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【日本代表】森保監督が田中碧を絶賛:「日本人として誇りに思う」、プレミアリーグ昇格に大貢献

日本代表の森保一監督(56)は、FC町田ゼルビア対湘南ベルマーレの試合を視察しました。 試合後のインタビューで、イングランド・チャンピオンシップ(2部リーグ)のリーズ・ユナイテッドFCがプレミアリーグに昇格するために大きく貢献した日本代表MF田中碧(26)について触れ、「簡単ではないことを成し遂げた」との賛辞を送りました。 田中碧は今シーズンの開幕直前にチームへ加入し、徐々に存在感を示して主力選手として定着しました。41試合に出場し、4得点を記録するなど、チーム躍進の原動力となりました。 森保監督は「既に出来上がっているチームに加わり、レギュラー選手を競り合って自分のポジションを短期間で獲得した」とその努力を高く評価し、「日本人として誇りに思う」と絶賛しました。

【京都】今季3度目の連勝!首位を走り抜くその強さの秘密はプレミアリーグをも上回る「高強度走行距離」

京都サンガがホームで横浜FCを下し、首位の座を守りました。試合開始から15分、FW原大智(25歳)が豪快なシュートで最初のゴールを決めました。後半4分に同点に追いつかれるも、26分には原の頭からのパスを受けた「古都のネイマール」ことMF奥川雅也(29歳)がファインシュートで勝ち越し点を決めました。これで今季3度目の連勝を達成し、前節にクラブ史上初めて手にしたトップの座を維持しました。   ◇   ◇   ◇試合中、選手たちは攻守にわたって連動し続けました。「首位」京都は2ゴールを決めて力強い勝ち方をしました。前半戦、FW原はハイボールを競り勝ち、ボールを持ち込んでゴールネットを揺らしました。「良いパスが来ると思って走り込んでいた。あとは思い切って打った」と彼は仲間のサポートに感謝を述べました。後半の決勝ゴールについても「首位に立ち続けるためには自分のゴールが不可欠」と責任感を示しました。前節でクラブ史上初の1位。なぜ強いのか。その理由は、世界最高水準と言われるイングランド・プレミアリーグを上回る強度の高さです。昨季のプレミアとのデータ比較では、「高強度走行距離」(試合時間90分換算)で平均1位を記録しました。舞台が違うため完全な比較はできませんが、プレミアリーグでトップのボーンマスが記録した1636メートルを超え、京都は1690メートルを達成しました。トッテナムやリバプールといった名門クラブにも劣らない数値が証明され、この日も選手たちは京都らしいハードワークを見せました。 相手のカウンター攻撃時には、左ウイングの松田が自陣ゴール前まで追いかけました。逆に速攻のチャンスにはセンターバックの宮本が前線に飛び出し、ドリブルでボールを運ぶなど、まさに全員攻撃、全員守備を体現していました。曺監督体制5年目となる今季で、彼らの強みを勝利につなげるまでに成熟しました。この変化について、指揮官は「そうなることを願っていて、ようやく選手たちにその意識が芽生えてきた。積み上げてきたものが大事」と確かな手応えを感じています。昨季までは苦労も多かったチームが、今節も首位をキープ。「この順位が一時的なものではないと言われるようにしないといけない」と述べ、上位定着に向けた決意を新たにしました。今後も京都らしいハードワークでの勝利を誓った【永田淳】

【鹿島】J1で初の600勝達成 ジーコ氏の見守る中で決勝点を決めた知念慶「このスタジアムが築いた歴史」

鹿島アントラーズがホームで名古屋と対戦し、1-0で勝利を収め、J1史上初の通算600勝を達成しました。後半9分に、MF知念慶(30)がセットプレーからヘディングで決勝ゴールを決めました。これで2連勝となり、勝ち点を22に伸ばしました。通算1108試合目(177引き分け331敗)で600勝に到達。初勝利は1993年5月16日に5-0で名古屋を破った試合(カシマスタジアム)でした。当時ハットトリックを達成した元ブラジル代表MFのジーコ氏もこの試合を見守り、Jリーグ創設年の開幕戦と同じ相手から記念すべき勝利を収めました。FWレオセアラ、DF濃野公人、MF樋口雄太など、前節20日の岡山戦を負傷で欠場した主力選手たちは今節もメンバー外。さらに、MF師岡柊生がアキレス腱断裂で長期離脱を余儀なくされました。しかし、厳しい状況の中でもチームは勝負強さを発揮。MF荒木遼太郎のFKをDF植田直通がヘディングでアシストし、最後は知念が押し込みました。試合後、決勝点を挙げた知念はインタビューで「チームとしても個人としても戦う姿勢を大切にしています。個人としてはそれを示すことができなければ意味がない。今日は力を注ぐことができて良かったです」と語りました。チームは追加点を奪うことはできませんでしたが、無失点で勝利しました。鹿島はJ2に降格したことがない「オリジナル10」の1つであり、横浜(通算543勝)に57勝差をつけています。加入3年目の知念は節目の勝利に「この鹿島というチームと、このスタジアムの築いてきた歴史の一部になれたことが嬉しい」と話しました。

【J1】鹿島-名古屋、京都-横浜FC、浦和-広島、FC東京-G大阪など/スコア速報します

J1は25日、7試合が行われる。 【記者予想】優勝「本命」は? 2番人気は?3番人気は?最下位最多は?>> 25日の試合 鹿 島  -  -  名古屋 ▼得点者 東京V  -  -  C大阪 ▼得点者 町 田  -  -  湘 南 ▼得点者 京 都  -  -  横浜FC ▼得点者 福 岡  -  -  岡 山 ▼得点者 浦 和  -  -  広 島 ▼得点者 東 京  -  -  G大阪 ▼得点者 26日の試合 柏  -  -  新 潟...

