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メジャー優勝の西郷真央が恒例行事の池ダイブで「匂いが…」 岡本綾子からの「水汚くない?」の質問に答える

プロゴルファー西郷真央さん(23、島津製作所所属)は、米ツアー2年目で、5人によるプレーオフを1ホール目で制し、見事にメジャー初優勝を果たしました。正規の18ホールでは3バーディー、5ボギーでスコアは74でした。総合スコア7アンダーで281となり、日本の女子選手としては史上5人目のメジャー優勝となりました。   ◇   ◇   ◇優勝した西郷さんは、恒例の“池ダイブ”を行いました。この大会では、毎年優勝者がグリーンのそばの池に飛び込むことが伝統的な行事となっています。中継局のWOWOWのインタビューで感想を聞かれると、西郷さんは「本当に深くて、おぼれるかと思うくらい」と笑顔で答え、「ジャンプして飛び込むことが目標だったのでとても嬉しかったです」と幸せそうに語りました。87年に米ツアーで賞金女王となり、通算17勝を挙げたゴルフのレジェンドである岡本綾子さん(74)がWOWOWの中継を担当していました。岡本さんが「池の水、汚くなかった?」と尋ねると、西郷さんは「匂いが結構。においが結構するね、とチームで話しました」と感想を述べました。

愛称は「西郷(せご)どん」ツアー初優勝がメジャー大会の西郷真央はジャンボの愛弟子

ゴルフ米ツアーに挑戦して2年目の西郷真央選手(23歳、島津製作所所属)は、5人によるプレーオフを制し、待望のツアー初勝利を今シーズンのメジャー第1戦で成し遂げました。「西郷どん」と親しまれる西郷選手のプロフィールは以下の通りです。 西郷真央(さいごう・まお) ★出身地 2001年(平成13年)10月8日生まれ、千葉県船橋市出身です。島津製作所に所属しています。 ★学歴 幼少期から5歳でゴルフを始め、地元千葉の強豪校である麗沢中学校に進学しました。同じ学校の1学年上には吉田優利選手がいました。麗沢高校に進学し、2020年4月には日本ウェルネススポーツ大学に進学しています。 ★ジャンボ尾崎の門下生 高校1年生の時にジャンボ尾崎ゴルフアカデミーに入門しました。同期には佐久間朱莉選手(2025年4月に国内ツアー初勝利)がいます。ジャンボ尾崎氏から「西郷どん」と呼ばれています。 ★アマチュア時代の実績 高校3年生の時に日本女子アマでノーシードからの初優勝を果たしました。 ★プロとしてのキャリア 高校3年生の時のプロテストで18位で合格しました。同年代には笹生優花選手、山下美夢有選手もいます。プロ1年目には約1億7900万円の賞金を獲得し、賞金ランキング4位となりました。連続アンダーパーフィニッシュのツアー記録を樹立しました。 ★国内での勝利 2022年にはダイキンオーキッドレディースで初優勝。その後、10試合で5勝を上げるという記録を達成し、国内通算6勝です。 ★米国メジャーでの挑戦 2022年の全米女子オープンでは44位、エビアン選手権で3位に入りました。 ★米ツアーでの活動 2024年から米国女子プロ選手権と全英女子オープンで7位に入るなど、数々の試合でトップ10に入る活躍をしています。 ★最新の成績データ 2021年時点で世界ランキング37位、賞金ランキング26位、平均飛距離は約261ヤードなど、多くの指標で良好な成績を収めています。 ★その他の情報 お気に入りのプロは不動裕理選手で、趣味はお笑い観賞です。好きな色はピンクです。 ◆放送&配信情報 WOWOWは、メジャー3大会を含むLPGAゴルフツアーの全29大会を放送・同時配信します。WOWOWオンデマンドでは、日本人選手専用カメラもすべての大会で配信されます。

