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【ボクシング・ダブル世界戦】武居由樹VSユッタポン、力石政法VSヌニェス/ライブ速報します

横浜BUNTAIで、NTTドコモ presents Lemino BOXINGのダブル世界タイトルマッチが開催され、武居由樹対ユッタポンと、力石政法対ヌニェスのダブル世界戦が行われます。 ニッカンコムでライブ速報をご覧いただけます。 前日計量をパスし、挑戦者のユッタポン(右)と対峙する世界バンタム級王者武居(撮影・鈴木みどり) 【イラスト】武居vsユッタポン・トンディー WBOバンタム級比較表 当日計量をクリアした力石(右)とヌニェス(撮影・実藤健一) 【イラスト】ヌニェス対力石IBFスーパーフェザー級比較表 関連記事 セミファイナル IBF世界スーパーフェザー級王座決定戦12回戦 力石政法   ヌニェス ◆試合経過(採点はニッカン独自) 1回 メインイベント WBO世界バンタム級タイトルマッチ12回戦 武居由樹   ユッタポン ◆試合経過(採点はニッカン独自) 1回 リングを彩るラウンドガール 大会のラウンドガール(撮影・足立雅史)...

大の里が「唯一無二」を口上に選んだ理由は? 大関昇進に続き横綱昇進伝達式でも用いた決意の言葉

新たに横綱に昇進した大の里(24=二所ノ関)は、28日に茨城県阿見町で行われた横綱昇進伝達式で「唯一無二」の精神を示しました。伝達式では「謹んでお受けいたします。横綱の地位を汚さぬよう稽古に精進し、唯一無二の横綱を目指します。本日はありがとうございました」と堂々と述べられました。 この「唯一無二」という言葉は、大関昇進伝達式でも用いられました。大の里は式後の記者会見で「自分自身で熟考した結果、この言葉しかないと思い、当初予定していなかったものの、やはりこれがぴったりだと感じて選びました」とのことです。 優勝の翌日の記者会見では、大関昇進の場合とは異なる言葉を考えていましたが、最終的に選んだのは伝達式の前日、27日でした。 「昨日の昼頃に自分で何がいいか考えた結果、この言葉がふさわしいと感じて決めました」と語り、「伝達式はこれが最後となるため、横綱としての口上に入れ、この言葉の通りに邁進しようと決心しました」と強い意志を見せました。 ◆唯一無二(ゆいつむに) この世でただ一つしか存在しないこと。他に同類がなく、その唯一の存在であること。

横綱大の里は雲竜型「この部屋に入った時から決めていました」師匠と一緒 30日奉納土俵入り

新横綱大の里(24=二所ノ関)が、土俵入りの型は「雲竜型」にすることを明かした。28日、日本相撲協会の臨時理事会で横綱昇進が満場一致で承認された。横綱昇進伝達式後の記者会見で、明らかにした。会見で「土俵入りの型は?」と聞かれると、大の里は「親方としっかり相談して、また口にしていきたいと思います」と1度は伏せた。しかし、師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)から「(言っても)いいんじゃない」と促されると、「雲竜型でいきます」とし、「親方が雲竜型ということで、あこがれもありますし、明日、親方から指導してもらうことも楽しみでもあります。また綱を締める責任もありますし、しっかりと、それに向けてまた頑張りたいと思います」と答えた。雲竜型を決めた時期については「この部屋に入った時から決めていました」。ただし、土俵入りの稽古はまだこれから。「まだ実感もないですし、今日正式に発表があって伝達式を終えてから、まだまだ横綱土俵入りの映像すらみていない。ここから勉強して、明日教えてもらいたいと思います」と話した。横綱を作る「綱打ち」は29日に行われ、同日のうちに真新しい綱を締めて土俵入りの稽古を行う。30日に東京・明治神宮で奉納土俵入りを予定。国技館での最初の土俵入りは、31日の尾車親方(元幕内琴恵光)の引退相撲になる。◆雲竜型と不知火型 雲竜型は四股を踏んでから腰を上げていく「せり上がり」の時、左手の先を脇腹にあて、右手はやや斜め前方に差し伸べる。攻めと守りの両方を兼ね備えた「攻防兼備の型」で、背に回った綱の結び目の輪は1つ。第10代横綱雲龍が始まりとされるが、実際は第20代横綱梅ケ谷の華麗な型が基になっている。不知火型はせり上がりの際、両手を左右に開く。積極的な攻撃を示すものといわれ、結び目の輪は2つ。第11代横綱不知火の豪快かつ優美な土俵入りの型を踏襲したといわれるが、現在は第22代横綱太刀山の型を基にしている。

