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岩井千怜が日本勢トップで決勝ラウンドに進出、古江彩佳や渋野日向子は予選落ち

岩井千怜(22歳、Honda所属)が、日本選手の中でトップとなる13位で予選を突破しました。62位からスタートし、6バーディー、1ボギーの67で回り、通算5アンダーの139としました。首位とは3打差で、逆転優勝を狙える位置に浮上しました。 世界ランキング1位のネリー・コルダ(アメリカ)が2日連続で68をマークし、通算8アンダーで首位に並びました。 スポンサー推薦で出場した原英莉花(26歳、NIPPON EXPRESSホールディングス)は68、竹田麗央(22歳、ヤマエグループHD)は69、勝みなみ(26歳、明治安田)は71で回り、それぞれ通算4アンダーの19位で予選を突破しました。 カットラインは通算1アンダーの48位までで、今回参加した日本勢11人のうち4人が予選を通過しました。ホステス大会としての出場だった古江彩佳(24歳、富士通)は73、山下美夢有(23歳、花王)も73で回り、通算イーブンパーの57位で予選落ちしました。 吉田優利(25歳、エプソン)は73、西村優菜(24歳、スターツ)は75で回り、通算2オーバーで74位となりました。岩井明愛(22歳、Honda)は74で通算3オーバーの87位に終わりました。 渋野日向子(26歳、サントリー)は76で通算4オーバーの98位、笹生優花(23歳、アース製薬)は78で通算12オーバーの116位となりました。 ◆放送&配信情報 WOWOWは、メジャー3大会を含むLPGAゴルフツアー29大会を放送・同時配信しています。WOWOWオンデマンドでは日本人選手専用カメラも全大会で配信されます。

【バドミントン】志田千陽に衝撃…まさかの激変「バッサリ」ニューヘア報告「スッキリ気分で」

パリオリンピック(五輪)バドミントン女子ダブルス銅メダリストの志田千陽(28=再春館製薬所)が9日、自身のストーリーズを更新。激変した容姿を公開した。ロングヘアだったが、「なんだかスッキリしたい気分で伸ばしてた髪の毛バッサリきったよ」とハサミの絵文字も添えてつづり、肩にかかるくらいの新ヘアスタイルをバッチリメークで投稿した。志田は松山奈未との「シダマツペア」の愛称で活躍。昨夏のパリオリンピック(五輪)で銅メダルを獲得したこともあり、インスタグラムのフォロワーは109万人と人気を博している。今年3月の全英オープンでは3年ぶり2度目の優勝を収め、同4月のアジア選手権も準優勝。今月4日に閉幕した国別対抗戦スディルマン杯(中国)では日本代表として、5大会連続のメダル獲得となる銅メダルに貢献した。8月の世界選手権(フランス・パリ)での初優勝を目指しており、今月20日開幕のマレーシア・マスターズから3週連続で国際大会に出場する見込みとなっている。試合中はロングヘアを後ろで束ねているが、5日には久しぶりにロングヘアをおろした写真をインスタグラムに投稿し、「オフショット素敵です」「超可愛い~」などとコメントが寄せられていたばかりだった。

シャビ・アロンソ監督、レバークーゼン退任を発表 「将来を話す時ではない」来季去就は明言せず

レバークーゼンのシャビ・アロンソ監督(43)が今季終了後に退任することを発表した。そのもようをスペイン紙マルカが伝えている。シャビ・アロンソは11日にホームで行われるブンデスリーガ第33節ドルトムント戦の前々日、記者会見に出席した。その際、「私はクラブと、この後の2試合が私がチームを指揮する最後の試合になることで合意している。我々は去るべき時が来たと考え、今日がそれを発表するのに適切なタイミングだった。我々は常にクラブと良いコミュニケーションが取れていた」と、残り2節を終えた後、約2年半務めているレバークーゼンの監督を辞めることを明かした。しかし、レアル・マドリードの監督就任の可能性が報じられる来季の去就については、「日曜日にここで素晴らしい別れをしたいので、今は将来について話す時ではない」と明確にしていない。マルカ紙はすでにこの日の紙面で、Rマドリードのアンチェロッティ監督がスペインリーグ最終節レアル・ソシエダード戦後に退任し、シャビ・アロンソがその後任を務め、3年契約を結ぶ予定だと伝えていた。シャビ・アロンソにとってRマドリードは現役時代、09〓10年シーズンから14〓15年シーズンの6年間所属したよく知るクラブ。その間、欧州チャンピオンズリーグ1回の優勝を含む6タイトルを獲得し、クラブの成功に大きく貢献している。監督としてはRソシエダードのBチームを3年間指揮した後、22年10月にレバークーゼンの監督に就任。昨季、クラブにブンデスリーガ初優勝をもたらせ、ドイツ杯も制し、2冠を達成した。今季のリーグ戦はバイエルン・ミュンヘンに次ぐ2位で終わることが確定している。(高橋智行通信員)