西郷真央が歓喜の涙「全身震えながらストロークした」メジャー初Vのパット「感覚が残ってる」

ツアー2年目の西郷真央(23=島津製作所)が、5人によるプレーオフ(PO)を劇的に制し、ツアー&メジャー初優勝を飾った。日本女子ではメジャー優勝は史上5人目(6度目)となり、メジャー全5大会制覇を達成。この日、正規の18ホールでは首位でスタートしたものの、一時は2打差で追う形となった。優勝は難しいとみられたが、上位の取りこぼしもあり、西郷が最終18番のバーディーでPOに持ち込んだ。PO1ホール目の18番パー5では、イーグルチャンスにつけた殷若寧(イン・ルオニン、中国)がまさかのパー。他の3人もパー以下となり、最後の西郷が唯一のバーディーを決め、歴史的な熱戦にけりをつけた。この大会恒例の優勝者による18番ホール横の池に、西郷は足から飛び込み、大きな歓声が起きた。ホールアウト後の主な一問一答は次の通り。-ツアー初優勝はメジャー優勝西郷 もう最後、バーディーパットがほんと手が、手どころか、全身震えながらストロークしてて、今でもその感覚が残ってるが、本当にあきらめずにやってきて、よかったなっていう思いです。-昨年は悔しい思いをした西郷 勝ちたい試合で、やっぱ勝てなかったりとか、すごい悔しい思いもしたが、こうやって大きな大会でメジャーという形で初優勝を挙げることができて本当にうれしい。-恒例の優勝者による池にダイブは西郷 チームみんなで一緒に飛び込みたいです。西郷真央がメジャー初制覇!スコア詳細◆放送&配信 WOWOWは、メジャー3大会を含むLPGAゴルフツアー29大会を放送・同時配信する。WOWOWオンデマンドでは日本人選手専用カメラも全大会配信。

【バレー】緊迫の試合で疑惑の判定、「こんな展開は嫌だ」と不満の声相次ぐ―レッドカードが問題に

議論を呼ぶ判定で試合の勝敗が決まった。セットカウント2-1でリードしていたサントリーの第4セット。名古屋は終盤まで不利な状況にあったが、ニミル・アブデルアジズのサービスエースで24-24と追いつく。さらに25-25の場面で、ティネ・ウルナウトのスパイクがアウトとされたが、ビデオ判定によりチャレンジが成功し、26-25でセットポイントを奪い取った。しかし、スクリーンに「タッチ」を示すマークが表示されなかったため、アブデルアジズは「チャレンジが失敗した」と誤解し、審判に抗議した。この行動がマナー違反とされ、既にイエローカードを受けていた彼はレッドカードを受けてしまった。これによりサントリーに得点が入り、26-26の同点。さらにサーブ権がサントリーに渡った。名古屋側は納得できない様子を見せたものの、試合は再開。サントリーが得点を重ね、27-26でセットポイントを握ると、最終的にシリフカのブロックアウトでサントリーが勝利を収めた。Jスポーツの解説者・福山汰一氏は「説明が必要では?」と疑問を投げかけた。重要な試合展開であったことに加え、レッドカードを巡る説明が不足していることに対して、ファンから不満の声が続出。「運営のやり方が良くない」「こんな結果でウルドが負けるのは理不尽だ」「今後SVリーグを観るのをやめたい」「ニミル、日本に来てくれてありがとう」と、SNSには批判や不満のコメントが殺到した。

【バレー】西田有志がSVリーグ運営に物申す「現状ハテナがつく事ばかり」選手会発足を呼びかけ

日本代表アタッカーで大阪ブルテオンの西田有志(25)が、リーグ運営にもの申した。27日に自身のX(旧ツイッター)を更新。前日26日のプレーオフ準決勝で敗退した西田は冒頭で、プレーオフ準決勝サントリー-名古屋戦を見たことを報告し「1番早いのは選手会を作って提言するのが1番(中略)選手の意見をまとめ提言し、改正に向ける。1番必要であると思います。尚且つ世界最高峰のリーグを作ると仰っているのであれば、余計に必要だと私は思います」と提言した。リーグ戦の試合数やリーグ参戦ライセンスにも言及した上で「今現状ハテナがつく事ばかりです。バレーボール以外の部分で納得いかない部分が今シーズンは多すぎるのでは無いか」と続け、「これは多くの選手が持っている違和感です。そして各チーム応援してる方々も同じだと私は思います」と持論を展開した。さらに、レフェリーについても言及。「レフェリーに関しても同じだと私は思います。今までのリーグと違うのであれば、そこも統一していただけたらと思います。そしてレフェリーをしていただいている方々への待遇だったり判定などを定めて頂けるとありがたい限り」と書き記したが。その上で「選手会を作りよりいいリーグ レベルをみんなであげませんか?皆さんの協力があってこそ素晴らしいリーグになると思いますので」と、選手会発足を呼びかけた。26日の大阪B-愛知戦後に、今季限りでの退団を発表した大阪Bのジェスキーが「リーグは選手たちの体調をしっかり見てほしい。今は選手の健康よりは、お金がもうかることしか考えていないと正直思っている。」と不満を爆発。27日のサントリー-名古屋戦では、レッドカードを巡る判定に疑問の声が噴出していた。【バレー】高橋藍のサントリーが3-1で名古屋を下し、決勝進出へ/SVリーグCS準決勝第3戦

