Main Story

Editor’s Picks

Trending Story

【QE2世C】リバティアイランドが安楽死、左前脚負傷によりレース中止

日本の競馬ファンに愛された3冠牝馬リバティアイランド(牝5、中内田厩舎)は、直線でレースを中止し安楽死の処置が施されました。この件については、所有者であるサンデーレーシングから発表がありました。リバティアイランドは、後方からじわじわと位置を上げて4コーナーを回ったものの、直線で左前脚を負傷し、川田騎手はゴール手前で下馬せざるを得なくなりました。リバティアイランドは2022年にデビューし、父にドゥラメンテ、母にオーストラリアのG1馬ヤンキーローズを持っていました。同年の阪神ジュベナイルフィリーズで初のG1勝利を飾り、翌2023年には史上7頭目の牝馬3冠達成を果たしました。前走のドバイターフでは8着となり、帰国せずに香港で調整が行われていました。今回のレースでは、一昨年のダービー馬タスティエーラ(牡5、堀厩舎)が優勝し、2着にはプログノーシス(牡7、中内田厩舎)が入り、日本馬がワンツーフィニッシュを達成しました。

【バレー】西田有志がSVリーグ運営に物申す「現状ハテナがつく事ばかり」選手会発足を呼びかけ

日本代表アタッカーで大阪ブルテオンの西田有志(25)が、リーグ運営にもの申した。27日に自身のX(旧ツイッター)を更新。前日26日のプレーオフ準決勝で敗退した西田は冒頭で、プレーオフ準決勝サントリー-名古屋戦を見たことを報告し「1番早いのは選手会を作って提言するのが1番(中略)選手の意見をまとめ提言し、改正に向ける。1番必要であると思います。尚且つ世界最高峰のリーグを作ると仰っているのであれば、余計に必要だと私は思います」と提言した。リーグ戦の試合数やリーグ参戦ライセンスにも言及した上で「今現状ハテナがつく事ばかりです。バレーボール以外の部分で納得いかない部分が今シーズンは多すぎるのでは無いか」と続け、「これは多くの選手が持っている違和感です。そして各チーム応援してる方々も同じだと私は思います」と持論を展開した。さらに、レフェリーについても言及。「レフェリーに関しても同じだと私は思います。今までのリーグと違うのであれば、そこも統一していただけたらと思います。そしてレフェリーをしていただいている方々への待遇だったり判定などを定めて頂けるとありがたい限り」と書き記したが。その上で「選手会を作りよりいいリーグ レベルをみんなであげませんか?皆さんの協力があってこそ素晴らしいリーグになると思いますので」と、選手会発足を呼びかけた。26日の大阪B-愛知戦後に、今季限りでの退団を発表した大阪Bのジェスキーが「リーグは選手たちの体調をしっかり見てほしい。今は選手の健康よりは、お金がもうかることしか考えていないと正直思っている。」と不満を爆発。27日のサントリー-名古屋戦では、レッドカードを巡る判定に疑問の声が噴出していた。【バレー】高橋藍のサントリーが3-1で名古屋を下し、決勝進出へ/SVリーグCS準決勝第3戦

【バレー】高橋藍「複雑な気持ちが残るが…」ビデオ判定の騒動を乗り越えサントリーが決勝への切符を手に入れる

レギュラーシーズンで2位を獲得したサントリーは、第3戦で3位の名古屋を打ち破り、2勝1敗で決勝進出を決めました。初戦で名古屋に第1セットを奪われましたが、続く3セットを連取し、試合に集中して連勝を収めました。5月3日からの決勝戦では、大阪Bを破った愛知と初代SV王者の座をかけて戦います。 ◇   ◇   ◇サントリーが白熱した試合を制し、見事な逆転勝利を成し遂げました。セットカウントが2-1となり迎えた第3セットの終盤では、25-25からの得点判定をめぐり、ビデオ判定によるチャレンジが行われ、その際には名古屋にレッドカードが与えられるという緊迫した場面もありましたが、チームは円陣を組んで集中力を高めました。最終的にはシフリカの決定打で27-26とし、歓喜の瞬間を迎えました。試合の要所で活躍した高橋藍(23)は「名古屋の気持ちを考えると複雑な思いが残るが、まずはここを勝ち抜くことが重要だった」と話し、突破に自信を見せました。試合開始早々に第1セットを奪われる展開になりましたが、「気持ちの勝負だった」と語り、3セットを取り返しました。18得点をあげた自身のプレーにも満足顔を見せ、「高い数字を残せたと思う」と語るスパイク決定率は65.4パーセントを記録しました。守備も「軸として行うことで安定感を出すことができた」と語り、決勝へつながるプレーに手応えを感じていました。初代王者まであと2勝。「ここまで来たら優勝か、それともできないか。まずは自分たちのバレーを信じて戦い抜きたい」と、愛知撃破を誓い来週の試合へ意欲を燃やしています。