久保建英所属のRソシエダード、アルグアシル監督が今季限りで退任を発表

日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダードは24日、イマノル・アルグアシル監督(53)が今シーズンの終了後に退任すると発表しました。 Rソシエダードは23日に降格圏内で苦しむアラベスと対戦し、0‐1で敗北を喫しました。この結果、3試合連続で勝利がない状態が続いています。そして翌日、クラブは公式声明を発表し、アルグアシル監督が来季は続投しない決断をしたことを明らかにしました。このため、リーグ戦残り5試合を終えた後に、Rソシエダードの指揮官を退くことになります。 数ヶ月前、アルグアシル監督はクラブから、今シーズン終了後に満了を迎える契約の延長オファーを受けていました。それについて4月下旬から5月上旬にかけてどうするかを決めると語っていましたが、最終的に退任することを選びました。 アルグアシル監督は現役を退いた後、Rソシエダードの下部組織の監督を歴任しました。そして2018年にはトップチームの暫定監督を約2ヶ月務めました。その後、アシエル・ガリタノ監督の解任を受けて18年12月に再びトップチームの監督に就任し、以降6年以上にわたってRソシエダードを率いています。 Rソシエダードの監督として、アルグアシルはクラブ史上3番目に多い公式戦334試合を指揮。19-20年シーズンには国王杯優勝を成し遂げ、ここ5シーズン連続で欧州カップ戦(欧州チャンピオンズリーグ1回、欧州リーグ4回)への出場権も獲得しました。 今シーズンは順調なスタートを切れず、現在のリーグ成績は33試合12勝6分け15敗で勝ち点42の9位となっており、順位を上げるのに苦戦しています。そのため、6シーズン連続の欧州カップ戦出場権獲得が難しい状況になっています。(高橋智行通信員)

【札幌】24年度で純損失2億7200万円超、7期連続赤字…25年度も赤字の可能性

北海道コンサドーレ札幌を運営するコンサドーレは24日、札幌市内で株主総会を開催しました。24年度の売上高は前年度比121.6%を達成し、49億9991万7000円と過去最高を記録しましたが、純損失は2億7287万6000円で、7期連続の赤字となりました。石屋製菓からの6億円の増資により債務超過は解消されました。 今回の総会で、取締役に6人が選任されました。新たにニュージーランド出身のディーン・サドラー氏(60)が選任されました。彼は元DAZNジャパン取締役で、現在はゼラ合同会社の代表社員を務めています。 代表取締役GMを退任した三上大勝氏(53)には、退職慰労金として500万円が支払われることになりました。 25年度は約4億4000万円の純損失が予想されており、8期連続の赤字となる可能性が高いです。シーズン移行も考慮され、17カ月間の26年6月期決算が検討されています。石水創社長(43)は、「今期については、まだ私が社長に就任する前に組まれた予算なので、見直しが必要。ここから改革してどこまで減らしていけるかが重要だ」と述べ、純損失の削減を目指しています。 24年度から、クラブライセンス不交付の3期連続赤字のカウントが始まり、2期連続は避けられそうにないため、「27年6月期には黒字化を確実に達成したい」と目標を語りました。 25年度のチーム人件費は約20億円が予算に計上されています。これは23年度の全J2クラブと比較してもトップクラスの金額です。今季のJ1昇格を目指す中で、「J1昇格後もすぐに降格するようでは意味がない。最低でも20億のラインはクラブとして確保し続けたい」とし、強化費の削減は考えていないと述べました。

