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【神戸】乃木坂46の五百城茉央さんがクラブ30周年アンバサダーに就任「これからも、トモニイコウ!」

ヴィッセル神戸は3日、クラブ創設30周年を記念し、乃木坂46の五百城茉央さん(19歳)が「クラブ30周年アンバサダー」に選ばれたことを発表しました。神戸市出身の五百城さんは、2023年と2024年にも神戸の試合観戦に訪れており、2試合連続で神戸が勝利したため、ファンから「勝利の女神」と親しまれています。3日のファジアーノ岡山戦でもチームが2-0で勝利し、無失点記録を更新しました。この日から、タオルマフラーやキーホルダーなどのコラボ商品も販売開始されました。クラブを通じ、五百城さんは「クラブ30周年アンバサダーに任命され、神戸市出身の私にとって大変光栄に思っています。ヴィッセル神戸と神戸の街がこれまで共に歩んできた歴史を受け継ぎ、未来への架け橋となるよう少しでもお手伝いできたら嬉しいです。30周年に関連するイベントの情報発信やお手伝いを、全力で頑張りますので、よろしくお願いします。これからも、トモニイコウ!」とメッセージを寄せました。

【DeNA】34歳バウアーの「クレイジーなプレー」 二盗を3度阻止した20歳捕手に感謝し、完封勝利を達成

DeNAのトレバー・バウアー投手(34)が、ついに威風堂々としたNPB初の完封勝利を飾りました。前回の巨人戦では5回5失点で苦しみましたが、この試合では多彩な変化球を駆使し、相手に三塁を踏ませることなくシャットアウト。122球で6安打完封勝利を収めました。特に、今回で2試合連続バッテリーを組んだ松尾汐恩捕手(20)が、二盗を3度阻止するという素晴らしい守備を見せました。第8回には、決勝点となる犠牲フライを放ち、攻守にわたってチームを牽引しました。年齢差14歳のバッテリーが、見事なコンビネーションで首位の巨人を下しました。    ◇   ◇   ◇ 年齢や国籍は関係ありません。14歳差のバウアーと松尾は互いに助け合いながら戦っています。試合開始早々、巨人の泉口に初球をライト前に運ばれ、前回登板時にも1回に失点を喫するなど、問題を抱えてのスタートでしたが、松尾がその危機を救いました。続くキャベッジへの5球目、ワンバウンドしたナックルカーブを逆シングルで捕球し、そのまま二盗を阻止。バウアーは「こんなにクレイジーなプレーが実現するとは思わなかった。本当に助かりました」と感謝の意を表しました。 復帰後初の勝利を飾った4月27日の広島戦(横浜)以来、2人のコンビネーションが光ります。試合前のミーティングでは、投手コーチやアナリストと共に準備を徹底。バウアーは豊富な知識を持って自己のデータを持参し、松尾も巨人打線の特徴を手書きの資料でしっかりと準備しています。「英語はあまり得意ではないけど、分かる単語を駆使して積極的に話しかけています」と松尾は笑顔で話します。 物怖じせず意見を言う20歳の松尾に、元サイ・ヤング受賞投手であるバウアーも「一緒にいて楽しい選手ですし、本当に才能がある選手」と絶賛。松尾も「素晴らしいピッチャーで、勉強させてもらいながらやっています。自分の意見をしっかり受け入れてくれるので、今は良いコンビを形成しています」と語ります。 “バウマツバッテリー”で手にした完封勝利。三浦監督も「バウアーが引っ張りながら、汐恩もミーティングでしっかり意見を伝え、コミュニケーションをとって成長しています」と、目を細めて評価しています。チームは最近7試合で6勝を挙げ、ゴールデンウイークに横浜旋風を巻き起こしています。【小早川宗一郎】 ▼バウアーが来日初の完封勝利。DeNAの投手が巨人戦でスコア1-0の完封を達成したのは2009年10月2日のランドルフ以来、球団として16年ぶりの快挙。DeNAの外国人投手では2002年8月8日のバワーズ、そして前記ランドルフに続き、3人目です。 ▼バウアーは2019年に大リーグで1度、2020年に2度の完封を記録。日米を通算した完封は、サイ・ヤング賞と最優秀防御率を獲得したレッズ時代の2020年8月19日にロイヤルズ戦で挙げて以来5年ぶり。ただし、2020年はコロナ禍の特別ルールで7イニング制での記録となり、9回を投げ切っての完封はインディアンス時代の2019年6月16日のタイガース戦以来。大リーグでは1-0完封の記録はありませんでした。 ▼決勝点は松尾の犠牲フライ。DeNAが1-0で完封し、捕手が勝利打点を挙げたのは、1993年8月21日の巨人戦で野村が完封し、谷繁が斎藤雅からソロ本塁打を放って以来32年ぶりです。 ▽巨人の萩尾はDeNAのバウアーについて「速球で来るイメージだったが、今日は変化球も多く使っていた。本当に1回か2回のチャンスしかないと思っていました」とコメントしました。

