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【ウィンブルドン】大坂なおみ、2回戦進出 4大大会初出場の伊藤あおいは惜しくも敗退

ウィンブルドンのシングルス1回戦が始まり、女子では大坂なおみ選手(フリー)がタリア・ギブソン選手(オーストラリア)を6-4、7-6で破り、ストレート勝ちで2回戦に進出しました。 一方、4大大会に初めて挑んだ伊藤あおい選手(SBCメディカルグループ)は、ロシア出身のカミラ・ラヒモワ選手に7-5、3-6、2-6の逆転で惜しくも敗れました。 男子では、3連覇を目指すカルロス・アルカラス選手(スペイン)が勝ち進んでいます。(共同)

【バスケットボール】宇都宮がB1での優勝目指し、44歳の田臥勇太との契約を更新

Bリーグ1部(B1)所属の宇都宮ブレックスは、2024-25年シーズンの覇者として、元NBA選手でガードの田臥勇太(44)との契約をこれからも継続することを30日に発表しました。田臥選手は2008年にチームに加わり、24-25年シーズンにはレギュラーシーズンで9試合に出場しました。25-26年シーズンで彼はチームに18シーズン目の在籍となります。田臥選手のコメントは以下の通りです。「いつもたくさんの応援に感謝しています。2025-26シーズンもブレックスの一員としてプレーできることに、大変喜びを感じており、感謝の気持ちでいっぱいです。大切な仲間たちと共に、大好きなバスケットボールを続けていけることに感謝し、またあの素晴らしい景色を目指して、チーム全員、そしてファンの皆さんと共に2025-26シーズンも力を合わせて戦いたいと思います。」

佐久間朱莉が今シーズン3勝目-菅沼菜々との接戦を制す

今シーズンにおいて唯一ツアー2勝を挙げていた佐久間朱莉(22=大東建託)が、4アンダー2ボギーのスコアで70を記録し、トータル11アンダーで今季3勝目を達成しました。この勝利によって通算でも3勝目です。試合は15番ホールまで菅沼菜々(25)と接戦を繰り広げていましたが、16番ホールで菅沼がボギーを出し、残りの2ホールでは佐久間が安定したパーフォーマンスで逃げ切りました。

【陸上】やり投げの北口榛花、8月20日のダイヤモンドリーグ復帰を目指す – 右肘の負傷で日本選手権を欠場

陸上競技で活躍する女子やり投げの北口榛花選手(27歳、JAL所属)は、2024年パリ五輪での金メダルが期待されていますが、日本選手権(7月4~6日、東京の国立競技場)への出場を見送ることが決定しました。27日には、所属会社がSNSを通じてこのことを公表しました。北口選手は右肘の内側上顆炎の診断を受け、肘を曲げるときに痛みを感じる状態であり、今回の日本陸連が発表したエントリーリストにも彼女の名前は含まれていません。ただし、日本選手権は9月に開催される世界選手権東京大会の主要な選考会の一つですが、北口選手は昨年23年のブダペスト大会で優勝しているため、すでに出場が内定しています。 今シーズンはこれまでに4試合に出場しています。5月に中国で行われたダイヤモンドリーグ第2戦では、投てき距離60メートル88で4位となり、昨季以降で自己ワースト2位となりましたが、その後の試合では本来の実力を発揮しています。今季の3戦目である今月12日にノルウェーで行われたダイヤモンドリーグ第6戦では、64メートル63を記録して優勝し、この権威あるリーグで通算10勝目を達成しました。また、24日のチェコでのゴールデンスパイクでは、投てき距離63メートル88で2位に輝きました。 関係者によれば、北口選手は今後しばらくは肘の治療と回復に専念し、8月20日にローザンヌで行われるダイヤモンドリーグ第13戦への復帰を目指しているとのことです。今年秋に開催される世界選手権では、日本女子として初の連覇が期待されています。【藤塚大輔】

