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3連覇かかる早大か、4季ぶり優勝狙う明大か… 令和初ノーノー伊藤樹と毛利海大がエース対決

激アツな展開だ。東京6大学春季リーグの優勝の行方は早大と明大に絞られ、3日に神宮球場で優勝決定戦が行われる。リーグ創設100周年にふさわしい両校による決定戦は、昨秋に続き2季連続。天皇杯を抱くのは3連覇がかかる早大か、4季ぶりの優勝を狙う明大か-。共通している点は、首脳陣の信頼が厚い勝ち頭がいることだ。早大の伊藤樹投手(たつき、4年=仙台育英)は、負ければ優勝の可能性が消滅する明大2回戦で令和初のノーヒットノーランを達成。そこからさらに3連投で勝利を手繰り寄せ、勝ち点、勝利で明大と並んだ。逆転優勝の望みをつなぎ、小宮山悟監督(59)は「5連投になりますが、最後はたつきでピシャッと」と大一番でのエース起用を明言した。一方、明大には最優秀防御率を獲得した毛利海大投手(4年=福岡大大濠)がいる。勝ち星は伊藤樹と同じリーグトップの今季6勝を挙げ、防御率1・34をマーク。リーグ最終戦後に「明日からプレーオフ(=決定戦)に向けてやっていきたい」と戸塚俊美監督(60)の下で万全の準備を整え、先発有力候補に上がる左腕が「打倒早稲田」に導く。【平山連】

【球宴】西武の甲斐野央が逆転!中継ぎ部門で首位に 中間発表/パ・リーグ全選手の得票数一覧

日本野球機構(NPB)は2日、「マイナビオールスターゲーム2025」(7月23日=京セラドーム大阪、同24日=横浜スタジアム)のファン投票第9回中間発表を行いました。 ついに逆転の瞬間が到来しました。中継ぎ投手部門では、初日から首位を守り続けていたソフトバンクの松本裕樹投手(29)が、西武の甲斐野央投手(28)に抜かれて首位を譲りました。 遊撃手部門では新人ながらも堂々の1位に立つ楽天の宗山塁内野手(22)に、2位のオリックス紅林弘太郎内野手(23)が9561票差で迫っています。 パ・リーグのノミネート選手一覧は以下の通りです。 【先発投手部門】 1位 西武 今井 128,549票 2位 オリックス 宮城 102,836票 3位 日本ハム 伊藤 76,663票 4位 日本ハム 山崎 64,476票 5位 ソフトバンク モイネロ 53,577票 6位 オリックス 九里 37,310票 7位 西武 隅田 23,369票 8位 オリックス...

