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大谷翔平、驚異の逆方向ホームラン「これは見事だ。バッテリーも衝撃的」NHK解説者が語る20号

ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手(30歳)は「1番指名打者」として先発出場し、第3打席で3試合連続となる20号2ランホームランを放ちました。 試合は2-0の4回2アウト1塁の場面。相手は右腕投手バイビーで、3度目の対戦。初球の外角カットボールを逆方向に打ち込み、左翼席に飛び込む20号2ランとしました。打球速度は104.5マイル(約168キロ)、飛距離362フィート(約110メートル)、打球角度は39度でした。 高さ5.8メートルの左翼フェンスを越えるこの逆方向への一発に、NHK BSで解説を務めた元広島の小早川毅彦氏(53歳)は、「これは本当にすごいホームランですね」と驚きを示しました。 「最近、レフト方向へのホームランは少しご無沙汰だったのではないでしょうか。打たれたバイビー投手も驚いていたことでしょう。アウトコースの球を慎重に攻めて、ホームランを避けようとしたところ、それを見事に逆方向へ。長打警戒で外角を攻めればと思ったのでしょうが、初球で一振りして仕留めましたから、バッテリーも相当ショックを受けたと思います。」と解説しました。

大谷翔平、3戦連発20号! 第3打席で左越え2ラン ドジャース快勝で2連勝/詳細

ドジャース大谷翔平投手は「1番DH」で先発出場。3打数1安打2四球2打点だった。4回の第3打席で左越えへ3試合連発となる20号2ランを放った。両リーグ一番乗りで20本に到達。20号は5年連続6度目となった。ドジャースはコンフォート、マンシーにも本塁打を放ち9-5で快勝し2連勝とした。 2025年全本塁打写真特集 ガーディアンズ対ドジャース 球場入りするドジャース大谷(撮影・滝沢徹郎) ガーディアンズ対ドジャース 4回表ドジャース2死一塁、2点本塁打を放った大谷はヒマワリの種シャワーで祝福される(撮影・滝沢徹郎) ガーディアンズ対ドジャース 9回裏、ベンチで笑顔のドジャース大谷(撮影・滝沢徹郎) チーム123456789計 ド0202010139 ガ0003000025 【本】大谷20号、コンフォート3号、マンシー4号(ド)シュニーマン7号(ガ) 大谷翔平第5打席 9回先頭打者 ガーディアンズ投手は右腕エンライト カウント3-1から133キロの低めカーブを見極め四球で出塁。ベッツの安打で三塁へ。2死後、マンシーの4号3ランで生還 ガーディアンズ対ドジャース 9回表ドジャース無死一塁、ムーキー・ベッツの安打から三塁へ向かって走る大谷(撮影・滝沢徹郎) ガーディアンズ対ドジャース 9回表ドジャース無死一塁、ベッツの安打から三塁進塁した大谷(右)はラミレスと話す(撮影・滝沢徹郎) ガーディアンズ対ドジャース 9回表ドジャース2死一、三塁、3点本塁打を放ったマンシー(右)を迎える大谷(中央)=2025年5月27日 ガーディアンズ対ドジャース 9回表ドジャース2死一、三塁、マンシーの3点本塁打から生還した大谷(中央)を迎えるロバーツ監督(撮影・滝沢徹郎) ガーディアンズ対ドジャース 9回裏、ベンチで笑顔のドジャース大谷。左は金、右は山本(撮影・滝沢徹郎) ガーディアンズ対ドジャース 試合に勝利し笑顔でチームメートを迎えるドジャース大谷(中央)(撮影・滝沢徹郎) 大谷翔平第4打席...

