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大谷翔平プレーボール弾!2試合連続19号先頭打者アーチ メジャー通算600打点達成

ドジャース大谷翔平投手(30)が「1番DH」でスタメン出場。2試合連続の先頭打者アーチを放った。1回無死で右腕ウィリアムズと対戦。初球の内角直球を完璧に捉え、右翼席に飛び込む19号先頭打者アーチとした。打った瞬間に確信する一打は、打球速度115マイル(約185キロ)、飛距離378フィート(約115メートル)、角度28度だった。これで本塁打数はメジャー単独トップ。メジャー通算600打点も記録した。今季は試合前時点で、打率2割9分5厘、メジャートップタイの18本塁打、32打点、11盗塁。OPS(出塁率+長打率)は1.026としている。25日(同26日)には、23年9月の右肘手術後初のライブBPに登板。打者5人を相手に22球、1安打2奪三振1四球と上々の内容で、最速は97マイル(約156キロ)だった。【実際の動画はこちら】ーー>>【動画】大谷翔平、初球を先頭打者本塁打!打った瞬間に確信歩き【大谷翔平プレーボール弾!】山本由伸が先発、ガーディアンズ戦ライブ速報はこちら>>

【ノア】“天才”丸藤正道の逆水平で染まった佐藤光留が「全然痛くありません」

第6試合では、“天才”丸藤正道(45)と、“変態”佐藤光留(44)による注目の一戦が行われました。レスリングや格闘技の経験を持つ両者は、序盤からグラウンドで関節技を互いに繰り出し、徐々にヒートアップしていきました。その後、丸藤は佐藤の胸部に逆水平チョップを何度も見舞いました。 佐藤の胸が赤く腫れ上がる中、「光留コール」に応えるように「全然痛くありません」と強がり、反撃として得意のキックを丸藤に炸裂させました。さらに、アンクルホールドや延髄斬り、そして腕ひしぎ逆十字固めを駆使して丸藤を攻め立てました。 丸藤も負けじと逆水平チョップにこだわり続け、佐藤にダメージを与え続けます。佐藤は胸に血を滲ませながらも反撃し、ジャンピング延髄斬りからブレーンバスターへ。しかし、投げられた丸藤がブリッジで逆に押さえ込み、3カウントを奪い勝利。天才の実力を見せつけました。試合後、互いを称え合い抱擁しましたが、佐藤がなかなか離さなかったため、丸藤が再度逆水平を放ってリングを去りました。 丸藤は試合後、「言うなれば、俺がこの世界で最も試合をしたくなかった男、佐藤光留。でも今日の試合で、また戦いたいと思える相手になった。最高に楽しめました。またやりましょう」と笑顔で語りかけ、一方の佐藤は「話すことはない。でも全然痛くありませんでした」と言い残し、控室へと消えていきました。 <この日の全成績> ▼第1試合 シングルマッチ △ドラゴン・ベイン (10分、時間切れ引き分け) △アルファ・ウルフ ▼第2試合 6人タッグ ○征矢学&サクソン・ハックスリー&HAYTA (9分30秒、弾道→片エビ固め) 石川修司&×モハメドヨネ&Eita ▼第3試合 シングルマッチ ○アーチャー・コール (9分22秒、スワントーンボム→片エビ固め) ×小田嶋大樹 ▼第4試合 3WAYマッチ ○AMAKUSA (6分31秒、開国→片エビ固め) ×アレハンドロ ※もう1人はYO-HEY ▼第5試合 タッグマッチ ○岩谷麻優&天麗皇希 (9分12秒、ドラゴンスープレックスホールド) ×セイディ・ギブス&愚零闘咲夜 ▼第6試合 シングルマッチ ○丸藤正道 (13分1秒、ブレーンバスター返し) ×佐藤光留 ▼第7試合 タッグマッチ ○清宮海斗&タイタス・アレクサンダー (14分6秒、スカイウォークエルボー→片エビ固め) 鈴木みのる&×ライアン・クランシー

