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【鹿島】J1で初の600勝達成 ジーコ氏の見守る中で決勝点を決めた知念慶「このスタジアムが築いた歴史」

鹿島アントラーズがホームで名古屋と対戦し、1-0で勝利を収め、J1史上初の通算600勝を達成しました。後半9分に、MF知念慶(30)がセットプレーからヘディングで決勝ゴールを決めました。これで2連勝となり、勝ち点を22に伸ばしました。通算1108試合目(177引き分け331敗)で600勝に到達。初勝利は1993年5月16日に5-0で名古屋を破った試合(カシマスタジアム)でした。当時ハットトリックを達成した元ブラジル代表MFのジーコ氏もこの試合を見守り、Jリーグ創設年の開幕戦と同じ相手から記念すべき勝利を収めました。FWレオセアラ、DF濃野公人、MF樋口雄太など、前節20日の岡山戦を負傷で欠場した主力選手たちは今節もメンバー外。さらに、MF師岡柊生がアキレス腱断裂で長期離脱を余儀なくされました。しかし、厳しい状況の中でもチームは勝負強さを発揮。MF荒木遼太郎のFKをDF植田直通がヘディングでアシストし、最後は知念が押し込みました。試合後、決勝点を挙げた知念はインタビューで「チームとしても個人としても戦う姿勢を大切にしています。個人としてはそれを示すことができなければ意味がない。今日は力を注ぐことができて良かったです」と語りました。チームは追加点を奪うことはできませんでしたが、無失点で勝利しました。鹿島はJ2に降格したことがない「オリジナル10」の1つであり、横浜(通算543勝)に57勝差をつけています。加入3年目の知念は節目の勝利に「この鹿島というチームと、このスタジアムの築いてきた歴史の一部になれたことが嬉しい」と話しました。

【西武】今井達也驚異の4月防御率0・30 稲尾和久に並ぶ球団記録 30イニングで自責点1

西武今井達也投手(26)は圧倒的に4月を終えた。この日も首位オリックス相手に7回9奪三振無失点と熱投。これで4月は30イニングを投げ、自責点はわずか1。月間防御率は驚異の0・30となり、61年6月の稲尾和久が持つ球団記録に並んだ。この日は7イニング中5イニングで走者を許したものの、150キロ台中盤の直球を軸に要所を力強く抑え続け、辛抱強く打線の援護を待った。「首位チームなので先制点を与えないよう意識していました。結果的にゼロで終えたのは良かったです」と振り返った。これでもなお、一気に勝てないのが西武の苦しいところ。2点リードの9回、クローザーの平良が同点に追いつかれ、今季3勝目はまさかの水の泡に。延長戦でも佐藤隼が打ち込まれ、今井が好投しても最下位転落という苦境に。それでもエースとして別格のマウンドでファンをわかせた。【関連記事】西武ニュース一覧

【巨人】68年ぶり屈辱 阪神戦開幕4戦4敗 阿部監督分析「先取点で与えた時点でうちは弱い」

巨人が68年ぶりの屈辱を味わった。完敗を喫し、57年以来となる開幕からの対阪神戦4戦4敗。阿部慎之助監督(46)は「もう先取点を与えた時点で、うちは弱いってデータが出ているから、そこだよね」と冷静に敗因を分析した。序盤から劣勢を強いられた。先発の赤星は4回6安打4失点でノックアウト。初回2死一、三塁から大山に先制の右前適時打を許した。3回には1死一、二塁から佐藤輝に真ん中低めのフォークを拾われ、バックスクリーンへの3ランを浴び「全体的に打たれたボールは真ん中に集まっていた」と唇をかんだ。不吉なデータにあらがうことはできなかった。今季、先制点を与えた試合は2勝9敗1分けの勝率1割8分2厘。この日も序盤の4失点が重くのしかかった。打線も6回に岡本の内野ゴロの間に挙げた1得点にとどまり、阪神先発村上の前に反撃の糸口を見つけることができなかった。それでも、暗い話題ばかりではない。左手親指を負傷し、15日に1軍登録を抹消されていたキャベッジが「7番右翼」でスタメン復帰。4打数無安打に終わったが、開幕からチームをけん引してきた頼れる助っ人が1軍の舞台に戻ってきた。指揮官も「とにかくタイガース戦の連敗止めないといけないからね。明日切り替えて頑張ります。以上」と前を向く。68年前も結果的にチームはリーグ優勝に輝いた。今季の阪神戦は残り21試合。やり返す機会は大いに残されている。【水谷京裕】【関連記事】巨人ニュース一覧

