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久保建英、攻撃力低下のレアル・ソシエダードに「試合を支配していた頃のラ・レアルが少し懐かしい」

【サンセバスチャン=高橋智行通信員】レアル・ソシエダードはビルバオとのホーム戦で0-0の引き分けに終わり、これで4試合連続の勝利なしとなりました。 日本代表のMF久保建英選手(23)は、この試合で右ウイングとして出場し、2本のシュートを放ちました。後半4分には左足で打つかと見せかけた後、フェイントから右足でシュート。しかし、枠内に飛んだボールはGKウナイ・シモンによってセーブされました。また、後半35分にはペナルティエリア内の右から左足でのシュートを試みましたが、相手選手にブロックされました。 久保選手は自身のシュートについて振り返り、「2本目のシュートに関しては、もう少し余裕があった分、遠くを狙っても良かったかもしれませんが、選択肢としてニアを狙った結果、防がれてしまいました」とコメントしました。 チームの現状について、攻撃の鋭さが以前のように見られず、ボールのキープにも苦戦している現状を指摘しました。 この状況に対し、「今シーズン残りの試合だけでなく、来シーズンや将来に向けて変わる必要があります。皆さんが同意して下さるかは分かりませんが、個人的には以前のようにチャンスを次々と作り、試合を優勢に進めていたラ・レアルが少し懐かしいです。最近のラ・レアルにはそれが欠けています」と語りました。

バイエルン、2年ぶりに34度目の優勝を達成 伊藤洋輝が日本人選手として五人目のブンデスリーガ制覇、ケーンは待望の初タイトル獲得

ドイツ・ブンデスリーガは4日、第32節の残り3試合が行われ、ディフェンダーの伊藤洋輝(25)が所属するバイエルン・ミュンヘンが2年ぶりに34度目の優勝を達成しました。3日のライプチヒ戦で3-3の引き分けに終わり、優勝の決定は持ち越されましたが、4日に2位の昨シーズンの王者であるレーバークーゼンがフライブルクと2-2で引き分けたため、勝ち点68となり、バイエルンの76には届かないことが確定しました。けがで離脱している伊藤は、シュツットガルトから加入して1年目ながら、リーグ戦で6試合に出場し、合計250分のプレー時間で1得点を挙げました。ブンデスリーガで日本人選手が所属するチームの優勝は、1977-78年のケルンに所属していた奥寺康彦、2008-09年のウォルフスブルクで優勝した大久保嘉人と長谷部誠、そして2010-11年のドルトムント2連覇に貢献した香川真司に次いで、5人目(6度目)となります。今シーズン24ゴールで得点ランキングの首位を独走しているイングランド代表のフォワード、ハリー・ケーン(31)はキャリア初のチームタイトルを獲得しました。コンパニー監督(39)は就任1年目で守備の規律を築きながら、ケーンの得点力とミッドフィールダーのムシアラ(22)らの突破力を活かした攻撃を展開し、第3節以降首位の座を守り続けました。

【ACLE】川崎フロンターレ、悲願のアジア初制覇ならず涙…272億円のアルアハリに枠内シュート0本で0-2完敗

川崎フロンターレの夢はついに叶うことはありませんでした。アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)の決勝で、アルアハリ(サウジアラビア)に0-2で敗れ、初めてのアジア王者の夢は次回に持ち越しとなりました。試合では枠内シュートを一度も打てず、アルアハリが初代ACLE覇者となりました。 川崎Fは準決勝で歴史に名を刻む戦いを見せました。ポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドやセネガル代表FWマネを擁するアルナスル(サウジアラビア)を3-2で破り、スタメン5人を入れ替え、MF脇坂泰斗主将(29)やMF家長昭博(38)が挑みましたが、頂点には届きませんでした。 長谷部茂利監督(54)は「非常に悔しいです。鬼木達前監督から引き継ぎ、ここまでこれましたが、最後の役目を果たせませんでした。応援してくれたサポーターに報いたかったのですが、本当に申し訳ない。Jリーグがまた始まるので、この悔しさを晴らしたい」と述べました。 前半、相手にボール支配率で優位を取られる中、均衡は破られました。0-0の35分に、元ブラジル代表FWフィルミーノ(33)からのパスを受けたブラジル代表FWガレーノ(27)が美しいゴールを決めました。続く42分、三浦颯太が負傷でピッチを離れた際に追加点を奪われました。 後半、反撃に出ようとFWエリソンに代えてFW山田新を投入。20分にはMF伊藤達哉と大関友翔を投入し、ボールを保持する展開に持ち込もうとしましたが、一点が遠かったです。気温30度の中で奮闘しましたが、枠内シュートを放つことができませんでした。 長谷部監督は公式会見で「チャンピオンになるチャンスがきた」と話しましたが、サウジアラビアの政府系ファンドで強化されたアルアハリには多くの世界クラスの選手が揃っていました。 「トランスファーマーケット」によると、選手の総価値は約272億円とされ、川崎Fの約24億円の10倍以上です。長谷部監督は「お金でプレーできない」と述べましたが、個々の能力差がそのまま得点差に現れました。 今季から新たな大会方式となり、準々決勝以降、中東ジッダで集中開催となりました。川崎Fは初の決勝に進出し、努力を見せましたが勝利には至りませんでした。 日本勢としては22年の浦和レッズ以来となる優勝の機会を逃しましたが、川崎Fの功績は色褪せることはありませんでした。 【得点経過】 0-1 前半35分 ガレーノ(アルアハリ) 0-2 前半42分 ケシエ(アルアハリ) 【今大会の成績】 ▼1次リーグ 6勝2敗 ▼準々決勝 川崎F 3-2 アルサド(カタール) ▼準決勝 川崎F 3-2 アルナスル(サウジアラビア) ▼決勝 川崎F 0-2 アルアハリ(サウジアラビア)