【ラグビー】大量20人退団の相模原が最終節黒星 南ア代表アレンゼ、40歳安江祥光が語る

三菱重工相模原ダイナボアーズ(相模原)は、9~10位が確定しました。最終節では浦安D-Rocksに敗れ、6勝12敗、勝ち点26で9位となりました。10位のトヨタヴェルブリッツとの勝ち点差は2で、一足先に全日程を終えました。この日、今季限りで20人の選手が退団することが発表されました。ゲーム主将のフランカー吉田杏(29)は「(試合前に)退団する選手のためにも『絶対に勝って、いい送り出しをしたい』とメッセージを送りました。しかし、残念な結果です。この悔しさを忘れずに、成長して、来季につなげたいと思います」と語りました。退団する20人の中には、南アフリカ代表WTBカートリー・アレンゼ(28)も含まれています。同国のブルズからサバティカルで加入し、今回契約満了での退団となります。この日は故障のため欠場しましたが、試合後の取材エリアに現れました。ある日、練習が休みの日にクラブハウスを訪れた際、立正大出身のSH中森隆太(24)が1人で黙々とキックを練習する姿を見かけたそうです。W杯優勝を経験する世界的なスターであるアレンゼは「長くプレーしていると、時にそうしたことを忘れがちになるが、若手の成長と日々の努力を見て、ラグビーの本質を再認識しました。若い選手たちから多くを学びました」と、日本での1季限りのプレーでの気づきを語りました。9シーズンにわたり在籍したフッカー安江祥光(40)もチームを去ります。シーズン前から今季が最終年だと告げられていました。現役続行を希望し、ディビジョンを問わずオファーを待っています。長いキャリアを経たベテランである安江は「このチームの人間は素晴らしいです。とてもハードワークをし、努力を惜しみません。勉強にも取り組みます。全てにおいて真剣に取り組む文化があり、ダイナボアーズのDNAでもあります。この文化が好きで、今後も大切にしていくことが2027年の優勝への近道だと思います」と語りました。【松本航】

【楽天】浅村栄斗、36打席ぶりに二塁打でヒット「ほっとした」通算2000安打まであと8本

楽天イーグルスの内野手、浅村栄斗選手(34)が、平成生まれ初の通算2000安打まであと8本と迫りました。第8回、無死一塁の場面でカウント1-1。日本ハムの金村投手から内角低め144キロのツーシームを打ち返し、左翼線への二塁打を記録。「本当に良かった。だいぶほっとした」と、安堵の表情を見せました。これまで自己ワーストとなる35打席連続無安打が続いていましたが、ようやくその悪循環から抜け出せたとのこと。「プロに入って以来、一番打ててなかったので、ずっと気になっていた」と心境を語りました。4月27日のソフトバンク戦(楽天モバイルパーク)以来ヒットがなく、スランプ状態に陥っていました。浅村選手は「チームに迷惑をかけているので、早めに調子を戻したい」と話していました。12日ぶりにヒットの快音が響いたものの、チームは1点差で敗北。プロ17年目の主砲は「ここ数年、1本を打つことの難しさを感じている。自分が打たないといけない。もう一度、スイッチを入れたい」と力強く語りました。 

