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【DeNA】オースティン、逆転2ランでチームを救う 投手バウアーとバッテリーを組んだ松尾汐恩もソロで貢献

DeNAの内野手タイラー・オースティン(33)が見事な一打でチームを救いました。8回裏、一死二塁からヤクルトの金久保投手が投じた高めのスライダーを捉え、左中間スタンドへ飛び込む逆転の2ランホームランを放ちました。これが今シーズン62回目の打席での劇的な一撃でした。 さらに、若き捕手松尾汐恩(20)も続いて好調を見せました。彼は高めのストレートをとらえ、左翼席最前列に3号ソロホームランを打ち込みました。この日は4本のヒットを積み重ね、バウアー投手が先発した試合で14打数8安打、打率.571、5打点、2本塁打という圧倒的な活躍でチームを支援しています。 先発のトレバー・バウアー投手(34)は94球を投げ、6回で7安打6失点、3奪三振2四球と苦戦しましたが、打線が奮起してバウアーの負けを帳消しにしました。

【巨人】阿部慎之助監督が吉川尚輝の逆転3ランを大絶賛「スローで見るとすごいボールを打っていた」

巨人は試合終盤の劇的な逆転劇で、4連敗を止めました。1対2で迎えた8回裏、2アウト1、2塁の場面で、吉川尚輝内野手(30)が中日の斉藤から今シーズン第1号となる3ランホームランを右翼ポール際に放ちました。直前の8回表では、4番手投手の大勢(25)が上林に154キロの甘い直球を捉えられ、バックスクリーン左へのソロ本塁打で逆転を許すも、その直後の吉川の一発で試合をひっくり返しました。内角高めのスライダーを完璧に捉えた吉川の打撃に、阿部慎之助監督(46)は「スローで見ると本当にすごいボールを打っていました。あれは尚輝にしか打てないと思います。もう一度打てと言われても多分無理でしょう。それくらい完璧な打撃でした」と絶賛しました。前日にマツダスタジアムで広島に同一カード3連敗を喫した翌日、勢いを巻き返す勝利をあげ、「マツダでの流れを一掃してくれて、本当に助かりました」と述べました。この日はゼラス・ウィーラー巡回打撃コーチがベンチに入り、阿部監督は「通訳として入ってもらったんですが、選手たちの気分転換にもなります。シュンとしてしまう選手もいる中、通訳をしつつバックアップしてもらうために入ってもらいました」と語りました。連敗を回避し、貯金1に戻した巨人。「5割に戻ったので、みんなでもう一度仕切り直して頑張ろうと言いました。明日も勝てるように頑張ります」と力強くコメントしました。

【DeNA】バウアーがショック…ヤクルト内山に逆転3ランホームランを浴びる 1回に援護点があったが耐えきれず

DeNAの投手、トレバー・バウアー(34歳)は、試合中に打球を呆然と見つめていました。1回に牧選手の先制ソロホームランでチームに援護点をもらったものの、その後は持ちこたえることができませんでした。1アウトからヤクルトの武岡選手に粘られ、最終的には四球で出塁を許しました。次に対戦したのは通算7打数5安打で相性の悪いサンタナ選手。2球目をうまくヒットされ、ピンチが広がりました。続くバッターのオスナ選手はフェンス手前で飛球に打ち取ったものの、内山選手には一振りで仕留められました。2球目の内角151キロのストレートを左翼席に運ばれ、逆転の3ランを浴びました。バウアー選手はその打球が飛んでいくのを呆然と見つめていました。前日には「余計な出塁を防ぎ、特に盗塁を許さないことが重要だと思います」と話していたバウアー選手でしたが、この四球からピンチを広げ、痛恨の一発を喫してしまいました。

【巨人】大勢が2年ぶり被弾、9月21日以来 8回から登板し上林に勝ち越し弾を許す

巨人の大勢投手(25歳)が逆転を許しました。同点となる8回、チームの4番手としてマウンドに上がりました。岡林を一ゴロ、鵜飼を空振り三振に抑え、2アウトを取りましたが、上林に甘く入った154キロのストレートを打たれ、バックスクリーン左へのソロ本塁打を許しました。大勢投手は、この試合前までに15試合に登板し、3勝0敗、11ホールド、防御率1.15の成績を残していました。本塁打を打たれるのは、2023年9月21日の阪神戦(甲子園)でミエセスと佐藤輝に打たれて以来、2年ぶりです。

【阪神タイガース】12日ぶりの首位陥落、一時同点に追いつくも岩崎が打たれ、首位攻防戦の初戦を落とす

阪神タイガースは首位攻防戦の初戦で敗れ、12日ぶりに首位から陥落しました。2試合連続で完封勝利を挙げていた若手エース、村上頌樹投手(25)が、試合の初回に広島東洋カープの秋山にリードオフホームランを打たれ、さらに2死一塁から坂倉に適時二塁打を許して1点を失いました。打線は相手先発の森下によって6回まで2安打無得点に抑えられましたが、7回に無死一、二塁から前川の右前適時打と木浪の中前適時打で同点に追いつきました。しかし、9回にクローザーの岩崎が打たれ、勝ち越しを許しました。これにより、阪神は5月4日以来の首位からの転落となりました。