【バスケ】宇都宮が琉球との激戦制し、史上最多で3度目の優勝を果たす 亡き監督への「日本一」の誓いを実現

宇都宮ブレックス(東地区1位)は、亡き監督であるケビン・ブラスウェルに今回の優勝を捧げました。琉球ゴールデンキングス(西地区1位)との激戦を制し、史上最多で3度目の優勝を成し遂げ、リーグ戦最高勝率を誇るチームとして初の頂点に立ちました。今年2月に、46歳という若さでブラスウェル監督が急逝。その衝撃と悲しみを乗り越え、チームは「ケビンを日本一の監督にする」を合言葉に団結しました。チャンピオンシップでは千葉Jなどの強豪を次々と倒し、約束の地に到達しました。エースの比江島慎(34)の目には涙が光り、MVPには宇都宮のD.J・ニュービル(33)が選ばれました。    ◇   ◇   ◇ 試合後、比江島はブラスウェル監督の遺影を掲げました。選手たちは勝利の歓声の中、涙を流しました。厳しい試合、追い詰められた状況でも、誓いを果たすために全員が「ハビット」(習慣)を貫きました。 第2Q終了時点で12点の差がありましたが、じりじりと追い上げ、第4Q残り1分15秒でニュービルが逆転の3点シュートを決めました。一度はリードを奪われましたが、残り33秒、不調だった比江島が再び逆転の3点シュートを成功。「気持ちで打った。ケビンが僕の背中を押してくれた」と語りました。 昨年8月、選手全員が揃った最初の練習の前に、ブラスウェル監督はある映像を見せました。昨季の千葉Jとのチャンピオンシップでの戦い、第4Q残り1分24秒での逆転される場面。「勝てた試合を自分たちで手放した。苦しい時こそコミュニケーション。それを習慣にしないと成長はない」と監督は語りました。千葉Jとの開幕戦には連敗しましたが、その後は12連勝を遂げました。しかし、1月17日朝、チームラインに監督が倒れたとの一報が入りました。 心臓の疾患が見つかり緊急手術、その後に合併症発症。前日まで笑顔で冗談を言っていた監督の突然の死にチームは打ちひしがれました。2月24日、監督は帰らぬ人となりました。宇都宮市内の病院で選手たちは集まり、その場で「ケビンを日本一の監督に」と固く誓いました。 恒例のシャンパンファイトにも監督の遺影が持ち込まれ、泡と涙と汗でぐちゃぐちゃになりながら選手たちは喜びを分かち合いました。遺影の中の監督も微笑んでいるように見えました。【沢田啓太郎】 ▽宇都宮・比江島(第4Qに逆転の3点シュートを決め)「最後、ケビンが僕の背中を押してくれた」

久保建英、リーグ被ファウル数最多選手に 73回でビニシウスを上回る、チームの不振も影響

レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(23)が今季のスペインリーグで、被ファウル数最多の選手になったことをスペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が27日に報じた。久保は今季のスペインリーグを、36試合(先発27試合)、2382分出場、5得点0アシストという成績で終了した。同紙によると、久保はその間に合計73回(1試合平均2回)ものファウルを受けたとのことだ。これは70回のビニシウス(レアル・マドリード)、68回のヤンヘル・エレーラ(ジローナ)、ウチェ(ヘタフェ)、64回のベリンガム(Rマドリード)、アイマール・オロス(オサスナ)を上回り、スペインリーグで最多となった。同紙は久保がこんなにも多くのファウルを受けた理由について、「創造的なパートナーの欠如、チームの攻撃力低下、前線の負傷者続出により、久保はプレーに安定性を欠いた。これにより彼は例年以上に個人での戦いを強いられ、その多くがファウルになった」と分析し、チームの成績不振が大きく影響したことを強調した。(高橋智行通信員)

日本相撲協会への積立金横領疑惑で退職届を提出した行司、協会は受理を拒否し、刑事事件化の可能性も

27日、大相撲の行司が力士会の積立金を横領した疑いを持たれ、日本相撲協会に退職届をすでに関係者を通じて提出していることが明らかになりました。協会のコンプライアンス委員会が現在調査を進めており、協会側は退職届を受理していません。協会から協会員に対する処分は、けん責、報酬減額、出場停止、業務停止、降格、引退(退職)勧告、解雇の7つの項目があります。仮に解雇された場合、退職金は支給されません。また、数千万円に上る使い込みの返金が可能かどうかも処分の際の考慮事項となっています。協会が被害届を提出した場合、刑事事件に発展する可能性もあります。この問題は、杜撰な会計管理が原因で発生しました。70人の関取衆による親睦会である力士会は、2011年の夏場所前から、1場所ごとに1人1万円を被災した子どもたちのために積み立てを開始しました。しかし、当該の行司が1人で会計を担当していたため、監査が行われることなく使い込みが発覚しませんでした。行司はコンプライアンス委員会の聴取に対し、数千万円を公営ギャンブルなどに使用したと証言しています。現金で集金していたため、口座通帳は存在しなかったとみられています。協会はコンプライアンス委員会の調査結果を待ち、6月の臨時理事会で処分を決定する予定です。厳しい処分は避けられない見通しです。