【球宴】阪神森下翔太12球団最速30万票突破、外野手部門独走 中間発表/セ全選手得票数一覧

日本野球機構(NPB)は2日、「マイナビオールスターゲーム2025」(7月23日=京セラドーム大阪、同24日=横浜スタジアム)のファン投票第9回中間発表を行った。阪神森下翔太外野手(24)が12球団最速の30万票を突破。初日から外野手部門1位を独走し、30万4414票を獲得している。三塁手部門を独走中の阪神佐藤輝明内野手(26)30万到達まであと2万8507票の27万1493票で、2位ヤクルト茂木に19万6833票差つけている。セ・リーグのノミネート選手一覧は以下の通り。【先発投手部門】1位 阪神村上 10万5355票2位 巨人山崎 9万8163票3位 阪神才木 6万5931票4位 中日高橋宏 5万5825票5位 DeNAバウアー 4万2598票6位 中日松葉 3万2608票7位 DeNA東 2万2455票8位 広島森下 2万1525票9位 広島床田 1万5974票10位 巨人井上 1万3162票 【中継ぎ投手部門】1位 巨人大勢 16万9333票2位 阪神石井 10万4866票3位 中日清水 8万8079票4位 DeNA伊勢 4万584票5位 広島島内 3万2042票 【抑え投手部門】1位 巨人マルティネス 15万3543票2位 中日松山 14万4207票3位 阪神岩崎 9万9264票4位 DeNA入江 7万4902票5位 広島栗林 4万3630票 【捕手部門】1位 巨人甲斐 18万8541票2位 阪神坂本 9万6171票3位 DeNA山本 6万4177票4位 広島坂倉 6万1906票5位 中日木下 5万17票 【一塁手部門】1位 阪神大山 18万7783票2位 DeNAオースティン 10万6436票3位 巨人岡本 7万2072票4位 ヤクルトオスナ 7万225票5位 中日中田 4万3681票 【二塁手部門】1位 DeNA牧 18万3676票2位 阪神中野 15万3780票3位 巨人吉川 9万872票4位 中日田中 4万9226票5位 ヤクルト山田 3万8907票 【三塁手部門】1位 阪神佐藤輝 27万1493票2位 ヤクルト茂木 7万4660票3位 広島小園 6万3221票4位 DeNA宮崎 4万4425票5位 巨人坂本 3万7168票 【遊撃手部門】1位 広島矢野 15万623票2位 阪神木浪 11万7222票3位 DeNA森敬 4万8604票4位 巨人泉口 4万5615票5位 中日村松 4万5022票 【外野手部門】1位 阪神森下 30万4414票2位 阪神近本 23万1443票3位 中日上林 13万2634票4位 中日岡林 11万9744票5位 広島ファビアン 9万2060票6位 阪神前川 9万488票7位 巨人キャベッジ 8万5852票8位 DeNA佐野 7万4532票9位 広島秋山 6万2469票10位 中日細川 5万6566票

【ロッテ】コーチ陣の再配置 サブロー2軍監督が1軍ヘッドコーチに昇格 現在最下位で首位と11.5ゲーム差

ロッテは2日、チーム体制の強化を目的として以下のようにコーチ陣の配置転換を行うと発表しました。 〇旧役職: サブロー2軍監督兼統括打撃コーチ → 新役職: 1軍ヘッドコーチ。 〇旧役職: 金子誠1軍戦略コーチ → 新役職: 1軍チーフ守備走塁コーチ。 〇旧役職: 福浦和也 1・2軍統括打撃コーディネーター → 新役職: 2軍監督 (背番号「70」)。 この新体制は3日から実施されます。 松本尚樹球団本部長コメント:「交流戦を迎えるにあたり、チームの体制強化を目指して配置転換を行いました。今年はヘッドコーチを設置していませんでしたが、サブロー2軍監督を昇格させます。若手選手が多く在籍する1軍で、彼らをずっと見てきたサブローなら、選手たちの長所や実力を引き出す方法を理解していると考えています。また、得点力不足に直面している現状を打開するために多様な攻撃方法を監督に提案し、サポートしてもらいたいです。この決定は、マリーンズがこれから勝ち進むために必要であり、体制強化と直結すると判断しました。吉井監督と協議の上、実施を決めました。」...

【交流戦】日本ハム古林睿煬-阪神才木浩人、ロッテ石川柊太-巨人井上温大ほか/3日予告先発

3日のプロ野球の予告先発は以下の通りです。<交流戦>日本ハムの古林睿煬選手対阪神の才木浩人選手(エスコンフィールド北海道にて18時開始)楽天のヤフーレ選手対DeNAの東克樹選手(楽天モバイルパークにて18時開始)西武の隅田知一郎選手対ヤクルトのランバート選手(ベルーナドームにて18時開始)ロッテの石川柊太選手対巨人の井上温大選手(ZOZOマリンスタジアムにて18時開始)オリックスの九里亜蓮選手対広島の玉村昇悟選手(京セラドーム大阪にて18時開始)ソフトバンクの有原航平選手対中日の涌井秀章選手(みずほPayPayドームにて18時開始)

