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【阪神】藤川監督「価値ある引き分け」13年ぶりに新潟満喫「イタリアンという料理がおいしくて」

阪神タイガースは、今シーズン2度目の引き分けとなりました。9回に1点を追う展開で、プロデビュー後初めて6番ショートとしてスタメン起用された高寺望夢選手(22)が、2アウトから劇的なプロ初ホームランを放ち同点に追いつきました。その後、リリーフ陣が無失点でつなぎました。試合後、藤川球児監督(44)は「みんなの頑張りのおかげで1-1で終わることができた。我々にとっては価値ある引き分けだと思っています」と試合を振り返りました。阪神にとっては2012年以来13年ぶりの新潟での試合。当時の2012年5月8日の広島戦では、現役だった藤川監督がセーブを記録しています。久しぶりの新潟を満喫した様子で、「ファンの方がすごく多く、イタリアンという料理が美味しく、焼きそばの上にミートソースがかかったB級グルメを少しだけ味わいました。そして、新潟のお米も美味しかったです」。首位を維持し、1日空けて15日のDeNA戦(横浜)に臨みます。

【巨人】リチャード、期待の“ロマン砲”炸裂 新たな仲間の助言を胸に驚きの1号

夢と期待が込められた印象的なホームランが生まれた。ソフトバンクからのトレードで巨人に加入したリチャード内野手(25)は、移籍後すぐに「7番三塁」でスタメン出場。3点を追う5回には、広島の先発投手・森から3年ぶりのホームランとなる今季1号ソロを放ち、続く6回には1死一、二塁から左前打を記録。その後、延長10回の四球後に代走を送り出されたものの、初試合で4打数2安打1打点、1四球。試合前には入団会見を終え、期待の“ロマン砲”が新たな舞台で輝きを放った。試合は延長12回、4-5でサヨナラ負けし、順位は3位に下がった。   ◇   ◇   ◇その打球は空高く舞い上がり観客のロマンを掻き立てた。リチャードは広島の夜空へと向け、壮大なアーチを描いた。3点を追いかける5回の先頭で打席に入り、広島森の143キロ直球を豪快に打ち返した。両手で振り上げたツートンカラーのバットは天を指し、新しいユニホームを纏った彼の123キロの体はダイヤモンドを軽やかに1周した。その姿を鏡の前で見つめ、彼は薄く微笑んだ。12日に突然発表されたトレードで、最低限の野球道具を携え合流したリチャードは、出発前にユニホームを着替え、「鏡を見た時、自分にも威圧感が漂っているかも」と思った。胸に刻まれた「TOKYO」は新たな地を象徴する。試合前練習の直前に行われた入団会見では、緊張が見て取れ、「何が起きてるか正直分かりません」と不安を洩らした。 落ち着く暇もなく“初戦”に挑んだ。2回2死一塁の打席で初打席を迎えたリチャードは、外角のチェンジアップに空振り三振を喫した。「以前ならば、初打席での三振を引きずっていたが、チームメートからの『切り替えて』という声が心に響き、フレッシュな気持ちで次の打席に立つことができました」。新しい仲間たちの助言が心に残り、1号ソロにつながった。新天地の巨人で再会した甲斐が後輩のホームランを見守り、喜んでいた。即スタメンに抜擢した阿部監督もリチャードを拍手で迎えた。主砲・岡本の長期離脱、ベテラン・坂本の調子の低迷、丸の開幕からの不在など、チームの状況は厳しい。リチャードには救世主としての大きな期待が寄せられている。「自分自身も継続できずに苦しむ時があるが、今日何が良かったかを振り返ることで、毎日同じことができるように準備し、結果を出す以外のことにも目を向けていきたい」と語った。今後の成長が期待される彼の未来には、希望があふれている。【為田聡史】

【ソフトバンク】山川穂高、巨人リチャードからの移籍電話を5秒で切った真意

ソフトバンク山川穂高内野手(33)が、愛弟子リチャードの巨人移籍について言及した。西武戦後に「電話が来ましたけど、5秒で終わりました。へーいって。おっつーみたいな」とまさかの展開。5秒切りには山川なりの愛があり「なんかいまさら頑張れよとかあいつに言うのは違和感があるんですよ。ツンデレもいいところな絡みをし続けてきたので。構うと寄ってくるんでね。突き放さないとね」と苦笑いしながら話した。そんなリチャードが「かわいいっちゃかわいいんです」とも言うが、結果が全てのプロ野球界。「それがダメだっていうのもある。お前もう自分でやれってね。自主トレも1回目以降は来るなってずっと言ってるんですけど、なのに来るっていう。まぁまぁかわいいですけどね。(ソフトバンクや自分から)離れて自分のものを見つけてホームランを打って欲しい」とエールを送った。移籍後初ホームランを打ったことも知っており「ここから本当の真価が問われる」と話した。【関連記事】ソフトバンクニュース一覧

