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【ACLE】アルナスルの5選手の市場価値、川崎フロンターレの約18倍に 16億円超が8人、1日に準決勝で対戦

川崎フロンターレは現地時間の5月1日、アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)準決勝で、ポルトガルのスター選手クリスティアノ・ロナウド(40歳)を擁するサウジアラビアのアルナスルと対戦します。準々決勝で横浜F・マリノスを4-1で下したアルナスルは、世界でも知られるほどのリッチなクラブです。欧州や南米のトッププレイヤーを高額の年俸と移籍金で集めています。ドイツの移籍情報サイト「トランスファー・マーケット」の選手市場価格比較でも、その違いは明らかです。川崎フロンターレのトップ5選手の市場価値は、1位はブラジル人FWエリソンの220万ユーロ(約3億5200万円)、2位はMF脇坂泰斗主将の140万ユーロ(約2億2400万円)、3位はMFマルシーニョと橘田健人の100万ユーロ(約1億6000万円)、5位はFW山田新の90万ユーロ(約1億4400万円)です。それに対し、アルナスルは、1位がコロンビア代表FWデュランの4000万ユーロ(約64億円)、2位がフランス人DFシマカンの2800万ユーロ(約44億8000万円)、3位はスペイン人DFラポルテとポルトガル代表MFオタヴィオの1800万ユーロ(約28億8000万円)、5位はロナウドらの1200万ユーロ(約19億2000万円)と続きます。上位5人の合計市場価値で比べると、川崎Fが650万ユーロ(約10億7000万円)に対し、アルナスルは1億1600万ユーロ(約185億6000万円)となり、その差はおおよそ18倍です。そしてアルナスルには市場価値1000万ユーロ(約16億円)以上の選手が8人います。ACLEファイナルズはサウジアラビアで行われます。同国は2034年のワールドカップ開催に向け、国全体でスポーツ振興に取り組んでいます。オイルマネーによって資金が潤沢な同国のクラブは、欧州のトップ選手を積極的に獲得しています。準決勝に進んだ4チームのうち3チームがサウジアラビアのクラブです。

遠藤航が所属するリバプール、20回目の優勝!各国代表主将が称賛した日本代表主将の活躍

日本代表のキャプテンであるMF遠藤航(32)が所属するリバプールがホームでトッテナムを5-1で破り、4試合を残して5シーズンぶりの20回目の優勝を果たしました。これにより勝ち点を82に伸ばし、2位アーセナルとの差を15に広げました。国内リーグでの通算20回目の優勝は、マンチェスター・ユナイテッドと並んで最多です。 ボールを奪われたらすぐに奪い返すという姿勢を、この試合でも見せつけて勝負を決めました。前半12分に先制を許しましたが、その4分後に同点に追いつきました。FWサラーのスルーパスからMFソボスライが右サイドを突破し、FWルイス・ディアスが右足で冷静に押し込みました。 さらに24分には、MFフラーフェンベルフが敵陣でボールを奪い返し、MFマクアリスターがペナルティエリア外から豪快なシュートを決め、観客を驚かせました。前半での逆転が完了しました。 勢いは衰えることなく、34分にはガクポが右サイドから追加点を奪い、後半18分のカウンターからFWサラーが28点目を決めて勝負を決定づけました。24分にはオウンゴールでリードを広げました。 遠藤は5-1の後半31分に右サイドバックとして途中出場し、試合後には喜びを分かち合いました。彼はアーセナルの稲本潤一、マンチェスター・ユナイテッドの香川真司、レスターの岡崎慎司、そしてリバプールの南野拓実に続き、プレミアリーグを制覇した5人目の日本人選手となりました。 昨シーズン、クロップ監督のもとで29試合に出場しましたが、今シーズンはオランダ出身のスロット監督のもとで主に後半からの出場でした。しかし、彼の準備と守備力は高く評価され、チームメートたちの信頼を集めました。 2月16日のウルバーハンプトン戦では、遠藤はクローザーとして後半26分から出場し、決勝ゴールを守りました。後半追加タイムにも、自陣深くまで戻ってボールを奪い、相手のファウルを誘いました。 その姿勢に、アンフィールドのファンは拍手を送り、ハンガリー代表のMFソボスライ、スコットランド代表のDFロバートソン、オランダ代表のDFファンダイクに加え、ブラジル代表の守護神アリソンも遠藤を称賛しました。 その1週間後のマンチェスター・シティー戦でも後半29分から出場し、2-0の勝利に貢献しました。スロット監督は固定メンバーで戦う方針でしたが、遠藤は献身的に役割を果たし、クラブの歴史的な20回目の優勝に大きく貢献しました。

