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【中日】正捕手の木下拓哉が離脱、左太もも裏を痛め出場選手登録抹消へ 借金5の球団に緊急事態

中日の木下拓哉捕手(33)が試合中に左太もも裏を負傷し、出場選手登録が抹消されることになりました。9回無死一塁で打席に立ち、遊ゴロ併殺を打った際、一塁へ全力で走った結果、負傷したようで、ベンチに戻る際には左太もも裏を抑えながら厳しい表情を見せていました。井上一樹監督(53)は試合後、「かなり厳しい状況かもしれない」とコメントしています。病院から球場に戻った木下は「一日も早く復帰できるように全力を尽くします」と悔しそうな表情を浮かべていました。木下はこれまでに38試合に出場し、この試合では代打として出場しましたが、35試合でスタメン出場。打率は2割4分1厘、2本塁打、8打点を記録しています。チームの連勝は止まり、現在の借金は5。木下の離脱はチームにとって緊急事態となっています。

鈴木誠也 弾丸ライナー二塁打で自己最長タイの10戦連続安打 カブスは連勝ストップ

カブス鈴木誠也外野手(30)は「3番DH」でスタメン出場し、4打数1安打と自己最長に並ぶ10試合連続安打をマークした。9回無死からの第4打席に、救援右腕アッシュクラフトが投じた時速98・6マイル(約158・7キロ)の速球をジャストミート。弾丸ライナーで左翼の頭上を越える二塁打を放った。その他の打席は、見逃し三振、左飛、中飛。試合は、カブス打線が、レッズの先発左腕アボットの前に7回まで1安打と沈黙。8回に2点を返したものの、反撃も及ばす、連勝は「4」でストップした。

大谷翔平、「1番DH」で昨季ワールドシリーズの再戦に挑む 相手先発は左腕フリード

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30歳)が、ニューヨーク・ヤンキース戦において「1番DH」として出場します。昨シーズンのワールドシリーズで対戦した相手とおよそ7カ月ぶりに再戦するこの試合で、2試合ぶりの第21号ホームランが注目されています。大谷選手は今シーズンここまで54試合に出場し、打率.292、両リーグトップの20本塁打、35打点、11盗塁を記録しています。現地時間28日に行われたガーディアンズ戦では、3打数無安打で4試合ぶりのノーヒットとなりましたが、5月の月間成績は打率.297、13本塁打、25打点と好調を維持しています。対戦相手の先発はメジャー9年目の左腕、マックス・フリード(31歳)。今季は11試合で無傷の7勝、防御率1.29という素晴らしい成績を残しています。大谷選手はこれまでの対戦で、フリードから1本塁打を含む5打数3安打、3打点、1四球、1三振と好成績を挙げています。ドジャースはベッツ選手をスターティングメンバーから外し、2番にテオスカーを配置しています。スターティングメンバーは次の通りです。1番DH 大谷翔平2番右翼 T・ヘルナンデス3番捕手 スミス4番一塁 フリーマン5番中堅 パヘス6番二塁 エドマン7番三塁 K・ヘルナンデス8番左翼 コンフォート9番遊撃 ロハス先発投手 ゴンソリン(2勝1敗、防御率4.68)

【中日】井上監督「野球人生考えて」岩崎翔トレード「オリックスさんの熱意がすごくあった」

中日井上一樹監督(53)が試合後、この日オリックスへ金銭トレードとなった岩崎翔投手(35)について話した。「オリックスさんが『どうしても、どうしても』っていう熱意がすごくあったんで。で、もちろん、うちもそんな余裕なんかないですけど、ただ、やっぱりね、球団的にギブ・アンド・テイクっていうような言葉があるなら、もらいたい、もらいたいばっかりでもいけないし」と、要望に応える形だったと説明した。「あと一番は、翔がやはり野球人生の最終コーナーに来ていて、これからもう一花っていうところに関して、翔の力をうちらもまだまだ欲しかった。手放しに出すってわけではなく、そこは『うーん』っていうふうな部分はあったんですけど…。その翔に頼らずに若い選手でいくっていう決意を自分の方でも持とうとするなら、翔の野球人生を考えたならっていうことで、僕はこの首を立てに振った」と、快く送り出した。朝田憲祐球団本部長も「彼は力がある。1軍の大舞台で、新しいところで活躍して欲しい」と話し、交換相手で折り合いがつかず金銭となった。◆岩崎翔(いわさき・しょう)1989年(平元)10月21日生まれ、千葉県出身。市船橋3年夏の甲子園に出場し、07年高校生ドラフト1巡目でソフトバンク入団。11年5月13日の西武戦で初勝利。17年最優秀中継ぎ投手。21年オフに中日移籍したが22年9月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、23年から育成契約。昨年6月に支配下復帰し、球団日本人最速の158キロを計測。今季は4月1日の巨人戦で移籍初勝利を挙げるなど、通算325試合登板(うち先発58)で31勝33敗111ホールドポイント、防御率3・56。189センチ、90キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸は2800万円。【プロ野球スコア速報】はこちら>>

