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【陸上】マラソン鈴木優花&赤崎暁が結婚を発表「笑顔の絶えない家庭を」ともにパリ五輪6位

日本の陸上界で活躍する女子マラソン選手、鈴木優花(25歳、第一生命グループ所属)と、男子マラソン選手、赤崎暁(27歳、九電工所属)は、2024年パリオリンピックで共に6位入賞を果たした二人が、5日にそれぞれSNSで結婚を発表しました。鈴木選手は自身のインスタグラムで、「まだまだ未熟な私たちですが、皆さまに感謝の気持ちを忘れず、これからも共に目標に向かって走り続けます」と報告。一方、赤崎選手も、「これからは夫婦として手を取り合い、笑顔の絶えない家庭を築いていきたい」と意気込みを語りました。鈴木選手は大東文化大学を卒業後、2022年に第一生命グループに入社。2023年のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で優勝し、日本代表として初出場となったパリ五輪で6位という日本最高成績を収めました。赤崎選手は拓殖大学卒業後、2020年に九電工に入社。2023年MGCで2位となり、同じくパリ五輪で6位入賞を果たしました。パリ五輪では、赤崎選手が女子マラソンを走る鈴木選手の給水ポイントに現れ、ドリンクを手渡し励ます一幕があり、話題を呼びました。◆鈴木優花(すずき・ゆうか):1999年9月14日生まれ。秋田県大仙市出身。中学時代はバスケットボール部、高校から本格的に陸上を始め、大東文化大学在学中には全日本大学女子駅伝で3年連続区間賞を獲得。趣味は絵を描くことです。◆赤崎暁(あかさき・あきら):1998年1月21日生まれ。熊本県大津町出身。中学時代はバレーボール部、開新高等学校で陸上を開始し、拓殖大学では4年連続で箱根駅伝に出場。好物はパンです。

【バレー】女子代表アクバシュ監督が初陣で大活躍、日本語で「今日はいいですね!ナイスゲーム」

2028年のロサンゼルスオリンピックでのメダル獲得を目指す世界ランキング7位の女子日本代表チームが、素晴らしいスタートを切りました。VNL(バレーボールネーションズリーグ)の予選ラウンド初戦では、世界ランキング9位のオランダに対し3-0(25-17、25-15、25-16)で圧勝。トルコ出身の新監督、フェルハト・アクバシュ氏(39)の初陣を見事に飾りました。試合後のテレビインタビューでは、日本語で「みなさんこんにちは。ナイスゲーム! 今日はいいですね」と話すなどし、上機嫌の様子を見せました。強力なサーブで相手の戦術を封じ、「相手に臨む態度が良かった。サーブの質についてしっかり研究し崩すことができた。チームは若いので、次に向けてさらに成長していきたい」と笑顔を見せました。試合中は、選手たちと積極的にコミュニケーションを取る姿が印象的でした。「コート上でリラックスすることを常に伝えている。それと同時に、戦略についても具体的かつ適切に指示をしている」とその考えを述べました。次の試合は6日(日本時間7日)に、世界ランキング10位のセルビアと対戦します。「カナダラウンドの試合はどれも難しい。セルビアは若いながらも有望な選手がいる。今日よりも難しい試合になるでしょう」と気を引き締めていました。

【卓球】平野美宇、中国スーパーリーグ参戦を表明 世界女王・孫穎莎らが所属チーム

卓球女子でパリ五輪日本代表の平野美宇(木下グループ)が4日、自身のインスタグラムで最高峰の中国スーパーリーグに参戦することを表明した。「深■大学チームから参加できることを、とてもうれしく思います。頑張ります」と記した。25歳の平野は5月にカタールで行われた世界選手権個人戦の女子シングルスで2回戦敗退。日本代表での活動ペースを落とすことを明らかにし、帰国後は「また違う新しい気持ちで卓球に取り組んでいきたい。環境をちょっと変えてみたい」と語っていた。深■大学チームには世界選手権女子シングルスで2連覇を達成した孫穎莎らが所属している。(共同)※■は土ヘンに川

【競泳】名コーチ・平井伯昌氏が日本水連の競泳委員を辞任「長年やってきた。自分はもういい」

日本水泳連盟が2日に東京都内で開催した競泳委員会において、数々の名選手を育てた名コーチの平井伯昌氏(62)が、国際大会の選考基準などを策定する役割を担う競泳委員を辞任することが報告されました。平井氏は「長年この仕事を続けてきた。自分にはもう十分です」と言及しました。ただし、日本代表の強化に関わり続ける意欲は変わらず、今年7月にシンガポールで開催される世界選手権のコーチ役は継続する予定です。また、東洋大学の監督としてチームを率いる平井氏は、これまで競泳委員長や日本代表ヘッドコーチを歴任してきました。昨年のパリ五輪では、男子400メートル個人メドレーで2位に輝き日本勢唯一のメダルを獲得した松下知之(東洋大)を指導。また、北島康介選手や萩野公介選手、大橋悠依選手をオリンピック金メダルに導いた功績もあります。

