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【とっておきメモ】「せいやん」西武・渡部聖弥、赤ヘル打線の“鉄人”衣笠祥雄氏サインを宝物に

<ソフトバンク1-3西武>◇14日◇みずほペイペイドーム西武のドラフト2位ルーキーである渡部聖弥外野手(22)が、プロとしては108打席目でその嬉しい初本塁打を放ちました。初回、ソフトバンクの大津選手の低めの直球を見事に左翼席に運びました。けがで一時離脱していたこの強打者は、この試合で規定打席にも復帰し、打率3割3分3厘で一気にランキング2位に躍り出ました。昨年のドラフトでは、12球団で13番目に名前を呼ばれた“超ドラ2”としての活躍で、昨季91敗した西武が20勝にリーグで2番目に到達しました。   ◇   ◇   ◇少年時代の「せいちゃん」こと渡部聖は、鉄人の力に憧れていました。彼が大切にしているものがあります。「インクがついていて、『レアやな~』と(笑い)」。広島・府中市の実家には、2215試合連続出場の日本記録を打ち立てた「鉄人」衣笠祥雄氏(2018年に71歳で逝去)の直筆のサインボールが保管されています。山本浩二氏(78)とのYK砲で赤ヘル打線を中心として支えた、広島のレジェンドなのです。渡部聖自身も大学時代、下級生の頃から4番を打ち、長期の離脱はありませんでした。「体は親からもらったもの。元から強い体に産んでくれて感謝です」。彼は大商大の鉄人でもありました。ドラフト2位で西武に入団しました。楽天のドラフト1位として選ばれた宗山塁は、広陵(広島)の同期でしたが、順位は関係ありません。「2位じゃなくて、13番目に選ばれただけじゃけ」と母校の指導者に言われ、その通りだと思っています。春先に「ビッグになります!」と宣言した22歳は、新天地で「せいやん」の愛称を得たばかりです。この新世代の「鉄人」と呼ばれる日まで、実績を積み重ねていくことでしょう。【中島麗】

【広島】新井監督、栗林良吏を8回での起用について「自分の力で9回を取り戻すように伝えている」/一問一答

広島は先発の大瀬良が7回無失点で好投し、ジャイアンツに連勝しました。8回に抑えの役割を担った栗林、そして9回にはハーンが登板。ハーンは3つの四球を与えながらも、無失点で試合を締めくくりました。打線は2回、2アウト一塁から矢野の適時三塁打で先制点を奪い、6回には無死一塁からファビアンの適時二塁打で追加点。8回には1アウト二塁から坂倉の二塁打でリードを広げるなど、効果的な打撃が続きました。試合後、新井貴浩監督(48)の主なコメントは以下の通りです。-大瀬良投手は三塁を踏ませない投球を見せましたね。新井監督 ボールを低めに集めた素晴らしいピッチングだったと思います。-ロースコアの試合が続く中、好投を続ける強さについて新井監督 昨年もそうだったけど、今年も援護がない中でも粘り強く投げることができるのが彼の強みですね。調子が良くない時でも何とかしようとしているのが伝わります。-8回からの継投策について新井監督 昨日からですね。8回と9回を固定せず、基本的にハーンと栗林を併用する形で、相手打者や試合の流れを見ながら決めていく予定でした。-9回はハーン投手が、昨日本塁打を放ったキャベッジ選手に打順が回りましたが新井監督 それも考慮に入れて“やり返してこいよ”という気持ちで送り出しました。 -打線は2回に2死から先制しましたね。新井監督 そうですね、矢野がよく打ちました。速球を引っ張っての良いヒットだったと思います。(一走から生還した)小園もよく走りましたね。次の打順がピッチャーということもあり、アカ(赤松三塁コーチ)もよく回しました。-ファビアン選手が12試合連続安打を達成しました。新井監督 こちらの予想を超える速さでアジャストしてくれています。日々のナイスバッティングには感謝しています。-栗林投手とハーン投手の併用について、何かきっかけがあったのでしょうか。新井監督 栗林も調子が上がってきていますが、彼に全てを任せるのではなく、今はハーンと共に8回、9回を分担して行こうと考えています。もちろん栗林が9回を投げることもあります。彼には8回を経験することで、また感じるものがあるはずです。いずれは自分の力で9回を取り戻すようにと伝えています。

