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宇野昌磨がプロデュースする初のアイスショーが開催、本田真凜とのリフトに大歓声

フィギュアスケーターの宇野昌磨さん(27)が2024年5月にプロに転向して以来、初めてプロデュースするアイスショー「Ice Brave(アイスブレイブ)」が、長久手市の愛・地球博記念公園アイススケート場で14日に初公演を行いました。公演は90分にわたりノンストップで行われ、自身の競技者時代のプログラムを中心に披露しました。報道陣に公開された2度目の公演では「今までで最もエネルギッシュです。毎回全力を出し切っています。疲れはありますが、声援や拍手のおかげで力が湧きます。言葉では聞くけれど、歓声の力を本当に実感しました」と息を切らしながらも、力強く語りました。本田真凜さん、本郷理華さん、中野耀司さん、唐川常人さん、櫛田一樹さん、そして宇野さんが師事していたステファン・ランビエルさんも出演。オープニングでは2019-20年のショートプログラム「Great Spirit」を披露し、持ち味の「クリムキンイーグル」やスピンで観客を魅了しました。ランビエルさんとの共演では15-16年のSP「Legends」をバックに、3回転トーループやダブルアクセルを成功させました。後半では本田さんとアイスダンスのペアを組み、「Wild Side」で華麗な演技を披露。本田さんを両手で持ち上げて回転する「リフト」のシーンでは、大きな歓声が会場を包みました。◆公演日程◇愛知公演(愛・地球博記念公園アイススケート場) 6月14~15日、全3公演◇福岡公演(オーヴィジョンアイスアリーナ福岡) 6月21~22日、全3公演◇新潟公演(MGC三菱ガス化学アイスアリーナ) 7月12~13日、全3公演

川崎春花が今季初めて2日連続60台で上位争いへ「高校の先生を見つけて緊張した」/一問一答

首位と8打差の33位から出た川崎春花(22=村田製作所)が、今季初めて2日連続で60台をマークし、上位争いに加わった。ホールアウトした時点で暫定11位。5バーディー、1ボギーの68で回り、通算7アンダーの209。初日がスコア75で95位と大きく出遅れたが、2日目は今季自己ベストの66で、33位で予選を通過。この日が68で続き、今季最高25位に入った前週のヨネックス・レディースを上回る順位が視界に入った。主な一問一答は次の通り。-2日連続で60台で回った川崎 昨日は予選通過が危ないところだったが、集中してプレーできてよかったし、今日も朝から雨が降ったが、その中で60台で回れてよかった。-雨で2度も中断川崎 自分のショットが今は課題。そこに向き合ってやっていたので、中断しても気落ちせずに、いいショットを打つために早くプレーしたかった。-納得いくプレーは川崎 7番パー4のバーディーで、セカンドショットがすごく良かった。ピン横1メートルについてくれた。しっかり寄せられて、(バーディーパットは)気持ち的にはドキドキしたが、よかったです。 -前週の25位を上回る今季最高の順位も狙える川崎 いや、目指すというよりも、自分と向き合います。あまり順位は意識せずに、今の課題としっかり向き合って、少しずつよくしていければいい。それが結果につながれば一番いいが、そんなにうまくもいかないと思っている。そのへんを受け入れながら、明日もプレーしたい。-今季8試合目で感覚はつかめてきたのでは川崎 はい、少しずつつかんできたなという感じはあります。-京都市生まれで大阪学院高出身。地元関西でのツアーはやはり違うか川崎 今日は高校時代のゴルフ部の先生が来てくださっていました。富宿(とみやど)高明先生です。先生を見つけた瞬間、少し緊張しました。少しずつ良くなっているよと、言っていただきました(笑い)。