【バレー】「初めての経験」名古屋のバルドヴィン監督、判定に不満を表明

名古屋はサントリーに1-3で敗北し、決勝進出の夢を断たれました。その中で、名古屋のバルドヴィン監督は疑惑の判定に対し、困惑する姿を見せました。「普段は審判について言及することはありませんが、1994年に指導者としてのキャリアを始めて以来、こんな経験は初めてです。ニミル選手が赤い丸が表示されなかったことに触れるのは、異常ではありません。」と口にしたバルドヴィン監督は、唇を噛みしめました。問題の場面はセットカウント1-2で迎えた第4セットで起こりました。25-25の場面で一度アウトと判定されたウルナウト選手のスパイクが、ビデオ判定で覆りセットポイントを逃しました。しかし、スクリーンに赤い丸が表示されず、意味を「タッチ」と取られないことで、ニミル・アブデルアジズ選手は「リクエスト失敗」と誤解し、審判に抗議。この行為がマナー違反とされ、この試合ですでにイエローカードを受けていたアブデルアジズ選手は、レッドカードを受けました。これによりサントリーに得点が入り、26-26の同点となりました。相手にサーブ権が渡った再開後、流れを断たれる結果となりました。バルドヴィン監督は判定に対し不満を述べる一方で、「もう少し冷静に対処すべきだった」と反省の声もありました。最後に、「サントリーは今日の試合でより優れていました。彼らこそが決勝に進むべきチームです。残念ですが、これは我々の言い訳ではなく、サントリーが優れていたということです。」と対戦相手を称賛しました。

【QE2世ステークス】日本のダービー馬、タスティエーラが海外G1で初勝利!

2023年のダービー馬であるタスティエーラ(5歳牡馬、調教師:堀宣雄)が、海外G1レースで初の勝利を手にしました。彼はレース中、4番手から余裕を持って進み、直線でも楽な手応えを保ったまま先頭に立ち、完璧な勝利を収めました。2着にはプログノーシス(7歳牡馬、調教師:中内田充正)が入り、日本馬が1位と2位を独占する結果となりました。タスティエーラを勝利へと導いたレーン騎手は、「素晴らしい結果です。馬のコンディションが非常に良かったです。キャロットファームやノーザンファームの皆さんの努力が実を結びました。依頼を受けた時点で、大きなチャンスがあると感じていました。このような場で結果を残せたことを誇りに思います」とコメントしました。

