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【浦和レッズ】クラブW杯に向けての公開練習で500人のファンが集合 西川周作「第1戦の重要性」

浦和レッズは5日に、クラブ・ワールドカップ(W杯)に向け米国へ出発する直前、さいたま市の大原サッカー場で公開練習を行いました。夏の陽射しの中、選手たちは午前中に約1時間半ほどリラックスしながら汗を流しました。練習後には、集まった約500人のファンやサポーターに向けて選手とスタッフが一列に並んで挨拶を行い、多くの温かい声援を浴びました。チームは午後からアメリカへ出発しました。2014年W杯ブラジル大会で日本代表の経験を持つ38歳のGK西川周作は、「(スコルジャ監督も言っていますが)第1戦目がどれほど重要か、これまでの経験から強く感じています。しっかりと良い準備をしていきたいです。現地に到着後すぐ試合があるので、時間の管理をしっかりし、睡眠も十分に取りたい」とコメントしました。チームは現実的な目標として、1次リーグ突破(16強)を掲げています。キャプテンのMF関根貴大は、「3試合でどう勝ち点を積み上げるかに集中しています。初戦が非常に重要で、ここで勢いに乗れるかどうかが鍵です。勝ち点の取得や戦い方が、その後の2試合のモチベーションに大きく影響します」と初戦に注力する姿勢を示しました。アメリカではポートランドを拠点に約10日間の準備期間を過ごします。初戦は17日(日本時間18日午前4時開始)にリバープレート(アルゼンチン)、第2戦は21日(同22日午前4時)にインテル・ミラノ(イタリア)、第3戦は25日(日本時間26日午前10時)にモンテレイ(メキシコ)との対戦が予定されています。

【浦和レッズ】FW長倉幹樹が移籍準備のためチームを離脱 今季13試合出場で1ゴール

浦和レッズは5日、フォワードの長倉幹樹選手(25歳)が移籍に向けた手続きと準備を目的として、チームを離れることを発表しました。今季のJ1リーグでは、彼は13試合に途中出場し、1ゴールを記録しました。クラブからは「今後の進展については、正式に決定次第あらためて皆様にお知らせします」とのコメントが発表されています。

【欧州NL】40歳のロナウドが決勝ゴール!ポルトガル、ドイツを逆転して決勝進出へ 国際Aマッチ137得点目

ポルトガル代表(FIFAランキング7位)は、40歳のエースフォワード、クリスティアーノ・ロナウド(アルナスル)が決勝点を決め、ドイツ(同10位)に2-1で逆転勝利し、2度目の決勝進出を果たしました。1-1で迎えた後半23分、ミッドフィールダーのブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)とのワンツーパスから抜け出したディフェンダーのヌーノ・メンデス(パリサンジェルマン)がゴール前へパスを供給。オフサイドラインぎりぎりの位置からロナウドが右足でゴールを決めました。これで彼は国際Aマッチ220試合目の出場で、世界最多得点記録を更新する137得点目を達成しました。試合は緊迫した攻防が続きました。最初に得点を挙げたのはドイツで、後半3分、こぼれ球を拾ったミッドフィールダーのキミッヒ(バイエルン・ミュンヘン)の浮き球パスを、ミッドフィールダーのビルツ(レーバークーゼン)が頭で押し込んで先制しました。しかし、ポルトガルは後半18分に同点に追いつきました。途中出場したフォワードのフランシスコ・コンセイソン(ユベントス)が右サイドでパスを受け、素早いドリブルで一気にゴールを目指し、そのまま鋭い左足のシュートで得点を決めました。同点後はポルトガルが勢いを持ち、最後は再びエースのロナウドが決勝ゴールを決め、試合を決めました。彼のプロキャリア通算得点は937に達しました。40歳となった今でも、その衰えを感じさせないエースは、依然としてゴールマシンとして君臨し続けています。ポルトガルは第1回大会(2018-19年)以来、3大会ぶりにファイナル進出を果たしました。次に行われる決勝では、スペイン対フランスの勝者と対戦します。

