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鈴木誠也「手首の痛みも吹き飛ぶ思いで…」2安打でカブスを首位キープに貢献 指揮官も信頼「打撃力に期待」

カブスの鈴木誠也外野手(30)は25日(日本時間26日)、地元で行われたフィリーズとの試合に「3番DH」として出場し、5打数2安打を記録しました。22日に右手首の痛みが再発して1試合を欠場しましたが、休養を挟んで見事に復帰を果たしました。3回と6回には「甘い球を狙っていた」という言葉通り、左翼線に二塁打を放ちました。試合後には冗談を交えながら、「手首、吹っ飛べって思いで打った」と振り返っていました。 試合は悪天候の影響で2時間10分遅れて開始されましたが、カブスは序盤から少しずつ得点を重ね、5人の投手による見事な継投でフィリーズの強力打線を封じ込めました。これで3連勝となり、地区首位の座を維持しています。監督のカウンセル氏も「鈴木誠也のバットスイングは一撃で長打になるからね」と信頼を寄せていました。

森保監督、柏のボランチ熊坂に「長短のパスを使い分ける特技を持つ。大きく展開を変えるパスが出せる」** **

** サッカー日本代表の森保一監督(56)は、26日に行われた明治安田J1リーグ第12節の柏レイソル対アルビレックス新潟戦を三協F柏スタジアムで視察しました。この試合は、リーグ上位に位置する柏と、下位に沈む新潟との対戦でしたが、試合内容は互角と言えるものでした。むしろ、新潟側が勝利しても不思議ではない展開でした。試合後、森保監督は「Jリーグらしい試合で、順位に関係なく均衡した試合だったと思います」と率直な感想を述べました。新潟の先制得点は、現在注目を集める柏の大型ボランチである熊坂光希選手が自陣でボールを失ったことから、ペナルティキックに繋がりました。7月に開催される東アジアE-1選手権での日本代表入りが期待される熊坂選手について、森保監督はその場面について尋ねられると、「彼一人の問題ではなく、得点の場面では様々な要素が絡んでいます。そうした流れの中で、多くの選手が関与しています。得点も失点も複合的に生まれるものです。質問に対する私の答えとすると、失点に絡んだ選手がリカバリーで挽回し、得点に貢献する姿勢が見受けられます。その後のプレーで取り返すためのエネルギーが高まり、チーム全体にとってプラスになります。ミスは誰にでも起こり得ますが、その後が大切です。こうした姿勢が見られて良かったです」とコメントしました。さらに、「熊坂選手は長短のパスを使い分けることができ、一気に試合の流れを変えるパスを出せるという特技を持っていると思います」と評価しました。また、Jリーグでは予算規模が大きく異なるチーム同士でも、均衡した試合が展開されることが多く、それが今シーズンの上位争いを白熱させています。この現象について、森保監督は「予算規模に関係なく、均衡した戦いができるのは、日本やJリーグの面白い特徴です。例えば、ドイツではバイエルンやドルトムントなど予算規模が大きいクラブが常にトップ争いをしているのに対し、日本では簡単に差がつかない。これは私自身も興味深く感じています」と笑顔で話しました。