イングランド1、2、3部で日本選手の所属クラブが優勝 2部は田中碧のリーズが最終節でV決定

イングランド2部リーグは3日、最終節が各地で行われ、MF田中碧(26)が先発したリーズがアウェーでプリマスに2-1で逆転勝ちし、29勝13分け4敗で勝ち点を100の大台に乗せて優勝を決めた。2位バーンリーもホームでミルウォールに3-1で勝って同100としたが、得失点差でリーズが上回った。上位2チームが来季、プレミアリーグに昇格する。後半途中までプレーした田中は加入1季目で定位置をつかみ、今季は43試合5得点2アシストを記録してリーグ公式の年間ベストイレブンに選出された。2部はいえ、欧州5大リーグに次ぐレベルとも言われるリーグで躍動。ドイツ2部デュッセルドルフから加入した26歳の日本代表はチームの3季ぶりプレミアリーグ復帰の原動力となった。今季のイングランドではMF遠藤航が所属するリバプールが5季ぶりにプレミアリーグ制覇を果たし、3部リーグでもMF岩田智輝のバーミンガムが優勝。イングランドの1、2、3部リーグで日本選手の所属クラブが優勝を決めたことになる。田中を含め今季のイングランド2部リーグは8人の日本選手が在籍。ブラックバーンのFW大橋祐紀は、移籍1季目で36試合に出場して日本選手最多9ゴールをマークした。最終節のシェフィールド・ユナイテッド戦では後半5分に右からの折り返しを左足で合わせて先制したが、試合は1-1で引き分けて勝ち点66の7位に終わった。コベントリーのMF坂元達裕は今季42試合4得点6アシストを記録。最終節はホームでミドルズブラと対戦し、前半44分にクロスで先制点をアシストした。チームは2-0で勝って勝ち点69として5位に浮上した。MF平河悠が今季36試合2得点2アシストを記録したブリストル・シティーはプレストンと2-2で引き分け、勝ち点68で6位。日本人ドリブラーが所属する2チームが、3位シェフィールド・ユナイテッド、4位サンダーランドとともに来季のプレミアリーグ昇格を懸けたプレーオフに臨む。 DF橋岡大樹がベンチ外だったルートンはウェストブロミッジに敗れ、最終節で降格圏の22位に転落。23位のプリマス、24位のカーディフとともに来季3部に降格する。◆今季日本選手の出場記録MF田中碧(26=リーズ:優勝)43試合5得点2アシストMF坂元達裕(28=コベントリー:5位)42試合4得点6アシストMF平河悠(24=ブリストル・シティー:6位)36試合2得点2アシストFW大橋祐紀(28=ブラックバーン:7位)36試合9得点3アシストDF初瀬亮(27=シェフィールドW:12位)6試合0得点0アシストMF斉藤光毅(23=QPR;15位)39試合3得点3アシストMF瀬古樹(27=ストーク:18位)25試合0得点0アシストDF橋岡大樹(25=ルートン:22位)17試合0得点0アシスト