【全米女子オープン】渋野日向子が涙の7位「本当に悔しい終わり方」

昨年2位だった渋野日向子(26=サントリー)は健闘したものの、最終的にトータル3アンダーの285で7位に終わりました。 最終日は2打差で3位からスタートし、2バーディー、1ボギー、1ダブルボギーを記録し、スコアは74となり下降しました。 後半の14番パー5では3メートルのイーグルチャンスを逃したものの、この日2個目のバーディーを取り、トータルを6アンダーまで伸ばしました。 しかし、次の15番パー4で痛恨のミスがありました。ラフからの第3打がピンを大きく超え、約10メートルのパーパットも4メートルほど左にずれてしまいました。この3パットによるダブルボギーで首位との差は5打となり、優勝争いから後退しました。 ホールアウト後、渋野は悔し涙を流しました。 「バーディーが最初に来てくれたのは良かったけれど、その後続かず、ダブルボギーもあり、本当に悔しい終わり方でした。4日間いい位置でプレーできて嬉しさもあったのですが、同時に悔しさも感じます」 2019年の全英女子オープンで初出場優勝を果たして以来、6年ぶりの2度目のタイトル獲得はなりませんでしたが、この大会では20年4位、24年2位、25年は7位と安定した成績を残し、翌年の出場権も獲得。今季最高の成績を収め、メジャー大会での強さを改めて証明しました。

【ラグビー】右手骨折のモウンガ「東芝が大好き」2連覇のBL東京に感じた以心伝心

東芝ブレイブルーパス東京(BL東京、リーグ1位)がリーグワンで初の2連覇を達成しました。2季ぶりの優勝を目指したクボタスピアーズ船橋・東京ベイ(東京ベイ、同3位)を18-13で下し、前身のトップリーグを含めて7回目の頂点に立ちました。元ニュージーランド代表の世界的なSOリッチー・モウンガ(31)は、試合後に準決勝で右手を骨折したことを明かしつつ、1トライ1アシストでプレーヤー・オブ・ザ・マッチを獲得しました。NO8のリーチ・マイケル主将(36)と共にチームを引っ張り、5万人を超える観衆を高められたラグビーで魅了しました。◇   ◇   ◇  言葉は必要ありませんでした。8-6の後半7分、BL東京の自陣左中間スクラムの場面で、左サイドのモウンガはパスを投げるふりをし、「自分の直感に従った」と瞬時に動き出しました。快足で2対1の状況を作り出し、左のWTB森へラストパスを出しました。このトライで試合の主導権を握りました。決勝前にボールに触れることができたのは前日だけで、5月24日の準決勝神戸戦で右手を骨折しました。3日連続で酸素カプセルに入り、「決勝は特別な機会。出場不可能とは思っていなかった」と笑顔で話しました。森も自信を持っていました。「リッチーを信じて、過剰にクロスに入らず、外で待っているだけでいい」このプレーは今季何度も使用されてきました。前半8分にモウンガのトライで先制しましたが、8-6と僅差で前半を終えました。後半もわずか1トライでしたが、ラインアウトで競り勝ち、相手の自慢のモールを止めました。2連覇の瞬間、小さく右拳を振ったリーチは「粘って、東芝らしく戦った結果、勝ててとても嬉しい」と感慨深く語りました。 以心伝心が強みです。タックルされながら繋いだオフロードパスは、リーグ18試合で12チーム中最多の229本(Optaデータ)を記録。昨シーズンの1試合平均9.1本から12.7本と大幅に増えました。今季はモウンガが9月中旬に来日。W杯フランス大会後に新たに加入した昨シーズンよりも2カ月早く、世界的司令塔は秋の鹿児島合宿でFW第1列のプロップ小鍜治にもパスを指導しました。味方をサポートするコースや間に連携の深まりが見え、リーチは「みんなの癖が分かるようになった」とうなずきました。あうんの呼吸はこの日も強力な防御を突破する武器となり、リーグ最多の741得点を叩き出す攻撃力を発揮しました。ノーサイドの笛が鳴り、連覇を祝福するかのように雨が降り注ぎました。モウンガは「東芝が大好きです。謙虚さで一生懸命働く皆が、協力して勝利を目指している。その一部であることが嬉しい」と喜びました。このチームが王者である理由は、明らかでした。【松本航】

ゴルフツアーで7勝を誇る佐伯三貴が結婚相手を公開、その驚きの職業は…

女子ゴルフのツアーで通算7勝を挙げている佐伯三貴さん(40歳)が、彼女の結婚相手がボートレーサーであることを1日に公表しました。彼女はボートレース宮島のYouTubeチャンネルに出演し、4月1日に結婚を発表したものの、夫の年齢や経歴についてはこれまで明かしていませんでした。 彼女の結婚相手は福岡支部に所属するボートレーサーの森照夫さん(36歳)です。番組内で佐伯さんの隣に座った森さんは、「知り合ったのは福岡です」と出会いのエピソードを語りました。佐伯さんは「ここで発表しようと思っていました」と、夫との関係の深さからボートレース関連のYouTubeで公表した理由について述べました。 佐伯さんは4月1日に「私事ではございますが、この度かねてよりお付き合いしていた方と結婚致しました」と、ファンに向けて報告していました。

