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【中日】川越の幻の2ランに関するNPBの見解「本塁打映像を確認」抗議せずに川越に対する“幻弾”の査定も

中日ドラゴンズは30日、27日に行われたヤクルトとの試合(神宮球場)において、8回に川越誠司外野手(31)が放った右翼ポール際のファウル判定について、これ以上の抗議は行わない意向を示しました。巨人との試合(バンテリンドーム)の試合前練習中に、朝田憲祐球団本部長が説明しました。「NPBもその後独自に検証を行い、『本塁打とする映像を確認したが、当時の審判団は最善の検証を行ったと理解してほしい』とのコメントがありました。判定が覆ることはないため、将来的にこのようなことが起こらないよう、リプレー検証の見直しを進め、より良い改善を目指すということなので、球団としてはこれで終わりとします」と述べました。幻の2ランを打った川越選手の査定については、「私の担当ではありませんが、何らかの対策が必要ですね」とし、“幻の本塁打”の査定を考慮する意向を示しました。

【阪神】佐藤輝明が20万票を突破、打点トップに並ぶ森下翔太に続く偉業/球宴中間発表

日本野球機構(NPB)は30日、「マイナビオールスターゲーム2025」(7月23日=京セラドーム大阪、7月24日=横浜)におけるファン投票の中間結果を発表しました。三塁手部門で阪神の佐藤輝明内野手(26歳)が20万票を突破し、21万5285票を獲得しました。これはセ・リーグでは阪神の森下翔太外野手(24歳)に続く高得票数となっています。この2人は打線の中心として活躍しており、ともに34打点でリーグトップに並んでいます。

【オリックス】中日から岩崎翔を金銭トレードで獲得

オリックスは30日、中日ドラゴンズから岩崎翔投手(35)を金銭トレードで獲得したことを発表しました。岩崎投手は2007年の高校生ドラフトで1巡目指名を受けて福岡ソフトバンクホークスに入団しました。2017年には最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得しています。2022年からは中日でプレーしており、今シーズンは中継ぎとして4試合に登板し、防御率2.08を記録しています。オリックスは今シーズン、宇田川優希投手(26)、小木田敦也投手(26)、吉田輝星投手(24)など5名の投手が相次いでトミー・ジョン手術を受け、長期離脱を余儀なくされていました。そのため、中継ぎ陣の強化を進めており、交流戦を控えた中、経験豊富な右腕の加入が期待されています。

宮本慎也氏「日本の右打者で史上最強」鈴木誠也の大活躍に「相当すごい。恐ろしい」

元ヤクルトの宮本慎也氏(54=日刊スポーツ評論家)が、公式YouTube「解体慎書」を更新し、両リーグトップの51打点をマークするカブス鈴木誠也外野手(30)の活躍について語った。今季の活躍ぶりに「すごいですね。普通に考えて」と絶賛しながら「ケガさえなければ、20発は軽くクリアするだろうし、30発、40発みたいな話になってくると、30発を一気に乗り越えて、40発打ってほしいなと思いますね」と40本塁打超えを期待した。宮本氏は「何かの対談で外から入ってくるシンカーが全然打てないと。それには(インパクトの時に)ヘッドをちょっと落としていかないと打てないという結論にいったみたいで、たぶんそれをやってるんだと思うんですけど。それがいい具合にはまって、打球も上がってという感じじゃないですか」と話した。日本人選手がメジャーリーグで指名打者で活躍することに「体とかすごいもんね。あれくらいにならないとダメなんですね」としみじみと話した。「やりこめばあれだけになるんだなと思って。だって、高校の時の体からは想像つかないですもんね。(ドジャースの)大谷とかもそうですけど。やっぱり地道にやっていけば、でかくなっていくんですね、やっぱり」と実感を込めるように話した。宮本氏は「右バッターっていうところに価値があるし、やっぱり外野って、特にメジャーだと打たないと話にならないと思うんですよ。そこで結果を出してるんで、もちろん大谷もすごいですけど、誠也も相当すごいですよ。いや、恐ろしいですよ。鈴木誠也は日本の右打者でいうと、史上最強じゃないかと思われるんで、注目して見てください」と称賛した。鈴木は今季、52試合に出場し、打率2割7分3厘、14本塁打、51打点で打線をけん引する。

