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【DeNA】スタメン3名の変更で打線の活性化を図る 度会、三森、石上が先発に 33イニング連続無得点を打破する挑戦

DeNAは現在33イニング連続無得点、3試合連続で完封負け中のため、スタメンの3選手を入れ替える決断をしました。前回の試合でスタメンだった宮崎、柴田、蝦名に代わり、新たに三森、石上、度会が先発に抜擢されました。先日の試合では、9イニング中6度も先頭打者が出塁し、先発野手全員が出塁を果たすなど11安打4四球とチャンスを作ったものの、肝心の得点に繋がらず、そのまま凡退が続きました。三浦監督は「得点のチャンスがある中であと一歩が足りない。この状況を選手だけではなく、チーム全体で乗り越えていかなければならない」と危機感を募らせていました。◆新しいスタメンは以下の通りです1(中)桑原2(二)牧3(左)佐野4(一)オースティン5(右)度会6(捕)山本7(三)三森8(遊)石上9(投)ジャクソン

菊池雄星「1点で終わりましたし」指示の尊重も、煮え切らず-初回からのジャッジへの連続敬遠でブーイング

【アナハイム(米カリフォルニア州)28日(日本時間29日)=斎藤庸裕】エンゼルスの菊池雄星投手(33)は、ヤンキース打線を相手に粘りの投球を見せましたが、打線の援護が得られず、今季5敗目を喫しました。主砲のアーロン・ジャッジ外野手(33)とは、ワシントン監督の指示で初回から勝負を避け、2打席連続の申告敬遠を行い、ヤンキースファンからブーイングを浴びました。球数が増える結果となりましたが、5回4安打で初回に許した1点のみの失点で、先発投手としての役割を果たしました。   ◇   ◇   ◇菊池は首をかしげました。1回1死二塁の場面で、主砲ジャッジに対しワシントン監督から申告敬遠の指示が出されたことについて、「走者をためるよりは、勝負してヒットやホームランを許しても2点にとどまる。そうした状況で自ら苦しくするのはどうなのかと」と語りました。そして、続く4番ベリンジャーに四球を与え、1死満塁から犠飛で先制点を喫しました。「結果的に1点で終わったので、監督の判断が正しかったと思いますが」と冷静に振り返りながらも、複雑な心境を明かしました。試合前の段階でジャッジとの対戦成績は25打数5安打で打率2割に抑えていたこともあり、序盤からの申告敬遠は投手としては不本意だったことでしょう。ジャッジとの勝負を望んでいた菊池は、忍耐の投球を強いられる形となりました。「敬遠を好む投手はいないでしょうし、特にあのような形で出すことには個人的には理解しがたい。ただ、コーチらの考えもあるでしょうし、後で話したい」とある程度の理解を示しつつも、自らの意思を明確に示しました。2回2死二、三塁から再びジャッジを申告敬遠で歩かせ、無失点で切り抜けました。異例の作戦でリズムを崩しかけましたが、3回以降は立て直し、スライダーを中心に無安打無失点。「5回まで試合を作れたので、調子自体はあまり良くありませんでしたが、役割は果たせたと思います」と振り返りました。チームは打線が沈黙し、完封負け。ヤンキースにスイープ(同一カード全敗)され、8連勝の後の痛い5連敗となりました。それでも、主力投手として先発ローテーションを守り続ける菊池は、「自分の仕事をしっかりやることしかできませんが、チームとしては6月の戦い方が大事になってくるので、踏ん張りどころ」と語り、気を引き締めました。

【中日】抗議文が受理されず 27日ヤクルト戦でのファウル判定、幻の逆転ホームラン NPB慣例に基づく対応

中日は29日、27日に行われたヤクルトとの第9戦の8回で、川越誠司外野手(31)が右翼ポール際で受けたファウル判定に対して提出していた抗議文が受理されないことになったと発表しました。この試合は1点を追う8回1死1塁から、川越選手の打球が右翼ポール際を飛び、ファウルと判定されましたが、打球がポールを巻き込んでいたとしてリクエストが出されました。しかし判定は覆らず。球団としては判定に納得できない部分と、MLBのように専門部署を設けるよう要望を文書に盛り込んでいました。朝田憲祐球団本部長は「これまでもNPBがこのような抗議文を受け付けていないということです」と説明しました。今回の対応は特例ではなく、NPBの慣例に基づくものです。

