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【セレクトセール】総売上155億超!驚異の売却率99・1%!吉田勝己氏「すごすぎちゃって」

初日の1歳馬セッションでは、総売上が初めて150億円を超え、155億4600万円に到達しました。平均価格は6909万円で、前年比6.7%の増加を見せました。売却率も99.1%という驚異的な数字でした。日本競走馬協会の吉田勝己氏(ノーザンファーム代表)は、初日を振り返り、「勢いが本当にすごいです。昨日だけで200組以上の方々が下見に来られました。(去年までの数字は)それでも十分すごいと思っていましたが、登録者数が今年は6、70人増えましたね。伝説的なセリになったと思います。毎年驚かされますが、今年は特にすごいです。(上場馬の選定については)最初から質の劣る馬は含まれておりません。当歳部門は申し込みが多く、驚きでした。(売却が好調だとセールの日程を延長しますか?)いいえ、前回も3日間の開催で大変でしたから、コンパクトにまとめる方が効果的です。確実に内容を充実させていきたい。(1億円を超えた馬が42頭)馬の質がとにかく素晴らしかったですね。キタサンブラックは特に目を引きました。トップレベルの馬は世界中で高評価を受けており、そうした馬が日本で繁殖されるので、日本の馬のレベルや管理方法も向上しています。(海外の購買者については)著名なジョン・スチュワートさんがいらっしゃいました。(彼が米国に連れ帰ると聞いていますが?)個人的には日本で使うつもりだと考えていますね。(明日の当歳セールについては)イクイノックス(産駒)は多くの注目を集めていますが、素晴らしいですよ。タイトルホルダーも良い馬が多く誕生しています。(印象的な出来事は?)本当にすごすぎて驚いています。勢いがずっと続いているように感じました」とコメントしました。

【セレクトセール】馬主ギータが今年も存在感!ソフトバンクの柳田悠岐選手がノーマルシーの24を落札

今年も馬主としてギータが注目を集めています。ソフトバンクホークスの柳田悠岐外野手が、上場番号14番のノーマルシーの24(牡、父はカラヴァッジオ)を2300万円(税抜き)で落札しました。この馬は千代田牧場で生産されました。母の半姉にはホエールキャプチャがおり、4代母はタレンティドガール、その兄にはニッポーテイオーという優れた血統を持っています。

【セレクトセール】セリ動画も配信!1歳部門にリバティアイランド半弟が上場/速報中

国内外のバイヤーが注目する世界トップクラスの市場「セレクトセール2025」の配信動画とともに、1億円以上で落札されたミリオンホースを中心に速報中です。 【上場馬&落札結果一覧】はこちら――>> 【当歳上場馬一覧】はこちら――>> 1番 メチャコルタの24(牡、父コントレイル) 購買額 2億6000万円 落札者 窪田 芳郎 競り1頭目から2億6000万円!コントレイルの牡馬 窪田芳郎氏が落札 福永祐一師「ダービーに出したい」 2・6億円コントレイル産駒に大きな期待 2億6000万円で落札されたメチャコルタの24の馬体 2番 シュガーショックの24(牡、父キズナ) 購買額 1億2500万円 落札者 フロイデクラブ 2頭続けて億超えスタート!上場番号2番シュガーショックの24は1・25億円 1億2500万円で落札されたシュガーショックの24の馬体 5番 イーヴンソーの24(めす、父キタサンブラック) 購買額 1億1500万円 落札者 (株)ダノックス 昨年20億円超を投じた“ダノン” 今年1頭目はキタサンブラック産駒の牝馬 1億1500万円で落札されたイーヴンソーの24の馬体 6番 ワントゥワンの24(牡、父ロードカナロア)...

白毛馬マルガがレコードで白星デビュー、G1馬ソダシの半妹が武豊騎手とファンを魅了/新馬戦

ソダシの半妹、白毛馬マルガ(父モーリス、母ブチコ、須貝)が武豊騎手(56)を背に白星デビューを飾った。単勝は1・1倍の断然人気。内枠からマイペースの逃げを打ち、楽々と押し切った。勝ちタイムは1分48秒1のレコードだった。馬主は金子真人ホールディングスで、G1・3勝の半姉ソダシと同じ勝負服。ソダシは5年前の7月12日に函館芝1800メートルの初陣を飾っていた。マルガも同じ日付、同じ舞台で、力強く第1歩を踏み出した。マルガと武豊騎手は2日の1週前追い切りで初コンタクト。デビューを目前に控えていた2・1億円馬のショウナンガルフ(6日の新馬戦で7馬身差圧勝)に先着した。調教後に武騎手は「乗り味がすごく良かった。(馬体の)色の話を抜きにしてもいい馬」と絶賛。注目度の高いコンビが誕生することについては「アイドル同士ですからね(笑い)」と冗談めかしていた。馬名の意味はサンスクリット語で「道」。白毛伝説を継承すべく、ビクトリーロードを進んでいく。

2000年以降にデビュー戦を勝利した白毛馬は8頭! 武豊&マルガがマシュマロ、ソダシたちに続くのか!?