前中日監督の立浪和義氏が退任後初の古巣戦解説「なんとか頑張って点が取れれば上を狙える」

前の中日ドラゴンズ監督、立浪和義氏(55)が退任後初めて古巣である中日の試合をテレビで解説しました。彼はCS日テレジータスの解説者として登場し、中日ドラゴンズの注目選手である先発投手の金丸について、「前の試合でも見事な直球でプロの選手たちに対抗する姿勢を見せてくれた。強敵であるジャイアンツに対してどのように通用するか見てみたい」と好意的な評価をしました。シーズン開幕から36試合が終了し5位に位置するチームについては、「連勝することもあれば、連敗もある。ただ、ベテランの大野や涌井といった先発投手たちは頑張っている。もし、なんとか点を取ることができれば、もっと上を狙える」とコメントしました。試合前にはグラウンドで中日の練習を見守り、井上監督をはじめとする関係者とも談笑している場面が見られました。立浪氏は2022年から3年間にわたり中日の監督を務めましたが、3年連続で最下位に終わり退任しました。

【ヤクルト】もしかしたらアクシデント?茂木栄五郎選手がベンチ外、打率2割7分7厘、4本塁打で活躍中

ヤクルトスワローズの内野手、茂木栄五郎選手(31歳)が、試合のベンチ入りメンバーから外れました。試合前のシートノックにも不参加で、何らかのアクシデントがあった可能性があります。茂木選手はこれまで31試合に出場し、打率2割7分7厘、4本塁打、13打点を記録。村上、塩見、長岡といった主力選手の離脱が続く中、打線を支える重要な役割を果たしていました。

大谷翔平、得意の「ボブルヘッド・デー」で今季初の1試合2発「たまたまだと思いますけど…」

ドジャースの大谷翔平投手(30)が、新しいフェーズに突入したかのように2打席連続でホームランを放ち、今季初の1試合2本塁打で合計6打点を叩き出しました。3回、1死一、二塁の場面で迎えた打席では、右腕アレクサンダー投手から逆方向への14号3ランを放ちました。そして、4回1死一塁で再びアレクサンダーから15号2ランを中越えに決めました。打席を振り返りながら大谷選手は「試合を突き放すための大きなホームランだった。低い弾道でしっかりと飛んでいってくれた」とコメントしました。この日4月2日(同3日)以来となる「ボブルヘッド・デー」にあたり、大谷選手は特に輝きを見せます。昨年8月28日(同29日)のオリオールズ戦では飼い犬デコピンが始球式を行った直後に先頭打者ホームランを打ちました。また4月2日のブレーブス戦では9回にサヨナラ本塁打を放って試合を決定づけました。再三の活躍に対して大谷選手は「たまたまかもしれませんが、こうしてお客さんが入ってくれる中で勝てるのは、選手として嬉しいこと」と話しました。

阪神藤川、広島新井両監督とも視線合わせず会話なし 4・20「警告試合」以来の一戦

首位攻防の3連戦は因縁の対決でもある。試合前のメンバー表交換時は、阪神藤川球児監督(44)と広島新井貴浩監督(48)が握手を交わしたが、ほとんど目も合わさず、笑顔もなし。会話もなかった。審判団との握手を終えるやいなや、新井監督が先にきびすを返した。4月20日、甲子園での前回対戦で、広島岡本駿投手(22)が阪神坂本誠志郎捕手(31)に頭部死球。藤川監督がベンチから血相を変えて飛び出し、両軍入り乱れて、あわや乱闘の騒ぎになった。審判は警告試合を宣告。岡本は危険球退場。この日は岡本が石原貴規捕手(27)とともに練習中の坂本の元を訪れ、謝罪。坂本は笑顔で応じていた。

キム・へソンの登場曲が話題に 「彗」にちなんだ人気アニソンに「エモすぎる」「懐かしい」

ロサンゼルス・ドジャースの内野手、キム・ヘソン(26)がSNS上で注目を集めています。キム・ヘソン選手は、韓国出身で日本でも多くのファンを持つ歌手ユンナの「ほうき星」を登場曲として使っています。この曲は日本の人気アニメ「BLEACH」のエンディングテーマとして知られており、日本のファンが反応を示しました。キム選手がアニメファンかどうかは不明ですが、「ほうき星」というタイトルが彼の名前の一部である「彗星」を彷彿とさせることから、この曲を選んだと思われます。SNSでは「アニメ好きかも?」「懐かしい」「エモい」といったコメントが多く寄せられています。第1打席では2試合連続安打となる右前打を放ち、第2打席では左前適時打で得点を挙げました。そして、14日(現地15日)の試合ではメジャー初本塁打となるソロホームランを記録しています。