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元横綱白鵬の宮城野親方SNSコメント殺到「退職しないで」の一方「次の世界に行っても応援」も

日本相撲協会を退職することが濃厚となった元横綱白鵬の宮城野親方(40)が31日、自身のインスタグラムを更新。18年に亡くなった父ムンフバトさんに関する式典に参加するために滞在中の故郷モンゴルでの様子を投稿した。晴天の下、ジャージーにサンダル、麦わら帽子の軽装巨大な像の前に立ち、「チャンピオンの父の像を国民に披露するために、チャンピオンの息子が到着。6月3日にセントラルスタジアムで皆様とお会いしましょう」などとつづった。ファンやフォロワーからも宮城野親方自身の進退について、さまざまな声が寄せられた。「絶対、退職しないでください」「考え直して下さい」「協会にはあなたが必要です」「絶対に宮城野部屋を再興されて下さい」「相撲協会に直訴したい気持ちです」などのコメントの一方、「どんな形になってもずっと応援しています」「協会に残っている今が幸せじゃないなら、親方の行動を応援します」「次の世界に行っても応援してます」「親方が今後どんな道や夢を描こうとしてるのかは当然分からないですが、それでも楽しみにしてます」「横綱の幸せを心より願っています」などの声もあった。

照ノ富士親方、「宮城野親方の退職の可能性」に関して「何も聞いていない」とコメント 二人の不仲報道には苦笑

大相撲の元横綱、白鵬(現・宮城野親方)の日本相撲協会からの退職の可能性が濃厚になっている件で、同じ伊勢ケ浜部屋に所属している照ノ富士親方(33歳、元横綱)は、「何も聞いていない」とコメントしました。彼は31日に東京の両国国技館で行われた尾車親方(元前頭琴恵光)の引退相撲に警備担当として来場し、その際にこの件について語りました。宮城野親方に関連しては、昨年宮城野部屋で師匠を務めていた際に、弟子の元前頭北青鵬による暴行が発覚しました。そのことから、宮城野親方は監督責任を問われ、2階級降格などの処分を受けました。部屋も事実上閉鎖され、昨年4月に宮城野親方は弟子とともに伊勢ケ浜部屋に移籍しました。その後は、伊勢ケ浜部屋に所属し、後進の指導に当たってきました。このような中、伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は今月の本場所を最後に定年を迎えます。部屋は照ノ富士親方が継承する予定で、6月2日の臨時理事会で承認される見込みです。両者ともにモンゴル出身という背景があり、照ノ富士親方のもとで、宮城野親方は部屋付き親方として指導を続ける予定です。しかし、二人の関係は以前から良好ではなく、関係者によれば「互いに嫌悪感を抱いている」という報道もあります。そのため、宮城野親方が退職を意識している原因の一つとして、二人の不仲が挙げられています。この件について、照ノ富士親方は顔なじみの報道陣に対し、「何か、変なことが書かれていたな」と苦笑交じりに話しました。宮城野親方や宮城野部屋の今後については、6月2日の臨時理事会で協議される見通しです。

【ボクシング】開頭手術を受けた重岡銀次朗、「自発呼吸が可能。回復に向けて順調な経過」とジム会長が報告

プロボクシングの前IBF世界ミニマム級王者である重岡銀次朗選手(25、ワタナベ所属)が、24日の試合後に急性硬膜下血腫のため緊急の開頭手術を受けました。この件について、ワタナベジムの渡辺均会長は30日、公式サイトを通じて経過を報告しました。「重岡銀次朗選手は現在、自発呼吸が可能な状態まで回復しています。順調に回復に向けて進んでおり、彼自身も懸命に頑張っています。今後も経過を見ながら、随時情報を更新いたしますので、温かいご声援を引き続きお願い申し上げます。」重岡選手は大阪市で行われた試合で、現王者であるペドロ・タドゥラン選手(フィリピン)に挑戦し、12回の激闘を繰り広げましたが、判定で敗れた直後に意識が急激に低下し、緊急搬送されました。