【柔道】パリ「銅」の永山竜樹が初優勝!男子60キロ級で「やっとチャンピオンになれた」/世界選手権

柔道の世界選手権が13日にブダペストで開幕し、男女合わせて2階級の試合が行われました。男子60キロ級では、パリ五輪で3位となった永山竜樹選手(パーク24)が6度目の出場でついに初優勝を果たしました。初戦の2回戦から5試合を勝ち抜き、決勝ではフランスのロマン・バラディエピカール選手に対し、合わせ技で一本勝ちを決めました。日本勢としては3大会ぶりの同級制覇となりました。初挑戦から8年、男子60キロ級の永山選手は、6度目の挑戦で世界一の称号を手にしました。決勝では得意とする担ぎ技を2度成功させ、合わせ技で一本を獲得し、念願の金メダルを胸に表彰台で柔らかな笑みを浮かべました。「やっとチャンピオンになれた」という言葉に、これまでの苦労と喜びが込められていました。多くの苦戦を乗り越えてきました。初戦と準々決勝では先にポイントを許しながらも逆転し、決勝でも関節技を決められるピンチを「気合」で耐え抜きました。大舞台でのもろさが過去の課題でしたが、この日はその粘り強さが光りました。本調子ではない中で得意の投げ技に固執せず、指導を狙った試合運びを展開。「落ち着いて試合をすれば結果はついてくる」と新たな境地を見出しました。不可解な判定で敗れ、銅メダルにとどまったパリ五輪での悔しさが、彼を駆り立てました。3年後のロサンゼルス五輪へ向けて、29歳の新王者は進化を続けます。女子48キロ級の古賀若菜選手(JR東日本)は2大会ぶりの銅メダルを獲得しました。準々決勝でカザフスタンのアビバ・アブジャキノワ選手に反則負けしましたが、敗者復活戦を勝ち上がり、3位決定戦でパリ五輪銅メダルのシリヌ・ブクリ選手(フランス)を破りました。(共同)

渋野日向子、「結果はちょっとした謎」—メイヤー・クラシックで94位、予選突破ならず

43位からスタートした渋野日向子選手(26歳、サントリー所属)は、2バーディー、4ボギー、1ダブルボギーを記録し、ラウンドを76で終えました。通算2オーバーの146で、最終順位は94位となり、惜しくも予選落ちしました。後半の14番ホールまではこの日イーブンパーで健闘していたものの、15番ホールでダブルボギーを叩き、続く16、17番ホールで連続ボギーと、3ホールで4打を落としてしまいました。渋野選手は「ショット自体は悪くなかったので、結果がちょっとした謎です。できれば4日間プレーしたかったですね」と、困惑を隠せない様子でした。5月29日開幕の全米女子オープンでは7位入賞を果たし、その後のショップライト・クラシックでは29位と好成績を収めていました。今大会は6月19日に始まる今シーズンのメジャー第3戦、全米女子プロ選手権(テキサス州)の前哨戦として注目されていました。渋野選手は「これから切り替えて、ベストな状態を目指して頑張ります」と、再スタートへの決意を述べました。

** 【競泳】18歳マッキントッシュ「なんて1週間だ!」5日間で世界記録を3つ更新、その喜びをダンスで表現 **

** パリオリンピック(五輪)競泳女子3冠を目指す18歳のサマー・マッキントッシュ(カナダ)が、わずか5日間で3つの世界新記録を樹立し、その活躍が世界中に大きなインパクトを与えました。 マッキントッシュはカナダの水泳世界選手権代表選考会にて、自身の実力を存分に発揮しました。11日には400メートル個人メドレーで4分23秒65を記録しました。 彼女はこの選考会で、400メートル自由形や200メートル個人メドレーでも新たな世界記録を打ち立て、わずか5日間で3種目の世界記録を更新しました。 18歳の彼女は早速12日までにインスタグラムを活用し、リアルタイムでファンに向けて情報を発信しました。 その中で、「なんて一週間だったのでしょう。今週のプールでの経験は本当に楽しかったです。多くのサポートに感謝します」と感謝の言葉を述べました。 さらに、ストーリーズでは、彼女が金髪のロングヘアをおろして帽子をかぶった姿でインタビューに答える動画や、「もし3つの世界記録を更新したら踊りましょう」というコメントと共に、多くのスイマーたちと踊る動画を公開しました。 フォロワーからは「信じられないほど素晴らしい1週間」「彼女はまたやってくれた」「サマーを愛しているよ」などの賛辞が寄せられました。

【バレー】男子日本がセルビアにストレートで快勝 ミドルブロッカー陣の活躍が光る

28年ロサンゼルス五輪(オリンピック)でのメダル獲得を目指す、世界ランキング6位の男子日本代表が、同12位のセルビアに3-0(25-20、25-23、26-24)のストレートで快勝した。第1セットは、中盤まで競り合う展開となったが、ミドルブロッカー陣が苦しい局面を打開した。15-15で村山豪が速攻でサイドアウトを取ると、その村山がサービスエースを決めて勝ち越し成功。さらにラリー・エバデダンがブロックを決めて3点差とすると、その後も要所でエバデダンのクイックなどで得点を重ね、25-20でセットカウントを先取した。第2セットは、宮浦健人のサービスエースや宮浦の連続ブロックなどで流れを引き寄せた。この日スタメンの甲斐優斗が1枚ブロックを決めるなど、見せ場をつくった。終盤は1点差まで詰め寄られたが、最後は宮浦がクロスに決め切り連取した。第3セットは、18-20とリードを許したものの、今大会でキャプテンを務める富田将馬の気迫のスパイクで同点に追い付くと、21-21の場面で宮浦にサービスエースが飛び出し逆転に成功。マッチポイントでエバデダンが相手のスパイクをシャットし、ストレートで勝ち切った。通算成績を2勝1敗とした日本。次戦は15日、中国大会最終戦でオランダと対戦する。【バレー】日本VNL第2戦、世界ランキング1位ポーランドとの死闘に敗れる 第4セットは37-39