耐えた女子二人…男子ツアーに参戦した寺西飛香留はイーブンパー88位、菅沼菜々は1オーバーで91位

開幕戦で2位に入った米沢蓮(25歳、パルコホーム所属)は、ボギーなしで5つのバーディーを奪い、65のスコアをマークし、通算13アンダーの127で単独首位になりました。ニュージーランドのマイケル・ヘンドリーが1打差で2位、今平周吾がさらに1打差で3位に続きました。10アンダーでは、塚田陽亮や稲森佑貴など6選手が並んでいます。石川遼は、通算7アンダーで19位に浮上しました。女子選手の寺西飛香留はイーブンパーで88位、菅沼菜々は1オーバーで91位でした。今大会では予選落ちがありません。   ◇   ◇   ◇主催者推薦で参戦している女子2選手は、この日も必死に食らいつきました。寺西選手は3番ホールで先にバーディーを奪いましたが、「ショットの調子があまり良くなかった」と振り返り、我慢の展開で初日に続いてパープレーとなりました。「またアンダーパーを出せなかったのは悔しい。しかし、耐えることができた」と話しました。菅沼選手も12番ホールでバーディーを取りましたが、14番からの3連続ボギーが響き1打落としました。「とにかくパットが決まらず、5、6個はチャンスを逃しました」と悔しさをにじませていました。

【阪神】大山悠輔が「魚雷バット」で先制打!芯から先端が細くなったバットで赤星の直球を右前へ

阪神タイガースの5番、大山悠輔内野手(30歳)が「魚雷(トルピード)バット」と呼ばれる新しいバットを使用し、見事に先制打を放ちました。試合は0-0、2回2死一、三塁の場面で大山選手は初打席に立ちました。相手の先発ピッチャー赤星の直球を強烈に打ち返し、一、二塁間を破る素晴らしいヒットを放ちました。大山選手は芯から先端が細くなった特徴的なバットで打点を挙げました。この「魚雷バット」は、メジャーリーグなどでも話題を集めており、大山選手自身もそのパフォーマンスに興味を示していたようです。

【西武】今井達也、7回無失点で月間防御率0.30 61年6月の稲尾和久の球団記録に並ぶ

西武ライオンズの今井達也投手(26歳)は、7回を投げて無得点で9人の打者から三振を奪い、今シーズン3勝目の権利を持ってベンチに控えました。彼の4月の成績は30イニングで自責点1という驚異的なものであり、月間防御率は0.30でした。これは1961年6月に稲尾和久投手が樹立した球団記録に並ぶ素晴らしい記録です。この試合では、7イニングのうち5イニングでランナーを出しましたが、彼の投げる150キロ台中盤の速球を中心に、ピンチの場面を力強く抑えました。そして辛抱強く打線の援護を待ちました。5回までの打線は1得点にとどまりましたが、6回には滝沢の押し出し四球で追加の2点目を獲得しました。

【阪神】田淵幸一さんの目に涙 江夏豊さんと黄金バッテリー再現「泣けてくる。昔を思い出す」

阪神OBの田淵幸一氏(78)が声を詰まらせた。「いや…」と言って、目頭を押さえてしばらく沈黙。「泣けてくる。懐かしい。昔を思い出す。年を取ると涙もろくなるって本当なんだな」と両目に涙を浮かべた。体調が不安視されていたOBの江夏豊氏(76)が、サプライズでファーストピッチセレモニーに登場した。当初は田淵氏と掛布雅之OB会長(69)だけが発表されていたが、江夏氏の来場も実現。車いすでマウンド付近に到着すると、立ち上がった。実際にはボールを投げなかったが、かつてのダイナミックなフォームを想起させるように左腕を振り、拍手喝采を浴びた。捕手役の田淵氏は、立つことは知らされておらず、驚いたという。「やっぱりみんなが見て、この懐かしいマウンドで俺は立たなきゃという気持ちが、立たせたんだと思いますよ」ともにプロ入りは阪神。田淵氏が入団した69年から江夏氏が最後に在籍した75年までの7シーズンだけだったが「黄金バッテリー」として数々の栄誉と名勝負を刻んだ。その1つが、71年の球宴で達成した伝説の9連続奪三振だ。この日、控室では9連続奪三振の思い出話にも花が咲いたという。後輩の掛布氏も交えてのひととき。同じく球場を訪れていた江本孟紀氏(77)とも会話した。「今日は3人で懐かしの思い出作りができてよかったよ。タケ(江本さん)はいい後輩だわ。俺の肩を貸してくれたり、電話くれたりして」と穏やかに笑った。藤川球児監督(44)には「頑張って。胴上げを我々に見せてくれ」と伝えたという。レジェンドデーだったこの日は「ミスタータイガース」がテーマだった。好調の佐藤輝の話を振られると「私は(足を)骨折して『ミスッたタイガース』になっちゃったけどな。今年の佐藤はひと味違うよ。(巨人)岡本とタイトル争いすると思う。やっぱりミスターというのはファンが期待して、ここで頼むよというところで打つのが本当のミスタータイガースになる条件だから。これが誰になるか分からないけどね。掛布のあとに誰が継いでくれるかな。そういうものが出てきたら、優勝しているよ」と期待を寄せた。甲子園のグラウンドに立つ感動も改めて口にした。「いつ来てもいいね。ここでいろんなドラマがあったなと。そうだ、デッドボールで倒れたこともあった、サヨナラホームランを打って、柵を乗り越えてファンと一緒に旗を持って。昔のファンは面白かったなあという思いもしながら。語り尽くせないくらい思い出のある球場ですよ。また呼んでいただければ。もう涙は流しません。今日は3人がいたから、グッとくるものがあったけどね。良かったね」と、何度もうなずいた。【関連記事】阪神ニュース一覧

