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ダービー回避の人気馬にファンから激励コメント「すごい英断」「ゆっくり休んで」「強くなって秋に」

6月1日に東京競馬場で行われるダービー(G1、芝2400メートル)からの回避が決まったピコチャンブラック(牡3、上原佑)。これについて、オーナーのピコレーシング(石部美恵子氏)が16日に公式X(旧ツイッター)アカウントを通じて心境を語りました。 「みなさんにお伝えしなければならないことがあります。ピコチャンブラックは大事をとって、今回のダービーへの出走を見合わせることになりました。 陣営全員で初めて挑む日本ダービーだったため非常に残念ではありますが、スプリングSから皐月賞まで頑張ってくれたピコチャンには我々の想像を超える疲れがあったかもしれません。出走前に異変を見つけてくださった先生方には感謝の念でいっぱいです」と状況を説明し、「次の目標レースはまだ未定ですが、しっかり療養して元気になったピコチャンに皆さまが再び会えることを願っています。ダービーに出走するすべての馬の無事をお祈りし、ファンの一人として応援いたします! ピコチャンブラックはさらに強くなって戻ってくるでしょう」と前向きなメッセージをファンに向けて伝えました。 この発表に対し、ファンからは次々と励ましのメッセージが寄せられました。「ゆっくり休んで、また素晴らしい走りを見せてね」「残念だけど、強くなって秋に戻ってきてください」「わずかでも違和感を感じ取って回避を進言したスタッフの皆さんは、素晴らしい技術力と決断力を持った方々です。応援しています」「陣営の皆さん、すごい英断ですね。一般的には欲が出て出走させたくなるものですが」「この決断は将来に繋がると思います」「残念だけど、若い馬ですからこれからが楽しみです!」「ゆっくり休んで、石橋脩ジョッキーとのさらなる活躍を期待しています」「多くの人にとって一生に一度の夢であるダービーだからこそ、『残念』という言葉では表せないほどの苦渋の決断だったと思いますが、ピコチャンの未来のために今無理をさせないという決断に最大の敬意を」「辛かったとは思いますが、素晴らしい決断です! 父のようにこの秋以降本格化することを願っています!」「本当に残念ですが、ダービーは特別なレースでありながら馬にとってすべてではないと信じています。さらに成長したピコチャンの活躍を楽しみにしています!」と、温かい言葉が集まっています。

【ヴィクトリアM】アスコリピチェーノは8枠17番 ステレンボッシュは1枠2番 枠順確定

ヴィクトリアM(G1、芝1600メートル、18日=東京)の枠順が16日、下記の通り確定した。<ヴィクトリアマイル:確定枠順>1枠1番 クリスマスパレード1枠2番 ステレンボッシュ2枠3番 アルジーヌ2枠4番 サフィラ3枠5番 ラヴェル3枠6番 ミアネーロ4枠7番 ワイドラトゥール4枠8番 シンリョクカ5枠9番 アドマイヤマツリ5枠10番 ボンドガール6枠11番 シングザットソング6枠12番 シランケド7枠13番 ビヨンドザヴァレー7枠14番 マサノカナリア7枠15番 ソーダズリング8枠16番 クイーンズウォーク8枠17番 アスコリピチェーノ8枠18番 アリスヴェリテ

【NHKマイルC】感動の血統ドラマ!繁殖セールで150万円の未出走馬から誕生したパンジャタワー

これぞ血統のロマン-。9番人気ながら見事に勝利を収めたパンジャタワー(牡、橋口)は、チャンピオンズファームで生産された馬です。母馬のクラークスデールは現役時代には一度もレースに出走しておらず、2019年のノーザンファーム繁殖牝馬セールで、わずか150万円(税抜き)で落札されました。パンジャタワーの4代母は英国の名馬ソニックレディで、その娘である3代母のソニンクは、日本で優れた母系を築いています。近親には、ダービー馬のロジユニヴァース、日英でG1を制覇したディアドラ、さらに2021年のNHKマイルCで2着となり、安田記念を連覇するなどG1を3勝したソングラインがいます。未出走のまま登録抹消された母馬ですが、その偉大な血統がチャンピオンズファームという新たな舞台で見事に花開いたのです。