「本物のジェントルマンだ」大谷翔平だけがやっていることをESPN全米中継でリポート

ドジャース大谷翔平投手(30)が大勢いるMLB選手の中でただ1人やっていることを、全米中継テレビ局ESPNがこの日の試合中にリポートした。リポーターを務めるバスター・オルニー記者が5回裏のドジャースの攻撃中に伝えたもので「複数の審判に聞いたのだが、オオタニは打席に入るたびに必ず審判にあいさつをするメジャーで唯一の打者だそうだ」と秘話を披露。「多くの選手は、初回に打席に入るときに審判や相手捕手にあいさつをする。でもオオタニは初回だけでなく、毎打席それをやるんだ」と話した。解説者で元阪神のエドゥアルド・ペレス氏はそれを聞くと「3打席目や4打席目もまたあいさつをするの?」と驚き。SNSではファンから「本物のジェントルマンだ」「尊敬する」と称賛の声が上がった。【ライブ詳細はこちら】――>>大谷翔平「1番DH」でヤンキース戦 山本由伸vsジャッジ

慶応大学の清原勝児、新人戦で神宮初登場。代打で四球を選び、「第1歩としてはよかった」と語る

プロ野球界で通算525本塁打を記録した清原和博氏の次男、清原勝児選手(1年=慶応)が代打で神宮球場デビューを果たしました。8回、2アウト3塁の場面で登場し、注目の公式戦初打席で四球を選び、チャンスを広げました。「良い機会でしたが、後には信頼できるバッターがいたので、自分で決めに行くというよりも、つなぐ意識で臨みました。甘い球をしっかり仕留めて、チーム全体で追加点を目指したい気持ちで打席に入りました」と、打線をつなぐ役割を果たしました。惜しくも追加点は取れませんでしたが、神宮デビュー戦で選球眼の良さを発揮しました。「この球場でプレーしたいという強い思いがあったので、ベンチ入りして打席に立てたことは、第1歩として良かったです」と振り返りました。昨秋のリーグ戦で慶応大学の4番を務めた兄、正吾さんを目標に同大学野球部に入部しました。この日は、兄から譲り受けた赤いリストバンドを着けて挑みました。奇しくも、21年6月2日の春季フレッシュトーナメント(対東大戦)で、正吾さんも代打で神宮デビューを飾りました。その際、兄は右飛に倒れたのに対し、勝児選手は四球を選び、チャンスを広げました。「まぁ、出塁できたので僕の勝ちですね」と笑顔で語りました。

【交流戦】11年MVP内川聖一氏がヤクルト内山壮真に期待「持ってるものは素晴らしい」と評価

交流戦開幕前日の2日、都内で行われた「日本生命セ・パ交流戦」開幕記者会見に巨人田中瑛斗投手(25)、ヤクルト内山壮真捕手(22)、ロッテ鈴木昭汰投手(26)、西武西川愛也外野手(25)が登壇し、インタビュアーには内川聖一氏(42)が登場した。内川氏は4人の選手と対面するやいなや「すごい、みなさんキラキラして…。僕、いります?」と笑顔で話した。内川氏は横浜からソフトバンクへFA移籍した初年度の11年に交流戦MVPを獲得。交流戦で味わった応援の思い出について問われると「やはり阪神の応援ですね。甲子園独自の地響き、地鳴りがするような、下から声援が来る感覚でした。あとはロッテの手拍子と声だけの応援。外野で応援歌をちょっと口ずさんでみたりする時間もありましたね」と感慨深そうに振り返った。おすすめの選手については「ここに来てくれている選手みんなおすすめじゃないですか」と話した上で「西武の今井投手は1試合投げて1点取れるか取れないかというピッチャー」と太鼓判を押した。セ・リーグでは「僕は内山選手を応援しています」と一言。それを壇上で聞いていた内山はニコリとうれしそうな表情を見せた。本職捕手ながら今季出場の24試合中、スタメン16試合で外野を守るなど高いユーティリティー性を評価。「持ってるものは素晴らしい。どこのポジションも卒なくって言ったら失礼ですけど、全てこなせるってこれセンスの良さなんですよ」と大きくうなずいた。内山自身も22年交流戦MVPに輝いたヤクルト村上の13打点に続く2桁打点を目標に掲げる。「打点を稼ぐのは中軸を担うということですから、彼には中軸を打ってほしい」とさらなる期待を込めた。

