baseball

大谷翔平「安打、四球、四球、四球」4打席連続出塁も5打席目で途切れる チームはサヨナラ勝ち

ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手(30)は、「1番DH」としてスタメン出場し、3試合連続安打と今シーズンの7つ目の盗塁を決め、ゲームの先制点を奪いました。初回の第1打席では、マイアミ・マーリンズの先発投手エドワード・カブレラ(27)の4球目の143キロスライダーを右前に運びました。続く2番ベッツの打席で4球目に二盗を決め、今季7つ目の盗塁を達成。さらに、ベッツの中飛で三塁へタッチアップし、先制のチャンスを広げました。そして、3番フリーマンの中前打で、悠々とホームインしました。1点リードで迎えた3回、無死一、二塁の第2打席では、カウント3-1から外角のボールを見送って四球を獲得。次打者ベッツの左前適時打で二塁へ進みましたが、満塁のチャンスを活かせず、ビッグイニングにはなりませんでした。4回には9番ロハスが2死三塁から左翼線への適時二塁打で3点目を加え、続く大谷もカウント3-2から6球目の外角低めのカーブを見極めて四球を選びましたが、得点には繋がりませんでした。同点に追いつかれた直後の6回、第4打席でも四球で出塁し、チャンスを作りましたが、2番ベッツが右飛、3番フリーマンが一併殺に倒れ、得点には結びつきませんでした。同点の8回、1死一塁で迎えた第5打席では、4番手右腕ティノコの初球スライダーをファウル。2球のボールを見送り、内角の136キロスライダーに連続で空振り三振。2番ベッツも空振り三振で、この回も無得点に終わりました。ここまで「右前打、四球、四球、四球」で4打席連続出塁も、5打席目で出塁は途切れました。チームは延長10回タイブレークの末、9番エドマンの劇的サヨナラ打で3連勝を飾りました。この日は、「ジャパニーズヘリテージステージナイト」の一環として、日本文化が注目され、「背番号17」が日本語でアナウンスされました。 

【セ・リーグ】先週のMVP&今週の展望、入れ替え&広報情報

各チームの現在地を紹介します! 球団別に担当記者が選んだ先週のMVP、今週の見どころ、入れ替え&2軍情報、広報情報をお届けします。 阪神先週の結果と今週の予定 【阪神】先週のMVP&今週の展望、入れ替え&広報情報 広島先週の結果と今週の予定 【広島】先週のMVP&今週の展望、入れ替え&広報情報 巨人先週の結果と今週の予定 【巨人】先週のMVP&今週の展望、入れ替え&広報情報 DeNA先週の結果と今週の予定 【DeNA】先週のMVP&今週の展望、入れ替え&広報情報 中日先週の結果と今週の予定 【中日】先週のMVP&今週の展望、入れ替え&広報情報 ヤクルト先週の結果と今週の予定 【ヤクルト】先週のMVP&今週の展望、入れ替え&広報情報 入れ替え&2軍情報 阪神湯浅京己が2季ぶり1軍昇格 巨人坂本勇人は2軍戦5試合出場 【パ・リーグ】先週のMVP&今週の展望、入れ替え&広報情報

【パ・リーグ】各チームの先週のMVPと今週の展望、選手交替情報&広報情報

各チームの現状をお伝えします! 各球団の担当記者が選出した、先週のMVPと今週の注目ポイント、選手交替や2軍の情報、広報に関連する情報をお届けします。 オリックスの先週の結果と今週の予定 楽天の先週の結果と今週の予測 日本ハムの先週の結果と今週の見通し ロッテの先週の成果と今週の見所 西武の先週のパフォーマンスと今週の計画 ソフトバンクの先週の結果と今週の計画 選手交替&2軍情報

