Battle

【RIZIN】「ひびが入ったみたい」レジェンドの息子、ホープ桜庭大世は44歳に初黒星

UWFインターの名選手である桜庭和志の息子、桜庭大世(26=サクラバファミリア)がMMAデビュー2戦目にして敗北を経験しました。彼はUWFインターの田村潔司の教え子である44歳の中村大介(44=夕月堂本舗)と対戦し、2回の腕ひしぎ逆十字固めによってタップアウトを余儀なくされました。昨年の大晦日に総合格闘技で白星デビューを果たした桜庭大世ですが、中村の老練な戦術により、初回からマウントポジションを取られるなど試合を主導権を握られました。彼は試合後、「中村さんは僕の嫌なことを的確にやってきた。さすが先輩だと思った」と振り返りました。試合後の会見に臨んだ桜庭は、「ひびが入ったような気分」と述べ、左腕には包帯が巻かれていました。今後については、「メッキが剥がれたという声を見返すことを目標にします」と、再起を誓いました。

【新日本】後藤洋央紀がレインメーカーを繰り出し5度目の防衛に成功!試合後にはザックと鷹木信悟が登場

メインイベントのIWGP世界ヘビー級王座戦において、王者後藤洋央紀(45)が24分1秒でGTR改(リストクラッチ式GTR)を使い、挑戦者カラム・ニューマン(22)から3カウントを奪取りました。これで歴代最多となる5度目の防衛に成功しました。試合序盤では、サッカー・イングランドプレミアリーグのトットナムの下部組織でゴールキーパーを務めていた経歴を持つニューマンの強力なキックに後藤は苦しめられました。しかし、串刺しラリアット、バックドロップ、村正(フライング・ニールキック)、ネックブリーカードロップを連続で決めて、試合の流れを取り戻しました。試合が進むにつれ、ニューマンはエプロンでオスカッター2.0を炸裂させ、さらにリング内で猛攻を仕掛けました。しかし、プリンスズカースを避けた後藤は、オカダ・カズチカ(現AEW)の代名詞であるレインメーカーを見事に決めました。続いて昇天・改を決め、最後はGTR改でニューマンを撃破。IWGP世界ヘビー級での歴代最多防衛記録である5度目を達成しました。試合後には前王者ザック・セイバーJr.が現れ、後藤に挑戦宣言をしました。さらに鷹木信悟も登場し、「IWGPのGは鷹木のG、信悟のG!」と叫び、後藤とザックの勝者に挑戦する意思を示しました。後藤は「後藤革命はまだまだ終わらない!」と宣言し、「IWGPのGは、後藤のG!」と叫んで大会を締めくくりました。この日は小学3年生になった後藤の次女が、1人で飛行機に乗って福岡を訪れており、後藤は再び格好良い父親の姿を見せることができました。

井上尚弥「戦友」ドネアの激励に気持ち高ぶる「自信になる」専属シェフ海外初帯同の効果も絶大

【ラスベガス(米ネバダ州)3日(日本時間4日)=藤中栄二】ボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(32=大橋)が「戦友」のエールを胸に3度目のベガス決戦に臨む。4日(同5日)、当地のT-モバイルアリーナでWBA世界同級1位ラモン・カルデナス(29=米国)との防衛戦を控え、計量に出席。両者そろって約55・2キロでパスした。過去2度対戦した元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(30=フィリピン)からの激励に気持ちを高ぶらせ、大舞台に立つ。   ◇   ◇   ◇4本の世界ベルトを持ち、米老舗専門誌ザ・リング王座ベルトを体に巻いた井上は大歓声を受けた。ビッグマッチが開催されてきたMGMグランドに設置された計量会場。ファンや関係者、マスコミでほぼ満員状態。約12秒間、フェースオフ(にらみ合い)を展開した井上は「1つのイベントとして日本とはまったく別ものですね」と冷静。カルデナスの肉体、雰囲気を確認し「非常に落ち着いている。よく仕上がっている」と気持ちを引き締めた。会場設置の特設スタジオで、ゲストとして招かれた元5階級制覇王者ドネアと22年6月以来、約2年11カ月ぶりの再会を果たした。19年11月、22年6月と2度戦った「戦友」から「試合ごとに良くなっている。彼のキャリアがどこまで伸びるのか楽しみ」とエールを送られた。井上は「ノニトとの試合がキャリアの中で1つの分岐点だった。ありがとう。ボクシングを善くも悪くも知る選手なので(エールは)自信になる。久びさでうれしかった」と大きな刺激になった。横浜市内にある焼き肉店のオーナーシェフに海外初帯同を依頼した効果も絶大だった。専属シェフとして食事提供を受けた井上は「すごく助かりました。(12月想定の)サウジアラビアの試合時の予行演習というか、そういう意味でも来てもらった。それを含めて今回、来てもらったのは良かった」と手応えを示した。20年10月、21年6月に続き、3度目のベガス決戦。収容2万人収容のT-モバイルアリーナのメインを務める。「あえてラスベガスだからこういう試合をするではなく、日本でやっているパフォーマンスを求められている。いつも通り、平常心で戦う。気負いなく、ここは日本だという気持ちで。見せてきたパフォーマンスをお届けします」熱い心とクールな頭脳で再びラスベガスを驚かせるKO劇をみせる。<井上-ドネア戦VTR>◆第1戦(19年11月7日=さいたまスーパーアリーナ)井上は2回、ドネアの左フックで右眼窩底骨折。11回に右アッパーから左ボディーでダウンを奪取。3-0判定勝ち。◆第2戦(22年6月27日=さいたまスーパーアリーーナ)1回、ドネアの左フックを回避した井上は終盤に右ストレートでダウンを先制。2回、左フックでぐらつかせて猛攻し、左フックでドネアからダウンを追加。1分24秒、レフェリーストップのTKO勝ち。井上尚弥、5・5防衛戦 カルデナスと米ラスベガスで激突/試合当日ライブ速報します

