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【スペイン】レアル・マドリードが約101億円を支払い契約した、驚きの17歳スーパー若手選手とは…

レアル・マドリードは13日、アルゼンチンのリーベル・プレートから若き代表MF、フランコ・マスタントゥオーノ(17)との契約を発表しました。マスタントゥオーノはこの夏、ヨーロッパで注目の選手とされ、パリ・サンジェルマンもその獲得を目指していると報じられていました。しかし、スペインの新聞「アス」によると、Rマドリードは最終的に契約解除金4500万ユーロ(約72億円)と、税金・手数料1820万ユーロ(約29億1200万円)を加えた合計6320万ユーロ(約101億1200万円)を支払うことで契約に至ったとのことです。契約期間は今年8月14日から31年6月30日までの6年間で、リーベル・プレートのメンバーとしてクラブワールドカップに出場予定。8月14日に18歳の誕生日を迎え成人となった翌日にマドリードに到着予定です。マスタントゥオーノはリーベル・プレートの下部組織出身で、24年1月に16歳で公式戦デビュー、同年2月には初ゴールを決め同クラブの最年少得点記録を更新しました。通算成績は61試合に出場し10得点、その間にスーパーカップを制しています。この実績が評価され、今月6日に行われたワールドカップ予選ではアルゼンチン代表に初招集され、チリ戦に17歳295日で出場し、アルゼンチン代表史上の公式戦最年少デビュー記録を樹立しました。

ブラジルでの佳子さまとサッカーボールの“ちいさな奇跡”「まさか実際に手に取っていただけるなんて」

現在ブラジルを公式に訪問中の秋篠宮家の次女、佳子さま(30)が手にしたサッカーボールは、静かに多くの注目を集めています。日本時間で6日に、サンパウロ市にある日本の魅力を世界に伝える施設「ジャパン・ハウス」を訪れた佳子さまは、日本企業のリサイクル技術を紹介する展示を視察。その際、リサイクル素材の合成樹脂でできた、組み立て可能なサッカーボールを手にされました。佳子さまもその仕上がりに興味を示されていたご様子でした。この特別なボールを開発したのは、広島市を拠点に競技用ボールを製造しているモルテン社。担当の内田潤さんは日本でニュースを見て驚きました。「まさか実際に手に取っていただけるとは思いませんでした。友人からも連絡をもらいニュース映像を見た時、本当に言葉にならない感情が込み上げました」と、様々な感情が複雑に入り交じったとのことです。モルテン社では「MY FOOTBALL KIT」というプロジェクトを推進しています。これはSDGsの一環として、企業や団体が子どもたちに組み立て式のサッカーボールとゴールを届けることで、子どもたちの体験格差を減少させ、SDGsの目標である「質の高い教育」や「つくる責任・使う責任」に貢献するプログラムです。ジャパンハウスに展示されていた組み立て式のボールは、開発パートナーであるnendoと共同でプロジェクトの一環として出展され、ブラジルの子どもたちに「MY FOOTBALL KIT」を届ける活動が展開されています。この中で佳子さまがボールに触れるという“小さな奇跡”が生まれました。ニュースの反響は大きく、「社内や取引先、友人、家族から多くの連絡を頂きました。皆がとても喜んでくれて、私も本当に嬉しいです」と内田さんは話します。この出来事は活動の認知度を世界的に広める貴重な機会となりました。「今まで続けてきた活動やプロジェクトが多くの方々に知られるきっかけとなり、佳子さまには心より感謝しています」と述べました。

