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“韓国の大谷”がレンジャーズと契約 契約金1億8900万円 二刀流高校生の物語

テキサス・レンジャーズが、韓国の注目の若手二刀流選手、キム・ソンジュン投手(18歳、光州高校)と契約を結んだとのニュースを、米国の野球記者であるフランシス・ロメロさんが8日(日本時間9日)に伝えました。ロメロ記者は自身のSNSで、「“韓国の大谷”ことキム・ソンジュンが、テキサス・レンジャーズと契約合意したことが確認された」と投稿しています。身体検査を経た後に正式契約が見込まれており、契約金は約130万ドル(約1億8900万円)に達する模様です。地元メディアの報道によれば、キム・ソンジュンは右投げ右打ちの投手兼遊撃手で、最速球速は150キロに達します。身長185センチ、体重83キロと優れた体格を持つ彼は、昨年度の投手成績が14試合で3勝1敗、防御率2.65。打者としては、28試合で打率.307、1本塁打、8打点、13盗塁を記録しています。

【バレー】西田有志と高橋藍が選手会設立の意向を明示「現在進行中」円滑な話し合いの場の重要性を強調

バレーボールの大同生命SVリーグ2024-25年間表彰式が8日に都内で開催され、サントリーの高橋藍選手(23歳)と大阪Bの西田有志選手(25歳)がリーグの発展に対する考えを語りました。今シーズンはレギュラーシーズンの試合数が44試合となり、昨季のVリーグの倍の試合数となっています。高橋選手は、「試合の数や大会の運営について、もっと選手の意見が反映される環境があってもいいのではないかと思います」と意見を述べ、選手とリーグが互いに意見交換する場がリーグの発展に重要であると説きました。また、「リーグだけでなく、代表となる選手がそういった基盤を作り上げていければ」と、選手会の設立に向けた前向きな姿勢を示しました。リーグの運営に対して、自身の考えを以前からSNSで発信していた西田選手も、「高橋選手の言うように、リーグとコミュニケーションを取るための場が必要です」と賛同。「運営者と対立したいわけではなく、協力して選手たちが同じ方向を向いて意見交換できる場を作り、質の高いものを目指したい」と語りました。選手会設立に関しても「現在進行中」とし、「バレーボールがさらに盛り上がるように努力し、来シーズンもより良い形になるように頑張っていきたい」と意気込みを語りました。【勝部晃多】

【阪神タイガース】「母の日の特別男」佐藤輝明、今年も感謝の思いを活躍で届ける – 通算打率3割超え

感謝の気持ちをバットに込めて…。阪神タイガースの内野手、佐藤輝明(26)は今年も「母の日」に特別なパフォーマンスを誓いました。5月11日に行われる中日ドラゴンズ戦(甲子園)は、通称「NPBマザーズデー」として開催されます。過去4年、佐藤選手は母の日に強く、通算打率3割3分3厘、2本塁打、7打点の成績を収めています。現在、彼は11本塁打、31打点でリーグの二冠を走っており、地元甲子園で母の晶子さん(52)に恩返しを果たします。   ◇   ◇   ◇一年に一度、母への感謝を伝えることができるこの特別な日。26歳になった今でも、佐藤選手の感謝の気持ちは変わりません。「NPBマザーズデー」として行われる11日の中日戦では、選手たちはピンクのリストバンドなどを着用し、特別な思いを胸に試合に臨みます。「感謝の気持ちを持って、しっかりとプレーしたいと思います」これまでも母の日の試合では素晴らしい成績を残してきました。過去4年間の通算成績は3割3分3厘、2本塁打、7打点。2023年5月14日のDeNAベイスターズ戦(甲子園)では、晶子さんが見守る中で2本塁打、7打点の活躍を見せました。その彼のバットに乗せられた感謝の思いに、今年も期待が高まります。高校時代に母の日に花束を贈るなど、感謝の気持ちを形にしてきた彼は、今でも母との普段の連絡を大切にしています。「特別な日に、いいところを見せられるように頑張ります」。昨年はプロ4年目で唯一の出場なしに終わった彼が、今年は2年分の感謝を地元甲子園での活躍に込めます。佐藤選手の調子も絶好調です。ここまで11本塁打、31打点がリーグトップの成績で、シーズン47本ペースでアーチを量産しています。特に5月に入ってからの7試合では、打率3割2分3厘、2本塁打、7打点と好調です。4番として、4試合連続ホームラン中の3番森下と共にチームを支え続けています。ゴールデンウィークの9連戦は4勝5敗で終え、9日からの中日3連戦に向けてチームはこの日、東京から新幹線で大阪に戻りました。4月29日からの前回の中日戦では、バンテリンドームで3連敗を喫しました。佐藤選手は3日間で2本塁打を含む5安打3打点と健闘しましたが、勝利には結びつけられませんでした。チームはホーム甲子園でのリベンジを狙っています。自身の一打で勝利を導き、最高の形で恩返しをすることを誓います。【波部俊之介】

