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【交流戦】11年MVP内川聖一氏がヤクルト内山壮真に期待「持ってるものは素晴らしい」と評価

交流戦開幕前日の2日、都内で行われた「日本生命セ・パ交流戦」開幕記者会見に巨人田中瑛斗投手(25)、ヤクルト内山壮真捕手(22)、ロッテ鈴木昭汰投手(26)、西武西川愛也外野手(25)が登壇し、インタビュアーには内川聖一氏(42)が登場した。内川氏は4人の選手と対面するやいなや「すごい、みなさんキラキラして…。僕、いります?」と笑顔で話した。内川氏は横浜からソフトバンクへFA移籍した初年度の11年に交流戦MVPを獲得。交流戦で味わった応援の思い出について問われると「やはり阪神の応援ですね。甲子園独自の地響き、地鳴りがするような、下から声援が来る感覚でした。あとはロッテの手拍子と声だけの応援。外野で応援歌をちょっと口ずさんでみたりする時間もありましたね」と感慨深そうに振り返った。おすすめの選手については「ここに来てくれている選手みんなおすすめじゃないですか」と話した上で「西武の今井投手は1試合投げて1点取れるか取れないかというピッチャー」と太鼓判を押した。セ・リーグでは「僕は内山選手を応援しています」と一言。それを壇上で聞いていた内山はニコリとうれしそうな表情を見せた。本職捕手ながら今季出場の24試合中、スタメン16試合で外野を守るなど高いユーティリティー性を評価。「持ってるものは素晴らしい。どこのポジションも卒なくって言ったら失礼ですけど、全てこなせるってこれセンスの良さなんですよ」と大きくうなずいた。内山自身も22年交流戦MVPに輝いたヤクルト村上の13打点に続く2桁打点を目標に掲げる。「打点を稼ぐのは中軸を担うということですから、彼には中軸を打ってほしい」とさらなる期待を込めた。

山本由伸「小さなズレですね」ブルペンで予兆はなかったが、制球難で今季最短4失点で降板

ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手(26歳)は、今シーズン最短となる3回2/3を投げて4失点し、今季4回目の敗戦(6勝)を喫しました。 1回の攻撃では、1アウト1塁からアーロン・ジャッジ外野手(33歳)をファウルフライに打ち取りましたが、2死1、2塁からドミンゲスにスプリットをレフト前に運ばれ、1失点。2回は1アウト3塁のピンチを凌ぎましたが、1-1の3回ではジャッジを先頭に四球で歩かせた後、ライスにスプリットを打たれてセンター越えの2ラン本塁打を浴びました。 マウンド上で首をかしげる山本は、被本塁打後も立ち直ることができませんでした。連打で2アウト1、3塁のピンチを招くと、ペラザに対する投球が暴投となり、4点目を許しました。4回の2アウト1塁の場面で、2番手のアンソニー・バンダ投手(31歳)にマウンドを譲りました。 この日は合計96球を投げ、被安打7、四球3、奪三振2で4失点。最速は97.2マイル(約156キロ)でした。奪った空振りは8回で、そのうちスプリットでは3回。2回までは僅か2回にとどまりました。 【山本由伸の一問一答】 -登板を振り返って 「立ち上がりからあまり制球できず、なんとか立て直そうとしましたが、最後まで良い投球ができませんでした」 -スプリットが思ったように投げられなかった原因は 「スプリットだけではなく、ストレートやカーブなど他の球種も総じてコントロールが効きませんでした」 -ブルペンでアジャストしないといけない 「そうですね。シーズン中にはうまくいくこともあれば、そうでないこともあります。特に調整を変える必要はないと思っています」 -試合中にはどのようなアジャストを試みたか 「試合中にうまくいかないときは、試行錯誤する方法がいくつか自分の中にあります。様々な方法を試して投げましたが、最後まで立て直せず、交代となり非常に悔しいです」 -クリーブランドでのバント処理で臀部を少し痛めましたが影響は 「コンディションは問題なく試合に入りました。そこに問題は全くありません」 -ヤンキース打線に対して感じた対策は 「非常に強力な打線であり、対策は様々あったと感じています」 -ジャッジとの対戦で注意したことは 「ホームランを打つ力を持つ打者なので、慎重に投げましたし、色々と気をつけました」 -昨年2試合ヤンキースと対戦しましたが、アプローチの変化は...

