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【ダービー】クロワデュノールが優勝、北村友一騎手「正直、負けるイメージがなかった」

単勝1番人気のクロワデュノール(牡3、斉藤崇)は皐月賞での2着に対する雪辱を果たし、世代7950頭の頂点に立ちました。道中は良い位置をキープし、直線で先頭に立ってそのまま押し切りました。騎乗した北村友一騎手(38歳)はこれがダービー初勝利。レース後は恒例の馬車パレードで祝福を受けました。ウイナーズサークルでは多くのファンの前でインタビューに応じ、「ほっとした気持ちです。重圧を感じていました」とコメント。1番人気での勝利に安堵の表情を見せました。道中は良い位置を確保し、直線ではタイミングよくスパート。「手応えも良く、馬を信じていました。正直、負けるイメージがまったくなかった。この馬の力を見せられて良かったです」と述べました。

【ダービー】66年ぶりの快挙! ダービー4着以下馬の産駒が優勝 – 1959年のコマツヒカリ以来の快挙** **

** 66年ぶりに歴史が動きました! クロワデュノール(牡、斉藤崇)の父、キタサンブラックは2015年のダービーで14着に終わっていました。ダービーで4着以下に終わった馬の産駒が勝利を収めたのは、1959年のコマツヒカリ以来で、その父トサミドリは1949年のダービーで7着でした。今回の勝利は、"ダービーを制するのはダービーで上位に入った馬から"という近年の定説を覆すものでした。

【ダービー】武豊騎手は7勝目&父子3代制覇はならず、サトノシャイニング敗れる

サトノシャイニング(牡、杉山晴)で史上最多36回目のダービー騎乗となった武豊騎手(56)のダービー7勝目はならなかった。05年ディープインパクト、13年キズナとの父子3代ダービー制覇、同一騎手での父子3代ダービー制覇はおあずけとなった。大外枠から積極的に前に出していった。向正面では離れた2番手に収まり、マイペースで運んだ。直線残り300メートルでクロワデュノールにかわされてからもしぶとく粘っていたが、ゴール寸前でショウヘイに差されて4着に敗れた。◆武豊騎手のダービー制覇 98年スペシャルウィーク、99年アドマイヤベガ、02年タニノギムレット、05年ディープインパクト、13年キズナ、22年ドウデュース

【ダービー速報】北村友一騎手とクロワデュノールが日本ダービーを制覇!皐月賞からのリベンジを果たす

単勝1番人気に支持されたクロワデュノール(牡3、斉藤崇調教師)が、皐月賞2着の悔しさを晴らし、世代7950頭の頂点に立ちました。レース中盤では3番手を追走し、残り300メートルで先頭に立つと、そのまま押し切り、見事な勝利を飾りました。勝ちタイムは2分23秒7でした。 騎乗した北村友一騎手(38)は、デビューから20年目で初のダービージョッキーに輝きました。21年5月2日の落馬事故で1年以上の休養を強いられた北村騎手ですが、22年6月11日に復帰後、困難を乗り越えてダービー制覇という快挙を成し遂げました。 北村騎手は、「自分がダービージョッキーになったことよりも、クロワデュノールがダービー馬になったことが本当に嬉しい。ここまでの過程すべてに意味があり、巡り合わせによって勝たせてもらえた。全てが繋がったと感じています」と述べました。 1番人気のプレッシャーに打ち勝ち、直線で堂々と先頭に立ち、そのまま押し切りました。「馬を信じて騎乗しました。絶対に伸びると信じていたことが勝利に結びつきました」と語っています。 キタサンブラック産駒のダービー制覇は史上初の快挙となりました。父親のキタサンブラックは皐月賞では3着でしたが、ダービーでは14着となり、今回の勝利で父のリベンジを果たしました。 最後の直線で外から追い込んだマスカレードボールが2着に入り、好位につけたショウヘイが3着となりました。 馬連(13)(17)は560円、馬単(13)(17)は870円、3連複(2)(13)(15)は2990円、3連単(13)(17)(2)は8460円でした。 (注:成績や払戻金などは必ず主催者発行の公式情報と照合してください)

【ダービー】ルメール騎手「ちょっとソフトね」昨日雷雨に見舞われた馬場を分析「内外の差は…」

前日の土曜に落雷や激しい雨の影響で馬場の悪化が懸念された東京競馬場、ダービーデーは4R終了時点で芝の馬場状態は「やや重」の発表となっている。この後に雨の降る予報はなく、現在の天候は晴れ。回復も見込まれる。4R(3歳未勝利、芝1600メートル)でこの日最初の芝レースが行われ、エピファネイア産駒のダノンエンブレム(牡、宮田)が2番手から抜け出した。勝ち時計は1分34秒7。鞍上のルメール騎手はやや重発表の馬場を「ちょっとソフトね」と分析。そして「内側から勝つことができましたし、内と外の差はあまり関係ないです」とコメントした。2着には最内枠から逃げたテンフレッシュ、3着は外から伸びたノーブルライナーが入った。今週からCコースに替わった東京芝。G1は3週連続で外からの差し切りが決まっているが、今週は果たして-。芝のレースの傾向を分析し、見極めることが的中の近道になりそうだ。