【NHKマイルカップ】アドマイヤズームは4枠8番、イミグラントソングは3枠6番に決定 枠順発表

NHKマイルカップ(G1、芝1600メートル)は5月11日に東京競馬場で開催されるレースですが、その枠順が9日に以下のように確定しました。<NHKマイルカップの確定した枠順はこちら>1枠1番 モンドデラモーレ1枠2番 ショウナンザナドゥ2枠3番 チェルビアット2枠4番 ヤンキーバローズ3枠5番 ランスオブカオス3枠6番 イミグラントソング4枠7番 トータルクラリティ4枠8番 アドマイヤズーム5枠9番 マイネルチケット5枠10番 マジックサンズ6枠11番 パンジャタワー6枠12番 マピュース7枠13番 ミニトランザット7枠14番 ティラトーレ7枠15番 アルテヴェローチェ8枠16番 サトノカルナバル8枠17番 ヴーレヴー8枠18番 コートアリシアン

ルメール騎手が「次のダービー馬」と宣言した今年の騎乗馬とは…先取り発表** **

** ルメール騎手が今年のダービーで使用する馬をいち早く明かしました。彼のアパレルブランド「CL by C・ルメール」のポップアップストアが8日に阪急メンズ東京1階で開催された際、その情報が公開されました。 イベント会場には今年の青葉賞で優勝したエネルジコ(牡3、高柳瑞)のゼッケンが展示され、ルメール騎手は「これは次のダービー馬です」と自信を持ってコメント。馬主であるシルクレーシングから公式発表はまだないものの、「今年のダービーは青葉賞から中4週で行われます。昨年までは中3週であったため、特に3歳馬にとっては回復期間が長くなるのはプラス要素です」と語りました。今回のコメントがリップサービスを含むとはいえ、彼は一歩先んじて注目の馬を公表しました。 このポップアップストアは13日(火)までオープンしており、エネルジコのゼッケンは11日(日)まで展示されます。また、期間中にはUAEダービーでのアドマイヤデイトナ、1351ターフスプリントでのアスコリピチェーノ、さらには2018年と2024年の騎手大賞トロフィーも展示される予定です。

【ダービーを占う】皐月賞上位馬に毎日杯制したファンダム、京都新聞杯出走組も注目

トライアルが終了した。皐月賞馬ミュージアムマイル、同2着クロワデュノールの一騎打ちの様相だ。前者はリズムを守り、モレイラ騎手が秘めていた一瞬の脚を引き出した。レコードVの力は本物だろう。後者は1馬身半差をつけられたものの、道中の不利や前の馬には息の入らない厳しい流れの中踏ん張り通して地力は示した。2頭に割って入る可能性があるのは毎日杯を制したファンダムだ。過去2戦とは異なる後方に控える競馬で上がり32秒5の切れ味を発揮。距離さえこなせれば逆転の目もありそうだ。別路線では青葉賞を制したエネルジコ、プリンシパルSを勝ったレディネスもまだまだ伸び盛りながら素質は確か。トライアルではないが、京都新聞杯出走組では大寒桜賞を勝ったエムズ、先月の1勝クラスを圧勝したトッピボーンなどのパフォーマンスには注目したい。【井上力心】

【ケンタッキーダービー・記者予想】昨年◎ミスティックダンのダンディ高木が今年も後出し予想!