【ACLE】川崎F、初アジア制覇は逃すも賞金「9・57億円」を獲得 J1優勝賞金の3年分以上

川崎フロンターレの悲願は、かなわなかった。アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)の決勝でアルアハリ(サウジアラビア)に0-2で完敗。初アジア制覇の夢は、持ち越しとなった。枠内シュートを1本も打てない準優勝で、アルアハリに初代ACLE覇者の座を譲った。相手は、サウジの政府系ファンドが保有し、国家を挙げて強化してきたクラブの1つ。元ブラジル代表FWフィルミーノやアルジェリア代表MFマフレズら、世界的スター軍団に破れはしたが、功績は色あせず、手にしたものも大きい。準優勝の賞金は400万ドル(約5億8000万円)。さらに1次リーグの参加賞金80万ドルと勝利給10万ドル×6勝の計140ドルが加算され、決勝トーナメント1回戦で20万ドル、準々決勝で40万ドル、準決勝で60万ドルも獲得してきた。その合計は660万ドル(約9億5700万円)で、今季のJ1優勝賞金3億円の3倍超もの額を手中に収めた。【得点経過】0-1 前半35分 ガレーノ(アルアハリ)0-2 前半42分 ケシエ(アルアハリ)【今大会の勝ち上がり】▼1次リーグ 6勝2敗▼準々決勝 川崎F 3-2 アルサド(カタール)▼準決勝 川崎F 3-2 アルナスル(サウジアラビア)▼決勝 川崎F 0-2 アルアハリ(サウジアラビア)

【神戸】乃木坂46の五百城茉央さんがクラブ30周年アンバサダーに就任「これからも、トモニイコウ!」

ヴィッセル神戸は3日、クラブ創設30周年を記念し、乃木坂46の五百城茉央さん(19歳)が「クラブ30周年アンバサダー」に選ばれたことを発表しました。神戸市出身の五百城さんは、2023年と2024年にも神戸の試合観戦に訪れており、2試合連続で神戸が勝利したため、ファンから「勝利の女神」と親しまれています。3日のファジアーノ岡山戦でもチームが2-0で勝利し、無失点記録を更新しました。この日から、タオルマフラーやキーホルダーなどのコラボ商品も販売開始されました。クラブを通じ、五百城さんは「クラブ30周年アンバサダーに任命され、神戸市出身の私にとって大変光栄に思っています。ヴィッセル神戸と神戸の街がこれまで共に歩んできた歴史を受け継ぎ、未来への架け橋となるよう少しでもお手伝いできたら嬉しいです。30周年に関連するイベントの情報発信やお手伝いを、全力で頑張りますので、よろしくお願いします。これからも、トモニイコウ!」とメッセージを寄せました。