ドラゴンゲート元社長の岡村隆志氏の訃報―「デビルマン」として親しまれた岡村氏が60歳で逝去

プロレス団体ドランゴンゲートの元社長であり、岡村道場の代表師範を務めた岡村隆志(おかむら・たかし)氏が4月25日に亡くなりました。60歳でした。長らく療養生活を送っていた彼の葬儀は、本人の意向により家族葬で行われる予定です。また、後日「岡村師範を偲ぶ会」が開催されるとのことです。 岡村道場で副代表を務める坂岡充敏氏は、SNSを通じてこの悲報を伝えました。 「以前より療養中でありましたが、本日(25日)、令和7年4月25日に60歳で逝去いたしました。この場を借りて慎んでお知らせします。」 「誠に勝手ながら、故人の希望により葬儀は家族のみで行われます。また、ご弔問やお香典、供花に関しましても、ご辞退させていただきます。何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。」 岡村氏は1964年(昭和39年)9月4日生まれ。1986年と1989年の全日本空手道選手権で準優勝を果たしました。1994年に武輝道場で格闘技団体WARにデビューし、「デビルマン」の愛称で親しまれ活躍しました。1999年には、34歳で闘龍門JAPANの社長に就任し、その後2004年にDRAGON GATEと改称しました。 2018年には病気療養のため、代表の座をCIMAに引き継ぎました。その後は神戸市にある岡村道場の総本部で代表師範を務めていました。 K-1の創設者で正道会館館長の石井和義氏(71)も岡村氏の死を悼むコメントを残しました。過去の投稿も話題になり、2024年7月14日にX(旧ツイッター)で「数々の武勇伝を一緒に体験した。信じられない話で盛り上がったが、危ない話が多くて笑った」と振り返り、岡村氏の近影を添えていました。

【巨人】8回に4失点、阪神戦で77年ぶりの開幕5連敗 阿部監督「ほぼ負けの流れに」

巨人は再び逆転され、2連敗となった。今シーズンの阪神戦では5戦全敗という結果に。開幕から引き分けを挟まずに5連敗を喫するのは、一リーグ時代の1948年以来、実に77年ぶりのことだ。 試合は、得点を奪いながらも相手に追いつかれる展開であった。1回、1アウト一、三塁から岡本和真選手(28)の犠牲フライで先制。しかし、その直後に同点に。4回にも岡本選手の内野ゴロで追加点を得たが、5回で再び同点にされた。先発の石川達也投手(27)は粘り強く投げたが、4回3安打1失点でマウンドを降りた。 その後は両チーム無得点で進行。8回、1アウト満塁のチャンスを活かせずキャベッジ選手と大城卓選手が凡退。それに対し、裏のイニングでは田中瑛斗投手(25)が大山選手に勝ち越しの二塁打を打たれるなど4失点し、接戦で負けた。 阿部慎之助監督は「8回表が全てだった。そこでもう点を取れなければ、試合の流れとしてほぼ負けになる」と振り返った。石川投手の交代については、「いつもあの球数になると急に落ちたりする。いいタイミングだと思って交代した」と述べた。 27日の3連戦最終試合に向けて、「明日は総力戦で。必ず勝利を持ち帰りたい」と決意を語った。

【阪神】1000試合出場大山V打で最長6連勝!最多貯金6!2リーグ制後初の巨人戦開幕から5戦5勝

この日1000試合出場を達成した大山悠輔内野手(30)の決勝打で、阪神が今季最長の連勝を6に伸ばした。貯金も最多の6となり、2位広島も敗れたため、ゲーム差は1・5に。今季の巨人戦連勝も5に伸ばし、2リーグ制後では初の開幕から5戦5勝となった。先発のデュプランティエが初回先頭の泉口から連打を浴び、今季の巨人戦5試合目で初めてリードを許す展開となったが、すぐに追いついた。その直後の1回裏、先頭の近本が左前打で出塁すると、2死二塁から4番佐藤輝明内野手(26)が右翼へ同点の適時二塁打。4回に再び勝ち越しを許したが、5回2死二塁で代打渡辺諒内野手(29)が中前適時打を放ち、再び同点に追いついた。2-2のまま迎えた8回1死で、森下が遊撃への内野安打を放ち敵失も誘って二塁へ。佐藤輝は申告敬遠となり1死一、二塁から、大山が田中瑛のシュートをはじき返し、左翼線へ勝ち越しの適時二塁打。ホームインした森下も、三塁ベース上の佐藤輝も手をたたき大喜び。さらに前川が申告敬遠で1死満塁から、坂本誠志郎捕手(31)が左翼への2点適時二塁打を放ち、小幡竜平内野手(24)の中犠飛もありさらに3点を追加した。これで阪神は20日広島戦(甲子園)から6連勝。リーグ王座奪還を目指す虎が乗ってきた。【関連記事】阪神ニュース一覧