【ルヴァンカップ】東京ヴェルディ-柏レイソル 湘南ベルマーレ-ジュビロ磐田 セレッソ大阪-横浜FC アビスパ福岡-サンフレッチェ広島/試合速報中

JリーグYBCルヴァンカップのプレーオフ第1戦の4試合が、4日に開催されます。 【イラスト】ルヴァンカップ1次ラウンド進出チーム 東京ヴェルディ  -  -  柏レイソル ▼ゴールした選手 湘南ベルマーレ  -  -  ジュビロ磐田 ▼ゴールした選手 セレッソ大阪  -  -  横浜FC ▼ゴールした選手 アビスパ福岡  -  -  サンフレッチェ広島 ▼ゴールした選手

青森山田で選手権V2度の檀崎竜孔容疑者を逮捕、豪州で八百長疑い「賭博の罪10件」現地報道

オーストラリア1部リーグ「Aリーグ」のウエスタン・ユナイテッドFCに所属する25歳のMF檀崎竜孔(だんざき・りく)容疑者が、オンライン賭博の罪で逮捕されていた。複数の豪メディアが一斉に伝えた。既に起訴されているという。「賭博スキャンダルの渦中にAリーグのスター選手」などの見出しで伝えられた現地報道によると、メルボルンのクラブに在籍している檀崎容疑者は、今年4月と5月に行われたAリーグの4試合で賭博不正行為に関わったとされており、捜査の末に計10件もの罪で起訴された。当局は「試合中にレッドカードやイエローカードを故意にもらい、オンライン・ベッティングの結果を不正に操作していた」と、八百長とみられる行為を指摘。賭博汚職に関する大規模な捜査の結果、警察に起訴された2人のうち1人とされている。7月末に裁判所へ出廷する予定のようだ。クラブも2日、公式サイトに声明を出した。「先週末、ウエスタン・ユナイテッドはAリーグ男子の選手1名が賭博に関する犯罪で起訴されたことを知り、ショックを受け、失望しています」「我々はこの問題を深刻に受け止め、クラブと試合の誠実さ、高潔さを損なうあらゆる行為も非難し、全ての関係当局に全面的に協力しています。事件の性質上、この件に関しては、これ以上コメントすることはできません」檀崎容疑者は、ベガルタ仙台ジュニアから青森山田中へ進学。得点王に輝く活躍で全国中学校大会を2連覇に導いた。中高一貫の青森山田高では1年から定位置を獲得。16年の全国高校サッカー選手権で悲願の初優勝に貢献した。3年時には2度目の選手権V。決勝で2得点する活躍だった。卒業後はJ1北海道コンサドーレ札幌へ。オーストラリアのブリスベン・ロアーFCやJ2のジェフユナイテッド市原・千葉、スコットランドのマザーウェルFCを渡り歩いて23年からウエスタン・ユナイテッドでプレーしていた。※初報の際に添付した画像に別人の画像がありました。お詫びいたします。

青森山田、21世紀初の県内公式戦での敗北—連勝記録418でストップし、県総体の連覇も24で途絶える

絶対的な王者、青森山田の県内無敵の伝説に終止符が打たれました。25度目のインターハイ出場を目指していた青森山田が、八戸学院野辺地西に1-1からのPK戦で5-6と敗北しました。これにより、全国高校総体予選の連覇記録は昨年までの「24」で止まり、県内での連勝記録も準決勝までの「418」でストップしました。27度目の優勝を目指していた青森山田は前半に先制されましたが、後半に追いつきました。1-1で延長戦に突入したものの決着はつかず、PK戦の末5-6で敗れ、連続優勝が「24」で途絶えました。1999年(平成11年)の新人戦決勝(三沢商業との対戦)以来、県内で公式戦に敗れることはなく、「21世紀」に入ってからの初の黒星となりました。八戸学院野辺地西はついに青森山田を破り、悲願の初優勝を達成しました。「青森県代表」として7月26日から福島県で開催される全国高校総体に初出場します。

