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【浦和】西川周作の負傷退場、序盤から波乱の幕開け

浦和レッズのゴールキーパー、西川周作(38歳)がガンバ大阪戦で不意のアクシデントにより途中交代を余儀なくされました。試合開始直後の前半4分、左からのクロスをキャッチ後、左足付近を気にする仕草を見せました。この際、相手選手との接触はありませんでした。その後も何度か足の調子を気にして表情を曇らせ、メディカルスタッフによる処置を受けました。一度はプレーを再開したものの、同8分に再び痛みを訴え試合を中断。最終的にプレーを続行することはできず、同9分にGK牲川歩見との交代となりました。これまで全試合フル出場を果たしていた西川選手を失ったことは、4連勝中と調子の良かったチームにとって予想外のトラブルとなりました。

【日本ハム】清宮幸太郎、日本初の「魚雷バット弾」で3試合ぶりに先発復帰し、2安打3打点を達成

北海道日本ハムファイターズの内野手、清宮幸太郎選手(25歳)が、日本初の「魚雷バット1号」を見事に打ち上げました。試合は2点リードの6回、無死一塁の場面。フルカウントからオリックスの山崎選手が投じた内角高めのストレートを見事に捉え、右翼スタンドへと豪快に運びました。この日は「5番三塁」として3試合ぶりにスタメン復帰しました。打撃練習では初めて「魚雷バット」を使用し、従来のバットと比較した際に「バットの出がとても良い」と感触を得ていました。試合序盤の2回、無死二塁の1打席目では、オリックス先発の東選手の外角ストレートを左中間に打ち返す先制の適時二塁打を放ちました。2打席目は一塁ゴロに倒れましたが、3打席目で日本初の魚雷弾を打ち放ちました。この本塁打は、4月15日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来15試合ぶりの3号です。「先制点を取った後、相手のピッチャーが代わってからは、あっさりと打ち取られていたので、何とか流れを変えたいと思っていました。しっかりと仕留めることができて良かったです」と試合後にコメントしました。

大谷翔平9号ボール、球団理学療法士がキャッチ 驚きの予想的中

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が放った9号2ランホームラン。その貴重なボールをキャッチしたのは、ビジターのブルペンで待機していた球団スタッフの理学療法士、ジョナサン・アーブさんでした。試合中、アーブさんはグラブを片手に椅子に座っており、大谷選手の豪快な一撃が飛び込んできた瞬間、見事にキャッチ。捕るやいなや、感動のガッツポーズを両手で見せました。その後も興奮冷めやらず、周りのスタッフからハグや拍手で祝福される様子が、ロサンゼルスのテレビ局「スポーツネットLA」で放送されました。リポーターのキルステン・ワトソンさんによると、ドジャースのブルペンでは誰がホームランを打つかを予想するゲームがちょっとしたブームになっており、アーブさんはこの打席で「大谷選手がホームランを打つ」と事前に予想していました。その予想が的中し、さらにそのボールをキャッチするという驚きの瞬間が、大興奮の理由です。

「シダマツ」志田&松山ペアが誓う「バドミントン選手としてここに立っている、ジャパンオープン初優勝」

「シダマツ」の愛称で親しまれているバドミントン女子ダブルスの志田千陽(28歳)と松山奈未(26歳)のペア(再春館製薬所)が、7月に東京体育館で開催されるジャパンオープン(15~20日)での初優勝を決意しました。 6日、彼女たちは東京都内で行われた会見に出席しました。そこで、松山選手は「国内での国際大会でまだ優勝がないので、優勝を目指し、ファンの皆さまに楽しんでいただけるように全力を尽くします」と意気込みを語り、志田選手は「何年もベスト8で足踏みしていました。今年こそシダマツとしてジャパンオープンで優勝を狙います」と力強く誓いました。 昨年のパリオリンピックでは銅メダルを獲得し、今年の3月には全英オープンで3年ぶりに2度目の優勝を果たしました。また、4月のアジア選手権でも準優勝に輝きました。 彼女たちの人気は、オリンピックを機に急上昇しています。ジャパンオープンでも多くのファンの来場が期待されています。 志田選手はインスタグラムで108万人のフォロワーを持ち、「プレー以外のコメントも多いですが、私はバドミントン選手としてここに立っています。今までプレーを見たことのない方にも見ていただける機会が嬉しいです。選手として認められ、応援してもらえる姿を見せたいです」と心境を語り、松山選手も「バドミントンをまだ観たことがない人にも興味を持ってもらえることが、私たちにとっても日本のバドミントン界にとっても良い影響を与えると思います。楽しんでいただけるプレーを目指します」と思いを込めました。 彼女たちの次なる目標は8月下旬にフランス・パリで行われる世界選手権での初優勝です。今月20日から始まるマレーシアマスターズなどで3週連続で国際大会に出場し、試合感を養う予定です。松山選手は「ケガをすることなく、どれだけ良い状態で試合に臨めるかを大切にし、その3週間を乗り越えて、世界選手権へ向けた良いステップを築いていきたい」と語りました。

