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ダービー優勝馬クロワデュノールの翌日 間宮助手「脚は問題なさそう」と出走前のやりとりを語る

第92代ダービーの覇者となったクロワデュノール(3歳牡馬、斉藤崇厩舎)は、激闘を終えた翌日、栗東トレーニングセンター内の厩舎で静養しました。クロワデュノールは2日午前1時頃に東京競馬場から戻りました。担当の間宮助手は「エサをちゃんと食べていますが、少し疲れた様子です。脚の状態は問題なさそうです」と述べました。1番人気の重圧を跳ね返し、同世代の7950頭の頂点に立ちました。出走直前には、ゲート裏でジョッキーの北村友一騎手に自信を託したといいます。「自分の思う通りに乗って、後悔のないように」と語り、その言葉通り、好位から堂々とした競馬を見せました。「友一が馬を信じて乗ってくれました。皐月賞での2着の悔しさを乗り越えて…」と、彼は喜びをかみしめました。秋には凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月5日=フランス・パリロンシャン)にも登録しており、その動向に注目が集まっています。「まだ成長の余地はありますが、少しずつ確実に成長しています。ただ、まだ後肢の筋力が安定していない部分もあります」。さらなる飛躍が期待されます。

元横綱白鵬の宮城野親方が2日にも日本相撲協会を退職 多くの親方が「退職の意思は固い」と証言

歴代最多45度の優勝を誇る元横綱白鵬の宮城野親方(40)が、今日2日にも日本相撲協会を退職する。同協会は2日に臨時理事会を実施。昨年4月から閉鎖となっている宮城野部屋、宮城野親方が提出している退職届について協議される。同親方は現在、式典出席のため出身のモンゴルに滞在中。本人への聴き取りはないが多くの親方が「退職の意思は固い」という。退職届が受理されれば歴代最多45度優勝の大横綱が去る。昨年、宮城野部屋の元前頭北青鵬の暴力が発覚し、宮城野親方は監督責任を問われ、2階級降格などの処分を受けた。部屋は閉鎖、昨年4月に師弟ともに伊勢ケ浜部屋に転籍。その要因となった北青鵬が1日、都内で行われた元前頭旭大星の断髪式に出席。ハサミを入れると、報道陣を避けるように会場を後にした。ただ204センチの長身で独特の存在感は変わらず。にわかに騒がしくなってきた。

骨折のベッツ「初めて普通に歩けた」左足つま先の現状を説明 前向きに「苛立つことはない」

ロサンゼルス・ドジャースのムーキー・ベッツ選手(31)が、骨折した左足のつま先についての現状を説明しました。5月30日のニューヨーク・ヤンキース戦から2試合連続で欠場しています。足の状態については、「とても良い調子だよ。今日は初めて普通に歩けたんだ。これから動いてみて、どんな感じになるか見てみるよ。でも、苛立つようなことでは全然ないし、シーズン中はこういうこともあるからね。」と冷静に語りました。彼はサンダル姿でクラブハウスに現れましたが、「この数日は靴も履けなかったけれど、今日は履けると思う。動いてみて問題がなければ、復帰も早まるかもしれない」と前向きな様子でした。現時点では負傷者リスト(IL)入りを避ける方向で、数日様子を見た上で復帰する予定です。

GLAY「30周年記念」特別版を6月2日よりネット通販で販売開始

日刊スポーツ新聞社では、GLAY「30周年記念 GLAY EXPO 2024-2025 GRAND FINALE」東京ドーム公演の様子を特別編集した紙面を、通販限定で発行しました。通常版では掲載できなかったページも含まれています。特別版は以下のネット通販で購入可能です。<GLAY「30周年記念 GLAY EXPO 2024-2025 GRAND FINALE」東京ドーム公演 日刊スポーツ特別版3紙セット>日刊スポーツショッピング(2日正午から受付開始、9日より順次発送)https://www.nikkansports.shop/shopdetail/000000005327 <GLAY「30周年記念 GLAY EXPO 2024-2025 GRAND FINALE」東京ドーム公演 各日ごと>日刊スポーツショッピング(各日正午頃から受付開始)https://www.nikkansports.shop/shopdetail/000000005328