パリ・サンジェルマンが欧州CL初優勝、騒動で2人が死亡し約560人が拘束

5月31日の夜、サッカー欧州チャンピオンズリーグ(CL)でパリ・サンジェルマン(フランス)が初めての優勝を飾りました。この勝利を祝うために、多くのファンが集いましたが、一部の熱狂したファンがパリを中心にフランス各地で暴徒化しました。フランスメディアの報道によれば、6月1日未明にかけて2名が死亡し、約560人が拘束されました。大半のファンは平和的に優勝を祝いましたが、パリ市内では1名が車にひかれて死亡、またフランス南西部では17歳の少年が刺されたことで命を落としました。パリ南西部では少なくとも2台の車が放火され、また、中心部のシャンゼリゼ通りでは一部のファンが商店を破壊したため、警察は催涙弾を使用して事態を収束させました。ルタイヨー内相はX(旧ツイッター)で「多くの真のファンが素晴らしいパフォーマンスに感動している一方で、暴徒たちはパリの街に出て悪行を働き、警官を挑発した」と非難し、警察に適切な対応を取るよう要請しました。CLの決勝戦はドイツ・ミュンヘンで開催され、パリ・サンジェルマンはインテル・ミラノ(イタリア)を5-0で破り、初優勝を遂げました。CL決勝で5点差が付いたのはこれが初めてのことでした。

【欧州チャンピオンズリーグ】インテル、15シーズンぶりの4度目の優勝ならず スクデットに続きビッグイヤーも逃す

15シーズンぶりの4度目の優勝を狙ったインテル・ミラノ(イタリア)は、0-5でパリ・サンジェルマン(フランス)に敗れました。シモーネ・インザーギ監督(49歳)は、2シーズン前の決勝でマンチェスター・シティ(イングランド)に惜しくも敗れた雪辱を果たせず、国内リーグ戦での2位に続き、チャンピオンズリーグでも準優勝に終わりました。「ファンを笑顔にしたい」。そんな思いを抱えて臨んだ決勝の舞台。インテルは準々決勝でバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)、準決勝ではバルセロナ(スペイン)との激戦を制して勝ち上がりました。序盤から自陣に引いて守る予想通りの展開でした。しかし前半12分、右サイドから崩され、最終的にハキミ選手に得点を許しました。その1分前にも、左サイドをデンベレ選手に突破され、シュートを打たれましたが、これはGKゾマーの正面に。それでも3バックの横のスペースを相手に攻略されました。20分には、ロングカウンターを受け、19歳のFWドゥエ選手に右足でのゴールを奪われました。36歳のGKゾマー、37歳のDFアチェルビ、36歳のMFムヒタリアンと、多くの経験を持つ選手たちが歴史的に初の35歳以上の選手3人で先発。しかし、パリSGの19歳アタッカーにさらなる得点を許してしまいました。後半開始からの交代はありませんでしたが、9分にけがが万全でないDFパヴァールに代わりDFビセック、MFディマルコに代わりMFザレフスキが出場。しかし、ザレフスキはその2分後にパリSGのMFファビアン・ルイスに対してファウルをしてイエローカードを受けました。13分にはインザーギ監督が審判への抗議でイエローカード。試合の流れは大きく変わらないまま、交代出場のビセックが負傷退場するアクシデントがありました。その直後、後半18分に速攻から再びドゥエ選手に得点を許し、勝敗は決定的となりました。スタジアムには涙を流すインテルサポーター。28分にも攻め上がった最終ラインの背後をFWクワラツヘリア選手に抜け出されて失点。42分にも途中出場の19歳MFマユル選手に5点目を許し、完敗を喫しました。今シーズンはスクデットに続き、ビッグイヤーも逃し、笑顔で終わることはできませんでした。