菊池雄星、古巣ブルージェイズ相手に6回1失点の好投

エンゼルスの菊池雄星投手(33)は、かつての古巣であるブルージェイズ戦に先発登板し、6回1失点という素晴らしい投球でチームのサヨナラ勝利に大きく貢献しました。最速156キロの速球を軸として、安定したパフォーマンスを見せ、クオリティー・スタート(QS=6回以上、自責点3以内)を達成しました。「先週から良いボールの数が増えていて、今年に入ってから一番良いボールが投げられたと思います」と、手応えを語りました。相手打者の動きを冷静に観察しつつ、要所では変化球をうまく混ぜました。初回から「右打者がライト方向を狙ってスイングしているように感じた」と分析し、内角へのスライダーとチェンジアップで巧みに攻めました。「バランスの良い投球ができた結果、球速がアップしていることは良いときのバロメーターですし、その中で変化球も効果的に使えました」と語りました。個人の勝敗は付きませんでしたが、今季初勝利は次回以降に持ち越されました。チームは1カ月ぶりに連勝を記録。「自分の役割を果たすことで、チームが勝つチャンスは確実に増えると思います。今日のように試合をつくっていけば、必ず良い方向に向かうと感じています。チームにとっても今は踏ん張りどころだから、この2試合で勝てたのは大きな収穫ですし、まだ5月ということで諦めずに戦っていきます」と力強く述べました。(アナハイム=久保賢吾)

【全文】巨人、声明を発表 「自首したいと…」オコエ瑠偉と増田大輝が書類送検

違法なオンラインカジノで賭博をしたとして、警視庁は賭博容疑で、巨人のオコエ瑠偉外野手(27)と増田大輝内野手(31)を書類送検しました。この情報は8日に捜査関係者から明らかにされました。捜査関係者によると、今年に入り球団から警察に相談があり、任意で捜査が行われていました。両選手とも容疑を認めており、自主的な申告があったため、起訴を求める意見はつけられていません。書類送検された容疑は、オコエが2022年7月と2023年5月、増田が2024年10月から11月にかけて、オンラインカジノサイトに国内から接続し賭博を行った疑いです。2人はバカラ賭博などを行い、オコエは約700万円賭けて450万円ほどの損失、増田は約300万円賭けて230万円ほどの損失があったとみられます。野球を含むスポーツを対象とした賭博は確認されませんでした。巨人は8日、名前を伏せた上で、所属の2人が違法なオンラインカジノを利用したことを認め、「自ら自首したいと申し出、スマートフォンの履歴や銀行口座の利用記録の提供にも積極的に応じました」とし、「検察庁の判断に基づき、適切に対処してまいります」とのコメントを発表しました。2人は違法性を認識せず興味本位で利用していたことを深く後悔しているとしています。オンラインカジノは事業者がギャンブルの合法国でライセンスを取得していても、日本国内からアクセスして金を賭けると賭博罪に問われる可能性があります。プロ野球界のオンラインカジノ問題を巡っては、日本野球機構(NPB)の内部組織である日本プロフェッショナル野球組織が3月に東京都内で会見を開き、オンラインカジノ利用の8球団計16人に対し、総額1020万円の制裁金を科すと発表していました。 2月に過去のオンラインカジノ利用が発覚したオリックスの山岡投手は、賭博容疑で書類送検されたものの、不起訴処分となりました。活動自粛期間を経て、5日に出場選手登録され、翌6日の日本ハム戦(京セラドーム大阪)で復帰登板を果たしました。   ◇   ◇   ◇読売巨人軍当球団所属の2名について、警視庁が東京地方検察庁に書類を送付した件に関する当球団のコメントは以下の通りです。記2名は本年2月20日、当球団がオンラインカジノの利用者は自主的に申告するよう呼びかけた直後に名乗り出て、自ら自首を申し出、スマートフォンの履歴や銀行口座の利用記録の提供にも積極的に応じました。2名は「開幕前に自らの過ちを正しておきたかった」と述べ、オンラインカジノの違法性を認識せず興味本位で利用していたことを深く後悔し、12球団で申し合わせた制裁金の上限いっぱいの支払いも異議なく受け入れています。当球団としては、今後の検察庁の判断に基づき、適切に対処してまいります。

