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「菅野よく抑えたな」ヤンキースの豪打線がオリオールズ相手に初回から4本のホームランを放ち、前夜の菅野智之の好投をXで絶賛

ヤンキースの打線が、オリオールズとの試合で初回から連続ホームランを含む4本のアーチを決め、観客を魅了しました。初回、トレント・グリシャム外野手(28歳)がライトスタンドに先頭打者ホームランを放ち、ヤンキースファンを沸かせました。その後、2番打者アーロン・ジャッジ外野手(33歳)が初球を同じくライトスタンドに運び、続く3番のベン・ライス内野手(26歳)もライトスタンドに3者連続のアーチを描きました。1アウト後には、コディ・ベリンジャー外野手(29歳)がライトスタンドに3号ソロを打ち、1イニングで4本のホームランを記録し、圧倒的な一撃を披露しました。オリオールズの先発は、今季初めてマウンドに立ったカイル・ギブソン投手(37歳)で、彼は昨シーズンに8勝を挙げ通算112勝を誇るベテランの右腕ですが、ヤンキースの打線に手も足も出ずでした。一方X(旧ツイッター)では、このベテラン右腕が打ち込まれる中、「昨日の菅野は本当にすごかった」、「菅野よく抑えたな」といった声が多く上がり、前夜に5回無失点の好投で3勝目を挙げた菅野智之投手(35歳)のパフォーマンスを称賛する声が集まりました。菅野投手は、28日(現地29日)のヤンキース戦で公式戦に初めて先発し、5回を5安打無失点で3勝目を上げました。自身メジャー最多となる8奪三振を記録し、ア・リーグ東地区首位のヤンキース打線を封じてみせ、チームの連敗を3で止めました。

ヤンキース初回先頭から圧巻3連発 1回4ホームラン 前日菅野智之に抑えられた打線が爆発

ヤンキース打線が、オリオールズ戦で先頭から3者連続アーチを放ち、スタンドを熱狂させた。1回、トレント・グリシャム外野手(28)が右翼席へ先頭打者本塁打。ヤンキースファンが盛り上がる中、2番アーロン・ジャッジ外野手(33)が初球を右翼席へ運び、3番ベン・ライス内野手(26)も右翼席へ3者連続アーチをたたき込んだ。4番ポール・ゴールドシュミット内野手(37)は凡退したが、1死からコディ・ベリンジャー外野手(29)が右翼席へ3号ソロを放ち、1イニング4本塁打で度肝を抜いた。前夜は、菅野智之投手(35)の前に5回を無得点に抑えられ、連勝が止まったが、強力打線が初回から大爆発した。【動画】ヤンキース初回先頭から3連発>>

【日本ハム】新庄監督、スクイズ失敗に「決めなければスタメンで出続けられなくなる」

日本ハムは開幕から25試合目にして、初めて犠牲バントが成功しました。5回にはルーキーの山県選手が初の成功を収め、9回には奈良間選手も決めました。しかし、2回に送りバントが失敗し、7回にはスクイズも失敗したため、試合中は新庄監督の表情に曇りが見られました。彼は「決めるべきところはしっかり決めなければならない。(スクイズは)それほど難しい球ではなかった。こういうチャンスを活かせなければ、スタメンで出続けることは難しくなる」と試合後に緊張感を持って語りました。