久保建英に対するラフプレーを現地紙非難「何度ファウルを受けなければならないのか?」

レアル・ソシエダードの地元紙が「相手がイエローカードをもらうまで何度ファウルを受けなければならないのか?」と、アラベス戦で先発した日本代表MF久保建英(23)に対する相手のラフプレーを非難した。Rソシエダードは23日にアウェーで行われたスペインリーグ第33節で、降格圏内に沈む18位アラベスと対戦した。欧州カップ戦の出場権を獲得するために勝利が必須だったが、攻撃の形を作れずに枠内シュート0本に終わり、0-1の敗北を喫してここ3試合勝利なしとなった。3試合連続で先発した久保は厳しいマークを受ける中、前半37分にペナルティーエリア外からシュートを打つもDFにブロックされ、後半15分のシュートはわずかに枠外。相手にリードを許していた後半20分に交代するも、試合後に今季8度目のマッチMVPに選出された。クラブの地元紙エル・ディアリオ・バスコはこの日の久保について「相手がイエローカードをもらうまで何度ファウルを受けなければならないのか?アラベスが罰せられることなく、久保に対してハードなファウルを犯していたのは信じられないことだ。スペースを得た際、セルヒオ・ゴメスがシュートを打った時の右足のクロスと、枠を捉えられなかったペナルティーエリア外からのシュートで、2度チャンスを作った」と寸評し、2点(最高5点)をつけた。同紙はジョン・マルティンをチームMVPに選出し、3点と採点した。ベッカーが3点で並び、レミーロ、アランブル、ブライス・メンデス、セルヒオ・ゴメス、エルストンド、スチッチ、オスカルソンが久保と同じ2点。続いてパチェコ、ハビ・ロペス、スビメンディ、パブロ・マリン、オヤルサバルが1点、マリエスクレナは採点なしとなった。Rソシエダードのスペインリーグ成績は33試合12勝6分け15敗の勝ち点42で9位。久保の成績は31試合(先発22試合)、1985分出場、5得点0アシストとなっている。Rソシエダードはこの後、5月4日にホームで行われるスペインリーグ第34節で、欧州チャンピオンズリーグ出場圏内の4位につける好調のビルバオとバスクダービーを戦う。(高橋智行通信員)【動画】攻め込む久保建英に相手選手は次々とファウル覚悟の接触プレー

アーセナル、鎌田大地クリスタルパレスと痛恨引き分け 遠藤航のリバプールの優勝は決まらず

日本代表DF冨安健洋(26)が所属するアーセナルが、日本代表MF鎌田大地(28)のクリスタルパレスと本拠地で2-2で引き分け、勝ち点1を分け合った。鎌田はフル出場したが、冨安は負傷のためベンチ外だった。2位アーセナルが敗れれば、試合のなかった日本代表MF遠藤航(32)が所属する首位リバプールのプレミアリーグ優勝が決まる状況だったが、週末以降に持ち越しとなった。アーセナルは2度のリードを守り切れず、逆転優勝は絶望的になった。前半3分にセットプレーからDFキビオルが頭で合わせて幸先よく先制するも、同27分に失点を許し、追いつかれた。同42分にMFトロサールのゴールで一時勝ち越し。1点リードで前半を折り返した。それでも後半メンバーを次々と交代して反撃する相手に終盤ビルドアップのミスを突かれて同点。勝ち点3を逃す形となった。アーセナルは、試合がなく、残り5試合のリバプールと勝ち点差12に。残り4試合全勝し、リバプールが全敗しないと逆転優勝は実現しない。リバプールが27日(日本時間28日)のトットナム戦に引き分け以上で、19-20年以来、5シーズンぶり20回目の国内リーグ制覇が決まることとなった。優勝すれば92年創設のプレミアリーグでは2回目。国内リーグ通算20回の優勝回数はマンチェスター・ユナイテッドに並び最多となる。

レアル・マドリード、ビニシウスの契約延長をシーズン終了後に発表予定 サウジからの莫大なオファーにもかかわらず

スペインのラジオ局カデナ・セルは23日、レアル・マドリードが今季終了後、ブラジル代表フォワードのビニシウス(24)の契約延長を発表する予定であると報じました。報道によると、ビニシウスはサウジアラビアから5シーズンで総額10億ユーロ(約1600億円)という巨額のオファーを受け取っていたものの、レアル・マドリードに留まることを選び、合意には至りませんでした。同クラブはビニシウスのスペインでのプレーを続けたいという意向を尊重し、現在の契約が終了する27年6月30日からさらに2~3年間延長する方針で、シーズン終了後に公式発表される見込みです。今季、ビニシウスは前半戦に怪我で欠場する時期があったものの、その後47試合に出場し、21得点9アシストを記録しています。ゴール数ではチーム内でエムバペに次ぐ2位、アシスト数ではベリンガムと並んでトップの成績を収め、チームの攻撃を牽引しています。(報道執筆者:高橋智行通信員)

中田英寿氏、「選手が監督の言うことを聞かない」を理由に日本代表監督への意欲を否定

サッカー元日本代表の中田英寿氏(48)が18日、フジテレビの「ぽかぽか」(平日午前11時50分放送)に生出演しました。彼は、日本食文化の祭典「CRAFT SAKE WEEK 2025 at ROPPONGI HILLS」のオーガナイザーを務めており、その会場からの中継で番組に登場しました。 番組内の質問コーナーで、日本代表監督を務める可能性について問われた中田氏は、「ないでしょ、それ」と即座に否定しました。 その理由について彼は「自分が選手としてプレーしてきただけに、選手がどれくらい監督の言うことを聞かないかを知っています」と明言。「監督をやりたくないです」と続け、現役時代の自身が監督と「ぶつかるタイプだった」と振り返りました。 また、同番組に出演していた元日本代表の前園真聖氏(51)に「この話は前園さんに任せます」と投げかけましたが、前園氏も監督職を否定。「僕もワガママな方でした。『自分が一番』というタイプを集めてチームをまとめるのは大変」と笑顔で答えました。