【ヤクルト】新星・中村優斗、プロ入りの驚き!高校では想定外の道、5回無失点で初勝利達成
ヤクルトの期待の新人、中村優斗投手(22歳、愛知工大出身)が5回を投げ7安打を抑え、見事プロ入り初勝利を掴みました。5回2アウト満塁の緊迫した場面では、自信を持ってサインに頷き、127キロのスライダーで広島のファビアン選手をファウルフライに仕留めました。三者凡退こそなかったものの、しっかりと粘りを見せました。「当初、プロ野球は考えていなかったが、今1勝を手にし、不思議な気持ちです。でも、もっと勝っていきたいですね」と語りました。 彼にとっての転機は1年前の春でした。「あの瞬間が私の変わり目でした」と話します。大学在学中に侍ジャパンの強化試合メンバーに選ばれ、オリックスの山下舜平大選手とのキャッチボールで驚きを感じました。球の伸びや軌道、音のすべてが別次元だったのです。「どんな感覚なのか」「どんなトレーニングをしているのか」、疑問が次々と湧き出し、彼はそれに答えを求め続けました。 その結果、ボックスジャンプなどの瞬発力を鍛えるトレーニングを取り入れ、最高速は157キロから160キロに向上しました。プロの舞台に立ってからも、コンディション不良に悩む中、栄養学やトレーニングについての勉強を続けました。 高校時代はプロを目指さず、公務員を志望していました。しかし、高校3年の時に145キロを記録し、野球を続けることを決意。今、その選択が実を結びました。今回の試合後には登録を一度抹消し、次の登板に備えます。苦戦するチームに光をもたらした中村選手の活躍に期待が高まります。【上田悠太】 ◆中村優斗(なかむら・ゆうと)2003年2月8日生まれ、長崎県出身。諫早農業高校卒業後、愛知工業大学に進学。大学リーグ戦に1年生の春から出場し、通算51試合で16勝18敗。大学3年春から3季連続で奪三振王を獲得。24年のドラフト1位でヤクルト入団。25年6月22日にオリックス戦でプロデビュー。身長176センチ、体重86キロ。右投げ左打ち。今季の推定年俸は1,600万円。 ▽ヤクルトの高津監督は中村選手について「5回まできっちりと投げ抜き、変化球もしっかりと腕を振って投げていた。勝利を導く姿を見て立派だと思った」と評価しました。
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