【日本代表】南米の強敵パラグアイとの対戦が決定 10月10日にパナソニックスタジアムで 森保一監督「重要な試合」

日本サッカー協会(JFA)は、10月10日に大阪のパナソニックスタジアム吹田で行われるキリンチャレンジカップで、日本代表(FIFAランキング15位)がパラグアイ代表(同48位)と対戦することを12日に発表しました。パラグアイは南米予選で残り2節を残して5位に位置し、ワールドカップ本大会出場に向けた好位置にいます。日本代表の森保一監督(56)は、「この試合も来年に向けた準備において重要な試合ですので、大切に戦いたい」とこの対戦を心待ちにしています。FIFAランキングでは日本が上回っていますが、ワールドカップ本番に向けた貴重な力試しの機会です。パラグアイは、2010年のワールドカップ南アフリカ大会の決勝トーナメント1回戦で、日本がPK戦で敗れた因縁のある相手です。過去の対戦成績は日本の5勝2敗4分けで、直近では2022年6月の親善試合で日本が4-1で勝利しています。試合は午後7時20分にキックオフし、日本テレビ系で放送される予定です。 森保監督のコメント全文9月のアメリカ代表、メキシコ代表に続き、パラグアイ代表という強豪国との対戦をありがたく思います。FIFAワールドカップで世界一を目指すには、試合巧者な南米の国々に対しても勝利を収めることが必要です。この試合も来年に向けた準備において重要な試合として、大事に戦ってまいります。また、約2年ぶりとなるキリンチャレンジカップに臨めることを嬉しく思います。9月のアメリカ遠征後、この試合を皮切りに年内に4試合を日本国内で戦います。多くの方にスタジアムへ足を運んでいただき、ワールドカップに向けて日本が一丸となる共闘の輪を広げ、最高の景色を一緒に見たいと思います。

【J3】選手に頭をぶつける行為と強い口調の使用…奈良クラブ監督交代での「発生した事象」を公表

J3の奈良クラブは12日、中田一三監督(52)との契約解除を発表しました。これは、6日に行われた練習中の不適切な行為が発覚し、クラブが彼を現場から外して調査を進めていたことに起因します。その後、中田監督本人からの申し出があり、協議の結果、双方合意の下で契約解除が決定されました。後任には、今年の5月までJ2カターレ富山を指揮していた小田切道治監督(46)が就任します。 注目されていた「発生した事象」の調査結果も公表され、以下の通り説明が行われました。 「2025年6月6日(金)、ナラディーアにて行われたトレーニング中、チーム内での指導に関するやり取りの中で、中田監督と選手との間に言葉のすれ違いが生じ、選手が具体的な改善点について強い口調で説明を求めた際、双方の意見が激しく衝突する場面がありました。」 「その場は周囲の選手やスタッフの仲介により一旦落ち着きましたが、その後、再び中田監督と選手が接触した際に、中田監督の頭が選手の体にぶつかる行為を確認しました(選手に怪我はありませんでした)。この状況を受け、クラブは速やかにJリーグへ報告し公表しました。」 「さらに、クラブ内で選手・スタッフ全員への個別ヒアリングを実施した結果、以前にも強い言葉や表現が原因で監督、選手、スタッフ間での誤解が生じた事例を確認しました。これらはすべて当事者間の話し合いによって過去に解決してきました。今回の事象をクラブとして非常に重く受け止め、6月9日(月)、中田監督が選手・スタッフに対して不適切な行為について謝罪し、本人から契約解除の申し入れがあり、双方の合意により契約解除に至りました。」 中田監督は三重県伊賀市出身。四日市中央工業高校時代に全国高校選手権で帝京高校と両校優勝し、元日本代表のFW小倉隆史選手、DF中西永輔選手と共に「四中工三羽がらす」と呼ばれました。卒業後は横浜フリューゲルスなどでプレーし、引退後は京都サンガFCの監督などを歴任しましたが、昨年9月から奈良クラブで指揮を執っていました。

久保建英、豪華メンバーずらり「長友会」ショット披露「最高な時間でした!」

サッカー日本代表のMF久保建英(24=Rソシエダード)が12日までにインスタグラムを更新。10日に行われたW杯最終予選終了後の食事会の写真をアップした。「長友会」と題してDF長友佑都(38=FC東京)を中心に、堂安律や南野拓実ら代表選手が多数集まり、笑顔の写真をアップ。「ご馳走様でした! 最高な時間でした!」と感謝のメッセージをつづった。投稿に対し、「初キャプテンほんとうにおめでとうございます」など、労をねぎらう言葉とともに対戦相手のインドネシアからと思われるコメントも多く見られ「久保くんインドネシアの人たちに好かれてる?」「コメント欄占領されてる」とのコメントもあった。