【ダービー】クロワデュノール北村友一騎手「すべての過程に意味」大けがを克服し1番人気に応えて優勝

単勝1番人気のクロワデュノール(牡3、斉藤崇)は皐月賞2着の悔しさを晴らし、世代7950頭の頂点に立ちました。道中で好位置をキープし、直線で先頭に立ってそのまま押し切りました。このレースで見事ダービー初制覇を果たしたのは北村友一騎手(38)。レース後、満員のスタンドの前で拳を高く突き上げ、「自分がダービージョッキーになったことよりも、クロワデュノールがダービー馬になったことが最も嬉しい」と感慨深く語りました。デビューから20年目にして、遂にダービージョッキーの称号を手にした北村騎手は、大けがの試練を乗り越えました。「ここまでの道のりのすべてに意味があった。すべての巡り合わせが勝利を呼び寄せ、縁を感じています。すべてがつながったと実感している」と語りました。1番人気のプレッシャーを打ち破り、直線で堂々と先頭を走り切りました。「馬を信じて乗りました。絶対に伸びると信じていました。その信念が勝利へと導いてくれました」と喜びを噛みしめました。

日本ハム新庄監督「投手に頼り切り」西武西口監督「いつものスタイルを」/パ・リーグ6球団監督前半戦総括

プロ野球は3日に「日本生命セ・パ交流戦」が開幕します。各球団の監督が序盤戦の総括とともに、交流戦に向けた意気込みやポイントを述べました。   ◇   ◇   ◇ ▽日本ハム新庄監督 投手陣が支えてくれたことが非常に大きいです。打線はまだまだです。投手に頼り切りの状態なので、交流戦ではその逆の展開を期待しています。▽オリックス岸田監督 粘り強く戦えていると思います。交流戦も簡単には勝たせてもらえないでしょうが、一戦一戦集中していきたいです。▽西武西口監督 選手たちがそれぞれの役割を果たしているのが結果として貯金に現れています。交流戦でもいつもの先制して逃げ切るスタイルを続けていきたいです。▽ソフトバンク小久保監督 まだしっかりと踏ん張っています。セ・リーグとの対戦が3週間続くので、セ・リーグ向けの戦略で挑みます。▽楽天三木監督 交流戦期間はシーズン中の重要なポイントにもなります。1つ1つの積み重ねをもっと高めていきたいです。▽ロッテ吉井監督 私たちができることは、本当に限られたことだけです。攻める姿勢を持って交流戦に臨んでいきます。

阪神藤川監督「振り返る時期ではない」中日井上監督「先走って考え過ぎた」/セリーグ6球団監督による前半戦の総括

プロ野球は3日に「日本生命セ・パ交流戦」が始まります。各球団の監督たちは、これまでの試合を振り返りつつ、交流戦に向けた抱負や重要ポイントを語りました。   ◇     ◇     ◇  ▽阪神の藤川監督:「リーグ戦を振り返るというより、これからの交流戦に集中したいと思っています。」▽DeNAの三浦監督:「少しずつ良い面が増えてきています。DH制の中で誰を起用するかが鍵になりますね。」▽巨人の阿部監督:「若手選手が奮闘しています。試合に出続けることの難しさを皆感じているはず。その中で勝利するのが私の役目です。」▽広島の新井監督:「主力選手の離脱があったものの、若手が頑張ってくれています。攻撃力も少しずつ向上中。(交流戦は)重要な節目です。」▽中日の井上監督:「故障者も多く、計画通りには行かないことばかりでしたが、これまでよく戦ってくれました。」▽ヤクルトの高津監督:「大量得点が難しい状況です。交流戦ではDH制などもあり、創意工夫で1点を狙っていきたいです。」