【中日】8回で代打ブライトが貴重な追加点を稼ぎ、三塁打を記録 井上監督から「ここぞのBK」と称賛

この日、再び一軍に昇格した中日ドラゴンズのブライト健太選手(26)が、8回2死二塁の場面で代打として打席に立ち、試合の流れを変える貴重な追加点をもたらしました。ヤクルトの左投手山本選手の外角低めのフォークボールを捕らえた打球は、右翼フェンスを直撃しました。この瞬間、観客3万4654人で埋め尽くされたバンテリンドームは、大きな歓声で揺れました。ブライト選手はなんとか足を踏ん張りながら、三塁打を記録しました。 井上一樹監督(53)は「彼の打率以上に重要な働きをしてくれた。ここぞという時のBK(ブライト健太)」と彼を称賛し、「ここぞのBK」という異名を付けました。ブライト選手は、「そのように評価されて嬉しいです。でも、もっと多く試合に出られるように頑張ります」と更なる活躍を誓いました。

【西武】西川愛也、100万円の賞金獲得!福岡銀行キャラクター「ユーモ」に豪快な打球

埼玉西武ライオンズの外野手、西川愛也選手(25歳)が100万円の賞金を獲得しました。第8回表で、右翼フェンスに描かれた福岡銀行のブランドキャラクター「ユーモ」に打球を見事に当て、その結果として福岡銀行からの賞金が授与されることになりました。8回裏が終了した際に、このニュースが場内アナウンスされると、大きな拍手が巻き起こり、修学旅行で球場を訪れていた中学生たちも大いに盛り上がっていました。

【西武】ドラフト2位・渡部聖弥が108打席目にしてプロ初ホームラン!「とても気持ち良かった」規定打席に再到達

西武ライオンズのドラフト2位ルーキーである渡部聖弥外野手(22)が、プロ初のホームランを遂に打ちました。この一打は、オープン戦でも二軍でも見られなかった、文字通りのプロ1号です。「すごくいい感触でした。気持ち良かったです」と、笑顔でコメントしました。試合の初回、2死で走者がいない場面で、ソフトバンク大津投手の初球の低めのストレートを見事に捉えました。「ある程度コースを絞って打席に入った結果です」と語ります。渡部選手が引っ張った打球は低く伸び、フェンスの最上段に当たってからテラス席に飛び込みました。プロ通算108打席目で祝福すべき初ホームランとなりました。4月27日には打率が.450を超える活躍を見せていたものの、投手陣の研究により打率は.333まで落ち込みました。5月は前日まででわずか.170。「この壁はいつかは来ると思っていました」と述べ、「ボールに向かう体のポジションが変わってしまった」と分析しています。そこで生じた微妙なズレを、首脳陣やスタッフの助言を得ながら修正中です。右足首の捻挫で一時離脱していた渡部選手ですが、この日の5打席目で規定打席に復帰し、打率.333でリーグ2位にランクインしました。「これからが長い戦いです。現在の打席の数字で評価されるわけではありません」と、安定した活躍を続けています。ドラフト1位には選ばれなかったものの、今では堂々と西武の中心選手となっています。【金子真仁】