** 【ラグビー】ワーナー・ディアンズ優勝→公開プロポーズに「本日のハイライト」「最高の一日」 **

** リーグ1位の東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)で活躍するロックで日本代表のワーナー・ディアンズ選手(23)が、試合後に公開プロポーズを行いました。試合後、観客の前で彼は赤いジャージーを着た女性を優しく抱きしめました。そして、白いリングケースから指輪を取り出し、彼女の薬指にそっとはめました。言葉を交わした後、彼女を再び抱き寄せ、愛の口づけを交わしました。「試合に勝ったら告白すると決めていましたが、試合中はプロポーズのことはあまり考えていませんでした」と、ワーナー選手は照れながら笑顔で語りました。この瞬間、X(旧ツイッター)上では「最高のシチュエーション」「素敵過ぎる!」「公開プロポーズはかっこいい」「ワーナーが彼女にプロポーズしていましたよ!大きなダイヤの指輪で」「試合に勝って、プロポーズも成功…最高の一日だ」「本日のハイライト」といった喜びの声が数多く寄せられました。

「早稲田出身の女子初優勝者、稲垣那奈子が快挙達成」

プロ2年目の稲垣那奈子選手(24=三菱電機)が、ついに初優勝を果たしました。彼女は、2バーディー、3ボギーの73を記録し、通算7アンダー、281でゴールイン。早稲田大学出身の女子選手として初のツアー優勝を成し遂げました。 初めての最終日で、最終組のプレッシャーに打ち勝ちました。神谷そら選手(22=郵船ロジスティクス)との接戦の末、後半で単独首位に浮上。その後もトップのまま残り3ホールを守り切り、見事に勝利を収めました。 稲垣選手は試合後、「皆さま、本日はありがとうございました。両親をはじめ、私をサポートしてくださる全ての方々に心から感謝申し上げます。この大会で初優勝できたことは、私のゴルフ人生において意味深いもので、すべてが糧となったと感じています。2勝目、3勝目を目指してさらに頑張ります」とコメントしました。 前日の5月31日には、3バーディー、1ボギーの70を記録し、通算8アンダーで青木瀬令奈選手(32=リシャール)や三ケ島かな選手(28=ランテック)と共にトップに並んでいました。 この日は9番までにスコアを1つ落とし7アンダーに。首位の神谷選手を1打差で追い、逆転勝利を遂げました。2位は神谷選手と川岸史果選手(30=加賀電子)で6アンダーとなりました。 2000年度生まれのいわゆるミレニアム世代として、稲垣選手は高校ではプロテストを受けずに、早稲田大学スポーツ科学部に進学し、ゴルフ部に所属していました。4年生時、2023年11月に2度目のプロテストに合格。ツアー最高位は14位(今季の富士フイルム・スタジオアリス)で、昨年は9試合中6試合で予選落ち。今年も3戦全て予選落ちしていましたが、この一度きりのチャンスをものにしました。 ◆稲垣那奈子(いながき・ななこ)2000年(平12)8月24日、埼玉県川口市生まれ。10歳からゴルフを始める。共立女子第二高等学校から早稲田大学に進学。趣味は音楽鑑賞とドライブ。好きな色はピンク。ミズノのクラブ、デサントのウエアを使用。身長164センチ、血液型B。

【全米女子オープン】6年ぶりのタイトルを狙う渋野日向子「優勝争いが楽しみ」2打差の3位を維持

渋野日向子(26=サントリー)は2位からスタートし、2バーディー、2ボギーの72で回り、通算5アンダーの211で首位と2打差の3位をキープしています。竹田麗央(22)が70を記録して上昇し、西郷真央(23)は75でやや後退するも、3人とも3位に並ぶ大混戦となっています。首位は通算7アンダーのマヤ・スタルク(スウェーデン)で、渋野は逆転で6年ぶりのタイトルを狙います。◇ ◇ ◇起伏が激しく、難易度の高いピンポジションで、多くの選手がスコアを伸ばすのに苦戦した第3日。アンダーパーを記録した選手はわずか9人。渋野はイーブンパーをなんとか守り、3打差2位から2打差3位で最終日に臨みます。「イーブンで上位に残れて良かったです。ピンポジションが難しく、優勝争いは楽しみでありながら緊張もしています。」16番パー3では、第1打が左にずれラフに行ったものの、第2打でグリーンに乗せ、5メートルのパーパットを沈めました。派手さよりも堅実さでスコアをまとめました。2019年の全英女子オープンで初出場ながらメジャー優勝を果たし、翌22年から米ツアーに本格参戦。今季で4年目ですが、優勝争いにはなかなか絡めず、ツアー2勝目が遠ざかっています。その中でも全米女子オープンでは、初出場の2020年に4位、昨年も4位で迎えるも優勝した笹生優花に3打差で2位に終わっています。相性の良い大会で、今度こそという思いで挑みます。竹田、西郷という若手日本勢と共に3位グループを形成しており、その中から抜け出し、6年ぶりのメジャー2勝目&米国本土での初勝利を目指します。