【ダービー】タフな馬場で浮上?“あのドゥラメンテ産駒”は半兄が今年のフェブラリーS覇者

東京競馬場の芝コースは土曜の重馬場からダービー当日の日曜はどこまで回復するのか。回復が遅れた場合や、良馬場でも時計のかかるタフな馬場だったときに浮上するのは…。パフォーマンスを上げてくる可能性を感じるのは、青葉賞2着から参戦するファイアンクランツ(牡、堀)だ。「堀厩舎のドゥラメンテ産駒」ということで、素晴らしい素質、血統馬なのは間違いない。父ドゥラメンテ、母の父ハーツクライという血統から芝のクラシックディスタンスもぴったり合う。ただ、快速馬ロードカナロアを父に持つ2歳上の半兄コスタノヴァは今年2月のダートG1、フェブラリーSを制覇。近親にもダートグレード競走で活躍したピイラニハイウェイがいて、ダート適性を秘めた牝系の出身でもある。自身は札幌の新馬戦が重馬場での勝利。2戦目の札幌2歳Sも重馬場で3着に好走した。札幌2歳Sは1着マジックサンズがNHKマイルCで2着。2着アルマヴェローチェは2歳女王に輝き、桜花賞、オークスで連続2着と、ハイレベルな一戦だった。日曜の回復次第では時計のかかる馬場で行われる可能性もあるダービー。ファイアンクランツと若武者、佐々木大輔騎手の大駆けに託す手もある。

【ダービー】「雷雨の可能性により天候調査を実施」前日の東京競馬場での激しい天気

ダービーの前日である31日、東京競馬場は悪天候に見舞われました。朝から雨が降り続けており、9Rの富嶽賞では、馬が入場した後に雷雨の可能性があるため、天候調査が行われています。

「ReHacQ-リハック-」高橋弘樹氏が競馬を語る<1>敏腕プロデュ-サーと競馬の接点とは

第92回ダービー(G1、芝2400メートル)は6月1日、東京競馬場で発走する。「競馬の祭典」を前に、人気急上昇中の政治・経済YouTubeチャンネル「ReHacQ-リハック-」を運営&制作する高橋弘樹氏(43)が、競馬について語った。インタビュー前編です。   ◇   ◇   ◇-ダビスタ、ウイニングポストにはまっていた時期は?高橋氏 私、家が錦糸町でして。中学生くらいの時、学校通う途中に場外馬券売り場(ウインズ錦糸町)がありまして、家の隣が競馬新聞を発行している印刷所だったんです。最初は何なんだろうなと思ったんですけど、競馬って知って、面白そうだなと思って、ダビスタとウイニングポストをやってましたね。-徹夜で遊んでいた?高橋氏 ウイニングポストとダビスタは、はまるとね。結構やりこんでた時期はありましたね。中高一貫校(攻玉社)だったので、ちょうど中学時代が暇な時期だったんで。結構ゲームやりまたね。-競馬の魅力は高橋氏 僕が中高生だったころに競馬が盛り上がってて、ナリタブライアンが3冠取ったとき(94年)で、3冠馬が久々だったのかな。(84年の)シンボリルドルフの次ですかね。あと、マヤノトップガンとナリタブライアンの(96年)阪神大賞典とか名勝負も多くて。周りに競馬好きも多かったので、阪神大賞典には心を打たれましたね。田原成貴と武豊ですね。ナリタブライアン、復活しないかなって思ってました。そういうのもあってゲームやってましたね。-血統、配合を考えていた高橋氏 詳しくは忘れちゃいましたけど、ノーザンテーストとかで種付けしまくってましたね。「4×3」の配合だと強くなるって。あれって本当なんですか?-奇跡の血量と言われてますね。ブライアンズタイム産駒が全盛期にゲームをやっていたんですね。自分で作った馬の配合で覚えているのは高橋氏 作った馬? 全然覚えてないです(笑い)。-馬名とかは高橋氏 なんか変な冠名をつけてました(笑い)。-リアルの競馬はいつごろやっていましたか高橋氏 ゲームは大学受験の時にしなくなって、大人になったら馬券を買えるので、何回か行きましたね。錦糸町のウインズですね。あと、仕事で大井競馬場に行くことがあって、予想屋さんがいるじゃないですか。立ってしゃべるのがおもしろいので、興味持って行ったことがありましたね。1回テレビで取材して覚えていて、それをエッセー(「都会の異界-東京23区の島に暮らす」産業編集センター出版)で書いたことがありましたね。(中編へつづく)◆高橋弘樹(たかはし・ひろき)1981年(昭56)7月7日、東京都生まれ。早大卒。05年テレビ東京に入社。数々の人気番組制作に携わり、「家、ついて行ってイイですか?」では15年に日本民間放送連盟賞テレビエンターテインメント番組最優秀賞、第53回ギャラクシー賞テレビ部門優秀賞を受賞。23年3月に退社し、政治・経済YouTubeチャンネル「ReHacQ」を開設。AbemaTVでも「世界の果てに、ひろゆき置いてきた」などの人気番組をプロデュースしている。「都会の異界 東京23区の島に暮らす」など著書も多数。◆「ReHacQ-リハック-」 登録者数148万人超のYouTubeチャンネル。政治、経済、人生キャリアなど各分野の話題を取り上げるビジネス動画メディア。昨年の東京都知事選に出馬した石丸伸二氏、経済ジャーナリストの後藤達也氏、「論破王」ひろゆき(西村博之)氏らの出演者が、運営兼プロデュ-サーの高橋弘樹氏とともに激論を繰り広げ人気急上昇中。総再生回数は3億4000万回以上を誇る(数字は2025年5月29日現在)。