八角理事長がコメント発表 大の里の横綱昇進、満場一致で決定

日本相撲協会は28日、臨時理事会を開き、大関大の里(24=二所ノ関)の横綱昇進を満場一致で決めた。第75代横綱大の里が、正式に誕生した。日本出身横綱は師匠の元稀勢の里が、17年初場所後に昇進して以来、8年ぶり。約6年不在だった日本出身横綱が誕生した。八角理事長がコメントを発表した。以下、全文。今場所通して、よく集中していて安定感があった。落ち着いた立ち合いから慌てることがなく内容の良い相撲だった。全勝する難しさを肌で感じたと思うが、次の目標に向かって頑張ってもらいたい。これからは、立場も変わることで今まで以上に責任や多くの重圧と戦わなくてはならないが、横綱という最高位の誇りを胸に全力士の手本となるよう、率先して稽古に精進し、これからの新しい時代を切り開いていってほしい。

大の里「唯一無二の横綱を目指します」と口上 大関昇進時と同じ四字熟語 8年ぶり日本出身横綱

日本相撲協会は28日、東京の両国国技館で行われた大相撲名古屋場所(7月13日初日、IGアリーナ)の番付編成会議及び臨時理事会において、大関大の里(24=二所ノ関)の横綱昇進を満場一致で承認しました。これにより「第75代横綱大の里」が正式に誕生しました。日本出身横綱は、彼の師匠である元稀勢の里が2017年初場所後に昇進して以来、約8年ぶりとなります。約6年の間不在であった日本出身横綱がついに誕生しました。茨城県阿見町にある二所ノ関部屋での昇進伝達式で、大の里は協会から派遣された使者である出羽海親方(元前頭小城ノ花)と秀ノ山親方(元大関琴奨菊)から昇進を伝えられると、「謹んでお受けいたします。横綱の地位を汚さぬよう稽古に精進し、唯一無二の横綱を目指します。本日はありがとうございました」と口上を述べました。大関昇進の際にも「申し上げます。大関の地位を汚さぬよう、唯一無二の力士を目指し、相撲道に精進します」と口上を述べ、「唯一無二」の四字熟語を使用していました。伝達式の2日前には「もう使ってしまったので」と、新たな言葉を使用することをほのめかしていましたが、最終的には史上最速横綱にふさわしい「唯一無二」を決意の言葉として選びました。 ◆唯一無二(ゆいつむに)とはこの世でただ一つしかないこと。他に同類のものがなく、その一つ以外並ぶものがないことを意味します。 ◆過去の主な口上▽北の湖「栄誉ある地位を辱めないよう努力」(74年名古屋場所後)▽千代の富士「横綱の名を汚さぬよう、一生懸命頑張ります」(81年名古屋場所後)▽北勝海「横綱の名を汚さぬよう、これからも一生懸命稽古をし努力」(87年夏場所後)▽曙「横綱の地位を汚さぬよう、稽古に精進」(93年初場所後)▽貴乃花「不撓(ふとう)不屈の精神で、力士として不惜身命(ふしゃくしんみょう)を貫く」(94年九州場所後)▽3代目若乃花「横綱として堅忍不抜(けんにんふばつ)の精神で精進」(98年夏場所後)▽武蔵丸「横綱の名を汚さぬよう、心技体に精進」(99年夏場所後)▽朝青龍「相撲道発展のために一生懸命頑張ります」(03年初場所後)▽白鵬「精神一到を貫き、相撲道に精進」(07年夏場所後)▽稀勢の里「横綱の名に恥じぬよう精進」(17年初場所後)▽照ノ富士「不動心を心掛け、横綱の品格、力量の向上に努めます」(21年名古屋場所後)▽豊昇龍「横綱の名を汚さぬよう、気魄一閃(きはくいっせん)の精神で精進致します」(25年初場所後)