【全米オープン】松山英樹、初日74で62位スタート「思うようにいかなかった。調子が良くなかった」

初日の第1ラウンドが行われ、松山英樹は74のスコアで62位からのスタートとなりました。首位とは8打差があります。香妻陣一朗と金谷拓実はそれぞれ75をマークして79位、河本力は78で124位、杉浦悠太は79で133位と出遅れました。一方で、アメリカのJ・J・スポーンが66のスコアで単独首位に立っています。南アフリカのスリストン・ローレンスが1打差の2位につけています。 松山選手は難易度の高いコースで思うようにスコアを伸ばせず苦戦しました。ティーショットが安定せず、前半で3つのボギーを叩いてしまいました。チャンスを活かせず、「思うようにいかなかった。調子が良くなかった」と悔しさを露わにしました。 後半では、パー5の4番でバーディーを奪ったものの、その後の6番と7番で連続ボギーを喫し、勢いに乗ることができませんでした。2016年に同じコースで行われた大会では予選落ちしており、第2ラウンドに向けては「これまでアンダーパーで回ったことがないので、今回こそ回ってみたい」と前向きに意気込みを話しました。(共同)

【フィギュアスケート】浅田真央さんがコーチ業を本格始動、「木下MAOアカデミー」設立で新たな一歩を踏み出す

フィギュアスケート元オリンピック銀メダリストの浅田真央さん(34)が、選手育成を目的としたコーチ業を本格的に始動します。12日に木下グループと共同で「木下MAOアカデミー」を設立することを発表し、都内で記者会見を行いました。東京を拠点とするアカデミーは8月1日に開校予定で、浅田さんがディレクターに就任します。白のパンツスーツを身にまとった浅田さんは「一人ひとりのスケーターと向き合い、丁寧に指導していきます」と意気込みを語りました。アカデミーの概要:対象年齢は5~9歳、定員は10名程度、性別不問ホームページでの応募期間は6月12日から30日プログラムの柱:浅田真央さんによる直接指導氷上練習、バレエ、ダンス、新体操、陸上トレーニングを融合した独自育成プログラム選手のレベルに応じた奨学金制度の導入浅田さんは2005年のグランプリファイナルで優勝し、2010年バンクーバー五輪で銀メダルを獲得しました。2017年4月に競技引退を発表し、プロスケーターとして国内を巡回するショーを開催しながら活動しています。2024年11月には「MAO RINK TACHIKAWA TACHIHI」が東京・立川市にオープン予定です。今後の活動について:浅田さんは「今後はMAOアカデミーとMAOクラブに集中します」とコメントし、会場の笑いを誘う和やかな一幕もありました。例えば、「ハーフ、ハーフ」という発言は、過去に日本外国特派員協会での会見で「今のところハーフ、ハーフぐらいです」と答え、それがスポーツ界で流行した例があります。木下グループの木下直哉社長は「次の次のオリンピックに出場する選手を育てたい」と激励の言葉を送りました。◆浅田真央(あさだ・まお)は1990年9月25日、名古屋市生まれ。小学5年で3回転すべてを習得し、15歳でグランプリファイナル初優勝を果たしました。 10年バンクーバー五輪で銀メダル、世界選手権3度優勝、そして全日本選手権6度優勝。17年4月に現役引退後、プロスケーターへと転向しました。