松山英樹が首位と3打差8位に浮上 久常涼は23位 星野陸也は予選落ち

26位から出た松山英樹(33=LEXUS)は66で回り通算11アンダー、133でトップと3打差の8位に浮上した。67をマークした久常涼は10アンダーで23位、金谷拓実は8アンダーの36位、大西魁斗は7アンダーの49位で決勝ラウンドに進んだ。星野陸也は2アンダーの118位で予選落ち。クリス・カーク(米国)ら3人が通算14アンダーで首位に並んだ。(共同)

1日で2人のホールインワン達成! 過去には山路晶が1日で2回の偉業、確率6700万分の1

1日に2人のゴルファーがホールインワンを達成しました。最初に成功したのは小野祐夢(27歳、ニチコン所属)です。彼は15番パー3、171ヤードのホールで5番ユーティリティを使用し、ツアー史上最高額となるホールインワン賞金1000万円の初の受賞者となりました。その快挙に続いたのが仁井優花選手です。彼女は9番パー3、189ヤードのホールで7番アイアンを打ち、一打でカップインしました。このホールインワンには600万円の賞金が付与されます。今大会は賞金総額3億円という過去最高額の大会で、優勝賞金は5400万円に設定されています。ホールインワン賞も非常に高額ですが、達成者が複数の場合は賞金が均等に分配されます。1日で2人がホールインワンを達成するのは非常に珍しいことです。しかし、過去には2021年のリゾートトラスト・レディース大会の2日目で山路晶選手が1日で2度のホールインワンを成し遂げたことがあります。イギリスの保険会社によれば、1人が1日に2度ホールインワンを達成する確率は6700万分の1とされています。

JOCの新会長に橋本聖子参院議員が選ばれる – 初の女性リーダー、任期は2年

日本オリンピック委員会(JOC)は26日に東京都内で評議員会を開催し、橋本聖子参院議員(60)を新会長として選出したことを発表しました。彼女は夏季と冬季のオリンピックに計7回出場した経験を持っています。任期は2年間で、JOCで初の女性トップとなります。彼女はこれまでに日本スケート連盟会長やJOC副会長、そして五輪担当大臣を歴任してきました。2021年2月からは、森喜朗氏の後を引き継いで東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の会長を務めました。JOCの役員候補者選考委員会では、日本サッカー協会(JFA)前会長の田嶋幸三氏(67)や、日本バスケットボール協会会長で現在JOC会長代行を務める三屋裕子氏(66)なども候補者として挙げられていました。彼らは新たに25年度から2年間の新理事30人に選ばれ、続いて行われた理事会の互選で橋本氏が会長に選ばれました。長期療養中だった山下泰裕会長(68)は、任期満了に伴い退任しました。

【写真特集】チーズハットグを楽しむ小林光希 携帯扇風機で涼む都玲華/女子ゴルフ第1日目

国内女子ゴルフツアー「アース・モンダミンカップ」(千葉・カメリアヒルズCC)の第1日目の様子を写真でお届けします。 小林光希 3番ホールでチーズハットグを楽しむ小林光希(撮影・宮地輝) 3番ホールのティーショットを放つ小林光希(撮影・宮地輝) 3番ホールでティーショットを放ち笑顔でVサインする小林光希(撮影・宮地輝) 都玲華 3番ホールでティーショットを放ち笑顔を見せる都玲華(撮影・宮地輝) 平塚新夢 3番ホールでティーショットを放つ平塚新夢(撮影・宮地輝) ティーショット後、しょんぼりポーズの平塚新夢 上野菜々子 1番ホールでティーショットを放つ上野菜々子(撮影・宮地輝) 2番ホールでバーディーパットを決める上野菜々子(撮影・宮地輝) 稲見萌寧 3番ホールでティーショットを放つ稲見萌寧(撮影・宮地輝) 小祝さくら 3番ホールでティーショットを放つ小祝さくら(撮影・宮地輝) 岡山絵里 3番ホールでティーショットを放つ岡山絵里(撮影・宮地輝) 桜井心那...