日本相撲協会への積立金横領疑惑で退職届を提出した行司、協会は受理を拒否し、刑事事件化の可能性も

27日、大相撲の行司が力士会の積立金を横領した疑いを持たれ、日本相撲協会に退職届をすでに関係者を通じて提出していることが明らかになりました。協会のコンプライアンス委員会が現在調査を進めており、協会側は退職届を受理していません。協会から協会員に対する処分は、けん責、報酬減額、出場停止、業務停止、降格、引退(退職)勧告、解雇の7つの項目があります。仮に解雇された場合、退職金は支給されません。また、数千万円に上る使い込みの返金が可能かどうかも処分の際の考慮事項となっています。協会が被害届を提出した場合、刑事事件に発展する可能性もあります。この問題は、杜撰な会計管理が原因で発生しました。70人の関取衆による親睦会である力士会は、2011年の夏場所前から、1場所ごとに1人1万円を被災した子どもたちのために積み立てを開始しました。しかし、当該の行司が1人で会計を担当していたため、監査が行われることなく使い込みが発覚しませんでした。行司はコンプライアンス委員会の聴取に対し、数千万円を公営ギャンブルなどに使用したと証言しています。現金で集金していたため、口座通帳は存在しなかったとみられています。協会はコンプライアンス委員会の調査結果を待ち、6月の臨時理事会で処分を決定する予定です。厳しい処分は避けられない見通しです。

25歳のボクサー重岡銀次朗、開頭手術を受ける「正直言って、見通しは全く分からない。無事を祈るだけです」JBC事務局長のコメント

元IBF世界ミニマム級王者である重岡銀次朗(25歳、ワタナベ所属)は、急性硬膜下血腫のため、緊急の開頭手術を受けましたと日本ボクシングコミッション(JBC)が27日に発表しました。重岡選手は24日の夜にインテックス大阪で同級王者ペドロ・タドゥラン(フィリピン)に挑戦。昨年7月に9回TKOで敗れて以来、10ヶ月ぶりの再戦でしたが、12回判定で再び敗北。その判定後、コーナーにて意識を失い、担架で運ばれました。そのまま病院に搬送され、試合当日に緊急手術が施されました。 JBCの安河内剛本部事務局長によれば、重岡選手は麻酔で眠らされた状態で大阪市内の病院に入院し、集中治療室(ICU)で経過を見守っています。彼の兄で前WBC世界王者の優大(28歳、ワタナベ所属)と父親の功生さんが付き添っています。なお、JBCの規則により、開頭手術を受けた選手は自動的にライセンスを失効するため、現役続行は不可能となります。 安河内事務局長は、「脳の腫れが今後の大きな敵となります。その腫れをどのように抑えていくかが鍵となります。この1週間が状況を把握する上で重要です。見通しは、正直なところ全く分かりません。ただただ無事を祈るしかないのです」と述べました。 世界戦での硬膜下血腫による開頭手術は非常に稀なケースであり、安河内事務局長は「結果を受け入れる必要があります。硬膜下血腫での緊急手術という事実の重さを痛感しています。一度のミスも許されない状況ですが、あの試合でこれが原因だと特定するのは困難です」と困惑した表情を浮かべました。 ◆重岡銀次朗(しげおか・ぎんじろう)1999年10月18日、熊本市生まれ。幼稚園から小学6年まで空手を学び、小学4年からボクシングを開始。小学5年からU-15全国大会で5連覇し、熊本・開新高校で高校選抜を連覇、16年の国体で優勝するなど5冠を達成。アマチュア時代の戦績は56勝(17KO/RSC)1敗。2018年9月にプロデビューし、プロ4戦目でWBOアジア・パシフィック・ミニマム級王座を獲得。22年3月に日本同級王座、23年4月にIBF世界同級暫定王座を手にし、同年10月に正規王者となりました。身長は153センチのサウスポーです。

大の里の横綱昇進で待遇が激変 – 月給が大関の250万円から300万円に、付け人も3人から10人に増加

日本相撲協会は29日、東京・両国国技館で行われた大相撲名古屋場所(7月13日初日、IGアリーナ)の番付編成会議と臨時理事会において、大関の大の里(24=二所ノ関)の横綱昇進を全会一致で承認しました。「第75代横綱 大の里」が正式に誕生し、相撲界の頂点に立つことで周囲の環境も大きく変わります。 ◆横綱になると… ▽収入:月給は大関時代の250万円から横綱として300万円に増加します。巡業などでの宿泊や日当は1日9500円から1万1000円に引き上げられます。また、協会から昇進祝いとして名誉賞100万円が贈られます。師匠に対する養成奨励金も10万円増の30万円が1場所ごとに支給され、引退時の養老金も基本給が500万円増の1500万円となります。 ▽付け人:横綱として付け人の数は大関時代の約3人から10人近くに増えます。これは綱締めなどの責任が増えるためで、必要な物を入れるための明け荷も1つから3つに増えることになります。 ▽待遇:負け越しても休場が続いても地位が下がることはありません。引退後も5年間はしこ名のまま年寄として協会に残ることが可能です。