【ACL】横浜F・マリノスがアルナスルに大敗「予算規模の違いが壁に」

昨シーズン準優勝の横浜F・マリノスは、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(40)を擁するサウジアラビアのアルナスルに1-4で完敗しました。前半だけでロナウドらに3点を奪われ、後半にMF渡辺皓太(26)が1点を返しましたが、それも焼け石に水でした。現在ベスト8進出を果たしたのはすべて開催国サウジアラビアのチームです。同国のスポーツ政策の後押しにより、欧州から一流選手を獲得しており、東アジア勢が対抗するのは難しい状況が浮き彫りになっています。 ◇   ◇   ◇横浜のディフェンスが耐えきれずに崩壊しました。前半27分にDFデンのクリアミスから先制点を与えてしまい、一度崩れた流れを止めることはできませんでした。4分後、元リバプールのセネガル代表FWサネに突破を許し、同38分にはロナウドが世界最多更新となるキャリア通算934点目を決めました。「相手の個々の力やボールを扱う技術に圧倒されました」と選手の植中は率直に語りました。ロナウドやサネ以外にも、インテル・ミラノで活躍していたクロアチア代表MFブロゾビッチが中盤で目覚ましい動きを見せ、コロンビア代表FWデュランはアストンビラから1月に移籍してきたばかりの新星で、進化を続けています。「分かっていましたが」という言葉通り、資金力の違いが大きな壁になっているのです。今大会の3試合が終了し、東地区代表はどれも敗北を喫しました。神戸を破った韓国の光州はアルヒラルに0-7の大敗。タイのブリラムも、元マンチェスターCで欧州CLを制覇したアルジェリア代表のマフレズや、元リバプールのブラジル代表フィルミーノらに得点を許し、0-3で敗れました。なぜ東地区のチームがこれほど失点が多いのか? 横浜のキスノーボ・ヘッドコーチは「クラブの予算規模が違う。今日戦った相手の選手たちは、私たちが手にすることができないような選手たち」と述べました。ロナウドの年俸はおよそ2億ユーロ(約330億円)とも言われ、サウジアラビアは2034年W杯開催を目指し、スポーツ政策を進めています。オイルマネーに支えられたファンドの支援を受けての高額な選手獲得は、欧州からの移籍が活発なJクラブにとっては厳しい戦いになります。横浜は大会直前に監督を解任し、アンデルソンロペスを先発から外すなどの思い切った策で挑みましたが、結果は厳しいものでした。勝利の喜びは味わえなかったものの、現実が突きつけられました。