【J1】鹿島-名古屋、京都-横浜FC、浦和-広島、FC東京-G大阪など/スコア速報します

J1は25日、7試合が行われる。 【記者予想】優勝「本命」は? 2番人気は?3番人気は?最下位最多は?>> 25日の試合 鹿 島  -  -  名古屋 ▼得点者 東京V  -  -  C大阪 ▼得点者 町 田  -  -  湘 南 ▼得点者 京 都  -  -  横浜FC ▼得点者 福 岡  -  -  岡 山 ▼得点者 浦 和  -  -  広 島 ▼得点者 東 京  -  -  G大阪 ▼得点者 26日の試合 柏  -  -  新 潟...

【西武】中村剛也が実戦で初「魚雷バット」使用 初打席は空振り三振 魚雷1号なるか

西武の中村剛也内野手(41)が実戦で初めて「魚雷(トルピード)バット」を使用した。この日は6番DHでスタメン出場。初回2死一、二塁の第1打席、手にした白木のバットの形状は芯部分から先端にかけてやや細くなっていた。オリックス九里と対戦。カウント2-0からのスイングはファウルに。フルカウントの6球目で空振り三振となった。魚雷バット自体は練習では18日から使用している。この日の試合前に、アドバイザー契約を結ぶSSK社から公認シールが貼られた試合で使用可能な魚雷バットが届いていた。打感などについてはこれまで「ノーコメントです」と一貫していたものの、この日の試合前には「まだ(試合で魚雷バットを)使うかどうかは分からないです」と迷いを口にしていた。大リーグで話題の魚雷バットは11日のプロ野球規則委員会で使用が即日容認され、18日には同じ西武の源田壮亮内野手(32)がNPBでの実戦使用の第1号となっていた。【関連記事】西武ニュース一覧

【阪神】江夏豊氏が試合前セレモニーにサプライズで登場、甲子園に感動の波 車いすから立ち上がる

阪神OBである江夏豊氏(76)が、試合前セレモニーにサプライズとして登場しました。映像では江夏氏が「私は80周年なので、ほとんど同じ年月なんですが、今後ともよろしくお願いします」とのビデオメッセージを披露。この瞬間、往年のファンには多くの思い出が蘇ったことでしょう。続いて「ピッチャー、江夏」のアナウンスの中、車いすでグラウンドに入ると、会場からは驚きと感動の拍手が巻き起こりました。実際に投球は行わず、車いすから立ち上がり、ピッチングフォームのみを披露し、甲子園を圧倒的な感動で包みました。この日は、球団創設90周年を記念して4回にわたって行われる「Tigers Legends Day」の第1回であり、そのテーマは「ミスタータイガース」でした。セレモニーには掛布雅之OB会長(69)と田淵幸一氏(78)が参加すると発表されていましたが、長年にわたるファン待望のレジェンド左腕が急遽加わる形となりました。江夏氏が公の場に姿を見せるのは、昨年7月に東京ドームで行われた巨人とのOB戦以来であり、その時も車いすを使用していました。掛布氏は、今月1日、メモリアルファーストピッチに参加した際に「江夏さんは少し体調を崩されていますが、どうしても甲子園にお呼びしたい。田淵さん、江夏さんは黄金バッテリーとして時代を築かれた伝説の方々。私も現役時代にお二人に大変お世話になりました」と、江夏氏の来場を強く望んでいました。