【卓球】“みまひな”再結成へ「熱がすごすぎて…」全日本V5伊藤美誠&早田ひなが復活へ意欲

卓球の世界選手権で、女子シングルスの個人戦で自身初の銅メダルを獲得した伊藤美誠(24歳、所属:スターツ)が、“みまひな”の再結成に向けて意欲を示しました。カタール・ドーハでの大会から帰国した伊藤は、千葉県成田市で行われた記者会見で、メダル獲得に対する喜びを「幸せな瞬間でした」と振り返り、「今後は女子ダブルスを再開したり、新しい挑戦をしていきたいと考えています」と、一層幅広い目標に向かう意向を語りました。その一環として注目されているのが、同い年の早田ひな(24歳、所属:日本生命)とのダブルス再結成です。二人は2023年まで全日本選手権で前人未到の5連覇を達成し、日本を代表するペアとして知られています。すでに出場する大会を調整中で、早田は「美誠に引っ張られてここまで来たと思っていますが、ダブルスを組んでいると結果にあまりこだわっていない感じです。もちろん勝ちたいのですが、『卓球は楽しいな』と感じられます。2人ともダブルスが好きで、その楽しさをもってこれからの4年間頑張っていきたい」と明かしました。28年のロサンゼルスオリンピックでは女子ダブルスが新たに実施されます。24年のパリオリンピックで左腕を痛めた早田は「左手の状況ですぐにダブルスで最高のパフォーマンスを発揮するのは難しいかもしれませんが、『ひなと組みたい!』という思いが非常に強くて」と、情熱を露わにしました。「もちろん私も熱はありましたが、それ以上に美誠の熱がすごかったので、『彼女ならこの状況も受け入れてくれるかな』と思い、今後、機会があれば挑戦したい」と展望を語りました。【松本航】

【全仏オープン】大坂なおみ、逆転負けで1回戦敗退 西岡良仁は腰痛により途中棄権

全仏オープンテニスのシングルス1回戦で、女子世界ランキング49位の大坂なおみ(フリー)は、第10シードのパウラ・バドサ(スペイン)に7-6、1-6、4-6で逆転負けを喫しました。また、男子では世界77位の西岡良仁(ミキハウス)が第25シードのアレクセイ・ポピリン(オーストラリア)と対戦し、5-7、4-6のスコアで迎えた第3セット途中で腰痛のため試合を棄権しました。前回のチャンピオンであるカルロス・アルカラス(スペイン)や、女子4連覇を狙うイガ・シフィオンテク(ポーランド)は順当に2回戦へ進出しています。(共同)◆放送&配信情報 全仏オープンテニスはWOWOWとWOWOWオンデマンドにて、毎日生中継でお届けしています。グランドスラムの試合を全て視聴できるのはWOWOWだけです。

【ダービー】「この快挙は続くのか」「未曾有の状況に」短期免許ジョッキーがクラシック3連勝中

今年のクラシック競走において、桜花賞と皐月賞をジョアン・モレイラ騎手(41)、オークスをアンドレアシュ・シュタルケ騎手(51)が勝利しました。これまでの3レースすべてを短期免許を持つ外国人騎手が制したのは、競馬史上初めてのことです。残るクラシック競走はダービーと菊花賞の2レースとなっています。X(旧ツイッター)では競馬ファンたちが「今のところクラシックを短期免許の外国人が全て制しているのか」「今年のクラシックは短期免許で総なめになるか」「もし短期免許の外国人騎手が日本ダービーで勝ったら、クラシック史上初の事態になるのでは?」と注目しています。短期免許の外国人騎手による連勝記録は続くのか、それともダービーでストップするのか。今週のダービーでは、ダミアン・レーン騎手が皐月賞馬ミュージアムマイルに、シュタルケ騎手が抽選対象のマイユニバースに騎乗する予定です。

横綱昇進確定の大の里が1日2度目の会見 大関昇進時の口上「唯一無二」に替わる言葉を模索か ####

大相撲の夏場所で2場所連続で4度目の優勝を果たした大関大の里(24=二所ノ関)が、横綱への昇進を確定させました。千秋楽から一夜が明けた26日、東京両国国技館で横綱審議委員会(横審)の定例会合が行われ、横綱に満場一致で推薦されました。茨城県阿見町の部屋で、午前に一夜明け会見を行った大の里は、推薦を受けて夕方にも2度目の会見を開きました。「本当にうれしいですが、これからもっと頑張らないといけません。まだ実感は完全に湧いていませんが、この知らせを受けて、少しは横綱になるという実感がわいてきました」と、午前中の会見よりも状況の進展を喜ぶ様子でした。28日には番付編成会議と臨時理事会を経て正式に昇進が決まります。同日には日本相撲協会からの昇進伝達の使者を部屋に迎え、伝達式が行われます。注目される口上については「これからしっかり考えていきたい」と述べました。大関昇進時の口上では「唯一無二」という言葉を使用しましたが、今回は「今のところまだ特に考えていない」とのこと。「唯一無二」については「すでに使ってしまった」としつつ、新たな言葉の採用や、追加の言葉を盛り込む可能性についても考慮していることをほのめかしました。