【日本代表チーム】森保一監督が奄美大島の子どもたちに心温まる神対応…自らの靴と靴下までプレゼントし、裸足で会場をあとに

日本代表チームの監督、森保一さん(56歳)は27日に鹿児島の奄美大島を訪れ、地元の子どもたちに情熱的なサッカー指導を行いました。かつて知人とプライベートで奄美大島を訪れた経験が縁となり、今回の訪問が実現。地域の小中学生にサッカーの楽しさとチャレンジすることの重要性を伝えました。島には大物の訪問に対する興奮があふれ、朝には市の放送を通じて森保監督の来訪が告げられました。「いつか子供たちに会いに行きたいと思っていました」と森保監督。忙しいスケジュールの中、1泊2日という短期での訪問が決まりました。市のグランドに登場すると、子どもたちの目は期待で輝き、グランドはざわめきに包まれました。ジャージを着た森保監督は「日本代表に加わる選手を発掘するために来ました。皆さんの特技を活かし、協力して頑張ってください」と励ました後、しばらく子どもたちのプレーを見守りました。すると突然、指笛を吹いて子どもたちを集め、「サッカーは歩いてするものじゃない。ボールを奪われたら取り返しに行くんだ。仲間で協力してボールを奪取り、そこからゴールを目指してほしい」と熱心にアドバイスしました。その言葉を受けて、子どもたちの動きは一転。激しいボールの奪い合いや活発な指示の声が飛び交いました。森保監督も「ナイスチャレンジ! ブラボー!」と声を上げ、さらに子どもたちを盛り上げました。トレーニングが終わった後、森保監督は「みんなのプレーが変わった。ほとんどの人がプロ選手や日本代表を目指すと思う。その夢を追いかけて、ぜひ挑戦してほしい」と語りかけました。「その可能性は非常に高いので、自分の可能性を信じて仲間と競い合って成長してほしい」とエールを送ったのです。その後、じゃんけんで勝った子どもには、サイン入りのユニホームを贈呈。さらに、靴や靴下も欲しがられ、結果、裸足で会場をあとにするほどの心温まる対応を見せました。イベント後の取材で森保監督は「前半は緊張感があったが、後半はみんなが生き生きとプレーしてくれたので、本当に来て良かったです」と柔らかな笑顔で振り返りました。【佐藤成】

【ACLE】横浜、ロナウドにゴール奪われアルナスルに完敗 渡辺反撃弾も痛恨レッドで8強敗退

横浜F・マリノスは、クリスティアノ・ロナウドやマネといった世界的なスター選手が在籍するアルナスル(サウジアラビア)と対戦し、完敗を喫しました。横浜は前半に3失点し、最終的に1-4での敗戦となりました。昨シーズンはアルアイン(UAE)に決勝で敗れ準優勝したため、今シーズンこそは優勝を狙っていましたが、その実力差は大きかったようです。 試合開始からアルナスルに押し込まれながらも20分間は耐えましたが、ミスから一気に崩れました。 27分にはマネの鋭いクロスをDFデンがクリアしようとしましたが、ボールは逆方向へ飛び、ゴール前にいたコロンビア代表FWデュランに押し込まれました。 34分、カウンターを受けクロアチア代表MFブロゾビッチのパスをロナウドが落とし、ポルトガル代表MFオタビオがマネにスルーパス。鋭いシュートを決められ、0-2となりました。 さらに38分、オタビオからのパスを受けたロナウドがブロゾビッチにボールを渡し、シュートを放たれました。難しいボールをGK朴一圭が一度はセーブしましたが、こぼれ球をロナウドにゴールされました。横浜は前半だけで3失点を喫しました。 後半開始からはFWアンデルソン・ロペス、FW井上健太、MF渡辺皓太を投入し、攻撃に転じました。 しかし後半4分には追加点を決められ、0-4に。朴が相手シュートをセーブするも、デュランにこぼれ球を押し込まれました。 それでも、横浜は意地を見せ、井上、FW遠野大弥、Aロペスとパス交換し、渡辺が1点を返しました。 また11分には、井上からのクロスがAロペスの決定機を演出しましたが、相手のプレッシャーを受けシュートは外れました。 ロナウドは足を痛め、21分に交代。横浜も22分にMF喜田拓也、FWエウベルを投入し、攻勢を強めました。 25分、CKからAロペスがシュートを放ったものの、ゴールは認められずオフサイドとなりました。 そして28分には、渡辺のタックルが2枚目のイエローカードとなりレッドカードで退場。横浜は10人となり厳しい状況に。 試合後半もアルナスルに攻め立てられる展開が続きましたが、GK朴一圭の奮闘により追加点は許しませんでした。 後半は互角に戦えただけに、前半のミスが痛かったです。新監督のホーランドを迎えアジアの頂点を狙いましたが、守備的な戦術が裏目に出てJリーグでは苦戦。J1での不振に伴い、監督交代の後、キスノーボ・ヘッドコーチの指揮で挑みましたが、再建には時間が足りませんでした。