【番記者の目】最終予選最多30ゴール突破も「引いて守る相手をどう崩すか」日本代表が見せた3つのヒント

日本代表(FIFAランキング15位)は、2026年W杯北中米大会のアジア最終予選を11ヶ月前に終えました。この予選では史上最速となる3試合を残して突破を決め、7勝2分け1敗、最多の30得点に対してわずか3失点という結果を残しました。攻撃的な3バックへの変更が効果を発揮し、攻守にわたり圧倒しました。しかし、2位のオーストラリアには1分け1敗(1-1、0-1)、3位のサウジアラビアには1勝1分け(2-0、0-0)と、力のある相手には苦戦を強いられました。W杯本大会に向けて、何を学んでいくべきか。6-0で勝利したインドネシア戦から未来へのヒントを探ります。   ◇   ◇   ◇ 森保ジャパンは「アジア仕様の戦い」で見事に成果を挙げました。昨年の1~2月に行われたアジアカップカタール大会では8強どまりという苦い結果があり、それを反省材料としました。そして攻撃的な3バックを採用し、両ウイングにアタッカーを配置した結果、10試合で30得点という歴史的な成績を残しました。しかし、同じグループ内の上位国であるオーストラリアとサウジアラビアからは、合計4試合で3点しか奪えませんでした。「史上最強」という称号がついたものの、W杯常連国が引いて守る時に、攻撃の手がかりを見つけられませんでした。新顔を試した2試合が消化試合であったことを考慮しても、世界のトップチームであれば、より多くのゴールを決めるはずでした。攻めあぐねた結果、5日のオーストラリア戦ではMF鎌田が「最後の質」が重要と述べ、MF中村も「最後はクオリティー」と最終局面の精度向上を求めました。では、どのようにしてゴールに迫り、質を高めるか。インドネシア戦での前半3ゴールに、そのヒントが隠されていました。 (1) サイド攻撃 1点目は左サイドにボールを託された2列目の鎌田がボックス内に走り込み、MF三戸の精密なクロスを頭で仕留めてゴールを決めました。相手守備陣がマークするのは困難で、クロスの質も速く正確でした。主力選手のMF三笘やMF伊東の突破力は世界トップクラスで、さらに磨きをかければ、23年に敵地で4-1でドイツを撃破した試合のように、本大会でも武器となります。(2) セットプレー 2点目は、MF久保がデザインされた左CKで相手を出し抜きました。一度は防がれたものの、ダブルタッチで押し込むことに成功。担当コーチの前田遼一の指導のもと、さまざまな形を取り入れ、流れが悪くとも得点源となる戦術を備えています。(3) 中央突破 3点目はシャドーに位置した久保が、右サイドの下がった位置でボールを受け、ボランチの佐野海との連携で中央から前進しました。その結果、鎌田が個人技で仕留めました。1年後のW杯では参加国枠の拡大に伴い、試合数が増えることになります。決勝まで進めば最大8試合。そして、対戦相手のレベルもさまざまで、攻撃のバリエーションが試されます。インドネシア戦後、久保は「楽な相手はいないけれど、今日のように違いを見せることで、W杯でも日本を助けられる」と自信を語りました。(1)~(3)の原型を進化させ、好機を増やすことで、ゴールの可能性が高まります。ラスト1年で攻撃を「世界仕様」に仕上げられるかが、日本代表の今後を左右します。【日本代表担当=佐藤成】

【天皇杯】東洋大がJ1柏をジャイキリ「うれしいしかない」来季柏内定のDF山之内佑成が先制弾

天皇杯初出場の東洋大がJ1で今季4位につける柏レイソルに延長の末に2-0で勝った。大学生チームがJ1に勝ったのは前回大会2回戦で、筑波大が当時J1首位のFC町田ゼルビアにPK戦の末に勝利して以来10度目。今回の東洋大は延長戦での勝利だったが、2点差以上でJ1に勝ったのは19年度大会3回戦でガンバ大阪に2-0の法大以来、6大会ぶり4度目となった。延長後半2分、主将のDF山之内佑成が左足で強烈なシュートを決めて先制。同アディショナルタイムにもFW依田悠希が体で押し込んで加点し、ジャイアントキリングを達成した。来季から柏入りが内定している山之内は試合後のインタビューで「うれしいしかない。最高です。最後にチャンスがくると思っていた。決められて良かった。チーム全員が勝利に矢印をもっていけた」と喜んだ。◆天皇杯で大学生チームがJ1に勝利09年度3回戦 明大 3-0山形11年度2回戦 福岡大 1-1(5PK3)大宮14年度2回戦 関学大 2-1神戸17年度2回戦 筑波大 3-2仙台18年度2回戦 関学大 2-1G大阪19年度2回戦 鹿屋体大 3-0名古屋19年度3回戦 法大 2-0G大阪21年度2回戦 順大 2-1東京24年度2回戦 筑波大 1-1(4PK2)町田25年度2回戦 東洋大 2-0 柏【天皇杯】東洋大がジャイキリ!柏を延長戦の末2-0撃破 ほか全26試合/2回戦スコア詳細