G1で3勝したソダシの半妹である白毛馬のマルガ(牝2、須貝厩舎、父モーリス、母ブチコ)が、12日に開催される函館競馬場の5R新馬戦(芝1800メートル)でデビューを迎えます。鞍上には日本の名騎手、武豊が起用されています。 2000年以降、白毛馬でデビュー戦を勝利したのは以下の8頭です。 ◆マシュマロ(牝、吉田厩舎、父クロフネ、母シラユキヒメ) 2011年11月13日、京都競馬場でのダート1400メートル2歳新馬戦で川田騎手の騎乗のもと、2馬身半差の快勝を収めました。 ◆マイヨブラン(牡、加藤征厩舎、父ヨハネスブルグ、母ユキチャン) 2018年12月28日、中山競馬場のダート1200メートル2歳新馬戦で、ルメール騎手が手綱を取りデビュー勝利を果たしました。 ◆ブッチーニ(牝、中内田厩舎、父キングカメハメハ、母シラユキヒメ) 2019年3月9日、阪神競馬場でのダート1400メートル3歳未勝利戦で藤岡佑騎手が騎乗し、4馬身差の圧勝を遂げました。 ◆ソダシ(牝、須貝厩舎、父クロフネ、母ブチコ) 2020年7月12日、函館競馬場の芝1800メートル2歳新馬戦で吉田隼人騎手の手綱で勝利し、2着に2馬身半差を付けました。 ◆ダノンハーロック(牡、音無厩舎、父ルーラーシップ、母ブラマンジェ) 2020年8月22日、小倉競馬場のダート1700メートル2歳新馬戦で北村友一騎手が騎乗し、2着に5馬身差を付ける圧勝を収めました。 ◆ハイアムズビーチ(牝、萩原厩舎、父ドレフォン、母ユキチャン) 2021年6月12日、東京競馬場の芝1400メートル2歳新馬戦を、北村宏司騎手が差し切りの初陣を飾りました。 ◆アマンテビアンコ(牡、宮田厩舎、父ヘニーヒューズ、母ユキチャン) 2023年6月17日、東京競馬場のダート1400メートル2歳新馬戦でルメール騎手が勝利を手にしました。 ◆ゴージャス(牝、四位厩舎、父ゴールドシップ、母サトノジャスミン) 2024年9月16日、中京競馬場の芝1600メートル2歳新馬戦で差し切り初勝利を挙げ、鞍上は浜中騎手が務めました。

7月6日のサラダ記念日にサラダが出走!歌人の俵万智と馬主がXで交流/小倉7R** **

** 「サラダ記念日」に合わせ、競走馬のサラダが出走します! 7月6日、小倉で行われる7R(1勝クラス、芝1800メートル)にて、サラダ(牝3、武英厩舎)が登場。これにより馬主と著名な歌人がX(旧ツイッター)を通じて交流を深めました。 その著名な歌人は、「『この味がいいね』と君が言ったから七月六日はサラダ記念日」という短歌で有名な俵万智さんです。俵さんはサラダの出走情報を知り、「応援したい」とXに投稿。それに呼応して、馬主のアカウント「イメルJRA馬主」が「俵さんにこの話題が届いてとても嬉しいです。7月6日のサラダ記念日がちょうど日曜日だったので、この日に出走させる計画を立てていました。サラダが勝利したら本当に最高ですね。応援よろしくお願いします」と返信。俵さんは「7月6日を意識してのことだったのですね!競馬ファンの友人からグリーンチャンネルを教えてもらって、見る準備は万端です」と返し、馬主も「そうです!本当にこの日にこだわりました。笑 馬番は4番。7レースで6番だったらもっと完璧でしたが、まずは無事に1着を目指して頑張りたいです」と投稿しました。 結果は3着でしたが、俵さんはこの日、「サラダ3着!これからも応援します(サラダを軸に3連複を買っていたので、少し戻ってきました)」と投稿。同じく馬主も「サラダちゃん3着!相手が強かったです!勝ちたかったけど、一生懸命頑張っていました。7月6日『サラダ記念日』は記憶に残る日となりました」と彼女の投稿を引用し、「これからもサラダを応援してくれるそうで嬉しいです」と絵文字付きで感激の気持ちを表しました。 競走馬サラダは、父がリアルスティール、母がエピファレーヌ(母の父はエピファネイア)。桑田牧場の生産馬です。昨年9月にデビューし、今年5月には京都の未勝利戦で初勝利を収めました。今回がデビューから10戦目となります。

21年ダービー馬シャフリヤールの種牡馬引退が決定

今年種牡馬入りした21年のダービー馬シャフリヤール(牡7)が種牡馬を引退することが分かった。昨年の有馬記念2着後に引退し、社台スタリオンステーションで種牡馬入りしたが、今年の受胎数がひとケタにとどまり、受胎率が低いことから引退が決まった。シャフリヤールは父ディープインパクト。皐月賞、大阪杯を勝ったアルアインの全弟。22年のドバイシーマCを勝ち、日本ダービー馬としては海外G1を初制覇した。