大谷翔平が3戦連続の20号2ラン 20本到達は6度目 松井秀喜の5度抜き日本人単独トップ

ドジャース大谷翔平投手(30)が3試合連続の20号本塁打を放った。敵地クリーブランドのプログレッシブフィールドでのガーディアンズ戦に「1番DH」で出場し、4回の第3打席で2ランを放った。20本到達は18、21~24年に次いで5年連続6度目。6度は、松井秀喜の5度(04、05、07、09、10年)を抜いて、日本人では単独トップに立った。大谷がまた打った。25日にメッツ千賀滉大から、26日にウィリアムズから、2試合連続の先頭打者アーチをかけたばかりだった。3試合連発は5月14~16日以来、今季2度目、通算では10度目の最長タイ記録だ。4月末のマーリンズ戦から9カード連続で本塁打を放っている。5月はこれで13本目。例年6月から大爆発するスロースターターの大谷は、5月までに月間13発はメジャーで初めて。昨年まで5月の最多は23年の8本。大谷の月間最多本塁打は23年6月の15本で、13本は21年6月と並んで2番目に多い。これで今季はチーム55試合目で20本塁打。シーズントータルでは自己新となる58本ペースとなる。自己最多54本で本塁打王を獲得した昨季は、チーム75試合目(6月18日)に20号を記録しており、今季は20試合も早い到達となった。5月での20本到達は初めて。6月に例年通りの活躍を見せれば、日本人、ドジャースでは球団初となる、60本の大台も現実味を帯びてくる。ガーディアンズ戦での本塁打は公式戦通算11本目。プログレッシブフィールドでは、通算4本目となった。【実際の動画はこちら】ーー>>【動画】大谷翔平、3戦連発20号! 逆方向へ滞空時間の長い1発◆大谷の年度別本塁打18年=22本19年=18本20年=7本21年=46本22年=34本23年=★44本24年=★54本【★は本塁打王。23年まではエンゼルス】

25歳のボクサー重岡銀次朗、開頭手術を受ける「正直言って、見通しは全く分からない。無事を祈るだけです」JBC事務局長のコメント

元IBF世界ミニマム級王者である重岡銀次朗(25歳、ワタナベ所属)は、急性硬膜下血腫のため、緊急の開頭手術を受けましたと日本ボクシングコミッション(JBC)が27日に発表しました。重岡選手は24日の夜にインテックス大阪で同級王者ペドロ・タドゥラン(フィリピン)に挑戦。昨年7月に9回TKOで敗れて以来、10ヶ月ぶりの再戦でしたが、12回判定で再び敗北。その判定後、コーナーにて意識を失い、担架で運ばれました。そのまま病院に搬送され、試合当日に緊急手術が施されました。 JBCの安河内剛本部事務局長によれば、重岡選手は麻酔で眠らされた状態で大阪市内の病院に入院し、集中治療室(ICU)で経過を見守っています。彼の兄で前WBC世界王者の優大(28歳、ワタナベ所属)と父親の功生さんが付き添っています。なお、JBCの規則により、開頭手術を受けた選手は自動的にライセンスを失効するため、現役続行は不可能となります。 安河内事務局長は、「脳の腫れが今後の大きな敵となります。その腫れをどのように抑えていくかが鍵となります。この1週間が状況を把握する上で重要です。見通しは、正直なところ全く分かりません。ただただ無事を祈るしかないのです」と述べました。 世界戦での硬膜下血腫による開頭手術は非常に稀なケースであり、安河内事務局長は「結果を受け入れる必要があります。硬膜下血腫での緊急手術という事実の重さを痛感しています。一度のミスも許されない状況ですが、あの試合でこれが原因だと特定するのは困難です」と困惑した表情を浮かべました。 ◆重岡銀次朗(しげおか・ぎんじろう)1999年10月18日、熊本市生まれ。幼稚園から小学6年まで空手を学び、小学4年からボクシングを開始。小学5年からU-15全国大会で5連覇し、熊本・開新高校で高校選抜を連覇、16年の国体で優勝するなど5冠を達成。アマチュア時代の戦績は56勝(17KO/RSC)1敗。2018年9月にプロデビューし、プロ4戦目でWBOアジア・パシフィック・ミニマム級王座を獲得。22年3月に日本同級王座、23年4月にIBF世界同級暫定王座を手にし、同年10月に正規王者となりました。身長は153センチのサウスポーです。