皆さま、大変お待たせしました。今年も「ダンディ高木」こと高木一成記者が、昨年のケンタッキーダービーでの的中予想に続き、アメリカで行われる3歳馬の最高峰レースに挑みます。この記事はニッカンコムだけでの特別公開ですので、ぜひご参考にしてください。◇ ◇ ◇昨年はレース前夜、土曜の夜に「馬場状態を考慮した後出し予想」が的中しました。「不確定要素が多いドボドボの馬場では、人気馬を狙うのはリスクが高い。目立たないように、ひっそりと狙うべき」と述べたように、今年も前日のレースを見る限りでは簡単な競馬にはなりそうにありません。今年も「馬場状態を考慮した後出し(直前)予想」で挑みます。昨年の成功は、前日のケンタッキーオークスを制したソーピードアンナと同じ騎手(ブライアン・ヘルナンデスジュニア)や厩舎(マクピーク)を注視した結果でした。インを突き進む判断も馬場状態を読めていた証拠でした。「再度の大当たりを狙う」ということで、本命は◎イーストアベニューです。ケンタッキーオークスを制したグッドチアはルイス・サエス騎手、ブラッド・コックス厩舎ですが、同じゴドルフィンの生産、所有馬で“同じメダリアドーロ産駒”であるイーストアベニューに注目です。今年のダービーは、昨年と同様にスロッピーな馬場が予想されており、“同じ種牡馬の産駒を狙う”のは理にかなっています。もちろん、馬自身の実力も見逃せません。グッドチアは7連勝で戴冠しましたが、イーストアベニューはデビュー2連勝で昨年10月にG1ブリーダーズフューチュリティを制し、さらなる素質を見せています。前走は惜敗が続いていますが、前レースではブリンカーを使用し、逃げの作戦をとりました。その場面での粘り込む姿勢が、今年の極悪馬場で味方してくれることを期待しています。午後8時の時点で日本国内のオッズは13番人気(単勝35・7倍)。目立たないように、ひっそりと購入してください。単複(12)。◆ダンディ高木は絶好調 昨年のケンタッキーダービーに続き、今年はドバイゴールデンシャヒーンで9番人気ダークサフロン(単勝54・4倍)の馬券を推奨し、大ヒットを記録しました。また、土曜京都のユニコーンSでは◎○▲で3連単を完璧に的中し、絶好調の波に乗っています。

【ケンタッキーダービー】アドマイヤデイトナ近藤旬子オーナー、亡き夫の想いを受け継ぎ大舞台へ

「アドマイヤ」がアメリカの競馬界を驚かせる-。アメリカ三冠レースの第一戦、ケンタッキーダービー(G1、ダート2000メートル、チャーチルダウンズ)が4日の朝(現地時間3日)にスタートします。「スポーツで最も偉大な2分間」と言われるレースには、日本から2頭の馬が参戦。アドマイヤデイトナ(牡、加藤征)は昨年3着だったフォーエバーヤングと同じく、UAEダービーの優勝からアメリカへ向かいます。大阪・北新地でクラブを経営する近藤旬子オーナーは、亡き夫の近藤利一氏の想いを胸に、この大舞台に挑みます。【取材・構成=桑原幹久、深田雄智】    ◇    ◇    ◇  アドマイヤデイトナは、追加登録から参戦したUAEダービーで鼻差で逃げ切りました。写真判定の間、黒のドレスを着た近藤旬子オーナーは、外ラチ沿いで固唾を飲みました。「ゴールの瞬間は2着だと思っていましたが、周囲から『勝ってるよ』と言われ、ぬか喜びになってしまうかと不安でした。掲示板に1着と出た瞬間、みんなで喜びました」レース直後の会見で、優先出走権を得てケンタッキーダービーへの参戦を即座に表明しました。「周囲の方や加藤(征)先生と、もし優勝できたら行こうと事前に決めていました。アドマイヤとしては初のアメリカ遠征で、正直ケンタッキーダービーがどれほど重要なレースかあまり理解していませんでしたが、とても貴重なレースに参加できることを聞き、本当にわくわくしています」アドマイヤの冠馬が海外のG1レースを制したのは、2019年の香港マイルでのアドマイヤマーズ以来です。ドバイに限れば、2007年のドバイデューティフリー(現ターフ)のアドマイヤムーン以来18年ぶりです。「ムーンの時は映像でしか見たことがなく、マーズではコロナの影響で直前にドバイに行けなかったので、ドバイに挑戦をしたい気持ちがありました。今回のチャンスがあまりに早く巡ってきたので、信じられない気持ちです」 馬主としてのキャリアは5年目。アドマイヤベガ、アドマイヤドンなど数々の名馬を所有した大馬主、故・近藤利一氏との出会いがきっかけでした。「競馬には縁がなかったのですが、会長(故・近藤利一氏)との出会いをきっかけに、競馬場によく通うようになりました。会長が亡くなった後、私は彼の後を継ぎ馬主となり、以前から会長と親しかった『大魔神』こと佐々木主浩さんを紹介していただき、妻の榎本加奈子さんや、アドマイヤジュピタに関係する友道先生とも親しくなれたことで、今の私があります」故・利一氏が続けていた石清水八幡宮や、馬頭観音へのお参り、出走馬の観戦、セレクトセール上場馬300頭近くの下見など、馬主としての全てを引き継いでいます。「馬主業で迷った時は、会長ならどうするだろうと考えてから行動しています。競馬は楽しく、馬は美しく愛らしい存在です。今は夢中になっています(笑)」デイトナは、2022年のセレクトセール当歳部門で6600万円(税抜き)で落札しました。「アドマイヤルプス(父ヘニーヒューズ)が活躍し、ダートで活躍する馬を探していて、ドレフォン産駒に興味を持ち、とても欲しかったんです。決め手は顔です(笑)。馬体のトモ(後躯部)の良し悪しは分からないので、見た目のバランスが良く、かわいくてかっこいい顔かどうかを重視しています。デイトナはイケメンだと思います(笑)」3戦目の未勝利戦で、今回もケンタッキーダービーに出走するルクソールカフェと激しい競り合いになり、レコードタイムでの鼻差2着に敗れました。「あの鼻差が本当に悔しかったので、今度は逆転したいですね」 アメリカ三冠レースの全戦に登録済みで、石清水八幡宮のお守りを携え、日本代表として海を渡ります。「当初はドレスで行こうと思っていましたが、日本代表として、お着物で行こうと決意しました。夢のようです。もし勝てば、会長も私も驚くことでしょう(笑)。アドマイヤの馬は昔から活躍していますが、私になってからも、多くの応援をいただければと思います」◆近藤旬子(こんどう・じゅんこ) アドマイヤで知られる合建株式会社の代表取締役会長だった故・近藤利一氏の妻。利一氏が2019年11月に死去し、相続馬主となる。自身の名義での馬主資格は2020年7月に取得し、同月の函館記念をアドマイヤジャスタで制しグレードレース初勝利を達成。昨年の朝日杯FSをアドマイヤズームで勝利しG1初制覇。今年の福島牝馬Sをアドマイヤマツリで制しました。大阪・北新地の「Priv.Ayaka」のオーナーでもあります。◆アメリカ三冠レース ケンタッキーダービー、2冠目のプリークネスS(G1、ダート1900メートル、17日=ピムリコ競馬場)、3冠目のベルモントS(G1、6月7日、ベルモントパーク競馬場が改修中のため、サラトガ競馬場での距離は2400メートル→2000メートル)で構成されます。イギリスや日本とは異なり、1冠目から中1週、中2週のわずか6週間という非常にハードなスケジュール。2018年のジャスティファイまで13頭の三冠馬が誕生しています。