【RIZIN】「解雇だけは本当に避けてほしい」勝利者の朝久泰央がフジテレビ社員・ウザ強の将来を懇願

フジテレビの社員であるウザ強ヨシヤ(28=Fight Club428)は、戒告処分を受けながらも試合に出場しました。しかし、試合は彼にとって一方的な展開となり、2回目のレフェリーストップで敗北を喫しました。試合後、元K-1ワールドGPライト級王者で今回勝利した朝久泰央(27=朝久道場)は、「勝利の瞬間はやったぜという気持ちでしたが、試合後のヨシヤさんの顔を見たとき、彼が全力で戦った姿を思い出しました。彼のような人物が制作する番組を見てみたいと思いました。広告の中で、彼のフジテレビからの解雇がかかっていると聞きましたが、それだけは本当に避けてほしいと心から思っています」とウザ強が解雇されないようにと願いを込めて語りました。

井上尚弥「ここは日本だという気持ちで」計量パス ― 久しぶりに再会したドネアと

【ラスベガス(米ネバダ州)3日(日本時間4日)=藤中栄二】プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者の井上尚弥(32=大橋)が、3度目となるラスベガスでの試合に向けて計量を無事パスしました。4日(同5日)にはT-モバイルアリーナにて、WBA世界同級1位のラモン・カルデナス(29=米国)との防衛戦が予定されています。計量はMGMグランドで行われ、井上選手は121.9ポンド(約55.29キログラム)で通過。一方のカルデナス選手は121.8ポンド(約55.24キログラム)でした。以下は主な質疑応答です。◇  ◇  ◇  ◇-カルデナスとのフェースオフで感じたことは?井上:非常に落ち着いていて、仕上がりが良い印象を受けました。-計量後のリカバリーについては?井上:リカバリーは、日本からいつも行っている焼き肉店のオーナーが来て手伝ってくれました。本当に助かりました。来てもらったのは、サウジアラビアで試合する際の予行演習でもあります。食材や食料は違うかもしれませんが、その手順を一度経験しておくのはいいことです。今回の来訪は良かったです。-ドネア選手と2年10カ月ぶりに再会しましたね。井上:久しぶり感がありました。-エールを送られましたが?井上:ボクシングをよく知っている選手です。良い意味でもアドバイスを受けることは自信につながります。久しぶりに会えて嬉しかったです。-明日の試合については?井上:いつも通りの試合をしたいです。ラスベガスだから特別なことをするのではなく、日本で見せているパフォーマンスを追求します。平常心で、ここが日本だという気持ちで戦います。