大の里、横綱昇進の口上は?大関昇進時は「唯一無二」過去の主な口上「不惜身命」「気魄一閃」

日本相撲協会は29日、東京・両国国技館で大相撲名古屋場所(7月13日初日、IGアリーナ)の番付編成会議と臨時理事会を行い、大関大の里(24=二所ノ関)の横綱昇進を全会一致で承認する。注目されるのは、茨城・阿見町の二所ノ関部屋での昇進伝達式で、大の里がどんな口上を披露するのか。師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)は2017年初場所後に「横綱の名に恥じぬように精進」とシンプルな言葉で決意を示した。大の里は、昨年秋場所後の大関昇進時の口上では「唯一無二」を用いたが「もう使ってしまったので」と新たな言葉を用意することをほのめかしている。◆過去の主な口上▽北の湖「栄誉ある地位を辱めないよう努力」(74年名古屋場所後)▽千代の富士「横綱の名を汚さぬよう、一生懸命頑張ります」(81年名古屋場所後)▽北勝海「横綱の名を汚さぬよう、これからも一生懸命稽古をし努力」(87年夏場所後)▽曙「横綱の地位を汚さぬよう、稽古に精進」(93年初場所後)▽貴乃花「不撓(ふとう)不屈の精神で、力士として不惜身命(ふしゃくしんみょう)を貫く」(94年九州場所後)▽3代目若乃花「横綱として堅忍不抜(けんにんふばつ)の精神で精進」(98年夏場所後)▽武蔵丸「横綱の名を汚さぬよう、心技体に精進」(99年夏場所後)▽朝青龍「相撲道発展のために一生懸命頑張ります」(03年初場所後)▽白鵬「精神一到を貫き、相撲道に精進」(07年夏場所後)▽稀勢の里「横綱の名に恥じぬよう精進」(17年初場所後)▽照ノ富士「不動心を心掛け、横綱の品格、力量の向上に努めます」(21年名古屋場所後)▽豊昇龍「横綱の名を汚さぬよう、気魄一閃(きはくいっせん)の精神で精進致します」(25年初場所後)

重岡銀次朗の緊急手術と引退の可能性について** **

** プロボクシングの元IBF世界ミニマム級チャンピオン、重岡銀次朗選手(25歳、ワタナベ所属)が急性硬膜下血腫により緊急の開頭手術を受けていたことが明らかになりました。 日本ボクシングコミッション(JBC)の安河内剛本部事務局長が27日に都内で取材に応じ、この事態について明かしました。重岡選手は大阪市内の病院に入院しており、現在は集中治療室(ICU)で経過観察中です。看病には、元WBC世界ミニマム級王者の兄・優大選手(28歳、ワタナベ所属)と父親の功生さん(49歳)が付き添っています。 24日の夜、重岡選手はインテックス大阪で同級王者ペドロ・タドゥラン選手(28歳、フィリピン)に挑戦。激しい試合の末、第12ラウンドで判定負けを喫しました。昨年7月に彼と対戦した際も、右目眼窩底骨折による8回TKO負けを経験しており、今回の試合は約10カ月ぶりの再戦でした。試合後に緊急手術を受けたものの、現在も脳に腫れが残っているとのことです。 安河内氏は重岡選手の競技復帰について「開頭手術を受けたため、現役続行は厳しい」とし、引退の可能性を示唆しました。回復の見通しについては「今は全く分からない状況で、安全を祈るしかない」と語りました。 判定結果が出た後、重岡選手はコーナーで意識を失ったように見え、両目を閉じて肩の力が抜けた状態でした。その後、担架で運ばれ記者会見も開かれないまま救急搬送されました。 ◆急性硬膜下血腫: 頭蓋骨の下の硬膜と脳の間に急速に血液が溜まり、脳を強く圧迫する症状を指します。この状態はしばしば頭部外傷が原因となり、高齢者に多く見られます。意識障害や半身まひを引き起こすこともあり、治療法としては手術で血腫を取り除くことが一般的です。慢性的な場合は、血腫が徐々に広がり数週間から数カ月かけて進行します。 ◆重岡銀次朗(しげおか・ぎんじろう): 1999年(平成11年)10月18日、熊本市生まれ。幼稚園から小学6年まで空手を学び、小学4年からボクシングを始めました。小学5年からU-15全国大会で5連覇を達成し、熊本・開新高では高校選抜連覇や国体優勝など5冠を獲得しました。アマチュア戦績は56勝(17KO・RSC)1敗。2018年9月にプロデビューし、WBOアジア・パシフィック・ミニマム級王座、日本同級王座、IBF世界同級暫定王座を獲得しました。身長153センチの左ファイターです。