【フィギュア】指導者本格始動の浅田真央さん 今後のプロスケーター活動は「ハーフ、ハーフ」

フィギュアスケート女子で2010年バンクーバーオリンピック銀メダリストの浅田真央さん(34)が、コーチ業を本格的にスタートします。12日、木下グループと共同で「木下MAOアカデミー」と「木下MAOクラブ」を設立することを発表しました。発表会は東京で行われ、8月1日から東京を拠点に活動を開始します。浅田真央さんは元世界女王で、2度のオリンピックに出場し、2017年4月に競技引退後はプロスケーターとして「浅田真央サンクスツアー」や「BEYOND」などで全国を巡りました。2024年11月には東京・立川市に「MAO RINK TACHIKAWA TACHIHI」がオープン予定で、これまで多岐にわたる活動を通じてフィギュアスケートの普及と発展に貢献しています。今後のプロスケーターとしての活動について尋ねられると、「今のところ、MAOアカデミーとMAOクラブに全力を注ぎたいと思っています」と説明しました。そして、追加の質問に対しては「ハーフ、ハーフです。久しぶりに言いたかったので(笑)」と笑顔を見せ、会場からも笑い声が上がりました。「ハーフ、ハーフ」という言葉は、2014年ソチオリンピックから帰国した直後に日本外国特派員協会での会見で、進退の質問に対して「今のところハーフ、ハーフぐらいです」と笑顔で答えたことから始まりました。この言葉は2014年のスポーツ界で度々使われ、野球界や陸上界でも「ハーフ、ハーフ」という言葉が流行しました。◆浅田真央(あさだ・まお)1990年(平成2年)9月25日、名古屋市生まれ。小学5年生で全種類の3回転ジャンプができるようになり、6年生で3回転半を成功させました。15歳の時、2005年グランプリ(GP)ファイナルで初出場にして優勝。2006年トリノオリンピックには年齢制限で出場できませんでしたが、2010年バンクーバーオリンピックで銀メダルを獲得。2014年ソチオリンピックでは6位。世界選手権では2008年、2010年、2014年に優勝。全日本選手権は6度の優勝を誇ります。1年間の休養を経て2015年5月に現役続行を表明しましたが、2017年4月に現役引退を発表し、プロスケーターへと転向しました。

【ラグビー】日本代表37人発表 11カ月ぶりリーチ・マイケル、明治大3年竹之下仁吾ら/一覧

日本ラグビー協会は12日、日本代表の宮崎合宿(16日開始)メンバー37人を発表した。リーグワンで2連覇を果たした東芝ブレイブルーパス東京からは5人が選出。リーチ・マイケル(36)は昨年7月のイタリア戦から代表活動を外れており、約11カ月ぶりのメンバー入り。大学生では竹之下仁吾(明治大3年)が唯一選ばれた。代表は「JAPAN XV」として、強化試合「リポビタンDチャレンジカップ」マオリ・オールブラックス戦(28日、東京・秩父宮ラグビー場)に臨む。7月には世界ランク12位のウェールズとテストマッチ2連戦を行う。5日に福岡・ミクニワールドスタジアム北九州、12日にはノエビアスタジアム神戸で対戦する。メンバーは以下の通り。◇FW紙森陽太(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)木村星南(東芝ブレイブルーパス東京)小林賢太(東京サントリーサンゴリアス)江良颯(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)佐藤健次(埼玉パナソニックワイルドナイツ)原田衛(東芝ブレイブルーパス東京)木原三四郎(東京サントリーサンゴリアス)竹内柊平(浦安D-Rocks)為房慶次朗(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)エピネリ・ウルイヴァイティ(三菱重工相模原ダイナボアーズ)ワイサケ・ララトゥブア(コベルコ神戸スティーラーズ)ワーナー・ディアンズ(東芝ブレイブルーパス東京)リーチ・マイケル(東芝ブレイブルーパス東京)奥井章仁(トヨタヴェルブリッツ)ベン・ガンター(埼玉パナソニックワイルドナイツ)ジャック・コーネルセン(埼玉パナソニックワイルドナイツ)下川甲嗣(東京サントリーサンゴリアス)ヴェティ・トゥポウ(静岡ブルーレヴズ)マキシ・ファウルア(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)ファカタヴァ・アマト(リコーブラックラムズ東京)◇BK斎藤直人(スタッド・トゥール-ザン)福田健太(東京サントリーサンゴリアス)藤原忍(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)サム・グリーン(静岡ブルーレヴズ)李承信(コベルコ神戸スティーラーズ)中野将伍(東京サントリーサンゴリアス)シオサイア・フィフィタ(トヨタヴェルブリッツ)ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ)チャーリー・ローレンス(三菱重工相模原ダイナボアーズ)石田吉平(横浜キヤノンイーグルス)植田和磨(コベルコ神戸スティーラーズ)マロ・ツイタマ(静岡ブルーレヴズ)メイン平(リコーブラックラムズ東京)ハラトア・ヴァイレア(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ)竹之下仁吾(明治大)中楠一期(リコーブラックラムズ東京)松永拓朗(東芝ブレイブルーパス東京)◆25年の国内開催試合日程6月28日 マオリ・オールブラックス(東京・秩父宮ラグビー場)※キャップ非対象試合7月5日 ウェールズ(世界ランク12位、福岡・ミクニワールドスタジアム北九州)7月12日 ウェールズ(ノエビアスタジアム神戸)8月30日 カナダ(世界ランク24位、ユアテックスタジアム仙台)10月25日 オーストラリア(世界ランク8位、東京・国立競技場)※カナダ戦以外はリポビタンDチャレンジカップ2025、カナダ戦はパシフィックネーションズカップ2025の1次リーグ