【ACL】横浜F・マリノスがアルナスルに大敗「予算規模の違いが壁に」

昨シーズン準優勝の横浜F・マリノスは、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(40)を擁するサウジアラビアのアルナスルに1-4で完敗しました。前半だけでロナウドらに3点を奪われ、後半にMF渡辺皓太(26)が1点を返しましたが、それも焼け石に水でした。現在ベスト8進出を果たしたのはすべて開催国サウジアラビアのチームです。同国のスポーツ政策の後押しにより、欧州から一流選手を獲得しており、東アジア勢が対抗するのは難しい状況が浮き彫りになっています。 ◇   ◇   ◇横浜のディフェンスが耐えきれずに崩壊しました。前半27分にDFデンのクリアミスから先制点を与えてしまい、一度崩れた流れを止めることはできませんでした。4分後、元リバプールのセネガル代表FWサネに突破を許し、同38分にはロナウドが世界最多更新となるキャリア通算934点目を決めました。「相手の個々の力やボールを扱う技術に圧倒されました」と選手の植中は率直に語りました。ロナウドやサネ以外にも、インテル・ミラノで活躍していたクロアチア代表MFブロゾビッチが中盤で目覚ましい動きを見せ、コロンビア代表FWデュランはアストンビラから1月に移籍してきたばかりの新星で、進化を続けています。「分かっていましたが」という言葉通り、資金力の違いが大きな壁になっているのです。今大会の3試合が終了し、東地区代表はどれも敗北を喫しました。神戸を破った韓国の光州はアルヒラルに0-7の大敗。タイのブリラムも、元マンチェスターCで欧州CLを制覇したアルジェリア代表のマフレズや、元リバプールのブラジル代表フィルミーノらに得点を許し、0-3で敗れました。なぜ東地区のチームがこれほど失点が多いのか? 横浜のキスノーボ・ヘッドコーチは「クラブの予算規模が違う。今日戦った相手の選手たちは、私たちが手にすることができないような選手たち」と述べました。ロナウドの年俸はおよそ2億ユーロ(約330億円)とも言われ、サウジアラビアは2034年W杯開催を目指し、スポーツ政策を進めています。オイルマネーに支えられたファンドの支援を受けての高額な選手獲得は、欧州からの移籍が活発なJクラブにとっては厳しい戦いになります。横浜は大会直前に監督を解任し、アンデルソンロペスを先発から外すなどの思い切った策で挑みましたが、結果は厳しいものでした。勝利の喜びは味わえなかったものの、現実が突きつけられました。

【阪神タイガース】植田海、力強いヘッドスライディングでユニホームが破れる 9回裏での同点機に挑むもアウト

阪神タイガースの内野手、植田海(29)は力強い走塁を見せましたが、得点には結びつきませんでした。試合は巨人に1点リードされ、9回裏を迎えていました。代打の木浪が二塁打を放ちチームにチャンスをもたらし、植田が代走として登場しました。小幡が犠打を決めて1死三塁の状況を作り出しました。続いて代打の渡辺がマルティネスの直球を叩き、遊撃へのゴロとなりました。植田はホームを目指し全力でヘッドスライディングを試みましたが、タイミング惜しくも本塁でアウトとなり、同点には至りませんでした。立ち上がった植田のユニホームの右肩部分は破れ、その激しい攻防を物語っていました。

【DeNA】バウアー、復帰後初勝利!「ファンタスティックジョブ」と20歳の“女房”に賛辞/一問一答

DeNAのトレバー・バウアー投手(34歳)は、日本球界復帰後、初の中4日での先発として登板しました。彼は8回を投げ、2安打、1失点、10奪三振、そしてNPB自己最多の129球を記録し、日本復帰後初めての勝利を挙げました。これは、2023年8月25日にバンテリンドームで行われた中日戦以来、611日ぶりの白星です。三浦大輔監督は「最後まで球の力を失うことなく投げきってくれた」と高く評価しました。バウアーの一問一答は以下の通りです。-日本での2年ぶりの勝利ベイスターズファンの皆さんの前で再びピッチングができることを本当に待ち望んでいました。皆さんの熱い応援が力を与えてくれました。-今回の129球、10奪三振の投球について欲を言えば9回も投げたかったのですが、伊勢投手が素晴らしいピッチングを見せてくれたので感謝しています。-8回、一死三塁からの連続三振についてあの場面は今日の試合のヤマ場だったと思います。ランナーをかえさないようにと全力を尽くし、それを実行できたのは嬉しいです。-中4日での登板について状態はとても良く、初回はまだ目が覚めていなかった部分もありましたが、皆さんの熱い応援のおかげで目が覚め、ピッチングに集中できました。-松尾選手とのバッテリーについてファンタスティックジョブ。彼はリードだけでなく、ブロッキングや試合前後のコミュニケーションなど、すべての面で素晴らしい活躍を見せてくれました。-2年ぶりのお立ち台に立った感想とファンへのメッセージ皆さんと再会できることを本当に楽しみにしていました。ようやく初勝利を手にすることができたので、これからも皆さんの前で多くの勝利をお見せしたいと思います。