大谷翔平の初代ヘッドバンプパートナー、マッカロー監督と再会 父親になった大谷にアドバイス

ドジャースに所属していた際、大谷翔平投手(30)の「初代ヘッドバンプパートナー」として知られるマーリンズのクレイトン・マッカロー監督が、大谷をはじめとする古巣の仲間たちと久しぶりに再会しました。ドジャースでは一塁コーチを務めていたマッカロー監督は、大谷が安打を放ち出塁するたびに彼とヘッドバンプを交わしていました。この日、試合前のフィールドで大谷と談笑し、「ショーヘイ、今日は4打数無安打だな」とジョークを飛ばす場面もありました。マッカロー監督は、「私にとっても家族にとっても素晴らしい4年間だった。皆さんと再会できて嬉しかった」と話し、大谷については「ショウヘイの大ファンです。彼を近くで見守ることができた素晴らしい経験でした」と語りました。また、大谷が父親になった際にはショートメールで祝福のメッセージを送ったことを明かし、「私もとても嬉しいです。私自身も父親なので、先輩として良いアドバイスができると思います。機会があるときにはきちんと抱きしめてあげることですね。子どもはあっという間に大きくなります」と語りました。

オリオールズ菅野智之がヤンキース戦で3勝目 スプリットが抜群でジャッジ含む最多8奪三振

オリオールズ菅野智之投手(35)が、ヤンキース戦に公式戦初先発し、5回5安打無失点の好投で3勝目(1敗)を挙げた。1回は2死満塁のピンチを背負ったが、ボルピを遊ゴロで無失点。3回は1死一、三塁のピンチを迎えたが、4番ゴールドシュミット、5番チザムを連続三振に封じ、打繊に流れを呼び込んだ。最大のハイライトは5回に訪れた。無死一塁で迎えたのは試合前時点で打率4割6厘のアーロン・ジャッジ外野手(33)。カウント2-2から低めに沈むスプリットで空振り三振を奪った。自身メジャー最多の8奪三振をマークしたが、効果的だったのがスプリットだった。ジャッジを含む6三振をスプリットで奪って、ア・リーグ東地区首位のヤンキース打線を封じた。チームの窮地を救う投球だった。前カードのタイガースとの3試合で3連敗。重苦しい雰囲気が漂う中、今季2度目の中4日での登板で5回無失点の快投で振り払った。【動画はこちら】――>>菅野智之、連続三振でピンチ脱出 変化の大きなスプリッターで空振り誘う

【パ入れ替え&2軍情報】ロッテ石川柊太「お父さんリスト」抹消 日本ハム達孝太が1軍初登板へ

さぁ、大型連休の大型連戦が始まる。先週の入れ替え&ファーム情報を、球団別でおさらいします。パ・リーグ編。   ◇   ◇   ◇   【オリックス】先週は中継ぎ陣を入れ替えた。開幕から10試合に登板していた古田島、11試合だった山田に代わり、2軍調整を続けていた山崎と富山が昇格した。また右内腹斜筋の筋損傷でリハビリ中だった森が22日の2軍戦で実戦復帰。賭博容疑が不起訴処分となった山岡も25日の2軍広島戦で1回1/3を無失点に抑えるなど、ファーム3試合でゼロを継続し、1軍へと準備を進める。【楽天】3年目の荘司の今季初昇格が近そうだ。25日のイースタン・リーグ西武戦で6回4安打2失点(自責1)と好投。昨年9月に右肘手術を受け、開幕2軍スタートとなったが、状態は上がってきた。また、腰の張りで登録抹消されていた両助っ人が2軍戦で復帰。ハワードは22日巨人戦で3回1安打無失点、ヤフーレは27日西武戦で3回途中2安打無失点だった。【日本ハム】22日楽天戦で2者連続被弾した杉浦が23日に1軍登録抹消。代わって25日ロッテ戦から玉井が2年ぶりに1軍昇格した。昨季は腰痛で1軍登板のなかった32歳の復帰はプラス材料。2軍では大卒2年目左腕の細野が、降雨コールドとなった23日ヤクルト戦で6回1安打1失点で初完投勝利。27日巨人戦で5回無失点と好投の達は、5日オリックス戦で1軍初登板の予定。【ロッテ】石川柊が出場選手登録を抹消。吉井監督は「お父さんリスト」と妻の出産を控えての抹消だったと明かした。打率1割5厘と打撃不振の正捕手佐藤が2軍降格。指揮官は「時間はそんなに与えないけど、しっかりなおして来いと伝えた」と早期の修正を求めた。ドラフト1位ルーキーの西川は2軍で快音止まらず、4割2分3厘。1軍再昇格も遠くないと予想される。【西武】大阪桐蔭OBの育成スラッガー仲三河が、2軍で猛烈アピールを続ける。4月15日の日本ハム戦で1試合3本塁打し注目された後も、あと20センチでバックスクリーン弾、レフトへのエンタイトル二塁打…などパワーがさく裂。守備や走塁には個性が少なく、支配下再昇格には中村剛、栗山、セデーニョらと間違いなく比較される。そこを超えていけるか注目のロマン砲だ。【ソフトバンク】ヘルナンデスが本来の姿を取り戻した。不調で16日に出場選手登録を抹消。2軍で3試合に登板するなど再調整を終え、25日から1軍に合流した。27日の敵地楽天戦では8回に登板し、打者3人をきっちり抑える好投を見せた。12日に育成から支配下昇格を果たした山本は26日に2軍落ち。1軍で3度のスタメン出場の機会も、計11打席でプロ初安打は出なかった。