二刀流の森井翔太郎、公式戦で初安打と長打を記録!アスレチックスと桐朋高校からマイナー契約を締結

アスレチックス傘下のルーキーリーグであるACLアスレチックスに所属する森井翔太郎内野手(18=桐朋高校出身)が公式戦で初めて安打を放ち、初の長打とマルチヒットも達成しました。 ACLダイヤモンドバックス戦に3番打者兼指名打者(DH)として出場しました。試合は1-2の5回、2アウト一、三塁の場面で第3打席を迎え、左前に1点適時打を放ちました。さらに、5-2で迎えた6回、2アウト満塁の第4打席では走者一掃の右方向への二塁打を放ちました。 試合の第1打席では四球を選び、第2打席は二ゴロ、第5打席はセンターフライに終わりましたが、合計で4打数2安打、4打点1得点、1四球と活躍しました。これで公式戦は2試合目の出場となり、打率は0.286となりました。 森井選手は東京の進学校である桐朋高校からアスレチックスとマイナー契約を結んだ選手で、高校時代には投打の二刀流として活躍し、通算で45本塁打を記録しました。投手としても最速153キロを記録する才能の持ち主で、注目を集めています。

井上尚弥からダウンを奪ったカルデナス「安易な対戦ばかりなら、無敗記録なんて無意味だ」

4団体統一スーパーバンタム級王者の井上尚弥(32=大橋)は、日本時間で5日にあたる4日、ボクシングの聖地ラスベガスで11連続KO勝利を果たしました。相手はWBA世界同級1位のラモン・カルデナス(29=アメリカ)で、試合は8回TKOでの勝利となりました。 試合翌日の日本時間6日、挑戦者のカルデナスは公式インスタグラムを更新し、「勝利は得られなかったが、多くの人々の心を動かすことができたことに感謝しています。これがボクシングの本来あるべき姿だと思います。安易な相手とばかり戦うなら、無敗という記録にはあまり意味がない。すぐに戻ってきますが、目標は一切変わりません。世界タイトルを目指します!」とコメントしました。 彼の投稿に対しては、試合中に井上からダウンを奪ったことなどが称賛され、「新たなファンが増えた!」「ボクシングファンのために全力を尽くしてくれてありがとう!何も恥じることはない。しっかり休んで、また会おう!」「素晴らしいプレイだった!」「誇りに思う。次が楽しみだ」など、多くの激励の声が集まりました。

大谷翔平、350本塁打のフリーマンに「敬礼」 メジャー初安打キム・へソンにもインスタで祝福

ドジャース大谷翔平投手(30)が、チームメートのメモリアル打をインスタグラムで祝福した。まずは、3回に2ランを放ち、メジャー通算350本塁打を放ったフレディ・フリーマン内野手(35)を祝福。ドジャース公式インスタグラムの投稿を引用し、「敬礼」マークでたたえた。続いて、この日にメジャー初安打と初打点を記録した金慧成(キム・へソン)内野手(26)を祝福。こちらも球団公式の投稿を引用して「Congratulations」と添えて投稿した。試合後に大谷は「本人にとっては、もう本当に特別な日だと思いますし。昨日も得点にはつながらなかったですけど、本当に素晴らしい走塁も含めて、今日も素晴らしい活躍だったなと思います」と話した。大谷は第3打席で、右腕アルカンタラから右翼ブルペンへ飛び込む9号2ラン。打球速度は117・9マイル(約190キロ)、386フィート(約118メートル)、角度は20度だった。ブルペンで待機していたスタッフが打球をキャッチし、ブルペン内はお祭り騒ぎとなった。【実際の動画はこちら】――>>【動画】大谷翔平がキム・ヘソンを祝福 ピョンピョン飛びはねてハイタッチ