セルティック、4季連続で55度目のリーグ優勝達成!前田大然が33ゴール10アシスト、旗手怜央が10ゴール10アシスト

日本代表の2人が活躍するセルティックが、アウェイでダンディー・ユナイテッドに5-0で圧勝し、残り4試合を残して4季連続で通算55度目のリーグ優勝を果たしました。このシーズンのトータル得点も102に達しました。 試合中、前半にスタンドからみかんのような物がピッチへ投げ込まれ、一時試合が中断しましたが、その中でもFW前田大然(27歳)がスピードを活かした活躍で前半に2つのアシストを記録しました。左サイドを突破し、精巧なクロスで得点を演出しました。クラブの統計によれば、絶好調の前田は今シーズンに公式戦47試合に出場し、33得点10アシストを達成。MF旗手怜央(27歳)も52試合で10ゴール10アシストと、二人とも二重得点をマークしました。 チームは昨年12月にスコットランド・リーグ杯で2年ぶり22度目の優勝を果たしましたが、得点源であったFW古橋亨梧が今年1月にフランス1部のレンヌへ移籍しました。前田と旗手がその穴を埋め、見事に国内2冠を達成しました。 スコットランドの古豪クラブにおける日本選手の成功の始まりは、元日本代表MF中村俊輔の存在と言えます。彼が2006-07年の欧州チャンピオンズリーグ(CL)のマンチェスター・ユナイテッド戦で決めた直接FKは、今もチームの伝説とされています。しかし、近年のセルティックは欧州CLで目立った成績を残せておらず、リーグのレベルに関する議論も続いています。 実際、UEFAが発表する各協会ランキングでもセルティックは14位に位置し、日本選手が多くプレーする8位のベルギーリーグを大きく下回っています。前田もそのことを意識し、「スコットランドは色々と言われるので、結果を出さないと意味がない」と語ったことがあります。しかし、今シーズンの前田は欧州CLで4ゴールという、日本選手の1大会最多記録を更新しました。 リーグ戦を制したことで、来季の欧州CLにはプレーオフラウンドから出場する見通しです。前田には、今後欧州5大リーグへのステップアップも期待されています。まずは5月24日のスコットランド杯決勝(アバーディーン戦)で2季ぶりの国内3冠を狙い、さらに欧州最高峰の舞台で結果を残すことを目指しています。

ブライトン三笘薫が途中出場2戦連発、頭で今季9点目 後半44分の同点弾からチームは3-2逆転

ブライトンのMF三笘薫(27)はホームのウェストハム戦で後半17分から出場し、1-2の後半44分に同点ゴールを決めた。2試合連続ゴールで、プレミアリーグでの自己最多を更新するシーズン9点目。このゴールで勢いに乗ったチームは3-2で逆転勝ちした。途中出場の三笘がチームを救った。5日の試合で右かかとを痛め、コンディションが万全でない中、1点ビハインドの後半44分に右からの折り返しをゴール前で待ち構え、頭で押し込んだ。前節19日のブレントフォード戦でも途中出場からゴールを決めており、今季リーグ戦4度目の2試合連続ゴール。逆転を目指し、すぐに自陣に戻って再開をうながした。このゴールで息を吹き返したチームは試合終了間際にMFバレバが左足でロングシュートを決めて逆転。6試合ぶりの白星を手にした。決勝点のバレバは「本当に興奮している。素晴らしい精神力を発揮できた」と劇的勝利を喜んだ。