井上尚弥が「戦友」ドネアと再会「将来の殿堂入り2人、それは議論の予定がない」MC絶賛

【ラスベガス(米ネバダ州)3日(日本時間4日)=藤中栄二】プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(32=大橋)が3度目のベガス決戦へ、計量クリアした。4日(同5日)、当地のT-モバイルアリーナでWBA世界同級1位ラモン・カルデナス(29=米国)との防衛戦を控え、MGMグランドで公開計量に登場。121・8ポンド(約55・24キロ)でパスしたカルデナスに対し、井上は121・9ポンド(55・29キロ)でクリアした。計量会場に設置された特設スタジオには、ゲストとして元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(42)が招かれていた。計量後、井上はスタジオでインタビューに応じた際、ドネアと再会。ガッチリと握手を交わした。両者は19年11月のワールド・ボクシング・スーパーシリーズのバンタム級決勝、そして22年6月にWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王座統一戦で2度戦っている。ドネアから「試合ごとに良くなっている。彼のキャリアがどこまでいくか楽しみにしている」をエールを送られた。すると井上は「ノニトとの試合が自分のキャリアの中で1つの分岐点だった。ありがとう」と笑顔で応じた。カメラマンの求めに応じ、井上はドネアとツーショット撮影。その2人をみつめながらMCは「将来の殿堂入り候補2人、それは議論の余地がない。間違いない」と絶賛していた。【井上尚弥5・5防衛戦】カルデナスと米ラスベガスで激突/試合当日ライブ速報します>>

井上尚弥、ラスベガスでの3度目の試合に向けて計量パス「キャリアの分岐点」—再会したドネアと共に

【ラスベガス(米ネバダ州)3日(日本時間4日)=藤中栄二】プロボクシングで4団体統一スーパーバンタム級王者である井上尚弥選手(32=大橋ジム)は、ラスベガスでの3度目の試合を前に計量をクリアしました。現地時間で4日(日本時間5日)、T-モバイルアリーナで行われるWBA世界同級1位のラモン・カルデナス選手(29=米国)との防衛戦に向け、MGMグランドでの公開計量に登場。井上選手は121.9ポンド(約55.29キロ)で、カルデナス選手に対する計量をクリアしました。カルデナス選手と顔を合わせた後、井上選手は「とても落ち着いていて、仕上がりも良い印象です」と語りました。約200人のファンを前に公開計量を終えた彼は、「イベントとして日本とは全く異なるものです」と笑顔で語り、今のモチベーションについては「さらに強くなりたいという気持ちです。最終目標として1つ上のフェザー級にもチャレンジしたい」と意気込みを新たにしました。計量会場の特設スタジオでは、ゲストとして招かれた元5階級制覇王者のノニト・ドネア選手(フィリピン)と再会。2019年11月のワールド・ボクシング・スーパーシリーズ決勝、そして2022年6月のWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王座統一戦で2度対戦した「戦友」に励まされました。井上選手は「ノニトとの試合は自分にとってキャリアの一つの分岐点でした。ありがとう」と、3度目のラスベガス決戦を前に士気を高めていました。

【RIZIN】朝倉未来、復帰戦で鈴木千裕と激突!みそぎの丸刈り皇治も出場/ライブ速報します

日本でも有数の格闘技イベント「RIZIN男祭り」が、4日に東京ドームで開催されます。 メインイベントには、RIZINフェザー級(66キロ)王者のクレベル・コイケ(35=ブラジル/ボンサイ柔術)が、ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(24=キルギス)とタイトルマッチを行います。そのセミファイナルでは、フィーチャーされたフェザー級(66キロ)の試合で、朝倉未来(32=ジャパン・トップチーム)が鈴木千裕(25=クロスポイント吉祥寺)と対戦します。全19試合が組まれ、メインイベント16試合とオープニングファイト3試合が行われます。 前日計量を終えて写真撮影に応じる朝倉(左)と鈴木(撮影・泉光太郎) ◆関連記事 ◆試合経過 OPENING FIGHT 赤平大治   橋本楓汰 OPENING FIGHT 上田貴央   ヴィニシウス OPENING FIGHT 佐々木大   中谷優我 MMAルール:5分3R(57kg) 平本丈   田丸辰 MMAルール:5分3R(57kg) 山本アーセン   冨澤大智 キックボクシングルール:3分3R(63kg) 朝久泰央   ウザ強ヨシヤ...

