久保建英、攻撃力低下のレアル・ソシエダードに「試合を支配していた頃のラ・レアルが少し懐かしい」
【サンセバスチャン=高橋智行通信員】レアル・ソシエダードはビルバオとのホーム戦で0-0の引き分けに終わり、これで4試合連続の勝利なしとなりました。 日本代表のMF久保建英選手(23)は、この試合で右ウイングとして出場し、2本のシュートを放ちました。後半4分には左足で打つかと見せかけた後、フェイントから右足でシュート。しかし、枠内に飛んだボールはGKウナイ・シモンによってセーブされました。また、後半35分にはペナルティエリア内の右から左足でのシュートを試みましたが、相手選手にブロックされました。 久保選手は自身のシュートについて振り返り、「2本目のシュートに関しては、もう少し余裕があった分、遠くを狙っても良かったかもしれませんが、選択肢としてニアを狙った結果、防がれてしまいました」とコメントしました。 チームの現状について、攻撃の鋭さが以前のように見られず、ボールのキープにも苦戦している現状を指摘しました。 この状況に対し、「今シーズン残りの試合だけでなく、来シーズンや将来に向けて変わる必要があります。皆さんが同意して下さるかは分かりませんが、個人的には以前のようにチャンスを次々と作り、試合を優勢に進めていたラ・レアルが少し懐かしいです。最近のラ・レアルにはそれが欠けています」と語りました。