【阪神タイガース】高寺望夢選手、9回に同点打!プロ初のホームランを放つ

阪神タイガースの内野手、高寺望夢選手(22)は、劇的な場面でプロ初のホームランを記録しました。この日の試合では「6番・遊撃手」として今季初のスタメン出場。7回までは2度の犠打でチャンスを演出しました。迎えた9回表1点ビハインドの2アウト無走者の場面、第4打席でカウント1-0から、DeNAの3番手ピッチャー、入江の2球目のストレートを力強く振り抜くと、打球はライナーで右翼スタンド最前列に飛び込みました。ボールがグラウンドに当たって跳ね返ったため、高寺選手は全力で二塁まで走りました。塁審の田中内野守備走塁コーチから本塁打であることが伝えられ、二塁を過ぎてからは喜びを噛み締めながら走りました。彼は2020年のドラフト7位で上田西高校からチームに加入し、プロ入り5年目で記念すべき最高の一打を放ちました。

【中日】勝野昌慶、豊橋でも160キロ連発 1週前に本拠地で球団日本人最速を更新したばかり

豊橋でも出た!中日勝野昌慶投手(27)が、球団日本人最速の160キロを1週間ぶりにマークした。この日、5回にマウンドに上がると、勝野が投じた速球は球場のスピードガンで『160キロ』と表示され、場内はどよめいた。5回1死では、ヤクルト1番岩田を160キロで見逃し三振に打ち取るなどこの回、勝野は160キロを連発した。6日DeNA戦(バンテリンドーム)では、球団日本人最速の160キロをマークしたばかりだった。【関連記事】中日ニュース一覧

【中日】田中幹也選手の「MIWA」ユニホーム姿 過去にブランコ選手や高橋聡文選手、藤井淳志選手も

ユニホームを忘れてしまったのか? 男は、中日のゼロ得点の連続を止めた。中日は2試合連続で無得点敗戦となっていたが、初回に3点を失ったものの、その裏に「6番・二塁」で先発出場した田中幹也内野手(24)の適時打で1点を返した。 1回裏、2死満塁の状況でヤクルトの先発・小川からライト前に適時打を放ち、26イニングぶりの得点をもたらした。チームは7日のDeNA戦(バンテリンドーム)2回から無得点が続いていたのだ。 田中選手は普段と異なるユニホーム姿で試合に臨んだ。おそらく持参することを忘れたのか、「MIWA 111」のユニホームでグラウンドに姿を表し、試合に出場した。このユニホームは2002年から20年以上にわたり中日で裏方を務める三輪敬司ブルペン捕手(48)のものである。 背番号2の田中選手は、背番号111のブカブカのユニホームでウォーミングアップから参加し、試合でもその姿勢を貫いた。3桁の背番号で結果を出したのは立派だ。 ちなみに、選手がユニホームを忘れたり、何らかの理由で球場に届かない場合には、中日の選手たちが三輪ブルペン捕手のユニホームを着ることが多くある。09年5月31日のソフトバンク戦(福岡ヤフードーム)ではトニ・ブランコ選手が、10年3月7日のオープン戦、オリックス戦(京セラドーム大阪)では高橋聡文選手が、16年7月5日の広島戦(富山)では藤井淳志選手が「MIWA」のユニホームでベンチ入りしたことがある。

【巨人】入団会見から4時間半…リチャードが衝撃1号 即スタメンで1035日ぶり本塁打

25歳の巨人リチャード内野手が、驚きの“一発回答”を見せました。入団会見からわずか4時間半後のことでした。「7番三塁」でスタメンに名を連ねると、3点を追う5回の無死の場面で広島の森投手の143キロの直球を力強く打ち返し、左中間席へ反撃の狼煙を上げるソロ本塁打を放ちました。「以前は1打席目で三振すると、引きずったまま打席に立っていましたが、チームメートの『切り替えて』というアドバイスが素直に響きました。そのおかげで、新鮮な気持ちで打席に立つことができました。この気持ちを持ち続けるために頑張ります」と感謝のコメントを残しました。前日の12日にソフトバンクから電撃トレードで加入し、即日で出場選手として登録され、さらに即スタメン出場となりました。本塁打は、22年7月13日のオリックス戦以来1035日ぶりのことです。阿部慎之助監督(45)の抜てきに会心の一撃で応えました。リチャードは、試合前に入団会見に臨んだばかりでした。背番号は、ソフトバンク時代と同じ「52」で、「現在このユニホームを着て、今日から野球ができる喜びと感謝の気持ち、そしてホークスでの8年間の成長をありがとうございます。その感謝をジャイアンツでの結果で恩返しできればと思います」と誓っていました。現在、チームは岡本和真内野手(28)が左肘靱帯の損傷で長期離脱を余儀なくされています。