元白鵬に関する話し合いは未定 伊勢ケ浜部屋の継承については臨時理事会で検討予定

日本相撲協会は29日、東京・両国国技館で定例理事会を開催しました。昨年4月から閉鎖され、親方や力士たちが伊勢ケ浜部屋へと移籍した宮城野部屋について、またその師匠である宮城野親方(元横綱白鵬)に関する討議は行われませんでした。理事会終了後、広報担当の佐渡ケ嶽広報部長(元関脇琴ノ若)が報道陣に対し、「この件については、後日、臨時理事会を開いて話し合う予定です」と説明しました。臨時理事会の日程はまだ決まっていません。 宮城野親方の動向については、退職を考えているという報道が複数の週刊誌で相次いでいます。しかし、佐渡ケ嶽部長は「その件は何も話し合われていません」と述べ、この日は議題にならなかったことを明らかにしました。今回の理事会は約1時間で終了しました。 旧宮城野部屋の力士たちが移籍した伊勢ケ浜部屋は、師匠である伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が今月の夏場所をもって定年を迎え、弟子の照ノ富士親方(元横綱)に継承する流れがあります。この継承については理事会での議論が必要ですが、佐渡ケ嶽部長は「後の理事会で詳細を話していきます」と述べ、この日の理事会では取り上げられなかったことを説明しました。

開頭手術を受けた重岡銀次朗、現状「小康状態」―ワタナベジムがコメントを発表

ボクシングの元IBF世界ミニマム級王者、重岡銀次朗(25歳、ワタナベジム所属)が、先の試合後に急性硬膜下血腫のため緊急の開頭手術を受けたことについて、所属するワタナベジムが29日にコメントを発表しました。 ジムの代表である渡辺均会長は、重岡選手が現在入院し治療を続けていることを説明したうえで、「幸いにも容態は小康状態であり、今後の経過を見守っている」と話しています。以下、コメントの全文をご覧ください(原文まま)。    ◇   ◇   ◇ 【重岡銀次朗選手に関するご報告】 日頃より、ワタナベジム所属選手へ温かいご声援を賜り、誠にありがとうございます。 このたび、重岡銀次朗選手に関しまして、多くの皆様にご心配をおかけし、心よりお詫び申し上げます。 日本ボクシングコミッション(JBC)からも発表がございました通り、銀次朗選手は先日の試合を受け、現在入院加療中です。 幸い、容態は小康状態にあり、経過を見守っております。 全国各地より多くの温かい励ましのお言葉や、お見舞いを頂戴し、ジム関係者一同、心より御礼申し上げます。 銀次朗選手も皆様のご声援を胸に、懸命に治療に専念しております。 今後の容態等に関する公式な発表につきましては、JBCの指導のもと、JBCを通じてのみとさせていただきます。 何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。 引き続き、銀次朗選手への温かいご支援を賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。   2025年5月29日 ワタナベボクシングジム 会長 渡辺均

菊池雄星がジャッジを2打席連続で敬遠、「結果的に1点。監督の判断が正しかった」

エンゼルスの菊池雄星投手(33歳)は、先発で5回を投げて4安打1失点と粘り強い投球を見せましたが、打線の援護が得られず、今季5敗目を喫しました。 試合開始直後、1回に先頭打者ゴールドシュミットに二塁打を打たれ、1死二塁の場面でベンチからの指示で3番打者ジャッジを敬遠しました。この後、4番ベリンジャーに四球を与え満塁となったところで、5番のボルピに犠牲フライを許し、先制点を与えました。この1点が試合を決め、打線は完封負け。菊池に黒星がつきました。 この日、第1打席から2打席連続でジャッジを敬遠したエンゼルスのワシントン監督は、「彼は非常に危険な打者なので、歩かせたのが正しかった」と意図を説明しました。 一方、菊池はジャッジとの対戦成績で25打数5安打に抑えていたことから、初回の敬遠について「ランナーをためるよりは勝負した方がいいと思っていましたが、結果的には1点で切り抜けることができました。監督の判断が正しかったと思います」と冷静に振り返りました。 以降も粘り強い投球を続け、3回以降はスライダーを駆使してリズムよく投球し、無安打無失点に抑えました。「今日の調子で5回まで1点に抑えられたのは大きな収穫です。特に4回、5回は理想的な内容だったので、次回に向けて良い形になったと思います」と前向きに語りました。 チームは8連勝の後に5連敗と波に乗れませんが、菊池は今季1勝5敗となり、防御率を3.17から3.06に改善しました。