大谷翔平が祝福の笑顔 ドジャース新加入のキム・へソン、メジャー初安打と初打点で実力を発揮

ロサンゼルス・ドジャースの内野手、金慧成(キム・へソン)(26)が、メジャーリーグで初めてのヒットと打点を記録しました。初めて「9番・二塁手」としてスタメン出場したキム・へソンは、5回無死の第2打席で右腕アルカンタラから左前打を放ち、メジャー初安打を記録しました。この記念ボールはドジャースのベンチに戻されました。続く大谷翔平との打席で、キム・へソンは今季2つ目の盗塁を成功させ、大谷の9号2ランでホームに生還しました。ベンチでは、大谷がジャンプしながらハイタッチをし、喜びを分かち合いました。6回2死一、二塁の第3打席では、右腕フィリップスから中前への適時打を放ちました。この日の2本目のヒットが、彼のメジャー初打点になりました。4打数2安打1打点1盗塁という見事な活躍を見せました。キム・へソンは、右足首の炎症で負傷者リスト(IL)入りしているトミー・エドマン内野手(29)に代わり、2日にメジャー初昇格を果たしました。その日のブレーブス戦で守備から途中出場し、3日には代走でメジャー初の盗塁を記録しました。韓国プロ野球のキウムからポスティングシステム経由で1月にドジャースに移籍し、3年総額1250万ドル(当時のレートで約19億3750万円)で2年間の球団オプション付き契約を結びました。打率3割を4年連続で記録し、期待されていましたが、オープン戦では結果が振るいませんでした。15試合で打率2割7厘、1本塁打という成績でした。3Aでは28試合に出場し、打率2割5分2厘、5本塁打、19打点を記録しました。「今は非常に良い感覚で臨んでおり、自信を持ってプレーできています。スイングを変えて懸命に練習してきました。(春のキャンプで)チームに初めて来たときと比べて、はるかに良い状態です」と語りました。

「再合流」ドジャースの人気リポーター、大谷翔平と金慧成のハイタッチに感激の絵文字…

ドジャース専属の地元放送局「スポーツネットLA」の女性リポーター、キルステン・ワトソン氏が、大谷翔平投手(30)と金慧成(26)のハイタッチシーンを撮影し、インスタグラムに投稿しました。ワトソン氏はカーレースのイベントにリポーターとして出席しており、今回、再びチームに「合流」しました。5回には金選手がメジャー初安打を記録し、大谷選手はその後、右翼への9号2ランを放ちます。2人が本塁に戻った際、ベンチ内で大谷選手がジャンプしながら金選手とハイタッチを交わし、喜びを分かち合ったのです。ワトソン氏はこの瞬間をベンチのそばから撮影し、インスタグラムに大谷選手と金選手のアカウントをタグ付けし、感激の絵文字とともに投稿しました。試合後には金選手へのインタビューも行いました。

【ヤクルト】広島戦、雨で中止に 今季6回目 高津監督「これが良い雨であることを願う」

雨のため試合が中止となりました。試合は午後2時に開始される予定でしたが、朝から冷たい雨が降り続き、夕方まで雨が予報されていました。ヤクルトにとって、今季ノーゲームを含め6回目の試合中止となりました。先発投手はヤクルトがランバート、広島が森の予定でした。高津監督は「これが良いことか悪いことかはよく分かりませんが、今後の試合日程において良い雨であったと思えるようであってほしい」と語りました。チームはすでに5月に3回の完封負けを経験しており、浮上するためには打線の復調が不可欠です。「落ち着いて、固定したメンバーを組めていないので、若い選手にとっては大きなチャンスだと思います。逆に言えば、哲人やムーチョ(中村悠選手)などのベテランが若手を引っ張り、元気で活躍してくれるような打線であってほしいと思います」と述べました。