井岡一翔、世界戦3日前に特別なTikTokライブを開催「この1年それしか考えず」、マルティネスと再戦へ

日本人プロボクシングのレジェンドである元世界4階級制覇王者、現在はWBA世界スーパーフライ級6位の井岡一翔(36歳、志成ジム所属)が、試合3日前の2月8日に特別なTikTokライブを実施しました。 彼は11日に東京の大田区総合体育館で、同級の王者フェルナンド・マルティネス(33歳、アルゼンチン出身)との再戦に臨みます。この日10時過ぎから始まったライブには、妻の恵美さんと共に出演しました。 井岡選手は昨年7月のタイトル統一戦でマルティネス選手に敗れており、それ以来の試合です。実は昨年大晦日に再戦が決定していましたが、王者がインフルエンザに感染したため試合直前で中止となりました。今回は再スタートの試合です。井岡選手は「まずは敗北の流れを断ち切り、リベンジを果たしたい。この1年ずっとそれだけを考えてきた」と決意を顕にしました。 仮に勝利すれば、彼は長谷川穗積の国内最年長王座奪取記録(35歳9カ月)を更新し、36歳1カ月という新記録を達成します。今のところ「引退は考えていない」と言い切る井岡選手は、妻の恵美さんから「45歳まで続けてほしい。あと10年は頑張って」と言われると、微笑みながら「それは無理だろう」と答えました。視聴者から「妊娠が判明し応援に行けませんが、子どもには一翔の名をつけます」とのコメントに対して彼は好反応を示しました。 約1時間にわたって、ファンからの質問に応じた井岡選手は、「応援している人々の思いを背負って戦いたい」と語りつつ、「5月11日は全力で臨みます。再びチャンピオンの姿をお見せします」と意気込みを語りました。

【巨人】赤星優志が奮起 主軸の岡本選手の離脱に「ピッチャーとして試合を…」 9日ヤクルト戦で先発予定** **

** 巨人の赤星優志投手(25歳)は、9日に神宮で行われるヤクルト戦で先発します。8日には川崎市のジャイアンツ球場でランニングや立ち投げを行い調整を進めました。赤星投手は「周りのことに気を取られず、自分自身のプレーに集中して、結果を出したい」と強い意欲を見せました。 今季のヤクルト戦ではすでに2戦2勝と好成績を収めており、「相性が良いので、意識して大胆に攻める部分と、丁寧に行く部分をしっかりと使い分けたい」と3勝目に自信をのぞかせました。 今季は好調を維持しています。ここまでの成績は2勝3敗ですが、防御率は優秀な2.18です。前回登板した3日のDeNA戦(横浜)でもシーズン最長の7回を投げ、5安打無失点と見事なピッチングを披露しました。今回の登板は中5日で行われますが、「調整は特に変わらず、いつも通り1週間の準備をしました」とコメントしました。 6日に行われた阪神戦で主軸の岡本和真内野手(28歳)が左肘の靱帯を損傷し、長期の離脱が決まりました。「打線の中心選手がいない今、ピッチャーとして試合を作り、これまで以上に気合を入れていきたい」と、投手陣全員で奮起することを誓いました。

【卓球】丹羽孝希が米国へ、ニューヨーク入り オンラインカジノ利用で日本で資格停止6カ月

米プロ卓球リーグ「メジャーリーグ・テーブルテニス(MLTT)」は8日までにロースターを発表し、男子団体で16年リオデジャネイロ五輪(オリンピック)銀、21年東京五輪銅メダルの丹羽孝希(30)がニューヨーク・スライスに在籍することとなった。ホームページのチームの選手一覧にも、米国、イラン、中国、韓国の選手とともに名を連ねた。MLTTは9月に開幕、全10チームが参加する。丹羽は23年、オンラインカジノサイトにアクセスした上でスポーツの勝敗を予想する賭博をしたとして25年1月下旬に書類送検された。千葉簡裁から罰金10万円の略式命令を受け、4月には日本卓球協会が資格停止6カ月の処分を発表していた。

【ビーチサッカー】日本、準々決勝で敗れる ポルトガルに6-7の接戦 W杯セーシェル大会

ビーチサッカーのワールドカップ(W杯)セーシェル大会は8日、ビクトリアで行われました。日本代表は、準々決勝でポルトガルと対戦し、6-7と僅差で敗れました。

【球宴】プラクティスユニフォームが公開 今年の開催球場2球団のイメージカラーを基調に採用

ファナティクス・ジャパンは8日、2025年のマイナビオールスターゲーム(7月23日=京セラドーム大阪、同24日=横浜)の試合前練習やホームランダービーにおいて、監督や選手が着用するプラクティスユニフォームのデザインを発表しました。今年の開催球場である京セラドーム大阪と横浜を本拠地とする2球団のイメージカラーが基調となり、両リーグのカラーである「グリーン」と「ブルー」がワンポイントとして用いられています。胸には「パシフィック」「セントラル」のリーグ名が掲げられており、左胸には各球団のカラーに合わせた6つの星が並ぶデザインになっています。