【西武】ただの「モンテル、持ってる」じゃない…91敗悪夢の始まりの鬼門・大宮を制した西口采配

「モンテル、持ってる。」このフレーズは少しベタかもしれませんが、そう言いたくなる試合展開でした。 西武のモンテル外野手(25)は、支配下登録されてからわずか3日目でプロ初のヒットを放ち、決勝点にも貢献しました。 「確かに、持ってますね~」とコメントしました。 緊張感が漂う試合を終えると、彼の表情はほころびました。彼はアメリカ人の父を持ち、本名は日隈(ひぐま)モンテル。憧れの監督として日本ハムの新庄監督の名を挙げたことがあります。 「ベルーナドームにヒグマが現れたぞ」という決めぜりふを言いたいようです。しかし、この日は今年2度目の大宮でのホームゲームでした。 球場の隣にある小動物園には、ツキノワグマの「ヨリー」が住んでいて、穏やかな性格で人気者です。しかし、この夜だけはヒグマであるモンテルに“運”が向いていたようです。 0-0で迎えた5回、1死二、三塁で打席に立ちました。2球目はファウルとなりましたが、相手一塁手が落球。そして3球目のスライダーで三振しましたが、その間に捕手がボールをこぼし、三塁走者の源田が本塁へ突入。セーフとなり、これが決勝点になりました。 振り逃げできる状況でしたが、とっさに「そのまま一塁に行けば源田とぶつかりそうだったので、その場で止まって」という判断をし、源田の走路を確保しました。 モンテルは「持ってる」と冗談では済まされないほど、この1勝は大きなものでした。 前年は91敗を喫し、4月9日に同じ大宮でロッテに完封負けすると、一気に7連敗しました。そのため、4月21日以降は5位にすら上がれませんでした。この大宮は、悪夢の始まりの地としてベンチ内でもファンの間でも印象に残っています。 さらに、大宮では風が渦を巻くように吹くことがあり、ドームを本拠地とする西武にとって、心理的に有利に立ちづらい場所です。 このため、西口文也監督(52)は「守りのメンバーをそろえた形で」とスタメンを組み、「いい流れを続けよう」と水曜日の勝利時に起用したモンテルを2試合連続で起用しました。 故障から1軍に復帰した源田を遊撃に置く一方で、外崎を外し、二塁には元山、三塁には滝沢を配置。彼らの好守が投手陣を支え、結果的にすべてがうまくいきました。 ロースコアでの厳しい戦いでしたが、守り勝ちして大宮で2戦2勝。ロッテに対する苦手意識も払拭し、週末にはリーグ屈指の投手である今井、隅田につなげます。運も味方しましたが、これは本来の筋書きどおりだったのです。前年とは明らかに違います。【金子真仁】

【広島】中村奨成がバウアーから猛打賞を達成 一番打者として「明日もチームに勢いを」

広島カープの中村奨成選手(25歳)がDeNAベイスターズのバウアーから3本のヒットを打ち、見事な猛打賞を記録しました。「1番・中堅」として先発メンバーに名を連ね、4回にはチームで最初のヒットを左前打で飾りました。「曲がり球が多い投手なので、しっかり対応できるように心がけました」と、初回のフライを反省し、対策を練って打席に立ちます。犠打で二塁へ進むと、ファビアン選手のヒットで本塁に返り同点となりました。5回には二死一塁からセンター前ヒットでチャンスを広げ、8回には右前ヒットを放ち、一番打者としての役割を存分に果たしました。新井監督は彼を2試合連続で一番に起用し、中村選手もそれに応える形で連続ヒットを繰り出し、監督もその成長を称賛しています。「本当に素晴らしいプレーを見せてくれています。何かを掴みかけているように思いますし、安定したスイングが見えています」と彼の活躍を認めました。レギュラー外野手の秋山選手が復帰間近ですが、レギュラー定着を目指し続ける中村選手は「明日もチームに活力を与えられるよう頑張ります」と、表情を崩さずに球場を後にしました。

【日本ハム】新庄監督「しんじょう(心臓)に悪い試合」 二遊間「ガタピン」好連係で接戦制す

日本ハムは早稲田大学出身の二遊間コンビ「ガタピン」の活躍により、接戦を制して首位オリックスにゲーム差なしの2位に迫りました。試合は2回2死一塁で進行。8番遊撃手で「ガタシュー」の愛称を持つルーキー山県秀内野手(23)が粘り強く一、二塁間を破る右前打を放ち、好機を広げました。その流れを受けたのが、9番二塁手「ピン」の石井一成内野手(31)です。先輩の石井選手は、「後輩がチャンスをつないでくれたので、より気持ちが入りました」と語り、同じく一、二塁間を破る決勝の先制適時打を放ちました。ちなみに、早実出身の清宮幸選手の内野安打が先制点のきっかけとなり、「“早稲田”で先制点って…よかったです」と周囲に言われたと笑顔で明かしました。守備面でも「ガタピン」のコンビネーションは完璧でした。5回には遊ゴロ併殺、7回には二ゴロ併殺を完成させ、金村投手の完投勝利を支援。石井選手は守備でミスがあった山県選手をサポートし、5回の悪送球による失策や9回のライナー捕球失敗に対し、「次はゲッツーだよ」と声をかけ、集中を促しました。新庄監督は試合後に取材には応じず、球団を通じて「しんじょう(心臓)に悪い試合でした。あとは選手に聞いてあげて」とコメントしました。公式戦で初めて組んだ「ガタピン」の二遊間コンビの活躍で、緊張感のある1点差ゲームを制しました。【木下大輔】▷日本ハムの山県選手(5回にプロ初失策、セーフティースクイズ失敗もチームの勝利に貢献)「勝てたことが唯一の救いです。金村さんに感謝しています。次は自分が金村さんを勝ち投手にできるよう頑張りたいです」