大谷翔平VSジャッジ 31日からWシリーズ以来の再戦へ ジャッジはド軍戦驚異の10戦8発

ドジャース大谷翔平投手(30)は29日(日本時間30日)は試合がなく、30日(日本時間31日)から本拠地ドジャースタジアムで、昨季のワールドシリーズ以来の対戦となるヤンキースとの3連戦を行う。ここまで両リーグ最多20本塁打を放つ大谷と、18本塁打のアーロン・ジャッジ外野手(33)との対戦。大谷はエンゼルス時代を含め、対ヤンキース戦は通算26試合で91打数19安打、打率2割9厘、9本塁打、18打点。ジャッジはドジャース戦通算10試合で36打数14安打の打率3割8分9厘、8本塁打、11打点と好相性を誇っている。大谷のドジャース移籍後初対戦ととなった昨季は、ヤンキースタジアムで大谷は19打数2安打に封じられ、ジャッジは1本塁打を放った。ドジャースが4勝1敗で制したワールドシリーズは、第2戦の盗塁で大谷が左肩を脱臼。ジャッジは第5戦に中飛を落球し、そこからチームが逆転負けするなど様々なシーンがあった。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(52)は26日に放送されたABEMA独占インタビュー企画「おはようロバーツ」で、ジャッジについて「アメリカンリーグでずばぬけて一番の選手。またMVPを獲得するでしょう。彼はボール球にはほとんど手を出さない。投手が勝負を避けても彼は四球を選ぶ。広角に打てるし、飛距離だけでなくセンターにもライトにも打てる。つまりフィールド全体に打てて四球も選べる」と称賛し、警戒を高めていた。

カブス3Aの前田健太、再び不調で2回途中9失点、防御率24.30に

カブス傘下3Aチームであるアイオワの投手、前田健太選手(37)は、またしても厳しい試合となりました。メッツの傘下3Aであるシラキュースとの試合で先発し、1イニング0/3で7安打9失点、3四球2三振という結果に終わりました。カブスとマイナー契約後、これで3試合連続での防御率は24.30となっています。 初回に前田投手は、1番打者のギルバートに対して四球を与え、その後の打者には89.4マイル(約143.9キロ)の初球フォーシームを二塁打にされ、わずか5球で失点となりました。3番のマウリシオを空振り三振に取り、元オリックスの4番メネセスを三ゴロで抑えて2アウトを取ったものの、続く5人に連続安打を浴び、初回だけで6点を失いました。 前田は2回もマウンドに上がりましたが、連続で2人に四球を与え、続いてメネセスに左前ヒットを許し、無死満塁で降板となりました。後を受けたリリーフ投手がランナー3人を返し、結果的に前田投手には9失点が記録されました。投球数47球中27球がストライクで、最速は91.2マイル(約146.8キロ)でした。 前田選手はこれまで、ドジャース、ツインズを経て23年オフにタイガースに加入。今季はリリーフとして開幕しましたが、7試合で防御率7.88と苦戦し、7日に自由契約となりました。その後、16日にカブスとマイナー契約を結びましたが、2回4失点、前回の試合では4回途中5失点と制球に苦しんでいます。メジャーでの通算成績は226試合(先発172試合)で68勝56敗、10ホールド6セーブ、防御率4.20です。

ドジャース、メッツ守護神ディアスの弟を獲得 WBCプエルトリコ代表の右腕アレクシス

ロサンゼルス・ドジャースは29日(日本時間30日)、シンシナティ・レッズから右腕リリーフのアレクシス・ディアス投手(28)をトレードで獲得したと発表しました。このトレードにより、レッズには昨年のドラフトで指名されたマイナーリーグのマイク・ビラーニ投手(22)が移籍します。 プエルトリコ出身のディアスは2022年にメジャーデビューし、1年目から59試合に登板して防御率1.84という素晴らしい成績を残しました。2023年シーズンは71試合で9勝6敗、2ホールド、37セーブ、防御率3.07を記録し、初のオールスター選出を果たしました。しかし、昨シーズンは60試合で28セーブ、防御率3.99と前年を下回る成績に終わりました。 今シーズンは、6試合で合計6回を投げ、8安打8失点、防御率12.00と振るわず、今月1日にマイナーリーグの3Aに降格されました。それでも、3Aでも14試合に登板し、防御率4.61と苦戦しています。メジャー通算では196試合に登板し、18勝14敗、17ホールド、75セーブ、防御率3.21を記録しています。また、2023年のWBCではプエルトリコ代表として出場しました。ニューヨーク・メッツの守護神、エドウィン・ディアス(31)は彼の兄です。 一方、レッズに移籍するビラーニ投手は、昨年のドラフトで13巡目(全体400位)で指名され、現在ルーキーリーグでプレーしています。さらに、ドジャースは40人の選手枠を空けるために、右前腕の違和感で今月7日に故障者リスト(IL)入りしたリリーフ右腕のイバン・フィリップス(30)を、15日間から60日間のILに移行させました。 ドジャースの投手陣には故障者が続出しており、佐々木朗希、スネルを含む計14人が現在IL入りしています。リリーフ投手ではフィリップスに加え、イェイツ、コペック、トライネンらも離脱しています。