【阪神】湯浅京己の新しい挑戦「過去には戻りたくない」― 2年間の奮闘記

湯浅、お帰り! 国指定の難病である「胸椎黄色靱帯骨化症」からリハビリを続けて復帰を果たした阪神タイガースの湯浅京己投手(25)が、中日ドラゴンズとの試合で約2年ぶりの1軍登板を果たしました。2023年11月2日のオリックスとの日本シリーズ第5戦(甲子園)以来544日ぶりの公式戦、レギュラーシーズンでは2023年6月15日のオリックス戦以来684日ぶりのマウンドで、1回を無失点で抑えました。昨年8月に手術を受け、懸命に目指してきた1軍の舞台に立ちました。チームは連勝直後に連敗していましたが、素晴らしい投球が何よりの朗報でした。   ◇   ◇   ◇2年間の思いを込めて、湯浅は右拳をしっかりと握りしめました。感情が溢れ出す瞬間です。23年11月以来の正式な試合では無失点。敵地でも「お帰り!」の声援が響きました。「戻ってきたというより、ここからまた始まるんだなという感じです」と湯浅は話します。彼にとって大きな瞬間でしたが、「何も覚えていない。とても緊張した」と語りました。7回に登板し、2死二塁から相手を遊ゴロに仕留める13球を投げました。「絶対に点をやられない」と決意を持って臨んだ1回は、再出発の一戦でした。約1年前、彼は絶望の中にいました。右足の感覚が消え、不安に駆られながらも打ち込んだトレーニングに救いを求めました。しかし、感覚は戻らず、自分自身に疑問を抱きました。当時の不安な気持ちを振り返り、「野球を辞めたいと初めて思った」と湯浅は打ち明けます。 やがて胸椎黄色靱帯骨化症と診断され、手術を行い新たな感覚を取り戻しました。ただし完全に症状を忘れることは難しく、今年の3月には再びしびれという辛さに直面しました。それでも、湯浅は前を向いていました。「こんな経験ができるのは誰でもない」と病気も含めての自分を受け入れました。かつて22年に最優秀中継ぎを獲得し、23年WBC日本代表にも選ばれた実績を持ちながらも目指す先は「復活」ではなく、「新しい自分の構築」だと語りました。この日の挑戦は、その大きな一歩となりました。チームの連敗が続く中でも未来への希望を示しました。「多くの方に支えられここまで来ることができた。恩返しができるように」と笑顔で誓いました。【波部俊之介】▽阪神安藤投手チーフコーチ(湯浅が復帰登板)「彼の頑張りでもあり、多くの支えがあってここまで来たことに感謝している。」阪神梅野(湯浅が復帰登板)「特別なものでした。彼はチームの重要な存在であり、共に戦っていきたいです。」◆胸椎黄色靱帯骨化症 厚生労働省指定の病気で、脊髄の背中側の胸椎をつなぐ黄色靱帯が骨化する疾患です。

【こんな人】西武高橋光成が使わない業界用語 597日ぶり勝利も仲間と築いたリスペクトの足跡

雷神の顔がやっと晴れ渡った。またぐこと3シーズン、20試合連続で白星から見放されていた西武の高橋光成投手(28)が、597日ぶりに勝利投手になった。その間、実に1966球を要した。笑顔に隠してきた苦しみ、葛藤。チームを再び勝率5割に戻す6回無失点の力投での「1勝目」は、西武球場通算3000試合をも彩った。去年とはやっぱり違う-。西武にも光が差してきた。   ◇   ◇   ◇どうも気になる業界用語がある。ブルペンでの「捕手を座らせて○球」だ。投手が捕手を座らせる、の構図。これ、上から目線では-。西武高橋も同意見だった。「その言葉は使わないようにしていますね」。キャンプ中の会見でも「捕手の方に座っていただいて」と表現していた。その日、ブルペンで座っていただいた相手は、年下の柘植だった。「相手の年齢は関係ないですよ。捕手って大変じゃないですか。キャンプでもわざわざ僕たち投手のために動いてくれて、わざわざ座って捕りに来ていただいている。リスペクトです。一緒に作り上げたいので」。だから思う。「捕手を座らせて何球、って表現、けっこう普通に使われてるじゃないですか。それっておかしいって僕、ずっと思ってて」。見た目で誤解されることもたまにあるけれど、そんな人柄だからこそ、苦しくても捕手陣や仲間が寄り添ってくれる。高橋は「そんなところに気付いていただいて、ありがとうございます」と笑っていた。【西武担当=金子真仁】【関連記事】西武ニュース一覧

【動画】ヤンキースが1イニングで4本塁打!グリシャムとジャッジ、ライスの3選手が連続弾、ベリンジャーも続く

MLB公式Xより ゲーム序盤から3者連続ホームランが炸裂。 再びです。 ニューヨークのヤンキースより、こんばんは @Yankees. pic.twitter.com/C54IQeO35Z— MLB (@MLB) 2025年4月29日