ヤンキース監督、山本由伸攻略の要因を説明 強力な打線でスイープを阻止

ニューヨーク・ヤンキースは、ロサンゼルス・ドジャースの投手山本由伸(26)を打ち崩し、スイープを免れる勝利を収めました。 試合は1回2死一、二塁の場面で、5番打者のドミンゲスがレフトへの適時打で先制。3回には試合が1-1で並ぶ中、先頭打者ジャッジが四球を選び、その後4番ライスが低めのスプリットを捉えて中越えの2ランを放ちました。その後もボルピとウェルズの連打で一、三塁のチャンスを作り、山本投手の暴投を利用して4点目を奪いました。 ヤンキース打線は、山本投手を今季最短の3回2/3回で92球、7安打4失点で降板させました。さらに、5回には救援投手からラメーヒューとペラザが適時打を放ち、追加点を挙げました。 ピッチングでは、昨年7月までドジャースに所属していた左腕ヤーブローが6回を投げて4安打1失点と好投。1番大谷から4番スミスまでの上位打線を無安打に抑えました。 ブーン監督は、山本投手に多くの球数を投じさせられた要因について、「(打線が)良い状態にあったことが大きい。ストライクゾーンをしっかり把握し、ストライクに入ってきた球を確実に捉えることができた。打線全体が良いアプローチをしていた」と語りました。先発のヤーブローについては、「彼は配球を少し工夫して、進化を続けている。以前も我々に対して良い投球をしていたのを見ているので、我々のチームで投げる姿を見るのは嬉しい」と評価しました。

【阪神】交流戦の先陣を切るのは才木浩人「もう交流戦かって感じですけど…」3日日本ハム戦先発

阪神才木浩人投手(26)が3日の日本ハム戦(エスコンフィールド)で先発する。2日は甲子園でキャッチボールなどの調整。「もう交流戦かって感じですけど、いつも通り頑張ります」。交流戦第1戦に向け、平常心で臨む。昨年、球宴第1戦で先発したのがエスコンフィールド。2年続けての登板となる。「マウンドにイメージはないけど、人工芝に変わっているらしいんで、そこも含めて明日(3日)行って、チェックしてどうかなって感じですね」。パ・リーグ首位の日本ハム打線を自慢の速球でねじ伏せ、今季5勝目を目指す。【関連記事】阪神ニュース一覧

骨折のベッツ「初めて普通に歩けた」左足つま先の現状を説明 前向きに「苛立つことはない」

ロサンゼルス・ドジャースのムーキー・ベッツ選手(31)が、骨折した左足のつま先についての現状を説明しました。5月30日のニューヨーク・ヤンキース戦から2試合連続で欠場しています。足の状態については、「とても良い調子だよ。今日は初めて普通に歩けたんだ。これから動いてみて、どんな感じになるか見てみるよ。でも、苛立つようなことでは全然ないし、シーズン中はこういうこともあるからね。」と冷静に語りました。彼はサンダル姿でクラブハウスに現れましたが、「この数日は靴も履けなかったけれど、今日は履けると思う。動いてみて問題がなければ、復帰も早まるかもしれない」と前向きな様子でした。現時点では負傷者リスト(IL)入りを避ける方向で、数日様子を見た上で復帰する予定です。