【セ入れ替え&2軍情報】阪神湯浅京己が2季ぶり1軍昇格 巨人坂本勇人は2軍戦5試合出場

さあ、大型連休が始まり、プロ野球も白熱しています。先週の主な選手の入れ替え情報と2軍の状況を球団別にお伝えします。今回はセ・リーグ編です。   ◇   ◇   ◇【阪神】昨年の最優秀中継ぎ投手である湯浅京己選手が24日に2季ぶりに1軍復帰しました。昨年8月に胸椎黄色靱帯骨化症の手術を受け、これからの活躍が期待されています。調子が上がらないゲラ選手が抹消され、熊谷選手が25日に今季初めて1軍昇格しました。また、24日に先発した富田選手は翌日に登録を抹消されました。2軍は26日、27日に秋季キャンプ地である高知・安芸で中日と対戦し2連敗しました。【広島】坂倉選手が29日、巨人戦から1軍に合流します。彼は春季キャンプ終盤で右手中指を骨折し、手術を受けてリハビリを経た後、22日にウエスタン・リーグで復帰しました。オリックス戦までの5試合に出場し、打率は13打数3安打で.231です。【巨人】戸郷選手は日本ハムとの2軍戦で2度目のマウンドに立ち、6回2安打1失点と好投しました。田中将選手も同試合での先発で2回無失点。坂本勇人選手は5試合に出場し調整を続けています。左手親指を負傷していたキャベッジ選手も25日に阪神戦で1軍復帰しました。【DeNA】主力の2選手が1軍復帰に近づいています。オースティン選手は2軍での試合を経て、1軍復帰が近づいています。桑原選手も順調に回復しており、実戦復帰が間近です。一方、森敬選手は26日に調子が上がらず抹消されましたが、27日の2軍戦で2安打を記録し復調の兆しを見せています。【中日】23日に村松選手が右内腹斜筋損傷で離脱。先発の柳選手も右肩周辺の不安から5回で降板し、24日に抹消されました。監督の井上氏は、村松選手の復帰には1カ月ほどかかると説明しています。ドラフト1位の金丸選手は26日の2軍戦で好投し、5月5日からのDeNA戦での1軍デビューも見えてきました。【ヤクルト】正遊撃手の長岡選手が出場選手登録を抹消されました。中日戦の2回で負傷し、自力での歩行が困難な状況。長期離脱の可能性があります。松本直選手も同試合で自打球の影響でファーム調整となりました。ドラフト1位の中村優選手はイースタン・リーグで4回を無失点に抑え、1軍デビューに向けて順調に進んでいます。