宮城野親方、協会と部屋再開の認識違いが限界に 照ノ富士親方が「師匠」となるという不安も

歴代最多45度の優勝を誇る元横綱白鵬の宮城野親方(40)が、日本相撲協会を退職する意向であることが30日、協会関係者の話で明らかになりました。弟子の暴力問題が原因で自らの部屋が閉鎖され、昨年4月から伊勢ケ浜部屋に所属しています。関係者によれば、1年が過ぎた現時点でも宮城野部屋の処遇について協会理事会で正式な議論が行われておらず、部屋再開へ向けた見通しが立たないことが主な理由とされています。6月2日の臨時理事会で宮城野部屋の扱いについて協議される予定です。退職が正式に決まった場合、9日に宮城野親方が東京都内で記者会見を開く方向で調整が進められています。 ◇    ◇不祥事で昨年4月に部屋が一時閉鎖された宮城野親方(元横綱白鵬)は、部屋の再開を1年後と考えていました。さらに「相撲部屋は特別なもので、急に再開が決まってもすぐには準備ができない。早めに通知してほしい」とも漏らしていました。しかし、本人の期待とは異なり、日本相撲協会上層部の認識は異なりました。理事会や幹部の会合で宮城野親方の現状報告はあっても、部屋再開の話題は取り上げられなかったといいます。閉鎖期間がもう1年続くという情報もあり、「だから議題にならないのか」と納得する理事もいました。閉鎖当初から「あと1年」と考えていた宮城野親方の我慢は限界に達しました。一方、協会側は「特に期限は設けていない」との見解を示し、双方の認識の溝は埋まりませんでした。さらに伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が7月上旬に定年を迎え、後継者は照ノ富士親方(元横綱)が既定路線になっており、以前から折り合いが悪かったモンゴル出身の後輩が「師匠」となることへの不安も大きかったようです。現役時代の華々しい実績に加え、相撲の普及やファンサービスにも積極的だった宮城野親方。その存在が大きすぎるため、退職が現実となれば衝撃的です。ここに至るまで、本人とどれだけの話し合いが行われたのか。八角理事長(元横綱北勝海)をはじめとする協会幹部の説明責任が求められます。

北の富士、曙、若乃花、貴乃花を経て…元横綱白鵬、宮城野親方が相撲協会を退職する可能性が高まる

歴代最多の45回優勝記録を持つ元横綱白鵬の宮城野親方(40)が、日本相撲協会を退職する可能性が高まっています。白鵬は、所属している伊勢ケ浜部屋の師匠である伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)に退職届を託し、それを30日に協会に提出することが明らかになりました。すでに後援者や親しい関係者たちには退職の意向を伝えており、多くの関係者が「退職の意思は固い」と語っています。退職届は、6月2日に予定される臨時理事会で受理される見込みです。受理されれば、宮城野部屋の再興はもちろん「親方」としての立場も失うことになります。 主な元横綱だった親方の退職事例◆北の富士 1970年初場所後に昇進し、10度の優勝を果たしましたが、1974年名古屋場所を最後に引退。九重親方として千代の富士や北勝海を育てましたが、高砂一門理事候補から外れたため、1999年初場所後に退職。その後、NHKの解説者を長らく務めました。◆曙 1993年初場所後に横綱に昇進し、11度の優勝を果たしましたが、2001年初場所後に引退。曙親方として東関部屋で指導にあたりましたが、2003年11月5日に退職。その翌日には格闘技K-1参戦を発表し、同年大みそかのボブ・サップ戦などで話題を集めました。◆若乃花 1998年夏場所後に横綱昇進し、5度の優勝を果たしましたが、2000年春場所を最後に引退。藤島親方として二子山部屋で後進を指導していましたが、引退相撲が終わった後の2000年12月に退職。その後はスポーツキャスターとして活躍し、アメリカンフットボールにも挑戦しました。◆貴乃花 1994年九州場所後に横綱に昇進し、22度の優勝を誇りましたが、2003年初場所を最後に引退。二子山部屋を継承し、2004年6月に貴乃花部屋に名前を改め、後進を指導しました。2016年1月には理事長選にも立候補しましたが、2018年に元横綱日馬富士による貴ノ岩への暴行事件をめぐり、協会と対立。弟子が相撲を取れなくなることを避けるため、同年9月25日に退職届を提出しました。