【データ】巨人のマルティネス、51試合目で最速20セーブ達成 楽天・松井裕樹の54試合を上回る

巨人が快勝し、今季最多となる「6」の貯金を築きました。6回には1点ビハインドで1死三塁の場面から、28歳のトレイ・キャベッジ外野手が左越えの適時二塁打を放ち同点に追いつくと、さらに2死二塁から27歳の若林楽人外野手が左中間を破る適時三塁打で逆転に成功しました。そして、28歳のライデル・マルティネス投手が9回を抑え、両リーグ最速で20セーブを達成しました。   ◇   ◇   ◇▼マルティネス投手が両リーグ最速で20セーブに到達しました。今季51試合目での達成は、2017年の楽天・松井裕樹選手が54試合で達成した記録を上回り、史上最速となります。この20セーブは中日時代の2020年から続けており、これで6年連続の記録となりました。連続20セーブの最長記録は、2004年から2014年にわたる岩瀬仁紀(中日)の11年間ですが、外国人投手としては2005年から2010年のクルーン(横浜、巨人)に並ぶ6年間が最長タイです。▼マルティネス投手は今季24試合でまだ失点を許していません。開幕からの連続試合無失点記録は、2021年の平良海馬(西武)が持つ39試合ですが、巨人では2012年に山口鉄也が記録した球団最長の24試合に並びました。

NPB、中日川越の幻2ランに関し「審判団の判断を全力で支持」ファウル判定の結論

日本野球機構(NPB)は30日、中日ドラゴンズに対してファウル判定に関する説明を行いました。中村勝彦事務局長は報道陣に対し、「今回のケースは特別なものではなく、通常のリーグ運営の一部であり、各リーグの統括と共に対応しています」と述べました。そして、「審判団は誠心誠意に判断し、NPBとしても今回のファウル判定を支持する立場です」との認識を示しました。リプレー検証の見直しや改善に関して、今後については「人々の意見を完全に制止することはできません。これからは理事会や実行委員会で(12球団から)提案があれば議論を進めていく形になると思います」と述べました。

【解説】トレード背景 オリックスはなぜ、中日岩崎翔を金銭で獲得したのか

オリックスは30日、中日から岩崎翔投手(35)を金銭トレードで獲得したと発表した。背番号は40に決まり、6月1日にほっともっと神戸で入団会見を行う。岩崎は07年高校生ドラフト1巡目でソフトバンクに入団。17年には72試合に登板して46ホールドポイントを挙げ、最優秀中継ぎ賞を獲得した。22年にFA移籍した又吉の人的補償で22年から中日に加入。同年トミー・ジョン手術を受けたが昨年6月に復帰し、今季は4試合に登板して防御率2・08をマークしていた。オリックスはリーグ2位ながら救援防御率4・54はリーグワースト。宇田川、小木田、吉田ら5投手がトミー・ジョン手術を受けて長期離脱を余儀なくされるなど、リリーフ陣の補強が急務になっていた。白羽の矢を立てたのが、通算325試合登板で実績、経験とも豊富な17年目右腕だった。一方の中日は、守護神マルティネスが巨人に移籍したが、新ストッパーの松山が好調で、中継ぎ陣も清水、勝野、マルテ、藤嶋、橋本、梅野らが安定感を誇る。経験豊富な祖父江も2軍で控えるなど、救援陣が充実しており、金銭での放出に支障はなかった。打撃陣が低調で野手を補強する可能性もふまえ、支配下枠を1減の67人に減らせるメリットもあったとみられる。岩崎は3年ぶりのパ・リーグ復帰。中日球団を通じ「ドラゴンズでは来て早々に(右肘の)けがをしてしまい、約2年半チームに貢献できず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。新天地での活躍が恩返しになると思いますので、これからも応援よろしくお願いします」とコメントした。◆岩崎翔(いわさき・しょう)1989年(平元)10月21日生まれ、千葉県出身。市船橋3年夏の甲子園に出場し、07年高校生ドラフト1巡目でソフトバンク入団。11年5月13日の西武戦で初勝利。17年最優秀中継ぎ投手。21年オフに中日移籍したが22年9月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、23年から育成契約。昨年6月に支配下復帰し、球団日本人最速の158キロを計測。今季は4月1日の巨人戦で移籍初勝利を挙げるなど、通算325試合登板(うち先発58)で31勝33敗111ホールドポイント、防御率3・56。189センチ、90キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸は2800万円。【関連記事】オリックスニュース一覧