【天皇賞・春】ヘデントールは4枠6番、サンライズアースは3枠5番 枠順決定

京都競馬場で開催されるG1競走、天皇賞・春(芝3200メートル、5月4日)の枠順が5月1日に以下の通り正式に決まりました。 <天皇賞(春):確定枠順> 1枠1番 アラタ 2枠2番 ウインエアフォルク 2枠3番 ブローザホーン 3枠4番 ジャンカズマ 3枠5番 サンライズアース 4枠6番 ヘデントール 4枠7番 プラダリア 5枠8番 ショウナンラプンタ 5枠9番 シュヴァリエローズ...

「言葉で言い表せない想い」川田騎手がリバティアイランドへの想いをインスタグラムで語る

39歳の川田将雅騎手が28日、自身のインスタグラムを更新し、27日に香港で開催されたクイーンエリザベス2世カップで左前脚を負傷し、安楽死となったリバティアイランドへの想いを綴りました。彼のインスタグラムの投稿は以下の通りです。「言葉で言い表せない想いです。このような最悪の結末を迎えてしまい、彼女にはどうお詫びをしても足りないくらいです。そして皆様からリバティを奪ってしまったこと、本当に申し訳ございません。」「彼女は最後まで全力で頑張ってくれました。何度も倒れかけたにもかかわらず、耐えてくれ、最後まで僕を守ってくれました。そして止まった後も、毅然とした態度で穏やかに振る舞い、とても強く賢い馬でした。迅速に彼女を支えてくれた香港ジョッキークラブの方々には心から感謝しています。」「レース中も厩舎でも、彼女は僕を受け入れてくれる優しい子でした。家族に対しても優しく接してくれ、多くの思い出が心に浮かびますが、それらは全て彼女がいたからこそ生まれたもの。感謝の気持ちでいっぱいです。そして、このような結果になってしまったことの申し訳なさでいっぱいです。」「彼女を応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。」