【日本ハム】新庄監督の「執念」スクイズ連発で単独首位を守る

日本ハムの新庄剛志監督(53)は、戦略的な采配でソフトバンクの有原を攻略し、シリーズ初戦を制しました。2−2で迎えた8回、1死二、三塁の場面で五十幡が2度のセーフティースクイズを試みましたが失敗。それでも最終的に二ゴロの間に三塁走者の矢沢がトップスピードで本塁に生還し、勝ち越しに成功。その後、石井が再び1死二、三塁の場面でスクイズを決め、貴重な1点を追加。5月はここまで12勝7敗2分けで、2位西武との差を1.5ゲームに広げました。  ◇  ◇  ◇失敗してもあきらめない新庄監督は、小技を巧みに駆使して勝利を引き寄せました。2−2の8回、先頭の伏見が二塁打で出塁し、代走に矢沢を送ると、犠打で相手のミスを引き出して無死一、三塁の好機を作りました。浅間の初球から新庄監督は「セーフティースクイズ」を指示。しかし、ボール球を見逃し、さらにソフトバンクの海野が三塁送球するも、ボールが矢沢のヘルメットに当たり、その間に一塁走者の山県が二塁に進塁しました。浅間が空振りで三振し1死二、三塁となると、新庄監督は五十幡の初球と3球目に再び「セーフティースクイズ」を試みましたが、いずれもファウルで失敗。それでも新庄監督は「今日は6回ぐらいセーフティースクイズのサインを出したね(笑)」と振り返りました。五十幡の次の打球が二ゴロとなるも、三塁走者矢沢が「ギャンブルスタート」で本塁に突っ込み、貴重な1点を追加しました。この攻防を制してリードを広げると、石井の初球で五十幡が二盗に成功し再び1死二、三塁の状況を作りました。ここで新庄監督は「2ランスクイズ」を選択。「石井くん、よく決めてくれた。難しいボールだったね」と振り返り、三塁走者の山県が生還し追加点を獲得。五十幡は遅れて出発し、本塁でタッチアウトとなったが、「次は3ランスクイズを試そうかな(笑)」と新庄監督の独特のユーモアが光りました。前回の楽天戦では1点にとどまっていたものの、諦めない新庄監督は「打った方が点が取れない時はこれが確率がいいんだ。失敗してもやる。そして点を取るんだ」とコメント。防がれても再び挑戦し、結果として単独首位を守り抜きました。【永野高輔】

【中日】井上一樹監督、厳しい抗議の末、川越選手の痛恨のファウル判定に意見書提出予定「説明が必須だった」

中日ドラゴンズの井上一樹監督(53歳)は、ヤクルト戦での厳しい戦いに敗れ、今季最多の6連敗を記録しました。1点差で迎えた8回、1アウト1塁の場面で川越選手が放った大飛球は右翼のポール付近へ。ホームランであれば逆転の2ランとなるはずが、ファウルと判定され、監督はリクエストを求めましたが判定は覆らず、ベンチを飛び出す場面も見られました。井上監督は「間違いなくポールを巻いていると確信していた。審判からの明確な説明が欲しかった。これが敗因だとは言いませんが、スポーツマンシップに欠けると思われたくない」と述べ、苦々しい表情を浮かべました。球団はこの判定について、日本プロ野球機構(NPB)へ意見書の提出を検討しています。