【陸上】“眠れる森の美女”マフチフが来日「一番大事なのは情熱…好きなことを見つけること」

2024年のパリオリンピック(五輪)で金メダルを獲得した女子走り高跳び界の新星、ヤロスラワ・マフチフさん(23歳・ウクライナ出身)が13日、東京都内で日本の男子走り高跳び選手、戸辺直人さん(33歳・JAL所属)と対談を行いました。彼女は18日に東京・国立競技場で開催されるセイコー・ゴールデングランプリ(GGP)に出場するために来日しました。夏らしい白い服をまとい、登場した彼女は、「眠れる森の美女」というニックネームでも知られています。14歳で走り高跳びを始め、2021年の東京オリンピックで銅メダルを、2023年の世界選手権で金メダルを獲得しています。さらに、2024年には2メートル10センチの世界新記録を樹立し、パリ五輪での優勝を果たしました。「姉が空手をしており、約10年前にヨーロッパ大会で2位になりました。(最初は)私も空手に誘われましたが、1、2週間で辞めました」と話し、「陸上のほうが好きだったので、結果的に良い選択だった」と笑顔を見せました。彼女の母国ウクライナは2022年からロシアによる軍事侵攻を受けています。「ウクライナの人々のために競技を続けている」と語り、「一番大事なのは情熱です。皆さんも好きなことを見つけてください」とメッセージを送りました。9月の世界選手権東京大会に向けては、「東京オリンピックの時にも来ましたが、今回もとても楽しみです」と期待を寄せています。【藤塚大輔】

【日本ハム】新庄監督、自信の2ランスクイズが成功 オリックス九里亜蓮を攻略

日本ハムの新庄剛志監督(53)は、今シーズン初めて2ランスクイズを敢行し、見事に成功させました。このプレーは、日本の野球ファンにとって特に印象的であり、試合の流れを大きく変える決定的な瞬間となりました。 7回、1アウト満塁の場面で五十幡亮汰外野手(26)が2球目にスクイズを試みました。投前に転がったボールを捕球したオリックスの九里投手は本塁へのトスを試みましたが、これが成功せず、三塁走者の万波選手がホームインしました。その後、九里投手が一塁へ送球した際、二塁走者の代走・水野選手も本塁へスタートし、無事生還しました。この間に五十幡選手は二塁に到達し、新庄監督は大きな拍手で喜びを表しました。 今シーズンすでに3勝を挙げている強敵の九里投手を、この一連のプレーで打ち負かしました。

【巨人】新加入のリチャード内野手が入団会見 背番号はソフトバンク時代と同じ「52」

ソフトバンクから巨人に交換トレードで加入したリチャード内野手(25)が13日、マツダスタジアムで入団会見を行いました。背番号はソフトバンク時代と同じ「52」に決まったとのことです。この日から広島での3連戦(マツダスタジアム)で1軍に合流する見込みです。入団会見での主なコメントは以下の通りです。-今回2対1のトレードとなりましたが、現在の心境は率直にどうでしょうか。「驚きの気持ちと、ジャイアンツのユニフォームを着て今日から野球ができる喜びや感謝の気持ちがあります。また、ホークスで8年間プレーしてきた中での成長への感謝を込めて、ジャイアンツでの結果で恩返ししたいという思いです。」-吉村本部長から期待の言葉を受けての心境は。「そうですね。2対1のトレードであるため、結果で恩返ししたいと思っています。まずは元気にプレーし、不安にさせないように頑張りたいです。」-ジャイアンツの印象について。「これまで相手チームとして対戦してきたので、その威圧感には圧倒されていました。そのような怖いチームの一員としてプレーできることを大変嬉しく思っています。」 -これまでのプロ生活を振り返った印象は。「良い時も悪い時もありましたが、8年間、毎日少しずつ成長しようと努力してきました。その経験を糧にこれからも成長を続けたいと思っています。」-8年間のプレーを経て、新しい球団での挑戦が始まりますが、ジャイアンツでどのような活躍をしていきたいですか。「まずは、自分の名前と顔をファンの皆様に覚えていただけるようなプレーを心掛けています。良いプレーをして、元気に、そして一日でも早く覚えてもらえるよう頑張りますので、熱い応援をお願いします。」-だいぶ緊張しているようですが、その理由を教えてください。「正直、何が起きているのかまだ実感が湧いていません(笑)。」-阿部監督の印象やイメージについて。「テレビで見ていた時よりもお痩せになっていて驚きましたが、ハキハキしたオーラを感じられる方だと思いました。」-監督とはどんな会話を?「食堂でご挨拶させてもらいましたが、多くの方に挨拶していたので、あまり内容は覚えていません。」 -昨日、福岡でトレードが発表され、その後広島に入ったとのことですが。「昨日の発表後、荷物をまとめて、今朝ホテルで挨拶をしてここに来ました。」-チームからの期待については。「期待に結果で応えたいと思っています。」-ソフトバンクの王会長や小久保監督から励ましの言葉を受けたのですか。「小久保監督からは『俺もジャイアンツのOBだから、また後輩になるな』と声をかけていただき、王さんからも『君にとっては大きなチャンスだから頑張ってきなさい』と言われ、絶対に頑張ろうと思いました。」-ジャイアンツのユニフォームを着ての感想は。「鏡を見て少し威圧感が出たかなと思いました(笑)。」