【欧州CL】パリSG初優勝!インテルに5-0圧勝、ドゥエ2得点1アシストにエンリケ監督歓喜

パリ・サンジェルマン(フランス)が悲願の初優勝を飾った。2019-20年シーズン以来となった決勝でインテル・ミラノ(イタリア)を5-0と圧倒した。決勝での史上最多得点差となった。19歳のフランス代表FWデジレ・ドゥエが2得点1アシストと大活躍。名将ルイス・エンリケ監督(55)は14-15年のバルセロナ(スペイン)に続いて、異なるチームを指揮してのCL制覇は史上7人目となった。スピード感あふれる攻撃でインテル・ミラノをのみ込んだ。前半12分にMFビティーニャを起点としたパスワークで左サイドから崩し、ペナルティーエリアに入ったドゥエからゴール前のDFハキミに渡り、右足ワンタッチで先制点が生まれた。続く前半20分には持ち味とするカウンターが決まった。自陣ゴールライン際からDFパチョが相手ボールをカットを起点にFWクバラツヘリア、FWデンベレと渡って左サイドから持ち込む。カットインから右からゴール前に入ったドゥエへパスが届く。鋭く右足を振り抜くと、インテル・ミラノMFディマルコの体に当てながらディフレクションしたボールは勢い良くインゴールへ飛び込んだ。2-0で折り返した後半もパリSGの勢いは止まらない。18分、デンベレのヒールパスからビティーニャがスイッチし、素早くドリブルで持ち出し、右前方へパス。受けたドゥエが持ち込み右足でゴールを奪った。3-0。誰も予想しなかった一方的な展開となった。決勝で得点とアシストの両方を記録した選手は史上6人目で、19歳362日は最年少記録となった。殊勲のドゥエはお役御免とばかりに後半22分、FWバルコラに代わってベンチに下がった。さらに後半28分、再び切れ味鋭いカウンターを発動。左のデンベレからクバラツヘリアにパスが渡り、そのままドリブルで独走。左足で駄目押しの4点目が決まった。勝利を決定付けるゴールにルイス・エンリケ監督も手足を広げながらピッチサイドを走り回り、歓喜の感情を爆発させた。 まだ終わらない。後半42分には波状攻撃から途中出場のMFマユルがゴールし、大量5ゴールとなった。新方式となった今大会。参加チームは従来の32から36に広がり、決勝までの試合数も13から17に増えた。パリSGの戦いは順風ではなかった。1次リーグではアーセナル、アトレチコ・マドリード、バイエルン・ミュンヘンに屈して15位での突破だった。しかし決勝ラウンドに入り、ルイス・エンリケ監督のもと一戦ごとにチームは結束し、成長した。プレーオフラウンドでブレストを2戦合計10-0と一蹴。そこから1位突破のリバプールをPK戦の末に下し、アストンビラ、再戦となったアーセナルとはねのけ、そして17試合目となったファイナルでも2シーズン前に準優勝しているインテル・ミラノを圧倒した。流動性あふれる攻撃ばかりが目立つが、守護神ドンナルンマ、この日が欧州CL通算107試合目となったDFマルキーニョスらが鉄壁の守備を披露。強固なディフェンスがあるからこそ、デンベレを軸にした切れ味鋭いカウンター、変幻自在の動きで相手を翻弄するビティーニャを起点とする連動性あるパスワークも決まった。メッシ、ネイマール、エムバペが去り、スターに頼らぬチーム一体となった戦い方を築き上げたルイス・エンリケ監督。誰が出ても高いレベルで戦えるスタイルを完成させた。1970年創設から55年、PSGが最高峰の舞台で栄冠を手にした。

「非常に残念で悔しい。十分に勝機があった試合だった」- 伊東純也選手所属のスタッド・ランス、リーグ・ドゥへ降格決定

サッカーのフランス1部リーグ(リーグ・アン)と2部リーグ(リーグ・ドゥ)間の入れ替え戦第2戦が29日にフランス・ランスで行われました。伊東純也選手が所属する1部16位のスタッド・ランスは、2部3位のメッスに対して延長戦の末に1-3で敗北し、2試合合計スコアで2-4となり、リーグ・ドゥへの降格が決まりました。延長戦で2失点を喫し、来シーズンは2017~18年シーズン以来の2部リーグで戦うことになります。伊東選手は、試合の後半に先制点のきっかけを作りながら、フル出場しました。同じく日本の中村敬斗選手もフル出場。関根大輝選手は、1-0の状況で後半途中から試合に出場しました。(共同通信)○…3名の日本人選手が所属するスタッド・ランスは、延長戦の末に敗れ、降格という厳しい結果を迎えました。試合終了と共にピッチに座り込んだ伊東選手は「非常に残念で悔しい。勝てる試合だっただけに悔しさが残ります」と語りました。後半、伊東選手がゴール左側でターンを行い、やや流れたボールを味方が走り込んでのシュートで先制点を獲得。しかし、その後ペナルティーエリア内で不用意にボールを失い、同点とされました。延長後半では連携の乱れから再び失点し、さらにアグレッシブに攻めたところを突かれて追加点を許してしまいました。