菊池雄星が5敗目、ジャッジを2度の敬遠も打線援護なく完封負けで借金5

エンゼルスの先発投手、菊池雄星(33歳)はヤンキース打線を5回4安打1失点に抑えるも、5敗目(1勝)を喫しました。試合の序盤から球数が増えました。1回、1死二塁の場面でヤンキースの3番、アーロン・ジャッジ外野手(33歳)を迎え、エンゼルスのワシントン監督は申告敬遠を指示しました。しかし、続く4番ベリンジャーを四球で歩かせて1死満塁となり、5番ボルピの犠牲フライで先制点を許しました。2回も2死二、三塁のピンチでジャッジを再び敬遠し、本拠地でブーイングを浴びましたが、続くベリンジャーを左飛に抑え、追加点を防ぎました。3回以降はスライダーを中心に低めへの丁寧な投球でリズムを作り、無安打無失点で切り抜けました。一方で5四球を与える場面もあり、5イニングで93球の球数を要し、5回を終えたところで2番手の右腕スティーブンソンに交代しました。1回に先制されたチームは5安打で得点することができず、スミイチの完封負けとなりました。今季30敗目で、借金は5となりました。

竹内智香、現役引退を表明 ソチ五輪スノボで銀メダル「五輪シーズンをもって」来季限り

スノーボード・アルペン女子で五輪6大会出場の竹内智香(41=広島ガス)が、来季限りでの現役引退を発表した。29日、都内で会見し「長く続けた競技人生を今シーズン、2025年-26年、オリンピックシーズンをもって競技の世界から退くということをご報告させていただきます」と正式に自らの口で表明した。北海道旭川市生まれの竹内は、クラーク記念国際高3年時の02年ソルトレークシティー五輪に初出場し、パラレル大回転で22位。その後も日本代表をけん引し、06年トリノ五輪9位、10年バンクーバー五輪13位だった。14年ソチ五輪では、同競技で日本人女子初のメダルとなる銀メダルを獲得。18年平昌五輪は5位入賞を果たした。平昌大会後は2年半休養したが、20年8月に現役復帰を宣言。6大会連続出場となった22年北京五輪は、決勝トーナメント1回戦敗退だった。23年末からは、腰痛に苦しめられた。体は満身創痍(そうい)で昨季での引退も考えたが、現役続行を決意。今年3月には12度目となる世界選手権出場を果たし、「やっぱりやめないのはそれだけスノーボードが好きだということ。来季は可能な限り腰の痛みをゼロにして雪上に戻ってきたい」と誓っていた。7度目の大舞台となる来年2月のミラノ・コルティナ五輪を集大成の場と捉え、残る力を振り絞る。竹内が再び五輪舞台に立てば、夏冬合わせて五輪7度出場の橋本聖子に並ぶ日本女子最多記録となる。

ジャッジ2打席連続敬遠に大ブーイング エンゼルス菊池雄星、ベンチの指示で勝負避け無失点

エンゼルスがヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(33)に対し、2打席連続の申告敬遠で勝負を避けた。先発の菊池雄星投手(33)が0-1の2回、2死二、三塁のピンチを迎え、3番ジャッジに申告敬遠の指示で歩かせた。敵地に詰めかけたヤンキースファンはエ軍の“ジャッジ対策”に大ブーイング。菊池は続く4番ベリンジャーを左飛に抑え、無失点で切り抜けた。ジャッジに対しては1回の第1打席もエ軍のワシントン監督が申告敬遠を指示。結局、1死満塁からボルピに中犠飛を浴び、先制点を許したが、立ち上がりを1失点でしのいだ。ジャッジは試合前の時点で両リーグトップの打率3割9分5厘、18本塁打、47打点でOPS(出塁率+長打率)は1・236と驚異的な数字を残している。【動画はこちら】――>>ジャッジ2打席連続敬遠に大ブーイング 自身はプロクテターを外し悠然と一塁へ【菊池雄星ヤンキース戦に先発】スコア速報はこちら>>

新横綱・大の里、7.2キロの綱打ちに参加 – 土俵入りの練習に「夢が叶えられてうれしい」 ####

このたび、第75代横綱に昇進した大の里(24=二所ノ関部屋)が、29日に茨城県阿見町の二所ノ関部屋で行われた「綱打ち」儀式に参加しました。二所ノ関部屋の一門の親方や力士たち、約70人が協力して、全長4メートル22センチ、重さ7.2キロの立派な綱を完成させました。大の里は新しい綱を身に付け、「いよいよ実感が沸いてきました。独特な雰囲気の中、気持ちを引き締めました。明日(30日)に控える明治神宮での奉納土俵入りに向けて、しっかりと準備を進めたい」と抱負を述べました。また、雲竜型の土俵入りにおいては、師匠であり元横綱の稀勢の里でもある二所ノ関親方から直接指導を受けたそうです。「親方をはじめ、さまざまな人々の入場の映像を参考にしました。身体が大きいので、その特徴を生かしてより大きく見せるように意識して練習しました」と話しました。感慨深く、「この部屋に入門してからの一つの夢でした。夢が叶えられてとてもうれしい」と喜びの表情を見せました。