日本ハム新庄監督「投手に頼り切り」西武西口監督「いつものスタイルを」/パ・リーグ6球団監督前半戦総括

プロ野球は3日に「日本生命セ・パ交流戦」が開幕します。各球団の監督が序盤戦の総括とともに、交流戦に向けた意気込みやポイントを述べました。   ◇   ◇   ◇ ▽日本ハム新庄監督 投手陣が支えてくれたことが非常に大きいです。打線はまだまだです。投手に頼り切りの状態なので、交流戦ではその逆の展開を期待しています。▽オリックス岸田監督 粘り強く戦えていると思います。交流戦も簡単には勝たせてもらえないでしょうが、一戦一戦集中していきたいです。▽西武西口監督 選手たちがそれぞれの役割を果たしているのが結果として貯金に現れています。交流戦でもいつもの先制して逃げ切るスタイルを続けていきたいです。▽ソフトバンク小久保監督 まだしっかりと踏ん張っています。セ・リーグとの対戦が3週間続くので、セ・リーグ向けの戦略で挑みます。▽楽天三木監督 交流戦期間はシーズン中の重要なポイントにもなります。1つ1つの積み重ねをもっと高めていきたいです。▽ロッテ吉井監督 私たちができることは、本当に限られたことだけです。攻める姿勢を持って交流戦に臨んでいきます。

阪神藤川監督「振り返る時期ではない」中日井上監督「先走って考え過ぎた」/セリーグ6球団監督による前半戦の総括

プロ野球は3日に「日本生命セ・パ交流戦」が始まります。各球団の監督たちは、これまでの試合を振り返りつつ、交流戦に向けた抱負や重要ポイントを語りました。   ◇     ◇     ◇  ▽阪神の藤川監督:「リーグ戦を振り返るというより、これからの交流戦に集中したいと思っています。」▽DeNAの三浦監督:「少しずつ良い面が増えてきています。DH制の中で誰を起用するかが鍵になりますね。」▽巨人の阿部監督:「若手選手が奮闘しています。試合に出続けることの難しさを皆感じているはず。その中で勝利するのが私の役目です。」▽広島の新井監督:「主力選手の離脱があったものの、若手が頑張ってくれています。攻撃力も少しずつ向上中。(交流戦は)重要な節目です。」▽中日の井上監督:「故障者も多く、計画通りには行かないことばかりでしたが、これまでよく戦ってくれました。」▽ヤクルトの高津監督:「大量得点が難しい状況です。交流戦ではDH制などもあり、創意工夫で1点を狙っていきたいです。」

鈴木誠也 最長記録の連続安打「11試合」で途切れる カブスが6カード連続で勝ち越し

シカゴ・カブスの鈴木誠也選手(30歳)は、「3番DH」として先発出場しましたが、3打数無安打1四球でした。鈴木選手の連続安打記録は「11試合」でストップしました。打撃内容は、四球、レフトフライ、再びレフトフライ、そして相手のエラーによる出塁でした。この試合で快勝したカブスは、6つのカードで連続勝ち越しを達成し、今シーズン最多となる「15」の貯金を蓄え、地区の首位をがっちりキープしています。

大谷翔平「1番DH」でヤンキース戦 山本由伸vsジャッジ/速報します

ドジャース大谷翔平投手は「1番DH」で先発出場。2試合ぶりとなる23号は出るか。山本由伸投手は7勝目を目指し先発。「3番右翼」で先発出場のヤンキース・ジャッジとの対決に注目。試合開始は午前8時10分の予定。 2025年全本塁打写真特集 ドジャース大谷翔平(25年4月撮影) チーム123456789計 ヤ 0 ド 0 【ド】山本由伸 【ヤ】ヤーブロー 山本由伸投球内容 【1回】 1ゴールドシュミット 2グリシャム 3ジャッジ 4ライス 5ドミンゲス 6ボルピ 7ウェルズ 8ラメーヒュー...

【巨人】大勢が挽回誓う 満塁から暴投で決勝点献上し今季初黒星「悔しい。しっかり反省」

巨人大勢投手(25)が挽回を誓った。同点の8回から登板。安打と2四球で2死満塁のピンチを招くと、暴投の間に決勝点を献上した。さらにカリステに中前への2点適時打を許し今季初黒星。「悔しい投球なんですけど、(3日から)交流戦も始まりますし、まだまだ試合はあるので。しっかり反省して、これからはもっとチームの勝利に貢献できるようなピッチングができるように」と前を向いた。【プロ野球スコア速報】はこちら>>