【中日】涌井秀章、42年ぶりの快挙 達成!4球団で10勝、6回無失点で今季2勝目

```html 中日ドラゴンズがヤクルトスワローズに連勝し、借金を2に減らしました。初回1アウト一塁の場面で、29歳の外野手・上林誠知選手が右中間へ適時三塁打を放ち、先制点を奪いました。38歳の先発投手・涌井秀章選手は、6回を投げて4安打無失点と素晴らしい投球を見せました。7回以降は救援陣がリードを守り切る形となりました。この試合で今季2勝目を挙げた涌井選手は、中日で通算10勝目を達成しました。これまでに西武ライオンズで85勝、ロッテマリーンズで48勝、楽天イーグルスで21勝を記録しており、4球団それぞれで10勝以上を挙げたのは、1983年の阪神タイガース・野村収選手以来、42年ぶりの偉業となります。 ``` This rephrased article preserves the original structure and cultural nuances relevant to a Japanese audience.

【ソフトバンク】近藤健介選手、3軍戦で復帰も右足の違和感で途中交代 4月に腰の手術を受け復帰を目指す

ソフトバンクの近藤健介外野手(31歳)は、試合に復帰したものの、3回目の第2打席で途中交代を余儀なくされました。 試合では「2番DH」として先発出場。もともとは3回の打席に立つ予定でしたが、3回目の第2打席で代打が起用されました。球団によると、彼は右足に違和感を感じたとのことです。試合前の練習では、ノックやフリー打撃を問題なくこなしていました。第1打席では、初球からスイングし、結果はライトフライに終わりました。 近藤選手は4月2日に腰の手術を受け、その後、順調にリハビリが進行していました。前日13日には、術後初めての実戦形式の打撃練習(ライブBP)に参加しました。

【巨人】山口オーナー「再び問題を起こしてしまい、大変遺憾です」オコエ選手ら書類送検に対するコメント

巨人の山口寿一オーナー(68)は14日、違法オンラインカジノの利用が原因で書類送検されたオコエ瑠偉外野手(27)と増田大輝内野手(31)についてコメントを発表しました。東京都内で開催された一般財団法人「スポーツエコシステム推進協議会」のシンポジウムに参加した際に、「この問題に気づくのが遅れたことを深く悔やんでおり、反省しています。巨人軍では10年前にも4人の選手が野球賭博に関与して3人が無期失格、一人が1年間の失格処分を受けた事例があります。今度はオンラインカジノという形で、再び問題に関与してしまいました。本当に残念です。10年前と比べてスマートフォンの普及により、違法行為は国境を越えやすくなっています。選手が賭博に関わるリスクは当時より大きくなっていることをもっと自覚すべきでした」と述べました。また、オコエ選手と増田選手がトランプやバカラをプレイしていたが、スポーツ賭博には関与していなかったことも明らかにされました。

日本からの海外スポーツ賭博は推計6兆4503億円、海外から日本向けは推計4兆9112億円

一般財団法人「スポーツエコシステム推進協議会」は、2024年において日本国内の人々が海外のスポーツベッティングサイトを使用してかけている金額が約6兆4503億円になると発表しました。このうち、海外のスポーツに対する賭け金は約5兆4319億円、日本国内のスポーツに対する賭け金は約1兆183億円でした。 日本国内のスポーツで賭けの対象となった競技では、プロ野球が最も高額で約5281億円という結果になりました。2位はサッカー(Jリーグ、天皇杯など)で約3334億円、3位がバスケットボール(Bリーグ、天皇杯、Wリーグ)で約869億円、4位がテニスで439億円、5位がバレーボールで163億5000万円でした。 日本から賭けの対象となったスポーツリーグや大会では、1位が国内のプロ野球(5281億円)、2位がサッカーのプレミアリーグ、3位がバスケットボールのNBA、4位がサッカーのUEFAチャンピオンズリーグ、5位がサッカーのEURO2024、6位がサッカーのJリーグ、7位がサッカーのスペインリーグ、8位が米国の野球リーグ(MLB)、9位がサッカーのUEFAヨーロッパリーグ、10位がサッカーのセリエAでした。 この調査は協議会が海外スポーツプロバイダー(接続業者)を通じて独自に行い、推計した金額です。 一方、海外から日本のスポーツに対して賭けられた額は総計約4兆9112億円と推計され、そのうち海外居住者が賭けた金額は約3兆8928億円、日本居住者は約1兆183億円でした。 スポーツ別内訳では、サッカーが約2兆8534億円で最も多く、続いて野球が約8829億円、バスケットボールが約5223億円でした。 賭け金における国別シェアでは、サッカーで中国からが61%、日本からが12%、インドネシアからが7%占めていました。野球では日本からが60%、中国からが18%、米国からが11%、韓国からが8%、台湾からが3%でした。 3月には警視庁が公表した実態調査によると、国内でオンラインカジノを利用した経験者は約337万人いるとされ、年間賭け金総額は約1兆2000億円と推計されることも分かっています。

【ソフトバンク】秋広優人が入団会見「ジャイアンツに損したと感じさせるくらいの活躍を」

ソフトバンクに新たに加入した秋広優人内野手(22)と大江竜聖投手(26)が、14日に行われた福岡のみずほペイペイドームでの入団会見に出席しました。 秋広選手は「ジャイアンツに手放して損したと思わせるような活躍を目指します。重要な場面でヒットを打てる、勝負強いバッターになりたい」と意気込みを語りました。一方、大江選手は「チームに貢献できるように、与えられたところで全力を尽くしたい」と決意を述べました。 秋広選手は2023年シーズンで過去最多の121試合に出場し、打率.273、10本塁打、41打点を記録しました。彼は「身長が高いのでホームランバッターに見られがちですが、自分はむしろ打率に自信があります」とコメントしました。守備では一塁だけでなく、外野の両翼もこなします。 大江選手は貴重な左投げの中継ぎとして期待されており、過去に通算149試合に登板し、無敗の7勝、34ホールド、防御率3.75の成績を持っています。ソフトバンクの現状では左の中継ぎ陣が不足しており、大江選手は重要な戦力になる可能性が高いです。彼は「パ・リーグには良い打者が多いですが、左打者は必ず抑えたい」と力強く語りました。 背番号は秋広選手が「52」、大江選手は「29」と決まりました。会見後にはチームの試合前練習に参加し、秋広選手は一塁と左翼で守備練習を行い、自由打撃では42スイング中に5本の柵越えを見せました。