キールの町野修斗が2ゴールで勝利へ導く!今季ブンデスリーガで日本人4人目の2桁得点達成

キールのフォワード、町野修斗(25歳)がホームで行われたボルシアMG戦で2ゴールを決め、チームを4-3の勝利に導きました。今季10点目のゴールを記録し、ブンデスリーガにおいて日本人選手として史上4人目(5度目)のシーズン2桁得点を達成しました。最下位から抜け出したチームは、この勝利で勝ち点を22に伸ばし、16位のハイデンハイムとの差を3点に縮めました。ボルシアMGの板倉滉(28歳)は90分間フル出場しました。 町野選手は得点後に「忍者ポーズ」を披露しました。前半15分に左からのコーナーキックを頭で合わせ、シーズン9ゴール目をマーク、頭での初得点となりました。会場には町野選手への声援が響き渡りました。日本人選手がブンデスリーガ1年目で9ゴールを達成するのは、2010−11シーズンにおける香川真司(ドルトムント)の8点を上回る新記録です。さらに前半42分にはロングスローでのチャンス演出など、存在感を示しました。 後半に入り、チームは15分と24分に失点し、一時同点に追いつかれましたが、31分にMFギゴビッチがペナルティーエリア手前から右足でミドルシュートを決め、再びリード。しかし、41分に守備が乱れ3対3とされると、後半追加タイムに町野選手が左足のボレーで決勝点を挙げ、試合を制しました。 残り3試合で、チームの1部残留は依然として厳しい状況ですが、町野選手はブンデスリーガの日本人選手としては高原直泰、香川真司、岡崎慎司に続く4人目(5度目)となるシーズン2桁得点を達成しました。 ◆ブンデスリーガでの日本人選手シーズン10得点以上 15得点 岡崎慎司(マインツ)2013-14年 33試合 13得点 香川真司(ドルトムント)2011-12年 31試合 12得点 岡崎慎司(マインツ)2014-15年 32試合 11得点 高原直泰(Eフランクフルト)2006-07年 30試合 10得点 町野修斗(キール)2024-25年 29試合

森保監督、柏のボランチ熊坂に「長短のパスを使い分ける特技を持つ。大きく展開を変えるパスが出せる」** **

** サッカー日本代表の森保一監督(56)は、26日に行われた明治安田J1リーグ第12節の柏レイソル対アルビレックス新潟戦を三協F柏スタジアムで視察しました。この試合は、リーグ上位に位置する柏と、下位に沈む新潟との対戦でしたが、試合内容は互角と言えるものでした。むしろ、新潟側が勝利しても不思議ではない展開でした。試合後、森保監督は「Jリーグらしい試合で、順位に関係なく均衡した試合だったと思います」と率直な感想を述べました。新潟の先制得点は、現在注目を集める柏の大型ボランチである熊坂光希選手が自陣でボールを失ったことから、ペナルティキックに繋がりました。7月に開催される東アジアE-1選手権での日本代表入りが期待される熊坂選手について、森保監督はその場面について尋ねられると、「彼一人の問題ではなく、得点の場面では様々な要素が絡んでいます。そうした流れの中で、多くの選手が関与しています。得点も失点も複合的に生まれるものです。質問に対する私の答えとすると、失点に絡んだ選手がリカバリーで挽回し、得点に貢献する姿勢が見受けられます。その後のプレーで取り返すためのエネルギーが高まり、チーム全体にとってプラスになります。ミスは誰にでも起こり得ますが、その後が大切です。こうした姿勢が見られて良かったです」とコメントしました。さらに、「熊坂選手は長短のパスを使い分けることができ、一気に試合の流れを変えるパスを出せるという特技を持っていると思います」と評価しました。また、Jリーグでは予算規模が大きく異なるチーム同士でも、均衡した試合が展開されることが多く、それが今シーズンの上位争いを白熱させています。この現象について、森保監督は「予算規模に関係なく、均衡した戦いができるのは、日本やJリーグの面白い特徴です。例えば、ドイツではバイエルンやドルトムントなど予算規模が大きいクラブが常にトップ争いをしているのに対し、日本では簡単に差がつかない。これは私自身も興味深く感じています」と笑顔で話しました。

【日本代表】森保監督が田中碧を絶賛:「日本人として誇りに思う」、プレミアリーグ昇格に大貢献

日本代表の森保一監督(56)は、FC町田ゼルビア対湘南ベルマーレの試合を視察しました。 試合後のインタビューで、イングランド・チャンピオンシップ(2部リーグ)のリーズ・ユナイテッドFCがプレミアリーグに昇格するために大きく貢献した日本代表MF田中碧(26)について触れ、「簡単ではないことを成し遂げた」との賛辞を送りました。 田中碧は今シーズンの開幕直前にチームへ加入し、徐々に存在感を示して主力選手として定着しました。41試合に出場し、4得点を記録するなど、チーム躍進の原動力となりました。 森保監督は「既に出来上がっているチームに加わり、レギュラー選手を競り合って自分のポジションを短期間で獲得した」とその努力を高く評価し、「日本人として誇りに思う」と絶賛しました。