【サンクルー大賞】カランダガン、アヴァンチュールを制しG1初勝利!ゴリアットは無念の最下位5着

カランダガン(4歳のセン馬、F・グラファール厩舎、父はグレンイーグルス)が堂々たる走りでG1初優勝を飾りました。ミカエル・バルザローナ騎手が手綱を取り、勝ちタイムは2分28秒28でした。昨年の英インターナショナルS、英チャンピオンS、そして今年のドバイシーマCとコロネーションCで、惜しくもG1・2着が続いていた流れに見事終止符を打った瞬間でした。レースは5頭が出走し、道中はジュンコ、ゴリアット、アヴァンチュール、カランダガン、イレジンが縦一列で進む展開に。直線に入り、残り300メートル付近でゴリアットが力尽きると、アヴァンチュールとカランダガンの一騎打ちに。しかし、カランダガンが最後の力を振り絞り、アヴァンチュールを大きく引き離しました。このレースはフランスの上半期の古馬最強を決める重要な一戦。今年はセン馬4頭に牝馬1頭という編成で、牡馬は出走していませんでした。3馬身半差で2着となったアヴァンチュールは、昨年の凱旋門賞で2着に入った実力派の唯一の牝馬でした。3着は逃げ切りを図ったジュンコ、4着はイレジンに。期待されていたゴリアットは失速し、残念ながら最下位の5着でゴールインとなりました。

【顕彰馬】イクイノックスが顕彰馬に!初年度で父キタサンブラックと共に殿堂入り

JRAは16日、2025年度の顕彰馬選定結果を発表し、イクイノックスが新たに顕彰馬として選出されました。  ◇  ◇  ◇  イクイノックス(牡6)は、選定初年度で見事に顕彰馬入りを果たしました。有効投票数158票中143票を獲得し、得票率は90.5%に達しました。父親のキタサンブラックも2020年に顕彰馬に選ばれており、父子2代での殿堂入りとなりました。イクイノックスは、父キタサンブラック、母シャトーブランシュの血統を持ち、ノーザンファームで生まれました。シルクレーシングが所有し、木村哲也厩舎に所属。2022年には皐月賞とダービーで2着となりクラシック制覇は逸しましたが、天皇賞・秋と有馬記念で連勝しました。2023年には、ドバイシーマC、宝塚記念、天皇賞・秋、ジャパンCでG1を4連勝。2年連続でJRAの年度代表馬となり、「ロンジン・ワールド・ベスト・レースホース・ランキング」では日本調教馬として最高の135ポンドを記録し、世界最強馬と認定されました。通算成績は10戦8勝2着2回で、全てのレースでクリストフ・ルメール騎手が騎乗しています。現在、社台スタリオンステーションで種牡馬として活躍しており、初年度の子馬が今年誕生しています。

【スペシャルメモ】石橋師が人望厚い理由を実感、“勝ち祝い”で後輩たちが集結/宝塚記念

<宝塚記念>◇6月15日=阪神競馬場◇G1◇芝2200メートル◇3歳以上◇出走17頭単勝7番人気メイショウタバル(牡4歳、石橋厩舎)が見事に逃げ切り、3馬身差でG1初勝利を飾りました。この勝利は、石橋守調教師(58歳)にとっても開業12年目での涙のG1初制覇となりました。そして、長年の友情を築いてきた武豊騎手(56歳)やオーナーの松本好雄さん(87歳)との強い絆で、この感動的なドラマを春のG1レースの締めくくりに彩りました。   ◇   ◇   ◇メイショウタバルが制した昨年3月の毎日杯は、石橋師にとっての重賞初勝利でもありました。その勝利の1カ月後、「石橋さんにはこれまでお世話になったので」と、騎手時代からの後輩たちが集まり“勝ち祝い”が開催されました。その場で石橋師は「もう重賞は手にできないかと思っていた」と感慨深げに話したそうです。毎日杯の勝利は開業11年目、38頭目の挑戦でのことでした。メイショウタバルも前の若駒Sでアクシデントがあり、不安が残る中での快挙でした。祝いの会では、馬のイラストが描かれた特製ケーキも登場し、後輩たちに囲まれた石橋師の笑顔から、その人望の厚さがうかがえました。後輩の一人である渡辺薫彦師(50歳)は、先輩のG1勝利を心から祝福しました。「騎手時代からお互い独身が長く、よく遊びました。調教師になってからも多くを教わりました。今回は家でレースを見ていましたが、心から応援していて感動しました。また“石橋守を守る会”を企画したいと思っています」。今週の栗東トレーニングセンターでも、祝福の声が飛び交う様子が目に浮かびます。【中央競馬担当=下村琴葉】