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【巨人】坂本勇人、渾身の決勝打「和真には代われないけれど、彼が戻るまで頑張ります」

巨人は宿敵・阪神を相手に競り勝ちました。試合は1回、若林選手の2ランホームランで先制しましたが、その後2つのエラーから同点に追いつかれました。しかし、この日緊急で昇格した坂本勇人内野手(36)が4回に決勝の二塁打を放ちました。「綺麗なヒットとは言えませんが、僕らしいレフト線のツーベースです」。前日6日の同じカードで岡本和真内野手(28)が負傷し、左肘の筋損傷による長期離脱を余儀なくされている中、坂本選手は意地を見せました。頼れるベテラン選手はヒーローインタビューで、スタンドからの大歓声を受け「久しぶりの1軍の舞台で、こうやって歓声を受けられて嬉しいです」と満面の笑みを見せました。前日6日の阪神戦をテレビで観戦しており、「和真がケガをして、巨人軍の4番として一人で戦っている姿を見ていました。和真の代わりにはなれませんが、チームのみんなでカバーしながら、彼が戻ってくるまで全力で頑張ります」と誓いました。東京ドームでの阪神戦は今季6試合目で初勝利となりました。

【阪神】中野が死球で痛むも藤川監督がすぐに対応、プレー続行 阿部監督も即座に投手交代

阪神タイガースの中野拓夢選手(28)は、一瞬ヒヤリとする場面に遭遇しました。7回の1アウト2塁、2点ビハインドの状況で、巨人の高梨投手が投げた144キロの直球が中野選手の背中に直撃しました。その瞬間、球場にはどよめきが広がり、藤川球児監督(44)は小谷野打撃チーフコーチらとともに速やかにベンチを飛び出しました。藤川監督は球審に何か話し、中野選手も痛みで顔を歪めましたが、その後、無事に立ち上がり一塁ベースへ向かいました。スタンドからは大きな拍手が沸き上がりました。巨人の阿部監督もベンチを出て、高梨投手から田中瑛投手への交代を迅速に指示しました。

【読売ジャイアンツ】岡本和真選手、前半戦での復帰が絶望的に 「左肘靱帯損傷」と診断される

読売ジャイアンツは7日、岡本和真選手(28)が横浜市内の病院で詳しい検査を受け、「左肘の靱帯損傷」と診断されたと発表しました。6日の阪神タイガース戦(東京ドーム)で負傷し交代。この日、選手登録から抹消されました。一般的には全治まで約3カ月かかると見られており、前半戦中の復帰は厳しい見通しです。阿部慎之助監督は阪神戦後に「長期化しそうなので、そのつもりでいれば、早く戻ってきてくれると嬉しいですが、彼も責任感を持ってプレーしていたと思います。早い回復に専念してもらいたいですね」とコメントしました。

【巨人】松井秀喜氏がサプライズ登場で喝!「良いチームは何人か欠けても力を発揮できる」

巨人の公式Xが7日、更新され、試合前の全体ミーティングの様子が公開されました。同日、開幕から32試合で4番を務めた岡本和真内野手(28)が左肘の筋損傷のため、登録を抹消されました。選手たちの前に立った阿部慎之助監督(46)は、「和真は本人も辛いし、チームにとっても痛手ですが、これを皆で一丸となるチャンスと受け止め、進んでいこうと思います。本人も一番辛いでしょうし、様々なものを背負って頑張ってくれたと思います。その気持ちをみんなで組んで、なんとか復帰を待ち、我慢しながらみんなで頑張っていきたい」と訓示しました。話を終えると、「今日はスペシャルゲストが来ているので激励の言葉をいただきます」と紹介。その場に巨人OBの松井秀喜氏(50=ヤンキースGM特別アドバイザー)が登場しました。松井氏はスーツ姿で現れ、拍手で迎えられました。「チームは4番を欠いている状況ですが、まだ5月に入ったばかりで、現在も首位と1ゲーム差です。ペナントレースは非常に長く、その中で良い時も悪い時もあります。けが人が出て選手が欠けることも通常のことです。そのような中で、皆さんは日々一喜一憂せずに、どうやって試合に臨むか、どう準備するかを大切にしてください。その繰り返しです。自分の準備、そしてユニホームを着た時はチームの勝利のために良いプレーをする。それが当然のことです。良いチームは何人か欠けても力を発揮できるものです。監督、コーチ、選手、全員で気持ちを新たに頑張ってください。昨年達成できなかった日本一を、今年は期待しています」と挨拶しました。

