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【阪神】村上頌樹の40イニング連続無四死球がストップ 中日戦で上林誠知を申告敬遠

阪神タイガースの村上頌樹投手(26)は40イニングにわたって続いていた無四死球の記録が途絶えました。0-0で迎えた6回、2アウトランナー三塁の場面で、初回に既にヒットを放っている中日の上林誠知外野手(29)との対戦を迎えましたが、申告敬遠という形で四球を与えました。これが4月18日に甲子園で行われた広島戦の2回以来、今月初の四球となりました。その後、4番バッターのジェイソン・ボスラー外野手(31)をセンターフライに仕留め、無失点で切り抜けました。

【日本ハム】金村尚真が驚異の3度目完封勝利、球団59年ぶりの快挙!すべての4勝が完投で、チーム首位を堅持

日本ハムの金村尚真投手(24)が、球団にとって59年ぶりとなる偉業を達成しました。彼は、12球団の中で最多となる、このシーズン3度目の完封勝利で4勝目を手にしました。5月までに3度完封勝利を挙げたのは、球団では1966年の嵯峨健四郎以来のことです。金村投手は、9日の楽天戦(エスコンフィールド)で9回1失点の完投勝利を収めた後、中13日で再び先発登板し、スコアボードに「0」を並べ続けました。3回と8回には得点圏にランナーを背負いながらも、要所をしっかりと締め、敵地でのシャットアウトを完結させました。これでチーム全体でも5度目の完封勝利(3人)、10度目の完投勝利(5人)を達成し、12球団トップの数字を独走しています。すべては、開幕戦でプロ初の完投初完封勝利を飾った金村投手から始まった、最強の先発陣のタフネスぶりが光ります。この日も、"代役4番"の郡司裕也捕手(27)が2回に放った先制3号ソロホームランが決め手となり、延長11回を戦った翌日の移動ゲームとなった3連戦の初戦を白星でスタートし、首位をがっちりキープしました。

【阪神】森下翔太、試合前練習に参加し3番右翼で先発出場

阪神の森下翔太外野手(24)は、1軍チームと一緒に球場に姿を現しました。荷物を携えて歩く姿は、特に足をかばっている様子は見られませんでした。 試合前の練習においては、ウォーミングアップから参加し、左膝にサポーターをつけながら他の選手とともに守備・打撃練習に精を出していました。フリー打撃では、左右に力強い打球をフェンス直撃させるなどの場面も見られました。 試合では3番右翼としてスターティングメンバーに名を連ねました。 森下選手は前日の22日、甲子園での巨人戦8回において、自打球が左膝の内側を直撃。しばらく倒れ込んだ後、プレーを続行しましたが、その直後の守備からベンチに下がっていました。 22日の試合後には「(23日の出場は)まだわからない。明日になってみないと…。症状は、まあ、いろいろあります」と語っていました。

【楽天】浅村栄斗選手、2000安打達成にあと一歩!妻・淡輪ゆきさんがXで喜びを投稿「1999」

タレントでフリーアナウンサーの淡輪ゆきさん(32)が自身のX(旧ツイッター)を更新し、夫である楽天の内野手、浅村栄斗選手(34)が通算1999安打を達成したことを喜びました。平成生まれの選手として初の通算2000安打まであと2本という状況の中、彼は「6番一塁」で2試合連続で先発出場。試合の6回、2アウトの場面で、日本ハムの金村投手から左前打を放ちました。これを受けて、淡輪さんは即座にXを更新し、「1999」と拳の絵文字を添えて投稿。ファンたちも「いよいよリーチ」「あと1」などとコメントし、盛り上がりを見せています。

日本ハムの金村尚真選手と、西武の平沢大河選手が登録される 日本ハムの古林睿煬選手や広島のドミンゲス選手は抹消/23日の公示

5月23日に発表されたプロ野球の出場選手の登録および抹消情報は以下の通りです。【セ・リーグ】<登録>なし<抹消>広島 J・ドミンゲス投手【パ・リーグ】<登録>日本ハム 金村尚真投手西武 与座海人投手西武 平沢大河内野手<抹消>日本ハム 古林睿煬投手ロッテ 横山陸人投手オリックス 山崎颯一郎投手オリックス 田嶋大樹投手オリックス 川瀬堅斗投手※再登録は6月2日以降となります。

【ソフトバンク】巨人から加入した大江竜聖、移籍後初の1軍合流「全力で行きます」

ソフトバンクに巨人からトレードで加わった大江竜聖投手(26)は、23日に移籍後初めて1軍に合流しました。この日は、みずほペイペイドームで行われた投手練習に休日を返上して参加し、ストレッチやキャッチボールなど、先発投手陣と共に汗を流しました。彼は「体を動かしたかったのと、先発の方にあいさつする機会だったので」と振り返りました。12日に巨人から2対1の交換トレードでソフトバンクに加入した左腕大江は、ウエスタン・リーグで3試合に登板し、1セーブを記録するなど、3回を無失点で好投を見せています。「状態は良い感じです。結果で頑張りたい」と力強く話しました。22日にはダーウィンゾン・ヘルナンデス投手(28)が出場選手登録を抹消され、左の中継ぎ陣が手薄な状態となっています。大江はプロ9年間で通算149試合に登板し、7勝0敗、34ホールド、防御率3.75という実績を持ち、経験豊富でワンポイントでの起用にも期待されています。「任された場所で、自分の力を発揮したいです。全力で行けるところまで行く気持ちでやっていきたい」と意気込みを語りました。