自殺未遂を明かしたレッドソックスのデュラン、ヤジに激怒 観客が退場、対戦チームが謝罪

レッドソックスの外野手、ジャレン・デュラン(28歳)が観客席からの挑発的なヤジに腹を立てる一幕がありました。ガーディアンズとの試合中の7回、スタンドに向かおうとしましたが、チームメイトや審判に制止されました。「観客の不適切な発言がありましたが、セキュリティや審判が速やかに対応してくれて感謝しています」とデュランはコメント。ヤジを飛ばした観客は場から退場させられました。デュランは4月8日にネットフリックスで公開されたドキュメンタリー「ザ・クラブハウス レッドソックスとの1年」で過去にうつ病に苦しみ、自殺未遂を経験したことを公表していました。今回はその公表後初めてメンタル面でのヤジを受けたとのことです。「自分の内面を公開することで、相手に弱みを握られることもあります。しかし、優れたサポートスタッフやチームメイト、コーチ、そして応援してくれるファンのおかげで、本当に心強いと感じています」と述べました。ガーディアンズは試合後に声明を出し、「レッドソックスの選手とファンの間で起こった状況を認識しています。これはファン行動規範違反であり、このような行動の重大性を真摯に受け止めています。レッドソックスの組織、関与した選手、周囲のファンに謝罪し、現在この状況に対処しています。問題の観客を特定し、今後の対策についてメジャーリーグベースボールと協力していく予定です。選手やファンに最高の体験を提供することを目指している私たちにとって、今回のことは非常に残念です」と謝罪をしました。

山本由伸や佐々木朗希、名物コーチらが試合前にベンチで乾杯! 大谷翔平が積み重ねたドリンクで

ドジャース投手陣とスタッフらが、大谷翔平投手(30)が用意したドリンクで“乾杯”した。試合前に大谷は、紙コップにドリンクを注ぎ、数多く並べた。すると、そのドリンクを山本由伸投手(26)と通訳の園田芳大氏、佐々木朗希投手(23)、ブレーク・スネル投手(32)、ストレングス&コンディショニング担当のトラヴィス・スミスコーチらが手に取り、輪になって乾杯した。大谷がドジャースらしいチームワークをアシスト。チームも連勝を収め、本拠地のファンを熱狂させた。大谷は4打数2安打をマークした。

大谷翔平、親友テオスカー・ヘルナンデスの記念ホームランを祝福 「ヒマワリの種シャワー」の裏話も** **

** ロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平選手(30)が、記念すべきホームランを打った親友のテオスカー・ヘルナンデス選手(32)を祝福しました。試合はスコア5-2、5回の無死の場面で、T・ヘルナンデスはファルター投手から中越えにソロホームランを放ちました。これがメジャー通算200号という大記録となり、アンディ・パヘス選手(24)から、自分が考案した「ヒマワリの種シャワー」で祝福を受けました。記念のボールは無事にT・ヘルナンデスの手に渡り、ドジャースの公式インスタグラムでもT・ヘルナンデスが記念球を持つ写真が投稿されました。それに対して大谷も球団公式の投稿を引用し、拍手の絵文字を添えて祝福の気持ちを表しました。昨年12月29日に放送されたNHKスペシャル「メジャーリーガー大谷翔平2024試練と決断そして頂点へ」で、T・ヘルナンデスは「ヒマワリの種シャワー」の裏話を語りました。大谷が4月3日のジャイアンツ戦で移籍後初のホームランを打った際、T・ヘルナンデスは大谷の顔にヒマワリの種を優しく投げて祝福しました。T・ヘルナンデスは「みんな思っていた。『とにかく最初のホームランを打ってしまえ。それが打てればリラックスして、翔平らしくプレーできるから』。ヒマワリの種シャワーはあれが最初だった。翔平は目に当たったかもしれない。でも、『ごめん、次は優しくするね』と伝えたら、『いや、次は来るのを覚悟しておくよ』と返してくれて、それ以来続けることができるようになった」と嬉しさを語りました。T・ヘルナンデスは昨シーズンからドジャースで活躍しており、大谷翔平、ムーキー・ベッツ(32)、フレディ・フリーマン(35)という「MVPトリオ」に続く4番打者として君臨しています。シーズンの打率は.272、33本塁打、99打点、OPS.840の成績を残し、7月にはオールスターにも二度目の出場を果たしました。オフの間はFAとなり去就が注目されましたが、ドジャースと3年総額6600万ドル(約99億円)で再契約を結びました。記者会見では「戻りたいという気持ちは強かったし、ドジャースに戻るために最善を尽くしたいと思っていた」と語りました。