【西武】山田陽翔、プロ初のお立ち台で小6女の子からインタビュー「ただただかわいかった」

西武の高卒3年目である山田陽翔投手(20歳)は、相手チームの反撃ムードを封じ込め、3試合連続のホールドを達成しました。8回1死から1点差まで詰め寄られた場面でマウンドに登場。「初球でボールになってしまったけれど、すぐに修正できた」と水野選手を一ゴロに打ち取ったあと、続く有薗選手を空振り三振に仕留めました。プロ初のお立ち台では職業体験イベントの一環として、小学6年生の女の子からインタビューを受けました。「好きな食べ物」や「仲のいい選手」などの質問があり、野球に関する質問はありませんでしたが、山田投手は「もう、ただただかわいかったです」と優しい笑顔で答えました。

【日本ハム】痛恨のミスで西武に敗北、3位に後退 新庄監督「明日頑張ろう!」

日本ハムは西武との試合で敗北し、3位に転落しました。6回、2アウトで迎えた0-1の状況で、右翼手の万波選手が落球しピンチを招き、先発の加藤貴投手が西武の渡部聖選手に中前適時打を許し失点しました。また、7回には1塁手の清宮幸太郎選手が滝沢選手の打球をトンネルしてしまい、致命的な3点目を献上。さらに、2アウト二、三塁の場面で2番手の柳川投手が西川選手に右前適時打を打たれ、点差は4点に広げられました。8回にはフランミル・レイエス外野手(29)が4号3ランを放ち1点差に迫りましたが、追いつくことはできませんでした。5回の攻撃中、2アウトで一塁走者の五十幡亮汰外野手(26)が二盗を試みる際、スライディングした際に左足のつま先が二塁ベースに突き刺さり、左足首を痛めてしまいました。苦しむ五十幡選手のもとへトレーナーが“救急カート”を運転して登場し、彼はそのままベンチへ引き揚げ松本剛選手と交代しました。現在、15勝13敗で貯金は2ありますが、ビジターで12勝2敗、本拠地エスコンフィールドでは3勝11敗と振るわない成績です。新庄剛志監督(53)は「明日頑張ろう!」とコメントを残し、2021年ドラフト1位の期待の右腕、達孝太投手(21)が今季初登板で初先発する4日の試合に向けて、気持ちを切り替えて臨みます。

「気にしない」精神で進化を続ける山本由伸、シンプルなマインドの切り替えが秘訣/Nobu’s Eye

【アトランタ(米ジョージア州)2日(日本時間3日)=斎藤庸裕】ロサンゼルス・ドジャースの投手山本由伸(26)は、メジャーリーグで「MVP級」の投球を見せて今シーズン4勝目を挙げました。アウェイでのブレーブス戦で先発し、6回1安打無失点の力投でブレーブスの強打をシャットアウトしました。試合前には、MLBからナ・リーグ月間最優秀投手に初選出されたことが発表されました。野茂英雄氏(56)がメジャーデビューしてから30年目、新たな日本人投手が米球界で名声を築いています。   ◇   ◇   ◇「切り替え力」とは、山本選手の言葉や精神からよく感じられる特徴です。4月22日からカブス戦のためシカゴに遠征した際、彼は昨年のメジャー初勝利の地を再訪しました。感慨があるのかと聞かれると、「特に意識してないですね。日々いろんなことが起きるので、あまり深く振り返らないんです」と、爽やかに笑い飛ばしました。記憶に残る勝利であっても、次の試合がすぐに控えており、いつも前進することを考えています。この日のブレーブス戦の前、山本選手が月間最優秀投手に選出されたことが知らされたのは試合開始の約2時間前。その後、ニュースを通じてこの快挙を知りました。「すごく嬉しいですね。事前に知らされてなかったので、ネットの記事で知りました」と彼は笑いました。挑戦が迫っていても、彼はマウンド上で期待通りのパフォーマンスを見せました。感情を揺さぶられる出来事があっても、明るく笑い飛ばし、やるべきことに集中する—シンプルなマインドセットの切り替えが、彼の進化を続ける秘訣であるに違いありません。【斎藤庸裕】

