうございました」と、共に戦えた喜びと天龍への感謝を述べました。一方、長与は「これまでいろんな弟子がいましたが、彼女ほど厳しく指導したレスラーはいませんでした。どこかで彼女がまた現役でいてくれると期待していました。私が育てたのではなく、私が弟子に恵まれたんです。これは明衣子さんの時代から今も続いていて、弟子に恵まれているからこそ、自分がこうしていられるんだと思います」としんみりと語りました。 長与はさらに「ようやく終わりが見えたことで、いよいよセンダイガールズに本気で向き合える気持ちになれました。GAEA(JAPAN)の時は未熟な部分もありましたが、最後にはちゃんと向き合ってもらえましたし、自分の中では一区切りついたと思っています。これからは良いライバルとして競い合っていければと思っていますが、やはり寂しいですね」と感慨深く話しました。里村は「2005年にGAEA JAPANがなくなった時期に最後の対戦相手が長与さんだったんですが、終わった瞬間に、こんなに素晴らしい世界で育てていただいたのに、なぜ解散してしまったんだろう、なぜなくなってしまったんだろうとすごく責任を感じていました」と告白しました。そして、「絶対に私はこのプロレス界をまた盛り上げると心に決めていました。長与さんがマーベラスを立ち上げてくださって。今日、未来ある若手と対戦できて、本当にこれからだと思いました。これからも良い選手を育てていきたいので、マーベラスの選手たちと良いライバル関係でいられるようにしましょう」と団体を率いる者同士として、互いに切磋琢磨を誓いました。

【京都】今季3度目の連勝!首位を走り抜くその強さの秘密はプレミアリーグをも上回る「高強度走行距離」

京都サンガがホームで横浜FCを下し、首位の座を守りました。試合開始から15分、FW原大智(25歳)が豪快なシュートで最初のゴールを決めました。後半4分に同点に追いつかれるも、26分には原の頭からのパスを受けた「古都のネイマール」ことMF奥川雅也(29歳)がファインシュートで勝ち越し点を決めました。これで今季3度目の連勝を達成し、前節にクラブ史上初めて手にしたトップの座を維持しました。   ◇   ◇   ◇試合中、選手たちは攻守にわたって連動し続けました。「首位」京都は2ゴールを決めて力強い勝ち方をしました。前半戦、FW原はハイボールを競り勝ち、ボールを持ち込んでゴールネットを揺らしました。「良いパスが来ると思って走り込んでいた。あとは思い切って打った」と彼は仲間のサポートに感謝を述べました。後半の決勝ゴールについても「首位に立ち続けるためには自分のゴールが不可欠」と責任感を示しました。前節でクラブ史上初の1位。なぜ強いのか。その理由は、世界最高水準と言われるイングランド・プレミアリーグを上回る強度の高さです。昨季のプレミアとのデータ比較では、「高強度走行距離」(試合時間90分換算)で平均1位を記録しました。舞台が違うため完全な比較はできませんが、プレミアリーグでトップのボーンマスが記録した1636メートルを超え、京都は1690メートルを達成しました。トッテナムやリバプールといった名門クラブにも劣らない数値が証明され、この日も選手たちは京都らしいハードワークを見せました。 相手のカウンター攻撃時には、左ウイングの松田が自陣ゴール前まで追いかけました。逆に速攻のチャンスにはセンターバックの宮本が前線に飛び出し、ドリブルでボールを運ぶなど、まさに全員攻撃、全員守備を体現していました。曺監督体制5年目となる今季で、彼らの強みを勝利につなげるまでに成熟しました。この変化について、指揮官は「そうなることを願っていて、ようやく選手たちにその意識が芽生えてきた。積み上げてきたものが大事」と確かな手応えを感じています。昨季までは苦労も多かったチームが、今節も首位をキープ。「この順位が一時的なものではないと言われるようにしないといけない」と述べ、上位定着に向けた決意を新たにしました。今後も京都らしいハードワークでの勝利を誓った【永田淳】