【ヤクルト】高津臣吾監督「まさかと言ったら失礼…」茂木栄五郎3ランで5カードぶり勝ち越し

ヤクルトは中日を相手に逆転勝利を収め、5カードぶりのシリーズ勝ち越しを達成しました。2点リードされた4回、無死一・二塁の状況で茂木選手が逆転の3ランホームランを打ちました。それまでの3回ではランナーを一人も出せずにいましたが、4回でやってきたチャンスを一振りで試合の流れを変えました。5回には、下半身のコンディション不良で登録を抹消された長岡選手に代わり遊撃手スタメンの武岡選手が1死から右方向への二塁打で好機を演出。続く2死二塁からサンタナ選手がセンター前に適時打を打ち込みました。さらに2死満塁の場面では赤羽選手が右方向に2点の適時打を放ちました。先発の小川投手は初回に2点を失いましたが、2回以降は立て直しに成功。5回には1死三塁のピンチを迎えましたが、岡林選手を遊撃飛、山本選手を二飛に打ち取りました。中盤では打線の支援を受け、6回を4安打失点で2勝目を手にしました。7回以降はリリーバー陣でリードを守り切りました。高津臣吾監督は一発を打った茂木選手について、「大きな一打でしたね。ホームランだとは思っていなかったけれど、2点差だったので、何とか内野ゴロでも1点を取り、次のオスナに期待するということを考えていました。でも、まさかホームランとは。しかし、まさかと言っては失礼だが、素晴らしくチームに勢いを与えた一打でした」と敬意を表しました。また、2勝目を挙げた小川投手について、「今日は総力戦のつもりでした。本当は、3回くらいでチャンスが来たら代えようと思っていたのですが、彼の持ち味である打たせて取る投球が上手くなってきたので、ゲームを引っ張ることができたのかなと思います」と振り返りました。

【日本代表チーム】森保一監督が奄美大島の子どもたちに心温まる神対応…自らの靴と靴下までプレゼントし、裸足で会場をあとに

日本代表チームの監督、森保一さん(56歳)は27日に鹿児島の奄美大島を訪れ、地元の子どもたちに情熱的なサッカー指導を行いました。かつて知人とプライベートで奄美大島を訪れた経験が縁となり、今回の訪問が実現。地域の小中学生にサッカーの楽しさとチャレンジすることの重要性を伝えました。島には大物の訪問に対する興奮があふれ、朝には市の放送を通じて森保監督の来訪が告げられました。「いつか子供たちに会いに行きたいと思っていました」と森保監督。忙しいスケジュールの中、1泊2日という短期での訪問が決まりました。市のグランドに登場すると、子どもたちの目は期待で輝き、グランドはざわめきに包まれました。ジャージを着た森保監督は「日本代表に加わる選手を発掘するために来ました。皆さんの特技を活かし、協力して頑張ってください」と励ました後、しばらく子どもたちのプレーを見守りました。すると突然、指笛を吹いて子どもたちを集め、「サッカーは歩いてするものじゃない。ボールを奪われたら取り返しに行くんだ。仲間で協力してボールを奪取り、そこからゴールを目指してほしい」と熱心にアドバイスしました。その言葉を受けて、子どもたちの動きは一転。激しいボールの奪い合いや活発な指示の声が飛び交いました。森保監督も「ナイスチャレンジ! ブラボー!」と声を上げ、さらに子どもたちを盛り上げました。トレーニングが終わった後、森保監督は「みんなのプレーが変わった。ほとんどの人がプロ選手や日本代表を目指すと思う。その夢を追いかけて、ぜひ挑戦してほしい」と語りかけました。「その可能性は非常に高いので、自分の可能性を信じて仲間と競い合って成長してほしい」とエールを送ったのです。その後、じゃんけんで勝った子どもには、サイン入りのユニホームを贈呈。さらに、靴や靴下も欲しがられ、結果、裸足で会場をあとにするほどの心温まる対応を見せました。イベント後の取材で森保監督は「前半は緊張感があったが、後半はみんなが生き生きとプレーしてくれたので、本当に来て良かったです」と柔らかな笑顔で振り返りました。【佐藤成】