【阪神】森下翔太が4試合連続本塁打!再び左翼スタンドに飛び込む第6号、果たして日本記録は?

阪神の内野手、森下翔太選手(24歳)は、自身最長記録に並ぶ4試合連続の本塁打を達成しました。試合は4点差で迎えた5回、1アウト1塁の場面での打席。巨人の山崎伊織投手(26歳)がフルカウントで投じた151キロの速球に強振しました。打球はスタンドインが瞬時に分かる見事な弧を描いて、左翼席に飛び込みました。これで第6号となる2ランを放ち、阪神は2点差まで追い上げました。森下選手は、昨年の9月8日に行われたヤクルト戦(神宮球場)から、9月13日の広島戦(甲子園球場)まで4試合連続で本塁打を打っていました。日本記録は、歴代の名選手である王貞治氏とランディ・バース氏による7試合連続です。

【巨人】山崎伊織、今季初失点を喫す 開幕からの無失点記録は38回1/3には届かず

読売ジャイアンツの山崎伊織投手(26)は開幕から続けていた連続無失点記録が36イニングでストップしました。試合開始前までにセ・リーグの記録を超える35イニングまで達し、あとは4回まで無失点で抑えれば、1984年に阪急ブレーブスの高橋敏が達成した開幕から38回1/3無失点のプロ野球記録を更新できる状況でしたが、惜しくも2回に阪神タイガースの打線により今季初の失点を許しました。山崎投手は前日の6日には「できる限り自分の投げる試合では無失点で行きたいですが、何よりも一試合一試合で最小失点に抑えることを強く意識しています」とコメントしていました。

【巨人】浅野翔吾が1軍に緊急昇格!2日間で3軍から2軍、そして阪神戦に出場決定

20歳の巨人浅野翔吾外野手が7日、1軍に緊急合流しました。この日は稲城市にあるジャイアンツタウン球場で開催されたイースタン・リーグのDeNA戦において、「1番中堅」として出場。第3打席で今季2軍での初本塁打となるソロホームランを打った直後に選手交代され、「打ち方を変えて、インパクトは強めにしっかりと捉えることができた」と手応えを感じつつ、阪神戦が行われる東京ドームへ向かいました。 今季は2軍からスタートしましたが、2軍戦でも苦戦が続いていました。20試合に出場し、打率は0割9分1厘と不調が続いていました。3軍に降格されてからは打撃フォームを見直し、「シンプルに打つのが一番いい」としてバットを寝かせる構えに改良し、良い結果を出せるようになりました。そして、6日に2軍に合流したばかりでした。 チームの岡本和真内野手が6日の阪神戦で左肘を負傷し長期離脱を強いられることとなりました。不振が続きながらも再び復活を目指す浅野翔吾選手。3軍から一気に1軍への昇格を果たし、さらなる活躍を狙っています。