** もしどこかで別の決断ができていたら:リバティアイランドの安楽死について吉田俊介氏が語る **

** 有限会社サンデーレーシングは、今年の日本ダービー(G1、芝2400メートル、6月1日=東京)に、皐月賞馬のミュージアムマイルを含む4頭を送り出す。その中には、皐月賞で2着になったクロワデュノール、10着のカラマティアノス、そして青葉賞で2着だったファイアンクランツが含まれる。   ◇   ◇   ◇香港で行われたクイーンエリザベス2世Cのレース中、左前肢を故障し競走を中止し、安楽死となった3冠牝馬リバティアイランドについて、同馬のオーナーである有限会社サンデーレーシングの吉田俊介代表(51)は心中の葛藤を明かした。「競馬場でリバティのレース映像が流れることがありますが、正直なところ見ることができません。競馬は血統や馬の名前を通じて思い出を呼び起こすスポーツですが、リバティアイランドのことを思い出すことが、もう叶わないと思うと…。私はオーナーとして何らかの判断ができる立場にあったので、どこかで違う判断を下していれば、結果が変わったのではないかと後悔しています。これまでにも仕事の中で多くの悲しいことがありましたが、その中でも比較にならないほど重い喪失感です。どうにかできたのではないかと、自責の念が拭えませんし、多くの人を悲しませてしまったことがとても悔しいです。」 日本では安楽死の判断をする際に所有者や調教師に連絡が入るが、香港では“事後報告”となった。「馬運車に乗せられてすぐの判断だったと聞きました。日本の手順と同じでもショックですが、納得するためのプロセスが全くなく、思った以上にあっという間に決まってしまいました。少しでも馬の苦しみを短くするため、国によって方法が異なることは理解していますが、気持ちに整理がつきませんでした。」帰国数日後、リバティアイランドの遺灰が北海道の牧場に届けられ、中内田調教師や川田騎手が訪れました。「香港では土葬が主流ですが、こちらから火葬をお願いし、遺灰とたてがみを持ち帰ってくれました。中内田調教師も川田騎手も大変だったと思いますし、牧場で関係者たちとも話をしてくれました。川田騎手は涙を流し続けていましたね。」4月29日にはノーザンホースパーク内、5月3日からは全国の競馬場やウインズ・エクセルで献花台が設置されました。「こんなにも早く対応していただけるとは思っていませんでした。私も翌週には京都を訪れましたが、本当に多くの方が花を捧げてくれたことに感謝していますが、それでも何かできなかったかと考えていました。」 リバティアイランドの母、ヤンキーローズは今年2月にイクイノックスの牝馬を出産し、現在はキタサンブラックの子を身ごもっています。将来的にはノーザンホースパークにリバティアイランドの墓を設ける計画を立てています。「これまでは牧場内に墓を設けていましたが、今回は人目にもつく場所に作らなければと考えています。この2、3年、多くのファンの方々がリバティアイランドを応援してくれたと思いますし、献花台を見ながら、リバティの血を引く馬を残せなかったことや、何ができただろうかと、日々考え続けています。」多くの人に愛されたリバティアイランド、5歳でその生涯を閉じた牝馬。その死はこれからも向き合い続ける課題となるだろう。【桑原幹久】

【ダービー】「この快挙は続くのか」「未曾有の状況に」短期免許ジョッキーがクラシック3連勝中

今年のクラシック競走において、桜花賞と皐月賞をジョアン・モレイラ騎手(41)、オークスをアンドレアシュ・シュタルケ騎手(51)が勝利しました。これまでの3レースすべてを短期免許を持つ外国人騎手が制したのは、競馬史上初めてのことです。残るクラシック競走はダービーと菊花賞の2レースとなっています。X(旧ツイッター)では競馬ファンたちが「今のところクラシックを短期免許の外国人が全て制しているのか」「今年のクラシックは短期免許で総なめになるか」「もし短期免許の外国人騎手が日本ダービーで勝ったら、クラシック史上初の事態になるのでは?」と注目しています。短期免許の外国人騎手による連勝記録は続くのか、それともダービーでストップするのか。今週のダービーでは、ダミアン・レーン騎手が皐月賞馬ミュージアムマイルに、シュタルケ騎手が抽選対象のマイユニバースに騎乗する予定です。