「大豊時代」幕開け 大の里「僕に火を付けた」横綱豊昇龍への対抗心「越えなければならない壁」

いよいよ「大豊時代」が始まります。将来的には「1強時代」へと向かうでしょう。大相撲夏場所で2場所連続、通算4度目の優勝を遂げた大関・大の里(24歳・二所ノ関部屋)は、千秋楽の翌日、茨城県阿見町の自身の部屋で記者会見を行いました。千秋楽での敗北により、初となる全勝優勝が阻まれた悔しさをにじませ、横綱豊昇龍への雪辱を誓いました。この日は東京都両国国技館で横綱審議委員会(横審)の定例会合が開かれ、大の里は満場一致で横綱に推薦されました。次の場所では東西横綱が肩を並べることが確定し、今後続く「大豊時代」から、嫌な相手を克服し、「1強時代」を目指していくことになります。    ◇   ◇   ◇ 優勝や2日後の横綱昇進決定という喜びよりも、彼の声は力強く響いていました。一夜明けた会見に臨んだ大の里の心には、前日の千秋楽での敗北のシーンが繰り返し浮かんでいるようでした。豊昇龍とはどんな存在かとの質問に、彼の言葉は止まりませんでした。 大の里 「(豊昇龍が)先に横綱になったことは悔しかったです。伝達式や明治神宮での土俵入りのニュースを、1月場所が終わって新潟で休暇中に見て『自分は何をしているんだろう』と感じ、本当に悔しかった。それが僕の中に火を付けました。ライバル、あるいは目標、越えなければならない壁です。」 対戦成績では、1つの不戦勝を除き、豊昇龍には1勝6敗とかなり苦手にしています。夏場所でも全勝優勝の目前で、番付最高位の意地を見せつけられた形でした。 大の里 「気持ちの持ちようが非常に大切です。新たな宿題、課題ができたので、全勝優勝できるよう、自分の気持ちをしっかりとコントロールしたいです。」 この日、横審から満場一致で推薦され、昇進が確定となりました。次の場所から「大豊時代」が幕を開け、大の里の勢いを大関以下の力士が簡単に止められないことは、今回の場所で証明されました。しかし全勝優勝を阻まれた豊昇龍に対し、冷静さを保ちながらも、負けない気持ちで強く対抗するつもりです。 「大豊時代」に向けた熱い気持ちを示し、午前中に会見し、その後も横審の推薦を受けて夕方に再び会見を行いました。横綱昇進が確定し「本当に嬉しい。(午前中よりも)少しは横綱という実感が湧いてきました」と語りました。昇進が正式に決定する28日の伝達式で語る言葉については「まだ特に考えていない」と答えました。大関昇進時の「唯一無二」という言葉は「もう使ってしまったので」と、新たな表現を模索していることをほのめかしました。「大豊時代」から早期に脱却し、「大の里時代」の到来を目指す言葉を披露する可能性もあります。【高田文太】

ユニークな名前の馬「スモモモモモモモモ」で浦和のルーキー中山遥人が初勝利

4月21日にデビューした浦和所属の中山遥人(はるひと)騎手(17歳、小林厩舎)が、26日に行われた浦和競馬1Rで1番人気のスモモモモモモモモに騎乗し、25戦目で待望の初勝利を飾りました。レースでは序盤から内の馬と並走し、最後の3コーナーで先頭に立つと、そのまま他の馬たちを引き離しました。笑顔で戻ってきた中山騎手は、「今までたくさん失敗してきたので、それをすべての力に変えたいと思って乗りました。勝利できて本当に嬉しいです。誰にも迷惑をかけないことを心掛けており、(将来も)次に繋がる騎乗を続けていきたいです」と、今後の目標についても語りました。