元横綱白鵬の宮城野親方、退職がほぼ確実に 赤光の伊勢ケ浜親方に退職届を託す 2日にも受理の見通し** **

** 45回という歴代最多の優勝記録を持つ元横綱白鵬の宮城野親方(40歳)が、日本相撲協会を退職することがほぼ確実となりました。30日現在、彼は伊勢ケ浜部屋の師匠である伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)に退職届を手渡し、日本相撲協会への提出を任せたことが明らかになりました。すでに後援者や親しい関係者に退職の挨拶を済ませ、関係者の多くが「退職の意思は固い」と語っています。退職届は臨時理事会が行われる6月2日にも受理される見込みです。受理されれば、宮城野部屋の再建のみならず、「親方」としての役割も失うことになります。 複数の親方によれば、彼はすでに3月の春場所の時点で「やめる」と話していたそうです。この退職届の存在は、八角理事長(元横綱北勝海)をはじめ協会執行部も把握しており、29日の定例理事会とは別に臨時理事会で協議することが決定しています。親しい親方たちは一様に「退職の意思は固い」と述べています。 昨年起こった元前頭北青鵬による暴力事件の監督責任を問われた宮城野親方は、2階級降格などの処分を受け、事実上宮城野部屋は閉鎖され、昨年4月に師弟ともに伊勢ケ浜部屋に転籍しました。それ以降、彼は伊勢ケ浜部屋に通いながら、後進の育成に努めていました。 しかし、部屋付き親方としての期間は無期限で、部屋再興の具体的な要求事項も明示されていません。ある親方は「弟子の勧誘が禁じられ、理事選挙への出馬も10年間できない規定があるため、部屋を再興できるのかもわからず、希望を失ってしまっていた」と述べています。 さらに、伊勢ケ浜親方が今月の夏場所を最後に定年を迎えるというタイミングで、弟子の照ノ富士親方(元横綱)が部屋を引き継ぐ予定もあります。この件も6月2日の臨時理事会で話し合われ、承認される見通しです。関係者は「宮城野親方と照ノ富士親方は、表向きには普通に話していても、互いに不快感を抱いている」と述べています。宮城野親方は4月、この1年を振り返り「想像以上に勉強になった。この1年が10年、5年のような」と伊勢ケ浜親方の指導力に感謝していましたが、同じモンゴル出身の後輩横綱で、親方歴の短い照ノ富士親方が継承する部屋に留まることには違和感を覚えていたということです。 部屋再興の見通しが立たず、伊勢ケ浜部屋に居場所がないという感覚が重なり、退職を決意したようです。しかし、別の親方は「夏場所14日目に本人が『やめるのをやめた』と言っていた」との証言もあり、多少の迷いがあったかもしれません。それでも、「意思は固い」という声が多数を占めています。このままでは、希代の大横綱が道半ばで協会を去る可能性が高いです。 ◆宮城野翔(みやぎの・しょう)は本名白鵬翔、元横綱白鵬です。 1985年3月11日、モンゴルのウランバートル生まれで、2000年10月に来日、2001年の春場所で初土俵を踏みました。2006年の夏場所で大関に昇進し初優勝。2007年名古屋場所で第69代横綱に昇進しました。2010年には横綱双葉山に次ぐ史上2位の63連勝を達成。優勝45回、通算1187勝など史上1位の記録を樹立。横綱在位は最長の84場所。2019年9月に日本国籍を取得し、2021年9月に現役引退、2022年7月から部屋を継承しましたが、弟子の不祥事により、2024年4月から力士たちとともに伊勢ケ浜部屋に所属しています。父ジジド・ムンフバト氏(故人)はメキシコ五輪レスリング銀メダリストです。

横綱大の里が奉納土俵入り 雨にも負けずABEMAで生中継「感動して涙が出た」の声

第75代横綱である大の里(24歳、二所ノ関部屋)の横綱推挙状授与式と奉納土俵入りが、10月30日に東京の明治神宮で行われました。開始予定の午後3時の7時間前には、すでに朝8時から並ぶ人々の様子がSNSで話題になっていましたが、雨天により奉納は社殿内で執り行われ、一般に公開されることはありませんでした。観覧は関係者のみに限られましたが、新横綱は元大関の高安(35歳、田子ノ浦部屋)を太刀持ちに、そして竜電(34歳、高田川部屋)を露払いに起用し、堂々たる雲竜型の土俵入りを披露しました。観覧者からは「いいぞ」「横綱~」という応援の声が飛び交いました。この様子はABEMAで生中継されており、平日の昼間という時間にもかかわらず、「ABEMAで大の里の土俵入りが始まった」という投稿を皮切りに、「なんか感動して涙が出た」「二所ノ関親方も自分の土俵入りを思い出しているかもしれない」という声がSNSで多数寄せられました。

新横綱・大の里、奉納土俵入りの一般観覧は雨天で中止 これも「唯一無二」の門出?