【アクシデント】広島の矢野とファビアン、阪神森下のフライを追って衝突! 観客席から悲鳴が響く

広島で思わぬアクシデントが発生しました。試合が1-1の同点だった5回、2アウト一、三塁の状況でのことです。 森下の放った打球はショートとレフトの間に高く上がりました。これを背走して捕ろうとしたショートの矢野雅哉選手(26)と、前進してボールを取りに行ったレフトのサンドロ・ファビアン選手(27)が激突。結果として、ボールは矢野選手のグラブからこぼれ落ちました(記録上はショートの失策となりました)。その間に走者2人がホームへ戻り、スコアは1-3でリードされる展開に。 ファビアン選手はその場にしゃがみ込み、担架が用意されるまでの事態となりました。観客席からは驚きの声が上がりました。

【阪神】村上頌樹、通常四球を与える 申告敬遠以外では6試合ぶり、45イニングぶり 広島の小園海斗に粘られた

阪神の村上頌樹投手(26歳)が、申告敬遠以外では久々に四球を与えました。3回2アウトの状況で、広島カープの小園海斗内野手(24歳)が粘りを見せ、カウント3-2からの9球目が低めに外れました。この四球は、申告敬遠を除くと4月18日の広島戦での2回以来、実に6試合ぶりで45イニングぶりとなります。前回の登板では、5月23日の中日戦にて6回に申告敬遠を決断し、それまで続いていた連続無四死球記録が40イニングでストップしていました。

ドジャース奥様会、テーラーと日系美人妻の心温まる写真を共有 エンゼルスでの新しい旅立ちへ

ドジャースの奥様会が29日(日本時間30日)にインスタグラムで更新を行い、エンゼルスに移籍したクリス・テーラー選手(34)の妻であるメアリーさんが、移籍後初めて投稿した写真と共に新しい旅立ちを祝福しました。 メアリーさんはドジャース時代を振り返る20枚の写真を投稿しました。その中には、ワールドシリーズ優勝時のパレードや、夫とのユニホーム姿での2ショット、家族や夫婦、奥様仲間との写真が含まれています。「ドジャースと共に過ごした9シーズン、クリスを誇りに思います。フィールド内外での素晴らしい瞬間を決して忘れません。そして、私にとって生涯の友達となったドジャーガールの皆さんにも感謝します」とチームやファン、奥様会に心から感謝の意を伝えました。 メアリーさんはハワイ出身で、祖母が日本人の日系アメリカ人です。彼女は南カリフォルニア大学大学院を卒業し、弁護士資格を持つ実力派。3月に東京ドームで行われたカブスとの開幕シリーズでは、その美貌から井川遥に似ていると話題になりました。 クリス・テーラー選手は内外野の複数ポジションをこなせるユーティリティープレイヤーとして、2016年のシーズン途中からドジャースに貢献してきました。しかし、今季は若手選手の活躍により出場機会が減少し、18日にドジャースを退団することとなりました。エンゼルス移籍後は、初日から「8番中堅」としてスタメン出場し、チームの新たな勢力として期待されています。テーラー選手も同日にインスタグラムを通じて、これまでのチームへの感謝の気持ちを綴っています。