【バスケ】三屋裕子氏、5期10年で日本バスケットボール協会会長を退任 – 次期会長はBリーグ島田チェアマンが兼任

日本バスケットボール協会の会長を務めていた三屋裕子氏(66)が退任し、後任としてBリーグのチェアマンである島田慎二氏(54)が新会長に就任する方向になりました。この人事は、28日の臨時評議員会で正式に決定される予定です。島田氏は協会とBリーグのトップを兼任することになります。 三屋氏は、もともとはバレーボール界出身で、Jリーグ及びBリーグの元チェアマンである川淵三郎氏のすすめでバスケットボール界に転身しました。2016年に日本協会の会長に就任した後、2022年には会長の最大任期を4期8年から7期14年に延長する改革を進めました。現在5期目を迎える三屋氏は、協会設立から100周年を迎える2030年に女子ワールドカップを日本に誘致する意向を示すなど、次の任期にも意欲的でしたが、一方で5期10年を節目と考え退任を決断しました。 島田氏はこれまでBリーグ千葉ジェッツの社長や会長を務め、その後2020年には同リーグのチェアマンに就任しました。積極的な改革を進め、新しいカテゴリーである「Bプレミア」を設立する計画を打ち出し、プレミアの下に「Bワン」「Bネクスト」を構成する新たな体制を2026年秋から開始する予定です。 Bリーグが創設された際には、リーグトップと日本バスケットボール協会会長の定席を川淵氏が務めていました。とはいえ、各年代の日本代表強化などの競技団体トップと、興行を主催するリーグトップが同一人物であることが利益相反を生む懸念もあります。今月12日にBリーグ次期チェアマン候補者として承認された島田氏は、複雑な舵取りが求められます。権力が集中することへの懸念の声も挙がっています。 なお、同協会の技術委員長である東野智弥氏(54)は任期満了に伴い退任予定で、B1名古屋ダイヤモンドドルフィンズの社長兼GMに就任し、女子Wリーグの三菱電機でも要職に就く見込みです。

山崎照朝さんが「静かに旅立ちました」–息子の倍実氏が報告「一切弱音を吐かず毅然とした姿勢を貫いた」

極真空手の初代全日本王者で、「極真の龍」と称された山崎照朝(やまざき・てるとも)さんが、22日に胆管がんにより亡くなりました。享年77歳。山梨県のご出身で、23日にご家族がSNSを通じて発表されました。山崎さんは現役時代、キックボクシングでも活躍し、人気漫画『あしたのジョー』のキャラクター「力石徹」のモデルになったことでも知られています。引退後は、ボランティアとして空手の指導に携わる一方、格闘技評論家としても活躍しました。葬儀と告別式は、26日午前9時半から埼玉県越谷市の斎場で執り行われます。喪主は妻のせつ子(せつこ)さんです。   ◇   ◇   ◇山崎さんは、今年1月まで東京中日スポーツで「山崎照朝 撃戦記」というコラムを連載し、ボクシングの現場にも積極的に参加されていました。その後、闘病生活を送っていたとのことです。息子の倍実氏はSNSで「胆管がんとの闘病の末、静かに旅立ちました」と報告し、「最後まで一切弱音を吐くことなく(中略)毅然とした姿勢を貫いてくれました」と綴りました。山崎さんは、山梨県の都留高校に在学中、極真会館に入門し、その後、日本大学への進学を経て頭角を現しました。1969年、大山倍達館長の勧めで、当時人気を博していたキックボクシングのリングに上がり、8連続KO勝利を収め、一躍スターとなりました。同年9月には、極真会館の第1回全日本選手権で優勝し、その野性的な技から「極真の龍」と呼ばれ、『あしたのジョー』の「力石徹」のモデルとなりました。1973年の全日本選手権準優勝を最後に、選手として引退した山崎さんは、ボクシング記者や格闘技評論家として活動を続け、さらに女子プロレスのコーチとしてクラッシュ・ギャルズなどを指導しました。また、埼玉県さいたま市内に空手道場「逆真会館」を設立し、週末には長年にわたってボランティアで指導を行っていました。