山本由伸「小さなズレですね」ブルペンで予兆はなかったが、制球難で今季最短4失点で降板

ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手(26歳)は、今シーズン最短となる3回2/3を投げて4失点し、今季4回目の敗戦(6勝)を喫しました。 1回の攻撃では、1アウト1塁からアーロン・ジャッジ外野手(33歳)をファウルフライに打ち取りましたが、2死1、2塁からドミンゲスにスプリットをレフト前に運ばれ、1失点。2回は1アウト3塁のピンチを凌ぎましたが、1-1の3回ではジャッジを先頭に四球で歩かせた後、ライスにスプリットを打たれてセンター越えの2ラン本塁打を浴びました。 マウンド上で首をかしげる山本は、被本塁打後も立ち直ることができませんでした。連打で2アウト1、3塁のピンチを招くと、ペラザに対する投球が暴投となり、4点目を許しました。4回の2アウト1塁の場面で、2番手のアンソニー・バンダ投手(31歳)にマウンドを譲りました。 この日は合計96球を投げ、被安打7、四球3、奪三振2で4失点。最速は97.2マイル(約156キロ)でした。奪った空振りは8回で、そのうちスプリットでは3回。2回までは僅か2回にとどまりました。 【山本由伸の一問一答】 -登板を振り返って 「立ち上がりからあまり制球できず、なんとか立て直そうとしましたが、最後まで良い投球ができませんでした」 -スプリットが思ったように投げられなかった原因は 「スプリットだけではなく、ストレートやカーブなど他の球種も総じてコントロールが効きませんでした」 -ブルペンでアジャストしないといけない 「そうですね。シーズン中にはうまくいくこともあれば、そうでないこともあります。特に調整を変える必要はないと思っています」 -試合中にはどのようなアジャストを試みたか 「試合中にうまくいかないときは、試行錯誤する方法がいくつか自分の中にあります。様々な方法を試して投げましたが、最後まで立て直せず、交代となり非常に悔しいです」 -クリーブランドでのバント処理で臀部を少し痛めましたが影響は 「コンディションは問題なく試合に入りました。そこに問題は全くありません」 -ヤンキース打線に対して感じた対策は 「非常に強力な打線であり、対策は様々あったと感じています」 -ジャッジとの対戦で注意したことは 「ホームランを打つ力を持つ打者なので、慎重に投げましたし、色々と気をつけました」 -昨年2試合ヤンキースと対戦しましたが、アプローチの変化は...

ヤンキース監督、山本由伸攻略の要因を説明 強力な打線でスイープを阻止

ニューヨーク・ヤンキースは、ロサンゼルス・ドジャースの投手山本由伸(26)を打ち崩し、スイープを免れる勝利を収めました。 試合は1回2死一、二塁の場面で、5番打者のドミンゲスがレフトへの適時打で先制。3回には試合が1-1で並ぶ中、先頭打者ジャッジが四球を選び、その後4番ライスが低めのスプリットを捉えて中越えの2ランを放ちました。その後もボルピとウェルズの連打で一、三塁のチャンスを作り、山本投手の暴投を利用して4点目を奪いました。 ヤンキース打線は、山本投手を今季最短の3回2/3回で92球、7安打4失点で降板させました。さらに、5回には救援投手からラメーヒューとペラザが適時打を放ち、追加点を挙げました。 ピッチングでは、昨年7月までドジャースに所属していた左腕ヤーブローが6回を投げて4安打1失点と好投。1番大谷から4番スミスまでの上位打線を無安打に抑えました。 ブーン監督は、山本投手に多くの球数を投じさせられた要因について、「(打線が)良い状態にあったことが大きい。ストライクゾーンをしっかり把握し、ストライクに入ってきた球を確実に捉えることができた。打線全体が良いアプローチをしていた」と語りました。先発のヤーブローについては、「彼は配球を少し工夫して、進化を続けている。以前も我々に対して良い投球をしていたのを見ているので、我々のチームで投げる姿を見るのは嬉しい」と評価しました。