豊昇龍、食あたりに遭っていた…前日苦しむも稽古20番で復調アピール サザン初心者もバレた

大相撲の横綱豊昇龍(25=立浪)が、食あたりに遭っていたことを打ち明けた。26日、横浜市で行われた巡業に参加。朝稽古では、ともに平幕の豪ノ山、平戸海を相手に連続20番取って14勝6敗だった。相撲を取る稽古を行うのは、23日に茨城・常総市行った巡業以来、3日ぶり。ただ、相撲を取らなくても、ぶつかり稽古で胸を出したり、土俵下で基礎運動を繰り返したりと、3月30日から始まった今回の巡業中、朝稽古の時間はしっかりと汗を流すことが多かった。それが前日25日は、土俵下で稽古を見つめる境川巡業部長(元小結両国)らにあいさつしただけで、すぐに土俵周りから姿を消していた。この日の稽古後、前日について「腹が痛かった」と、下痢の症状などに苦しんでいたと説明した。まだ完全に諸症状が消えたわけではないが、大幅に快方に向かい、高熱だったわけでもなく、この日は相撲を取ったという。腹痛の原因について「中華(料理)を食べたんだけど、そこから…」と、24日の夕食後から、一気に体調を崩したと明かした。神奈川・秦野市で行われた前日の巡業では、土俵入りや取組など、出番はこなした。だが支度部屋では、ふとんをかぶって寝込む時間が長かった。そこから一転、この日の稽古は「攻めてくる相手を選んだ」と、立ち合いからの速攻に定評のある豪ノ山、平戸海を相手に、ともに7勝3敗。「思ったこと(稽古)をやれてよかった。休むわけにはいかないから。場所も近いし。あと1日。頑張って終わらせたいよね」と、今回の巡業も残すは27日だけで、横綱として臨んだ初の巡業を完走したい責任感をにじませた。朝稽古後は、豊昇龍と付け人専用の支度部屋が用意され、大音量でサザンオールスターズの「勝手にシンドバッド」を流していた。サザンオールスターズといえば、出身が神奈川県茅ヶ崎市で、横浜市からもほど近い。そんなシチュエーションも関係して“ご当地ソング”ともいえる曲で、気持ちを高めているのかと思いきや「えっ!? これ、サザンなんだ?」と、まさかのサザンオールスターズ初心者。代表的な曲を選んで聴いていても、ピンときておらず、笑い飛ばしていた。休場明けで復調した姿を見せたい夏場所(5月11日初日、東京・両国国技館)。体調こそ一時的に落ち込んだが、気持ちの面では、落ち込んでいる様子はなかった。

ルメール騎手、青葉賞でJRA通算2000勝達成!最短記録での快挙

クリストフ・ルメール騎手(45歳)は、26日の東京競馬場で行われた青葉賞(G2、芝2400メートル)で、エネルジコ(牡3、高柳瑞厩舎)に騎乗し、JRA通算2000勝を達成しました。彼は史上10人目、現役では5人目の達成者であり、9085戦での記録達成は、1万81戦で記録を持つ武豊騎手を抜き、最少騎乗回数での快挙となりました。ルメール騎手は1999年にフランスでデビューしました。日本ではJRAの短期免許制度を利用し、2002年12月7日に初の騎乗を果たし、2日後の中京競馬場2Rでヤマニンロータスにて初勝利を収めました。それ以来、毎年短期免許で来日し、2005年の有馬記念ではハーツクライでディープインパクトを破るなど、日本で着実に実績を重ねてきました。2015年春にM・デムーロ騎手と共に外国人として初めてJRAの通年騎手免許を取得し、正式に移籍しました。2017年には初めてJRAの全国リーディングジョッキーに輝きました。そして、2018年に記録した218勝は、JRAの年間最多勝記録となっています。