【バレー】高橋藍「複雑な気持ちが残るが…」ビデオ判定の騒動を乗り越えサントリーが決勝への切符を手に入れる

レギュラーシーズンで2位を獲得したサントリーは、第3戦で3位の名古屋を打ち破り、2勝1敗で決勝進出を決めました。初戦で名古屋に第1セットを奪われましたが、続く3セットを連取し、試合に集中して連勝を収めました。5月3日からの決勝戦では、大阪Bを破った愛知と初代SV王者の座をかけて戦います。 ◇   ◇   ◇サントリーが白熱した試合を制し、見事な逆転勝利を成し遂げました。セットカウントが2-1となり迎えた第3セットの終盤では、25-25からの得点判定をめぐり、ビデオ判定によるチャレンジが行われ、その際には名古屋にレッドカードが与えられるという緊迫した場面もありましたが、チームは円陣を組んで集中力を高めました。最終的にはシフリカの決定打で27-26とし、歓喜の瞬間を迎えました。試合の要所で活躍した高橋藍(23)は「名古屋の気持ちを考えると複雑な思いが残るが、まずはここを勝ち抜くことが重要だった」と話し、突破に自信を見せました。試合開始早々に第1セットを奪われる展開になりましたが、「気持ちの勝負だった」と語り、3セットを取り返しました。18得点をあげた自身のプレーにも満足顔を見せ、「高い数字を残せたと思う」と語るスパイク決定率は65.4パーセントを記録しました。守備も「軸として行うことで安定感を出すことができた」と語り、決勝へつながるプレーに手応えを感じていました。初代王者まであと2勝。「ここまで来たら優勝か、それともできないか。まずは自分たちのバレーを信じて戦い抜きたい」と、愛知撃破を誓い来週の試合へ意欲を燃やしています。

【バレー】「初めての経験」名古屋のバルドヴィン監督、判定に不満を表明

名古屋はサントリーに1-3で敗北し、決勝進出の夢を断たれました。その中で、名古屋のバルドヴィン監督は疑惑の判定に対し、困惑する姿を見せました。「普段は審判について言及することはありませんが、1994年に指導者としてのキャリアを始めて以来、こんな経験は初めてです。ニミル選手が赤い丸が表示されなかったことに触れるのは、異常ではありません。」と口にしたバルドヴィン監督は、唇を噛みしめました。問題の場面はセットカウント1-2で迎えた第4セットで起こりました。25-25の場面で一度アウトと判定されたウルナウト選手のスパイクが、ビデオ判定で覆りセットポイントを逃しました。しかし、スクリーンに赤い丸が表示されず、意味を「タッチ」と取られないことで、ニミル・アブデルアジズ選手は「リクエスト失敗」と誤解し、審判に抗議。この行為がマナー違反とされ、この試合ですでにイエローカードを受けていたアブデルアジズ選手は、レッドカードを受けました。これによりサントリーに得点が入り、26-26の同点となりました。相手にサーブ権が渡った再開後、流れを断たれる結果となりました。バルドヴィン監督は判定に対し不満を述べる一方で、「もう少し冷静に対処すべきだった」と反省の声もありました。最後に、「サントリーは今日の試合でより優れていました。彼らこそが決勝に進むべきチームです。残念ですが、これは我々の言い訳ではなく、サントリーが優れていたということです。」と対戦相手を称賛しました。