井上尚弥、米国での「中盤KO」でファンを熱狂させる KO数で世界の頂点に挑む 5日に防衛戦

【ラスベガス(米ネバダ州)2日(日本時間3日)=藤中栄二】ボクシングの4団体統一スーパーバンタム級王者、井上尚弥選手(32=大橋)は、ラスベガスの熱狂的なファンを満足させるべく、「中盤KO」によって彼らの期待に応える強い意気込みを示しました。4日(日本時間5日)、ラスベガスのT-モバイルアリーナでWBA世界ランキング1位のラモン・カルデナス選手(29=米国)との防衛戦を控え、公式記者会見に出席しました。ボクシングファンが集まるこの地で、彼らを魅了するKOパフォーマンスを見せる決意です。   ◇   ◇   ◇井上選手が現地のファンを驚かせたいという思いは、彼のサングラス姿と共に披露されたMGMグランドでの会見で溢れていました。井上 しっかりとしたボクシングを見せた上で、中盤のKOがベストな試合の終わらせ方だと考えています。過去の試合を振り返っても、どの相手に対してもKOを狙う姿勢は変わりません。今回は勝利のためにポイントを積み重ねる試合ではなく、しっかりとKOを狙う試合にしたいと思っています。ラスベガスの街には、井上対カルデナス戦の広告が巨大ビジョンで次々と流され、多くのファンがサインを求めに集まりました。ファンに向けて、特別なKO劇を見せたいという気持ちは増すばかりです。「期待が大きく感じられるので、モチベーションも非常に高まっています。それに応える試合を見せたい」と語りました。カルデナスをKOで倒せば、世界戦通算KO勝利数(22KO)で並ぶジョー・ルイス(元WBA世界ヘビー級)を抜き、世界のトップに立つことになります。ルイスは「褐色の爆撃機」として有名ですが、その記録を聖地で更新することになる井上選手は、「記録のためにKOするわけではありません。この試合は自分の中でKOで締めくくりたい試合です。記録のためではなく、自分自身のためにそうした試合を組み立てたい」と強調しています。試合会場となる2万人収容のT-モバイルアリーナを外からチェックした井上選手。「大きいですけど、東京ドームも経験しているので、経験値としては十分です」と平常心を保ちました。米メディアから「大番狂わせの危険性はどうですか?」と質問されると、自信に満ちた表情で、「これまでで一番、試合の準備をしてきたので心配はありません」と答えました。自信をみなぎらせた表情で、試合に挑む準備を整えていました。

井上尚弥、アウェー予測の3度目ベガス「挑発はしないように」過去2度はコロナ禍/一問一答

【ラスベガス(米ネバダ州)2日(日本時間3日)=藤中栄二】プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(32=大橋)が3度目のベガス決戦に向け、MGMグランドで公式会見に臨んだ。4日(同5日)、当地のT-モバイルアリーナでWBA世界同級1位ラモン・カルデナス(29=米国)との防衛戦を控え、両者そろって登壇。緊張感あふれる17秒間のフェースオフ(にらみ合い)も展開した。なお主な一問一答は次の通り。◇  ◇  ◇  ◇-3度目のベガスは過去2回と違うか井上 前回、前々回はコロナ禍、パンデミックの中での試合だった。今回、このT-モバイルアリーナで試合することが、まず今回1番の違いだと思う。-初めてのT-モバイルアリーナでの試合。あなたにエネルギーを与えるか井上 米国のこれだけの大きな会場で試合ができるのは自分自身、すごくモチベーションもある。当日はシンコ・デ・マヨ(メキシコの国民の祝日)という日で試合するということで、当日の試合の雰囲気というのがちょっと分からず、アウェーになるかもとちょっと予想しているので、当日どんな雰囲気で試合するのか非常に楽しみ。-日曜日はどんな印象的な試合にしたいか井上 1つ望むのであればしっかりとボクシングをみせた上で、中盤にKOというのは自分の中でも1番良い形の試合の終わらせ方と想定している。まず日本でみせているパフォーマンスというものを1番に考えて、米国のお客さんの前でしっかりとボクシングをお届けしたいと思う。-過去の対戦相手でカルデナスと似ている選手はいるか井上 似た選手というのは自分の中では考えにくいが、非常にまとまった選手であると思うので。非常に当日は自分にとっても、すごく良いボクシングができるのではないかと期待している。-カルデナスの前で今後の試合について話することを気にする井上 いいえ。-自分自身の1番の強みは井上 パワーというものをすごく言われがちですけど、デイフェンスだったり、距離感だったり、当て感だったりとかが1番突出しているかなと思う。-1月の金芸俊戦では試合と途中に「こい、こい」と挑発を受けた。倒してやろうと思ったか井上 そうですね、ちょっとイラッとしましたけど。瞬時に倒してやる、と思いましたね。なので挑発はしないように(笑い)【井上尚弥5・5防衛戦】カルデナスと米ラスベガスで激突/試合当日ライブ速報します>>【特集ページ】井上尚弥のコラム、戦歴など>>