【天皇杯】JFL青森が驚異のジャイアントキリング!横浜を2-0で撃破 GK廣末陸がPKで先制点&2点目の起点に

J1から数えて4部に当たるJFLのラインメール青森が、横浜F・マリノスを下して見事なジャイアントキリングを成し遂げました。アジアチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)で8強を誇る横浜を2-0で破ったのです。試合の先制点を決めたのは、なんと守護神の廣末陸選手でした。前半34分、FWルイス・フェルナンド選手が倒されて得たPKを、同35分にGK廣末選手がゴール右隅に決めて先制しました。さらに前半アディショナルタイムの46分、廣末選手のロングフィードから右サイドのカウンター攻撃を開始し、クロスボールをFWルイス・フェルナンド選手が決めて2-0にしました。後半では、横浜が2点を追いながらも反撃してきましたが、冷静な試合運びで時間を進めました。最終的には、廣末選手の攻守にわたる活躍で2-0の完封勝利を収めました。試合後、廣末選手は「本当にホッとしました。自分たちがやってきたことに自信があり、それを発揮すれば勝てると思っていました。PKゴールも練習から積み重ねてきたことですし、チームが体を張って得たPKなので、絶対に決めたかった。攻守の切り替えが良かったことが、有利に働きました」と振り返りました。一方で、今季J1最下位と低迷する横浜は、直近2連勝で調子を上げていた矢先の予想外の敗北でした。それはチームにとって非常に悔しい結果となりました。

【天皇杯】再度ジャイアントキリングを狙う筑波大-長崎、鹿島-群馬ほか26試合/第2回戦スコア速報

天皇杯は、11日に26試合が行われます。 【イラスト】第105回天皇杯サッカー2回戦以降の組み合わせ 11日の試合 町田00-0 - 0京産大 ▼得点者 横浜00-0 - 0青森 ▼得点者 名古屋00-0 - 0都農 ▼得点者 広島11-0 - 0B佐賀 ▼得点者前半4分 【広】マルコス・ジュニオール 徳島11-0 - 0山口 ▼得点者前半18分 【徳】玄理吾 仙台  -  -  富山 ▼得点者 山形  -  -  鹿児島 ▼得点者 いわき  -  -  秋田 ▼得点者 鹿島  -  -  群馬...

【W杯予選】オーストラリア、6大会連続W杯出場を果たす 今回はストレートイン 前2大会は大陸間PO

2026年FIFAワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会に向けたアジア最終予選は10日に各地で最終戦が行われました。C組で2位となったオーストラリアは、アウェーで3位のサウジアラビアに2-1で逆転勝利を収め、勝ち点19で6大会連続7度目の本大会出場を決めました。 5点差で負けなければW杯出場が決まっていたオーストラリアは、1-0で勝利した5日の日本戦と同様、守りを重視した5バックを採用しましたが、前半19分に守備の隙を突かれて先制点を許しました。 しかし、全体的に優勢な状況にあったため、焦ることなく冷静に対処し、42分に同点に追いつきました。J1リーグのFC町田ゼルビアに所属するFWミッチェル・デュークからの左サイドからのパスをMFメトカルフが受け、ペナルティエリア内に侵入。左足で落ち着いてゴールを決めました。その後、サウジアラビアのファンは徐々に席を立ち始め、スタジアムには空席が目立ちました。 後半3分にはオーストラリアが勝ち越し。ミッチェル・デュークが左からのFKを高いヘディングで合わせ得点しました。後半37分過ぎにはJ1リーグのアルビレックス新潟に所属するDFジェイソン・ゲリアがサウジアラビアのMFサレム・ドサリを倒しPKを与えましたが、代表100試合出場目となったGKライアンがそのPKをセーブしました。試合はそのままリードを保ちました。 過去の2018年ロシア大会、2022年カタール大会では大陸間プレーオフを突破して出場していましたが、今回はストレートインでの出場となりました。勝ち点13のサウジアラビアは3位となり、アジア・プレーオフに回ることになりました。