【卓球】早田ひな、厳しい状況を語る「暗いトンネルの中」「苦しい時間」 – 17日からドーハ世界選手権

卓球で2024年パリ五輪で女子団体銀メダル、シングルス銅メダルを獲得した早田ひな(24歳=日本生命)が7日、シングルス一本で戦う世界選手権個人戦(17日~25日、カタール・ドーハ)への意気込みを語りました。都内で行われた日本代表の合宿に参加中です。パリ五輪で傷めた左腕については「状態はますます良くなっていると感じています。感覚が戻ってきている部分もありますが、逆に戻ったからこその現実の厳しさもあります。まるで暗いトンネルの中にいるような感覚で、今はかなり辛い時間が続いていると感じます。ただ、その一方で『抜け出せない』という感じではないので、時間がある程度解決してくれると思っています」と語りました。前回の世界選手権個人戦は2023年ダーバン大会で、シングルス銅メダルを獲得。今回は1月の全日本選手権で3連覇を達成し、出場権を得ており、シングルスに専念します。故障からの復帰過程で苦しんでおり、全日本でのタイトルも「まぐれみたいなところがある。自分の感覚では、実力はまだ足りない。現状をしっかり受け入れて、それを超えようと努力しています」と自己分析しています。その上で「(メダルの可能性は)当然低いと思っていますが、自分の卓球人生の中で一番、世界選手権を心から楽しめそうな大会です。何かが起きるかもしれないし、起きないかもしれない。それは運命的な部分だと思います。だからこそ、今できることがあると思います」と意気込みを示しました。世界選手権の女子シングルスには、世界ランク7位の早田選手の他に、6位の張本美和(木下グループ)、8位の大藤沙月(ミキハウス)、9位の伊藤美誠(スターツ)、18位の平野美宇(木下グループ)も出場します。【松本航】

巨人の岡本和真選手や西武の松原聖弥選手が登録抹消、巨人の坂本勇人選手やロッテの石川慎吾選手が新たに登録/5月7日公示

5月7日に発表されたプロ野球の選手登録および抹消の情報は以下の通りです。 【セントラル・リーグ】 <登録された選手> 巨人:坂本勇人 内野手 巨人:浅野翔吾 外野手 DeNA:大貫晋一 投手 ヤクルト:大西広樹 投手 <抹消された選手> 巨人:岡本和真 内野手 巨人:長野久義 外野手 阪神:島本浩也 投手 DeNA:佐々木千隼 投手...

大谷翔平、2試合連続の本塁打で10号ソロ&同点適時二塁打、ドジャースは延長で内野5人シフトもサヨナラ負け/詳細

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が、「1番DH」として試合に先発出場しました。6回の第3打席で、今シーズンの10号となる特大のソロ本塁打を放ち、2試合連続での本塁打を記録しました。これにより、5年連続で2ケタ本塁打を達成しました。さらに、7回の第4打席では、右翼線に同点の適時二塁打を放ちました。 初回から見逃し三振、空振り三振、右越え本塁打(1打点)、右翼線二塁打(1打点)、一ゴロという成績で、合計5打数2安打2打点、1得点、打率は2割9分6厘でした。 試合は、ドジャースが延長10回裏の無死満塁のピンチで内野5人の特殊シフトを敷きましたが、マイアミ・マーリンズのサンチェス選手に中前安打を打たれ、惜しくもサヨナラ負けを喫しました。 マーリンズ対ドジャース 試合前練習でキャッチボールをする大谷(撮影・滝沢徹郎) マーリンズ対ドジャース 大谷翔平にメッセージを送る子供ファン(撮影・滝沢徹郎) マーリンズ対ドジャース 試合前練習で観客へ笑顔を向ける大谷(撮影・滝沢徹郎) チーム12345678910計 ド10000210004 マ00002200015 【本】ヒックス2号(マ)、大谷10号、フリーマン8号(ド) 大谷翔平第5打席 9回2死 マーリンズ投手は右腕ティノーコ カウント2-2から一塁ゴロに倒れる マーリンズ対ドジャース 9回表、ドジャース2死、大谷は一ゴロに倒れる(撮影・滝沢徹郎) 試合前 マーリンズ対ドジャース 前日に捕球した大谷の本塁打のボールを持つフィジカル・セラピストのジョナサン・アーブ氏(撮影・滝沢徹郎) 大谷翔平本塁打写真集