大谷翔平、ニューヨーク遠征へ 敵地メッツ戦で千賀滉大と今季初対戦 ビジター6連戦前に休養

ドジャース大谷翔平投手(30)は22日(日本時間23日)は試合がなく、23日(同24日)から敵地ニューヨークでナ・リーグ東地区2位の強豪メッツ戦に臨む。3戦目にはナ・リーグ防御率1位の千賀滉大投手(32)が先発予定で、大谷と今季初対戦になる。公式戦では23年に対戦し2四球と右二塁打、ポストシーズンでは昨年、2試合で二ゴロ、右安、四球だった。日本時代は22打数5安打、2本塁打、4打点だった。大谷は今季ここまで打率3割4厘、17本塁打、31打点。「1番DH」で出場した21日(同22日)ダイヤモンドバックス戦(ドジャースタジアム)は4打数無安打で4試合ぶりのノーヒットに終わったが、チームは4番T・ヘルナンデスの逆転3ランで快勝した。デーブ・ロバーツ監督は試合後、メッツ戦に向けて「ここ2試合、選手たちはいい仕事をしてくれた。次は遠征で試練が訪れる。メッツは今シーズン開幕からずっといいプレーを続けているチーム。(昨年のリーグ優勝決定シリーズの)リベンジしたいとも思っているだろう。ファンも盛り上がって、いい雰囲気になる。我々も選手にいいプレーを期待したい」と語った。

レッドソックス吉田正尚が60日間のILに移行 右肩リハビリ再開も復帰のめど立たず

レッドソックスは22日(日本時間23日)、シーズン開幕から負傷者リスト(IL)入りしている外野手の吉田正尚(31)が、右肩のリハビリ中であることから10日間のILを60日間に延長すると発表しました。これは、エンゼルスからライアン・ノダ内野手(29)を金銭トレードで獲得し、40人枠を空ける必要が生じたための措置です。 吉田選手は昨年10月に右肩の手術を受けて以来、スローイングに万全ではなく開幕からIL入りしています。フロリダ州フォートマイヤーズのキャンプ施設で調整を続けていましたが、今月2日にボストンに戻り、MRI検査を受けました。その後、4日に抗炎症効果のあるコルチゾン注射を受けました。21日にリハビリを再開し、60フィート(約18メートル)の距離で投球練習を始めたとコーラ監督が発表しました。IL入りしてからの日数は25日で、開幕から60日を迎えますが、まだ復帰のめどは立っていません。 一方、ノダ選手は2023年にアスレチックスでメジャーデビューを果たし、1年目に16本塁打を記録しました。しかし、昨季は36試合の出場に制限され、オフシーズンにエンゼルスに移籍しました。ノダ選手は今季メジャーの試合には出場しておらず、今月18日にDFA(メジャー40人枠から外す措置)となっていました。左膝を負傷し今季絶望となった一塁手カサスの代わりとして期待されています。

ヤクルトの村上宗隆が野手部門で7位 25年オフのMLB注目FA候補50名

アメリカのメディア「The Athletic(ジ・アスレチック)」は、21日(日本時間22日)に25年オフに注目される米メジャーリーグのフリーエージェント(FA)候補トップ50を発表しました。そのリストにおいて、ポスティングによるメジャー挑戦が期待されているヤクルトの村上宗隆内野手(25歳)が、野手部門で7位にランクインしました。現在、彼は上半身のコンディション不良により2軍で調整中です。「メジャーリーグでは打率約.240から.260程度と予想されていますが、30本塁打を狙える強打者と評価されています。守備力については、三塁では平均以下、一塁ではまずまずとされています。今シーズンから初めて左翼も守っています。もし彼の三塁での守備をチームが受け入れる場合、ヤンキース、レッドソックス、タイガース、マリナーズ、レンジャーズ、パドレスが関心を示す可能性がある」とされています。リストの1位にはカブスのカイル・タッカー外野手(28歳)がランクインしました。

【ロッテ】池田来翔2打席連発5打点の大暴れ、いつも隣にいるのは同い年のライバル

ロッテ池田来翔内野手(25)が2本塁打5打点の活躍でチームの勝利に貢献した。6回2死一、二塁から、マリーンズファンの待つレフトスタンドへ3ラン本塁打。「カウントが3-2だったのでコンパクトに強く振ることだけを考えてました。打つことができて良かったです」と振り返った。7回にもプロ初の2打席連続本塁打。まるで前の打席のリプレーのような左翼への2ランを放ち、計5打点と大暴れした。笑顔でナインとハイタッチをした。苦しいとき、必ず隣には一緒に頑張るライバルの姿があった。同い年、同じ内野手の安田尚憲だ。春季キャンプではともに宮崎・都城でのB班スタート。全体練習後、池田は必ずサブロー2軍監督とみっちり打撃練習。毎日、隣には福浦1軍・2軍統括打撃コーディネーターのもとでバットを振り続ける安田の姿があった。4月17日、ファーム楽天戦でそろって失策を記録。試合後、西日に照らされながら2人で納得のいくまで、約1時間のノックを受けた。練習後、泥にまみれたユニホーム姿でそろってグラウンドから出てきた。池田は「彼も同じポジションですし、2人では同じポジションだから、みたいな話はします。仲はいいですけど、どっちかが試合に出られないから。一応僕らの中でも同じポジションっていうのは多分思ってる」と胸の内を明かした。この日はともに先発出場し、安田も4出塁含む2安打1打点の活躍。ロッテの99年世代2人で計4安打6打点と輝きを放った。7回には、先頭の安田が四球で出塁した。2死一塁から池田が2ランを放ちダイヤモンドを1周すると、先にホームに戻った安田が笑顔で待ち構えていた。つらい練習を乗り越えてきた友と笑顔でハイタッチし、喜びを分かち合った。これからも切磋琢磨(せっさたくま)しながら、チームをけん引していく。【星夏穂】【関連記事】ロッテニュース一覧