【陸上】村竹ラシッド、ダイヤモンドリーグで2連続の2位、自己ベスト13秒10を記録 110mハードル

2024年のパリオリンピックで5位に入賞した村竹ラシッド(23歳、JAL所属)が、世界最高レベルのダイヤモンドリーグ(DL)で2戦連続の2位に輝きました。今回、自己ベストとなる13秒10(追い風0.6メートル)を記録しました。優勝したティンチ(アメリカ)とは0.23秒差がありましたが、自身の持つ日本記録にわずか0.06秒差まで迫る素晴らしいタイムを残しました。村竹選手は順天堂大学4年生だった昨年9月に、日本タイ記録である13秒04をマークし、同大学の先輩である泉谷駿介選手(住友電工)の日本記録に肩を並べました。昨シーズンも好調を維持し、パリオリンピックでは日本選手団の中で短距離個人種目において最高の5位に輝きました。今シーズン初戦となった4月26日のDL厦門大会では、13秒14(追い風0.3メートル)を記録し2位となりました。これは参加標準記録(13秒27)を大きく上回るタイムであり、9月の世界選手権東京大会への代表内定を果たしています。

【東京V】城福監督が苦虫かみつぶす、5万人超アウェー「空気にのまれた」早々の失点痛く敗戦

東京ヴェルディは早々の失点が痛かった。立ち上がりから5万人超アウェーの空気感にのまれた。城福監督は苦虫をかみつぶしたように「我々らしくないプレーだった。空気にのまれたとは言いたくないけど、そういう前半になった」。前半終了間際にDF千田が負傷退場し、後半33分には決定機阻止でDF谷口が一発退場。中2日で迎える横浜FC戦はセンターバック2枚が不在となる可能性が高まった。【J1】鹿島が町田にウノゼロ勝利で首位キープ、G大阪は4-0で湘南を圧倒ほか/スコア詳細

【陸上】青学大OB太田蒼生が会社設立発表「皆さまの日常に価値を提供する」箱根駅伝連覇の立役者

青学大時代に箱根駅伝で活躍した太田蒼生(22=GMOインターネットグループ)が3日、自身のインスタグラムを更新。株式会社を設立したと発表した。太田は「お知らせ」と題し「株式会社Plus aとして会社を設立しました」と報告。「この会社は皆さまの日常に+a,(プラスエー=ちょっとした豊か)となる価値を提供する企業です。+a,の『,』にはこの価値の提供にピリオドを打たないという意味があります」と説明した。太田は青学大時代に4年連続で箱根駅伝を出走。3年時に3区、4年時に4区で区間賞を獲得し、連覇の立役者となった。3月に卒業後はプロランナーに転向。4月20日には上海ハーフマラソンでプロデビューを飾った。同4日には、一般女性と婚姻届を提出したことを発表している。

【陸上】29歳桐生祥秀、10秒29で優勝「出せないと思った時期あったけど」8年ぶり自己ベストへの意欲を語る

日本のスプリンター、桐生祥秀(日本生命)が10秒29(向かい風1.1メートル)のタイムで大会を制しました。予選では全体2位のタイム、10秒28で決勝に駒を進め、最終的には竹田一平選手を0秒03差で振り切りました。大会の中で最年長である29歳の彼は、わずか3日前に行われた織田記念からの短い間隔でのレースにもかかわらず、その実力を発揮。「勝ち切れたことが大きな収穫」と自信を見せました。今シーズンの目標は、自己ベストの9秒98を更新することです。彼は2017年、日本人として初の9秒台を突破しましたが、その後のベストタイムは10秒01に留まっています。8年ぶりの記録更新を目指しています。「もうタイムを出せないと思った時期もありましたが、今はしっかりと練習できているので、どこでも良いタイムを出せる選手になりたい」と今後への意欲を語りました。