イングランド1、2、3部で日本選手の所属クラブが優勝 2部は田中碧のリーズが最終節でV決定

イングランド2部リーグは3日、最終節が各地で行われ、MF田中碧(26)が先発したリーズがアウェーでプリマスに2-1で逆転勝ちし、29勝13分け4敗で勝ち点を100の大台に乗せて優勝を決めた。2位バーンリーもホームでミルウォールに3-1で勝って同100としたが、得失点差でリーズが上回った。上位2チームが来季、プレミアリーグに昇格する。後半途中までプレーした田中は加入1季目で定位置をつかみ、今季は43試合5得点2アシストを記録してリーグ公式の年間ベストイレブンに選出された。2部はいえ、欧州5大リーグに次ぐレベルとも言われるリーグで躍動。ドイツ2部デュッセルドルフから加入した26歳の日本代表はチームの3季ぶりプレミアリーグ復帰の原動力となった。今季のイングランドではMF遠藤航が所属するリバプールが5季ぶりにプレミアリーグ制覇を果たし、3部リーグでもMF岩田智輝のバーミンガムが優勝。イングランドの1、2、3部リーグで日本選手の所属クラブが優勝を決めたことになる。田中を含め今季のイングランド2部リーグは8人の日本選手が在籍。ブラックバーンのFW大橋祐紀は、移籍1季目で36試合に出場して日本選手最多9ゴールをマークした。最終節のシェフィールド・ユナイテッド戦では後半5分に右からの折り返しを左足で合わせて先制したが、試合は1-1で引き分けて勝ち点66の7位に終わった。コベントリーのMF坂元達裕は今季42試合4得点6アシストを記録。最終節はホームでミドルズブラと対戦し、前半44分にクロスで先制点をアシストした。チームは2-0で勝って勝ち点69として5位に浮上した。MF平河悠が今季36試合2得点2アシストを記録したブリストル・シティーはプレストンと2-2で引き分け、勝ち点68で6位。日本人ドリブラーが所属する2チームが、3位シェフィールド・ユナイテッド、4位サンダーランドとともに来季のプレミアリーグ昇格を懸けたプレーオフに臨む。 DF橋岡大樹がベンチ外だったルートンはウェストブロミッジに敗れ、最終節で降格圏の22位に転落。23位のプリマス、24位のカーディフとともに来季3部に降格する。◆今季日本選手の出場記録MF田中碧(26=リーズ:優勝)43試合5得点2アシストMF坂元達裕(28=コベントリー:5位)42試合4得点6アシストMF平河悠(24=ブリストル・シティー:6位)36試合2得点2アシストFW大橋祐紀(28=ブラックバーン:7位)36試合9得点3アシストDF初瀬亮(27=シェフィールドW:12位)6試合0得点0アシストMF斉藤光毅(23=QPR;15位)39試合3得点3アシストMF瀬古樹(27=ストーク:18位)25試合0得点0アシストDF橋岡大樹(25=ルートン:22位)17試合0得点0アシスト

【東京V】城福監督が苦虫かみつぶす、5万人超アウェー「空気にのまれた」早々の失点痛く敗戦

東京ヴェルディは早々の失点が痛かった。立ち上がりから5万人超アウェーの空気感にのまれた。城福監督は苦虫をかみつぶしたように「我々らしくないプレーだった。空気にのまれたとは言いたくないけど、そういう前半になった」。前半終了間際にDF千田が負傷退場し、後半33分には決定機阻止でDF谷口が一発退場。中2日で迎える横浜FC戦はセンターバック2枚が不在となる可能性が高まった。【J1】鹿島が町田にウノゼロ勝利で首位キープ、G大阪は4-0で湘南を圧倒ほか/スコア詳細

【フットサル】「うわあああ」女子代表バスが危機一髪…アジア杯前、中国で道路陥没…須藤優理亜が投稿

女子フットサル日本代表の一員で、スペイン1部のトレブランカ・メリリャで活躍するGK須藤優理亜(24)が2日、自身のストーリーズを更新しました。AFC女子フットサルアジアカップ(アジア杯)に備えた中国での練習風景を公開しました。「うわああああ」。日本人女性の驚いた声が動画に収められていました。日の丸が描かれたチームバス、恐らく日本代表選手らを送迎する大会公式の赤いバスが、事故になりかけた瞬間の映像が映っていました。道路が突然陥没し、バスの大きな後輪が落ち込みましたが、バスは勢いをつけてその場を脱出。その際、「おおぉ~」という歓声と拍手が湧きました。アスファルトが崩れた現場を目にし、「ヤバくない? ヤバっ」という驚きの声も。日本代表選手らがその場に乗っていたかどうかは、確認されていません。一方、和やかな姿も。須藤選手は白鳥ガチョウをモチーフにした大会公式マスコット「ヤン・リン」との2ショット動画を公開しました。今大会は、今年11月にフィリピンで開催されるFIFAフットサル女子ワールドカップ(W杯)のアジア予選も兼ねています。世界ランキング10位の日本は、W杯初出場とアジア大会初優勝を目指します。上位3カ国にWEリーグ杯の出場権が与えられる中、1次リーグではタイ、インドネシア、バーレーンと同じグループに属しています。優勝候補とされるライバルは、前回の2018年大会で優勝した同ランキング9位のイランです。須藤選手はSNSを通じて日本代表やスペインでのチームメイトの様子を発信しており、私服や水着姿などのプライベートショットも投稿しています。

カタール代表監督にロペテギ氏が就任、スペイン代表やレアル・マドリードなど指揮経験あり

カタール・サッカー協会は1日、フレン・ロペテギ氏(58)が新たに代表監督に就任することを発表しました。ロペテギ氏は過去に母国スペインの代表チームや名門クラブであるレアル・マドリードの指揮を執った経験があります。契約期間は2027年までとなります。現在、カタールは2026年ワールドカップ(W杯)の最終予選A組で4位となっており、苦戦を強いられています。新体制の初戦は6月5日にイランとの試合となります。

【ビーチサッカー】日本がW杯初戦でグアテマラに6-2で圧勝

ビーチサッカーのワールドカップ(W杯)がセーシェルで開幕し、1日にビクトリアで行われた試合で日本代表は1次リーグA組の初戦でグアテマラを相手に6-2で見事な勝利を収めました。この大会には16チームが参加し、4つのグループに分かれて1次リーグを戦います。各グループの上位2チームが準々決勝に進出します。