湊川親方、断髪式で熱いメッセージ「オレらはいつまでもライバルだ」元阿武咲が号泣** **

** 「オレらはいつまでもライバルだ」。この短い言葉には、多くの想いが凝縮されていました。一方は涙を流し、もう一方は懸命に涙をこらえていました。これは二人だけに分かる特別な瞬間で、特別な空気を持っていました。 昨年12月に引退した元小結、阿武咲こと打越奎也氏(28)が、東京の両国国技館で断髪式を行いました。約400人が参加し、師匠の阿武松親方(元前頭大道)の最後の一刀で、力士としての髷と別れを告げました。「最初は涙を我慢していましたが…」涙を流すまいと気をつけていましたが、「途中で、もう、こらえきれませんでした(笑い)」と涙をこぼしました。 小学生の頃からライバルだった元大関貴景勝の湊川親方(28)が土俵に上がった瞬間、涙が止められなくなることを打越氏は覚悟していたようです。青森の打越と兵庫の佐藤(湊川親方の本名)、同学年の二人は、小学生の頃から際立っていました。二人とも背の高さには恵まれませんでしたが、激しい立ち合いと激しい突き押しから相撲のスタイルは似通っており、「あいつには負けられない」と強く意識するようになりました。 打越氏が高校を中退し、湊川親方が高校卒業後に大相撲の道に入りました。湊川親方は引退後に「本当は打越と話したかったが、なれ合いたくなかったので、あえて話さないようにした」と語りました。生涯のライバルと決めた相手だからこそ、巡業で共に全国を旅しても一定の距離を保ちました。 そして、昨年9月の秋場所中に湊川親方が引退し、打越氏も12月に後を追うようにして引退を決めました。打越氏が引退を伝えた際、湊川親方に「オレら頑張ったよな」と返され、労をねぎらわれた時には涙が止まりませんでした。 この日、湊川親方は打越氏の髷にハサミを入れた後、東の花道を引き揚げてきて放心状態でした。「どのような声をかけましたか?」とたずねると、「本人に聞いて」と答え、続けて「どんな思いが込み上げてきましたか?」と聞かれると、支度部屋に近い通路の壁によりかかり、涙がこぼれないように上を見つめ、語り始めました。 湊川親方「終わったな、と。オレも打越も、本当に現役が終わったんだなと感じました。何と言うか…。他の人たちには起こらないような感情が湧いてきました。日本一を目指して、常に自分たちは突き進んできました。自分たちは(世間に)現れるのも早かったから、現役が終わるのも早かったと思います。でも、オレたち二人が平成8年生まれの世代を引っ張ってきた自信はあります。」 打越氏の存在が、自分を成長させてくれたと感謝の気持ちをあらわにしました。 そして、打越氏から湊川親方への思いも同じでした。 打越氏「本当にありがたいですね。人との出会い、縁に恵まれている人生だったと、改めて感じました。感謝やありがとうの言葉だけでは言い尽くせないような相撲人生でした。最高の相撲人生だったと思います。」 打越氏は相撲界を離れ、4月からはせっけんや化粧品、スキンケア商品などを扱う会社に入社しています。自宅のある千葉県から、勤務先の横浜市まで往復130~140キロを運転して通勤しています。接客や商品開発に取り組んでおり、大相撲の本場所は勤務中や移動中でほとんど見ることができないです。ただ、「自分で選んだ道。毎日が充実しています」と、新入社員として奮闘しています。 どんな道に進んでも、第2の人生でも努力を怠らない打越氏の性格を最もよく知るのが湊川親方です。舞台が変わっても、湊川親方は「日本一」と呼ばれる弟子の育成を目指し、打越氏は「日本一」と呼ばれる商品開発を目指しています。だから、湊川親方は敬意を込めて言ったのです。「オレらはいつまでもライバルだ」。第2の人生でも、どちらが先に「日本一」の称号を得るか競い合い続けることでしょう。 「いつかは、ゆっくり食事でもしながら話したい」。照れ笑いを浮かべながら同じ言葉を語る二人。そんな簡単にできそうでできないままの、不器用な二人です。それでも、互いにぶつかり合ってきた絆があります。意識し続けた最大の敵は、最高の理解者でもありました。【高田文太】

鈴木誠也 最長記録の連続安打「11試合」で途切れる カブスが6カード連続で勝ち越し

シカゴ・カブスの鈴木誠也選手(30歳)は、「3番DH」として先発出場しましたが、3打数無安打1四球でした。鈴木選手の連続安打記録は「11試合」でストップしました。打撃内容は、四球、レフトフライ、再びレフトフライ、そして相手のエラーによる出塁でした。この試合で快勝したカブスは、6つのカードで連続勝ち越しを達成し、今シーズン最多となる「15」の貯金を蓄え、地区の首位をがっちりキープしています。

大谷翔平「1番DH」でヤンキース戦 山本由伸vsジャッジ/速報します

ドジャース大谷翔平投手は「1番DH」で先発出場。2試合ぶりとなる23号は出るか。山本由伸投手は7勝目を目指し先発。「3番右翼」で先発出場のヤンキース・ジャッジとの対決に注目。試合開始は午前8時10分の予定。 2025年全本塁打写真特集 ドジャース大谷翔平(25年4月撮影) チーム123456789計 ヤ 0 ド 0 【ド】山本由伸 【ヤ】ヤーブロー 山本由伸投球内容 【1回】 1ゴールドシュミット 2グリシャム 3ジャッジ 4ライス 5ドミンゲス 6ボルピ 7ウェルズ 8ラメーヒュー...