【阪神】大山悠輔がNPB魚雷バット初安打&V打 不向きの外角球を「思い切り」 新相棒に確信

阪神の大山悠輔内野手(30)は、話題の魚雷(トルピード)バットを使って鮮やかな音を響かせ、チームの5連勝へ貢献しました。初回2アウトの一、三塁の場面で、手にしていたのは明らかに独特な形状を持つ黒いバットでした。「先制の大事なチャンスだったので、思い切って打ちました」。カウント1-1から、赤星の外角球を完璧に引き返してライト前へ打ち、これが決勝点となりました。この型のバットでの安打は、11日から使用可能になったNPBで初めてでした。この試合で4打席とも魚雷バットを使用し、安打は1本(1四球)でしたが、決定的な一打を放ちました。バットの詳細については「いろいろ」と笑顔で語り、「あそこで点が取れるか取れないかでチームも村上の投球も変わるので、取れて良かった」と振り返りました。彼の表情からは、打撃の手応えが感じられました。このバットは手元が重く、先端が細いため、インコースに強いという特性がありますが、アウトコースには難があると見られていました。しかし、大山はアウトコースぎりぎりのボールを力強く打ち返しました。これは思いつきや興味本位ではなく、4月初旬から大いに興味を持ち取り組んできた結果です。 自身のスイングを注意深く観察し、打席ごとに細かい調整を行うほど繊細で、それ故に確信を持っていました。クラフトマンからの意見も参考にし、サンプルの試打で自信を深め、遠征から帰って来たこの日に阪神での初めての使用を決断しました。バッティング修正にも役立てるなど、幅広い用途を見込んでいます。バットに対する探究心の強い大山にとって、選択肢が広がることは間違いなくプラスです。23日のDeNA戦(横浜)では延長10回に決勝の一発を放ち、魚雷バットでの初の決勝打を記録しました。5連勝中の3度のV打で勢いが止まらない5番打者に、新しい頼れる相棒が加わりました。【柏原誠】◆魚雷バット 今季、ヤンキースの複数選手が使用し、開幕から3試合で15本のホームランを打ち注目を集めました。「トルピード(魚雷)」と呼ばれる形状で、魚雷やボウリングのピンに似ています。先端が細く、ボールが当たる部分が最も太くなっています。野球規則(3.02)に基づき、「バットは滑らかな円形の棒で、最も太い部分の直径が2.61インチ(6.6センチ)以下、長さが42インチ(106.7センチ)以下、1本の木材で作られるべき」とされています。日本では4月初旬に数社のメーカーが試供品を提供し(11日に規則委員会がこれを認めました)。NPB公式戦では18日に西武の源田が初めて使用(無安打)、20日にはオリックスの福田が使用して犠打を決めました。この日、西武の中村とともに3人目の使用者です。

【鹿島】J1で初の600勝達成 ジーコ氏の見守る中で決勝点を決めた知念慶「このスタジアムが築いた歴史」

鹿島アントラーズがホームで名古屋と対戦し、1-0で勝利を収め、J1史上初の通算600勝を達成しました。後半9分に、MF知念慶(30)がセットプレーからヘディングで決勝ゴールを決めました。これで2連勝となり、勝ち点を22に伸ばしました。通算1108試合目(177引き分け331敗)で600勝に到達。初勝利は1993年5月16日に5-0で名古屋を破った試合(カシマスタジアム)でした。当時ハットトリックを達成した元ブラジル代表MFのジーコ氏もこの試合を見守り、Jリーグ創設年の開幕戦と同じ相手から記念すべき勝利を収めました。FWレオセアラ、DF濃野公人、MF樋口雄太など、前節20日の岡山戦を負傷で欠場した主力選手たちは今節もメンバー外。さらに、MF師岡柊生がアキレス腱断裂で長期離脱を余儀なくされました。しかし、厳しい状況の中でもチームは勝負強さを発揮。MF荒木遼太郎のFKをDF植田直通がヘディングでアシストし、最後は知念が押し込みました。試合後、決勝点を挙げた知念はインタビューで「チームとしても個人としても戦う姿勢を大切にしています。個人としてはそれを示すことができなければ意味がない。今日は力を注ぐことができて良かったです」と語りました。チームは追加点を奪うことはできませんでしたが、無失点で勝利しました。鹿島はJ2に降格したことがない「オリジナル10」の1つであり、横浜(通算543勝)に57勝差をつけています。加入3年目の知念は節目の勝利に「この鹿島というチームと、このスタジアムの築いてきた歴史の一部になれたことが嬉しい」と話しました。

【西武】今井達也驚異の4月防御率0・30 稲尾和久に並ぶ球団記録 30イニングで自責点1

西武今井達也投手(26)は圧倒的に4月を終えた。この日も首位オリックス相手に7回9奪三振無失点と熱投。これで4月は30イニングを投げ、自責点はわずか1。月間防御率は驚異の0・30となり、61年6月の稲尾和久が持つ球団記録に並んだ。この日は7イニング中5イニングで走者を許したものの、150キロ台中盤の直球を軸に要所を力強く抑え続け、辛抱強く打線の援護を待った。「首位チームなので先制点を与えないよう意識していました。結果的にゼロで終えたのは良かったです」と振り返った。これでもなお、一気に勝てないのが西武の苦しいところ。2点リードの9回、クローザーの平良が同点に追いつかれ、今季3勝目はまさかの水の泡に。延長戦でも佐藤隼が打ち込まれ、今井が好投しても最下位転落という苦境に。それでもエースとして別格のマウンドでファンをわかせた。【関連記事】西武ニュース一覧