【楽天】村林一輝、スクイズの失敗を乗り越え勝利に貢献「ファウルになってくれて良かった」と冷静に対応

現時点でリーグの首位打者を誇る楽天の村林一輝内野手(27)が、試合の鍵を握る一打でチームの勝利に貢献しました。6回、一死二、三塁の同点場面でスクイズを試みた村林選手。しかし打球はファウルとなりました。村林選手は「ファウルになってくれて良かった」と気持ちを切り替え、3球目のストレートを力強く振り抜きました。その結果、左翼線への2点適時二塁打となり、楽天は勝ち越しに成功しました。試合後、西武の武内投手がスクイズを警戒してワンバウンドの変化球を投じたと聞かされると、村林選手は「そうなんですか? すごいですね…」と驚きを隠せませんでしたが、最終的には彼に軍配が上がりました。同点の5回には、左前に抜けるかという打球を見事にキャッチし、三塁での守備でも貢献しました。この日、村林選手は2本のヒットと2打点を記録し、打率は3割3分6厘に上昇しました。昨シーズンは遊撃手としてレギュラーの座を確保しましたが、今シーズンは新人の宗山選手の影響で主に三塁手として出場しています。攻守ともに優れた27歳の村林選手は「試合に出るからには全力を尽くします。勝つために頑張るだけです」と力強く語りました。

【中日】井上一樹監督、幻弾判定で敗戦翌日から2連勝「あの試合が起点と思ってもいい」一問一答

中日が序盤3回までに11安打で6点を奪いヤクルトに連勝した。先発カイル・マラー投手(27)は7回6安打無失点で来日初勝利。チームの借金は4となった。試合後の井上一樹監督(53)の一問一答は以下の通り。   ◇   ◇   ◇-序盤から打線が活発「あんまりね。年間にいっぱいあることないけど…。2点、3点、1点っていい感じでしたね」-1回、高橋周平の先制打が大きかった「あれが一番大きかったね。その後、みんながつられてって言ったらおかしいけど。周平が、球落ちてないうち(インプレー中)にガッツポーズしてるから、『おい! 球、見とけ! 』って、みんなに言われてたけど。それくらいあいつもどうしても(打ちたい)って。あいつもシミュレーションしてたからね、バッティング(練習)の時。シミュレーション生きたなって話もしたんだけど、大きかったです」-この3連戦、福永のけがもあった「(福永)裕基のけがをそうやってネタにしようとするんだろうけど、周平が同一ポジションだから『周平頑張れ』って気持ちはもちろんあるけど、あいつ(福永)がいなかった、それで復帰した、それでまたけがをしたって形を考えれば、周平のみならず、他の連中で穴を埋めないとあかんっていう。元のさやにもどったって言えば言葉が変だけど、結局ちょっと頼りになるやつが帰ってきたと思えば、また離脱なので、周平のみならずってことですね」-2回は村松の一発「あいつここ(神宮)でしか打たへんからな。上林のホームランもやし、村松のもそうやけど、喜んでいいんか? どうやねん? 入ってんのか? ってのが」 -上林もここ最近悩んでいた「悩んでる…。長いシーズン、あいつもレギュラーで出してる上で、久しぶりにずっと出てる感覚はあるだろうから、でも、『疲れてるとか言ってんなよ』ってオレらは発破をかけるけど、あいつは3月、4月の貢献者なので、気遣ってる部分と、尻をたたく部分と使い分けていきたいと思う」-初戦の川越の打球がファウル判定になった試合からの連勝「そうですね。まあまあ、たらればをね、いまさら言ってもしょうがないんで。まあ、あの試合が起点となってというか。あれがきっかけでっていうふうなものも思ってもいいかなっていうところもあるけどね」-マラーが来日初勝利「オレに言わせれば2カ月遅れのね、勝ち投手だもんね。だから、もう、こちらの要望は、『今日の勝ちをやっぱり自信にして、今までちょっと出遅れた部分をお前取り返せよ』っていう、そういうメッセージを送りたいと思います」-6連戦考えたら、松山を休ませられたのは「まあまあマツもそうやしな。(清水)達也もそうやしね。休ませられる。野手陣はもちろん必死になってるんだろうけども、うちのとりでを出さずして勝てる試合を増やしていきたいなと思います」【関連記事】中日ニュース一覧

【オリックス】相撲協会と夢のコラボ!選手たちが力士に大変身!?「美大海」や「紅ノ富士」って誰?

オリックスは29日、6月3日から5日までの広島戦交流試合で行われる「日本相撲協会」との特別コラボに先立ち、京セラドーム大阪で掲示されるプロモーション画像を発表しました。10人の選手が力士に変身したユニークな合成写真で、化粧まわしはそれぞれの出身地にちなんだデザインが施されています。宮城大弥投手(23)の画像では、四股名が「美大海(ちゅらたいかい)」で、化粧まわしには沖縄のシンボル、シーサーやハイビスカスが描かれています。また、紅林弘太郎内野手(23)は「紅ノ富士」として、化粧まわしに富士山がデザインされています。この3試合では、球場内外に優勝額やのぼり旗をイメージした装飾が施されます。初日の3日には大阪出身の宇良関が登場し、特別に呼出によるアナウンスで始球式を行います。