山本由伸、2敗目を喫す。相手先発スキーンズ投手に脱帽 「素晴らしいピッチングでした」/一問一答

ドジャースの山本由伸投手(26)は5回を投げて4四球3失点で降板し、今シーズン2敗目を喫しました。1回に先制点を許して18回連続無失点が止まるなど、サイ・ヤング賞候補同士の対戦となった昨シーズン新人王のパイレーツの剛腕、ポール・スキーンズ投手(22)に投げ負けました。 山本選手は5回で5安打、5奪三振、4四球、3失点でした。試合後の一問一答は以下の通りです。 -今日の登板を振り返って 立ち上がりからボールが先行してしまい、思うようなリズムを作れないピッチングでした。 -ゲームが進んでいくにつれて普段の力を取り戻せるかと思ったか 2回の最後の方から3、4回とだんだん感覚が良くなったのですが、5イニング目でなんとかピンチを乗り切れず、非常に悔しいです。 -こういったゲームのときにどこが悪かったのかを分析しているのか 必ず原因があるので、それを早く見つけて考えていました。今日も早い段階で調子が少しずつ良くなっていたのですが、全体的にリズムが悪いピッチングでした。 -今月の状態をどう感じていますか 非常に良い調子で来ていたと思います。今日は立ち上がりからあまり良くなかったですが、もっと最小失点に抑えるなどできることはあったと思います。 -相手先発パイレーツのスキーンズ投手の投球について 素晴らしい投球でした。元々すごく良い投手だとわかっていたので、立ち上がりからもっと良いピッチングをしたかったです。 -試合前のブルペンでの感触は いつも通りでした。 -パイレーツ打線の印象 良いバッターもいます。今日はボール先行やフォアボールでピンチになり、基本的なピッチングができていなかったのが課題です。 -何が悪かったのか、はっきりとわからなかった印象か 立ち上がりが良くなく、途中からは良い投球ができていましたが、5回でもっと良いピッチングができればと悔やみます。 -カットボールやツーシームを多めに投げた手応え 良いボールもありましたし、コントロールできていないボールもありました。...

シェブロン選手権:西郷真央が暫定2位、渋野日向子が40位に浮上 霧のため2日連続で中断

第2日目は濃霧の影響でスタートが約1時間半遅れたため、9人の選手が第2ラウンドの競技を終えることができず、2日連続で競技が中断されました。順位は暫定とされています。日本選手では、西村優菜(24=スターツ)以外の12人がすでにホールアウトしています。その中で、西郷真央(23=島津製作所)は6バーディー、2ボギーでスコア68を記録し、通算6アンダーから16位から2位へと上昇しました。中国の劉艶は72でラウンドし、通算7アンダーで首位をキープ。西郷は1打差でその後を追っています。竹田麗央(22=ヤマエグループHD)と山下美夢有(23=花王)はスコア70、岩井千怜(22=Honda)は71、古江彩佳(24=富士通)は72で回り、彼ら4人は通算1アンダーで32位です。渋野日向子(26=サントリー)は71、岩井明愛(22=Honda)は72で回り、通算イーブンパーで40位に並んでいます。畑岡奈紗(26=アビームコンサルティング)は72で1オーバー、46位につけています。吉田優利(25=エプソン)は73、初日に3アンダーで日本勢トップだった勝みなみ(26=明治安田)は77とスコアを崩し、共に通算2オーバーで64位です。予選通過ラインはこの時点で2オーバーの64位までとなっています。西村優菜は1ホールを残したところで競技が終了せず、この時点で通算3オーバーの83位です。笹生優花(23=アース製薬)は2日連続の75、馬場咲希(20=サントリー)は73で回り、通算6オーバーで109位に位置しています。 ◆放送&配信 WOWOWは、メジャー3大会を含むLPGAゴルフツアー29大会を放送・同時配信します。WOWOWオンデマンドでは、日本人選手専用カメラも全大会配信を行っています。

【ヤクルト】長岡秀樹が右膝を負傷し交代、場内に動揺が広がる

ヤクルトの内野手、長岡秀樹選手(23)が試合中にアクシデントに見舞われ、途中交代を余儀なくされました。試合の2回、遊撃ゴロを打った後、一塁へ走る際に顔をゆがめる様子が見られました。右膝を痛めたとみられ、全力で走ることができませんでした。その後、自力で歩くことが不可能となり、スタッフに肩を支えられながら三塁側ベンチへと戻りました。