【バレー】高橋藍のサントリー-名古屋/SVリーグCS準決勝第3戦ライブ速報中

バレーボールの大同生命SVリーグ男子・チャンピオンシップ(CS)準決勝第3戦が行われる。2位のサントリーは名古屋と対戦する 【詳細】SVリーグCS準決勝第1戦 【詳細】SVリーグCS準決勝第2戦 【イラスト】男子バレーSVリーグ・チャンピオンシップ勝ち上がり サントリー022-25 -  -  -  - 0名古屋 ◆試合経過 第1セット リーグ2位のサントリーは、セッター(S)大宅真樹、オポジット(OP)ドミトリー・ムセルセスキー、アウトサイドヒッター(OH)高橋藍、アレクサンデル・シリフカ、ミドルブロッカー(MB)鬼木錬、小野寺太志、リベロ(L)藤中颯志と、第2戦と同じスタメンを起用。対する3位の名古屋は、S深津英臣、OPニミル・アブデルアジズ、OH水町泰杜、ティネ・ウルナウト、MBのポジションに、山崎彰都と傳田亮太、L渡辺俊介を起用した。 第1セットは、名古屋が先手を取った。水町のスパイクやサービスエースが効果的に決まり、7-4とリードした。一方のサントリーもムセルスキーのブロックポイントや高橋藍の強打などで11-10と巻き返したが、名古屋はアブデルアジズのエースなど3連続点で再逆転。終盤まで競り合いが続いたが、23-22の場面でアブデルアジズがエースを決めてセットポイントを握ると、最後もアブデルアジズがエースを沈めてセットカウントを先取した。第3戦にして初めて名古屋が第1セットを奪った。 サントリー対名古屋 第1セット スパイクを打つサントリー高橋藍(撮影・和賀正仁) サントリー対名古屋 第1セット スパイクを打ったサントリー高橋藍だが相手ブロックに阻まれる(撮影・和賀正仁)

【スピードスケート】高木美帆、五輪イヤーで波に乗る オフにヨガ&サーフィンで「疲れました」

スピードスケートの名選手である高木美帆選手(30=TOKIOインカラミ)は、2026年のミラノ・コルティナオリンピックを目指し、4度目のオリンピックに向けて準備を進めています。26日には、宮崎市で2種類のアクティビティに参加しました。所属する「teamGOLD(チームゴールド)」は20日から合宿を開始し、自転車トレーニングなどを通じて体力強化に努めています。この日はオフの日として、午前中にヨガに参加しました。海を見ながら体をリラックスさせ「素晴らしいロケーションの中で、休日の朝からヨガができたことで、気持ちがリフレッシュできた」と語り、晴れやかな顔を見せていました。「ヨガをすることで、体の左右のバランスがわかる。左はできるけれど、右は難しいという発見もある。これはスポーツにも役立つかもしれない」と話します。スピードスケートは左回りが基本のため、体のバランスに偏りが生じることもあります。そのことを再認識しながら、休みの日でも競技への新たなヒントを得ています。その後はウエットスーツに着替えて海へ向かい、サーフィンを楽しみました。過去に指導を受けていた経験を活かし「スケートほどバランスを取るのは難しくない」と言い、巧みに3度波を乗りこなしました。後半はバランスを崩す場面が増え、チームメートより早めに砂浜に上がり「疲れました」と笑顔を見せました。合宿の前日の練習後には「長年スピードスケートを続ける中で、どのように体を強くしながらコントロールするのか、もう一度考える時が来たのかもしれない。体作りをしつつ動きの修正をしていて、有意義な時間を過ごせている」と手応えを感じていることを明かしていました。今月の初めまでは「ネガティブで、自分を抑えている感じだった」と振り返りますが、現在は「内側から出てくる感情がある。迷わずに一歩踏み出し、貪欲に進みたい」と前向きな姿勢を見せています。オリンピックで7つのメダルを獲得した女王が、4度目の大会に向けてさらなる波に乗っています。【飯岡大暉】

【陸上】落合晃、東京世界陸上に向け大きく前進「目標に届いて良かった」1分45秒88で開催国枠記録に合致

駒澤大学のルーキーである日本記録保持者の落合晃(18)が、1分45秒88で初優勝し、9月に開催される東京での世界選手権出場に向けて一歩近づきました。この記録は開催国枠のエントリー基準とぴったり一致しました。通常の選考基準をクリアする選手がいない場合は、7月上旬に東京の国立競技場で行われる日本選手権での成績や世界ランキングによって初の代表入りが決まります。「これが一つの目標でした。そこに届いて本当に良かったです」と笑顔で話しました。レースは600メートル付近までは競りましたが、終盤で差をつけました。「状態が良く、余裕をもって走ることができました」と、2位の岡村颯太(鹿屋体育大学)に1秒16の差をつけました。駒澤大学の大八木弘明総監督からは「ラスト150メートルが重要」と言われており、「ギアを切り替えることができた。練習の成果を感じています」と振り返りました。初の世界選手権代表への道を進みましたが、参加標準記録である1分44秒50まであと0秒30です。7月上旬の日本選手権で3位以内に入れば、他の選手の成績に影響されずに代表に決定します。次の戦いは5月3日の静岡国際です。「標準記録を突破することが目標です。そのための準備をしたいと思います」。この日の記録を1秒38縮める必要がありますが、「この時点で(1分)45秒8台。調子は上がってきています。これから気温が上がると、体も動いてくる感覚があります。まだまだ向上できます」と自信を見せました。