わずか6分で全会一致、大関大の里が横綱に推薦される 大島委員長「異議なし」

日本相撲協会の横綱審議委員会は26日、東京の両国国技館で定例会を開き、全会一致で大関大の里(24歳、二所ノ関部屋)を横綱に推薦すると発表しました。 会議はわずか6分で終了し、大の里の横綱への推薦が異議のないことを示していました。元衆議院議員である大島理森委員長(78歳)は、「審議委員の皆様に諮問を求める前に、率直な意見を伺いました。2場所連続優勝で14勝1敗という見事な成績を上げ、堂々とした相撲を見せたことが評価されました。このようにして、横綱として諮問に全会一致で異議なしという結論に至りました」と説明しました。 大島委員長は今後について「横綱として立派に稽古を重ね、多くの期待に応えてほしい」と述べ、豊昇龍とともに「大豊時代」を築き、大相撲を盛り上げることを期待しています。28日には臨時理事会と番付編成会議を経て正式に決定される予定です。

岩井千怜、米ツアー参戦8試合目で初優勝「こんな早く」 父の雄士さん「親孝行だね」

今季から米ツアーに参戦している22歳の岩井千怜(Honda所属)が、待望の初優勝を果たしました。1打差の2位からスタートし、7バーディー、1ボギーで回り、トータル12アンダーの276で2位に6打差をつける逆転での独走優勝を遂げました。日本国内で既に通算8勝をしている彼女は、米ツアーという最高の舞台でも8試合目にして実力を発揮しました。今季は竹田麗央選手、西郷真央選手に続き、日本勢にとっては3勝目となりました。12試合全てで10位以内に入るという素晴らしい成績を残しています。   ◇   ◇   ◇笑顔がトレードマークの岩井千怜選手は、表彰式で思わず涙を見せました。「まさかこんな早く優勝できるなんて、すごく嬉しいです。」1打差の2位からスタートし、前半1番パー4で8メートルのバーディーパットを決めて逆転しました。その後、3番から4連続バーディーを重ね、6打差をつける独走で優勝を勝ち取りました。「差が開いても限界を設けず、できる限りやり尽くすことが目標です。最後までバーディーを狙いながらプレーしました。」彼女の平均飛距離は258ヤード、フェアウェイキープ率は約57%、パーオン率は約72%という平均的な数値ですが、複雑なグリーンを攻略し、パット数はわずか25に抑えました。連日33度を超える暑さにも負けることなくプレーしました。メキシコでは8年ぶりの開催で、現地カンクンに20年以上前に新婚旅行に訪れたという父雄士さんは「嬉しい。親孝行だね」と会場で喜びを語りました。日本で通算8勝を誇る岩井千怜選手は、双子の姉で6勝を挙げる明愛選手と共に今季から米国での挑戦を始めました。「孤独を感じることが多いスポーツですが、共に戦うチームがいることで安心できます。」試合には両親のサポートを受けながらチームとして挑んでいます。昨年、姉妹のバーディー数に応じて約1900万円を能登半島地震の災害義援金として寄付しました。プロとしてのゴルフでファンを楽しませ、社会を笑顔にすることが彼女のライフワークです。次戦は29日開幕の全米女子オープン。今回出場できなかった世界ランキング上位者たちも戻ってきます。岩井千怜選手は22年8月に、NEC軽井沢72、CATレディースで国内ツアーの初優勝から2週連続優勝を果たすという史上3人目の快挙を達成しました。「次の試合でも家族とチームで頑張ります。」と語り、メジャー大会での上位進出を目指します。◆岩井千怜(いわい・ちさと)2002年7月5日、埼玉県生まれ。8歳でゴルフを始め、埼玉栄高校、武蔵丘短期大学出身。2021年にプロテストで史上3組目の双子姉妹で同時合格。同年にカストロール・レディースでプロ初優勝。その後、双子の姉明愛も優勝し、史上初の姉妹での2戦連続優勝を達成。2022年にはNEC軽井沢72でレギュラーツアー初優勝、CATレディースも制し、史上3人目の初優勝から2週連続優勝を果たしました。家族は両親、姉、2歳下の弟光太さん(日大ゴルフ部)。身長162センチ、体重59キロ。