第75代横綱に昇進した大の里(24=二所ノ関)の横綱推挙状授与式と奉納土俵入りが、明治神宮で30日午後3時から予定されていたが、雨天のため一般観覧は中止となりました。東京では29日深夜から雨が降っており、雨の場合は社殿内での奉納となります。収容人数の制限から、日本相撲協会の役員や関係者のみの参加となるため、一般観覧は不可能となりました。29日の綱打ち後、大の里は奉納土俵入りの天気が降雨予報であることを聞かれ、「せっかくなので、みんなの前でやりたいですね。晴れるといいですね」と苦笑いを浮かべました。二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)は「雨だね(笑)。でも『雨降って地固まる』という言葉もありますし」と受け止めていました。奉納土俵入りの一般観覧は人気のある行事です。過去には貴乃花が記録的な2万人(94年11月26日土曜日)を集め、師匠である二所ノ関親方も稀勢の里として1万8000人(17年1月27日金曜日)を平日に集めたことがあります。コロナ禍では無観客で開催され、約3000人がオンラインで視聴した照ノ富士の例もありましたが、通常は好天に恵まれることが多かったのです。「唯一無二」の言葉を口上で用いた大の里らしい門出となりました。

新横綱・大の里の奉納土俵入りはどうなる? 雨天の場合、一般観覧はできず、降水確率は50%

第75代横綱に昇進した大の里(二所ノ関所属、24歳)の横綱推挙状授与式と奉納土俵入りが、東京の明治神宮で30日の午後3時から行われます。この行事は、一般観覧が無料であるため、多くの人々が集まります。過去には、貴乃花が史上最多の2万人(1994年11月26日土曜日)を集め、また、大の里の師匠である二所ノ関親方(元稀勢の里)も平日最多の1万8000人(2017年1月27日金曜日)を集めた人気の行事です。しかし、30日は東京で朝からあいにくの雨模様が予想されています。午後3時ごろには、ある天気予報によれば降水確率が50%です。雨天の場合、社殿内での奉納が予定されており、収容人数の都合上、日本相撲協会の役員や関係者のみが観覧できるため、一般の方は観覧できません。奉納場所は明治神宮の公式ウェブサイトによると午前10時に決定される予定です。29日の綱打ち後、大の里は天気について「せっかくなので、みんなの前でやりたいですね。晴れてほしいですね」と笑顔で語りました。また、二所ノ関親方は「雨だね(笑)。でも、『雨降って地固まる』という言葉もあるから」とコメントしました。奉納土俵入りは天候に恵まれることが多いですが、コロナ禍で無観客で行われ、約3000人がオンライン視聴した照ノ富士の例もあります。さて、大の里の場合はどうなるでしょうか。

新横綱大の里、師匠二所ノ関親方の化粧まわしで「雲竜型」伝授に「1つの夢がかなった」

師匠の横綱道が注入される。大相撲の第75代横綱に昇進した大の里(24=二所ノ関)が29日、茨城・阿見町の二所ノ関部屋で、新しい綱をつくる「綱打ち」に参加し、雲竜型の土俵入りを稽古した。指導したのは師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)。愛弟子も、同親方の横綱昇進後、最初の場所を飾った化粧まわしをつけて、所作を学んだ。30日に東京・明治神宮で、新横綱の推挙式と、公の場で初めてとなる奉納土俵入りを披露する。   ◇   ◇   ◇初めて締めた純白の綱が、身と心をつつむ。「横綱としての実感がわきました」。長さは4・22メートル、重さは7・2キロ。二所ノ関一門の力士たちがねじり鉢巻き姿で綱をより合わせて完成した。「横綱ですけど、みんな先輩。時間を割いてくれて、みんなで綱を作ってくれた。初めて見て経験して、すごいなと思ったし、感謝しています」。初土俵から約2年。初めて体感する儀式は横綱・大の里のためのものだった。夢見ていた雲竜型の土俵入り。かたわらには二所ノ関親方がいる。凜(りん)と静まる空間。「指先を伸ばして」。師匠の言葉が澄んで耳に響く。「この土俵で親方から教えてもらう。そのイメージを持って、この部屋に入ってきた。1つの夢がかなって良かった」。化粧まわしは第72代横綱・稀勢の里が昇進初場所で身につけ、優勝を飾った時のもの。「感慨深いです」。至福の瞬間だった。24歳の愛弟子は同親方を含め、歴代横綱の土俵入りの映像をあさった。前日28日の昇進伝達式後は汗だくになるくらい練習した。「これを目標に相撲部屋を始めた」という師匠も成果を実感していた。「だいぶ練習したんじゃないですかね(笑い)。スムーズでした」と合格を与えた。30日、明治神宮での奉納土俵入りに臨む。同親方は横綱昇進時の奉納土俵入りで鼻血が10分間止まらなくなった思い出があるという。「大の里はそんな感じじゃないと思う(笑い)。余裕がある」。唯一無二の新横綱の心は-。「ワクワクしている」。神聖な地で、横綱として大地を踏みしめる。【広重竜太郎】