【DeNA】林琢真、涙のお立ち台「祖母の前で最後かも」サヨナラ打で感動、年始に祖父を見送る

DeNAの林琢真選手(24歳)は、サヨナラ打を放ち、お立ち台で声を詰まらせました。8回には代走で登場し、見事な二盗を成功させ、延長10回の守備では三塁側カメラマン席に突っ込みながらファウルフライを好捕しました。その裏、一死二塁からは左中間にサヨナラ適時打を決めました。試合後のお立ち台で、林選手は目を潤ませ、今年に懸ける思いをファンに語りました。試合後のヒーローインタビューは以下の通りです。-自身初のサヨナラ打。今の気持ちは?今日は家族と祖父母が応援に来てくれました。祖母は体調が優れず、「これが最後の観戦かも」と言っていたので、良い結果を見せられて本当に良かったです。-家族、特におばあちゃんの前で最高のパフォーマンスを見せましたねそうなんです。そして、今年の年明けに祖父が亡くなりました。その祖父の分まで頑張るという気持ちでいます。シーズンは始まったばかりですが、これからも全力を尽くします。-最後の二塁打について振り返ると?毎日が最後の試合だと思ってグラウンドに立っているので、こうしてチームに貢献できたのは本当に嬉しいです。 -代走で登場してから盗塁を決め、10回表にはサードへのファインプレーもありましたね守備と盗塁が自分の強みだと思っているので、そこでチームに貢献できるように常に心掛けています。-3年目の今シーズン、どんな思いで試合に臨んでいるのでしょうか毎試合、命を懸けて全力で挑み続けています。シーズンを通してそんな試合を続けていきたいと思います。- チームのこれからに向けての意気込みをお願いしますチーム状況は決して良くないですが、まだ始まったばかりなので、ここから大逆転を目指して頑張ります。応援よろしくお願いいたします!

【ロッテ】新入団選手立松由宇、落球や三振で苦いデビュー…吉井監督「次へのステップに」

ロッテは好機を生かすことができず、今季6度目の無得点試合を記録しました。5回には池田来翔内野手(25)が左翼フェンスに直撃する二塁打を放ち、犠打と高部の死球で1死一、三塁という絶好のチャンスを迎えました。しかし、2番の藤岡裕大内野手(31)の打球が二塁手へのライナーとなりダブルプレーに。三走の池田は三塁に戻りきれず得点に繋がらなかったのです。これに対し吉井理人監督(60)は、「あそこはゴロゴーの場面だった。判断が求められるプレーではあるが、こうしたところをしっかりしないとチームは強くなれない」と語りました。5回裏には、先発のオースティン・ボス投手(32)が1死二、三塁のピンチを迎えました。西武モンテルの打球が一塁側のファウルゾーンへ上がりアウトになるかと思われたものの、雨の影響で視界が悪く、プロ初先発のルーキー立松由宇内野手(26)が落球してしまいました。この後、ボスの暴投で先制点を許しましたが、ボスは雨の中で7回を投げ切り、5安打1失点と粘り強い投球を見せました。しかし、味方の援護がなく3勝目とはなりませんでした。立松選手は2失策と3三振という結果で、ほろ苦いスタメンデビューとなりました。「エラーの後、さらに緊張してしまった。打撃も後手に回って、自分らしいスイングができなかった」と振り返ります。吉井監督は「キャンプからキャッチャーばかりやっていて、ファーストの守備は少ないので、無理をさせてしまった。今日はノーカウントとし、次へのステップにしてほしい。失敗は我々の責任で、彼はこの経験から何かを学んで次に進んでほしい」と、立松選手をかばいました。