菅野智之、日本式とメジャー式を融合した投球でジャッジを三振に「4点差で開き直った」

【ボルティモア(米メリーランド州)28日(日本時間29日)=久保賢吾】オリオールズのピッチャー、菅野智之選手(35)が、ヤンキース戦で今季初めて先発を務め、5回を5安打無失点に抑え、シーズン3勝目を飾りました。自身メジャー最多となる8奪三振も記録しました。特にジャッジとの3打席目での対戦では、日本式とメジャー式を組み合わせた投球で、バットから空を切らせました。ア・リーグ東地区のライバル、ヤンキースの攻撃を封じ、チームの連敗を3で止めることができました。   ◇  ◇  ◇ 4点リードの5回無死一塁、菅野が向き合ったのはヤンキースのジャッジ。2ボールからの3球目にスプリットを選び、ストライクゾーンから内角低めに沈めて空振りを取りました。続いて4球目はスライダーで空振り、さらには速球でファウルを打たせ、その後再びスプリットで空振りを奪いました。 「四球を出すのが一番よくないし、仮に本塁打を打たれてもランナーなしの状態から始める方が良いと。4点差だったので開き直りました」 メジャー式と日本式を融合させた「SUGANO流」を体現しました。巨人時代からスライダーは決め球であり、逆境でも信頼できる球種でしたが、アメリカではスプリットやカーブの比率が増えました。頭と体を順応させ、ボールの軌道も工夫しながら調整しました。 最多8奪三振のうち6つをスプリットで奪い、そのプロセスにも明確なコンセプトが見えました。前回の登板ではスプリットが全体の31%とトップで、直球は12%で4位タイでしたが、今回の登板では直球が24%で2番目、トップはスライダーの27%でした。原点の直球とスライダーでカウントを稼ぎ、打者を追い込む形を取りました。 同地区首位のヤンキース相手に3勝目を挙げ、チームの連敗を3で止めました。注目のジャッジとの対戦は3打数2安打1三振。「スプリングトレーニングでの対戦で四球を出し、ブーイングされました。今回はブーイングされないように、真正面から勝負しました」。試合後のインタビューでは、“緩急”の効いたコメントで現地メディアの笑いを誘いました。

【日本ハム】水野達稀決勝弾で2位タイ…チームは初犠打も最後は大技「あー楽しかった」新庄監督

日本ハムが延長戦を制して2位タイに浮上した。1-1の延長10回に水野達稀内野手(24)が決勝の2号ソロを放った。開幕から24試合連続で犠打ゼロだった打線は、2回に松本剛が送りバントを失敗(記録は捕邪飛)。1点を追う5回にルーキー山県が今季のチーム初犠打となる送りバントに成功も後続が続かなかった。1点を追う7回は1死一、二塁から代打吉田が同点適時二塁打を放ったが、直後の1死二、三塁で伏見がスクイズ失敗(記録は一邪飛)とたたみかけられなかった。同点の9回は1死一塁で奈良間が投前に転がして、きれいに送りバントを成功。ようやく新庄剛志監督(53)にも笑みが生まれたが、後続が倒れて無得点だった。果敢に小技を交えて得点を狙いながら、最後は大技での勝利となった。先発伊藤は山川に先制ソロを浴びた2回以外は失点を許さず。9回130球の熱投が報われて今季3勝目を挙げた。最後を締めた田中が通算50セーブ目となった。試合後の新庄監督は第一声で「あー楽しかった(笑い)」。続けて「よう打ったね、水野くんも。『放り込め』って言っていた。そしたら初球パコーンと行ってくれて。でも、決めるとこ決めないかんね。(スクイズは)1球外した後って、もう1球来ないからスクイズに行こうって。そんなに難しい球ではなかった。やっぱりああいうのを決めてもらわんとスタメンで出続けられなくなってくるから。しっかり決めてもらえれば、こういうちょっとキューンってなるゲームにはなってない」と話した。【プロ野球スコア速報】はこちら>>

広島東洋カープの熱心なファン、岸田前首相がバックネット裏で試合に参加 夫人と幸せな時間を共有

広島東洋カープの愛好者として有名な岸田文雄前首相は、今回バックネット裏の最前列に座り、試合を熱心に応援しました。岸田氏の隣には裕子夫人が寄り添い、試合の終盤まで笑顔で楽しむ姿が印象的でした。試合中にテレビ中継の打席映像に映る岸田夫妻の姿が話題となり、SNSでは「どうかカープに勝利を」「岸田ご夫妻に素晴らしい試合を見せてあげてください」といった応援の声が多数投稿されました。試合は3-3で延長戦に突入しましたが、広島は12回裏に3-4で惜しくもサヨナラ負けを喫しました。