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【中日】西武から佐藤龍世をトレードで獲得!三塁手不足と得点力の改善を目指して

中日ドラゴンズは15日、西武ライオンズから佐藤龍世選手(28)をトレードで迎え入れることを発表しました。入団会見は17日に行われる予定です。この発表は、セ・パ交流戦が終わった直後に行われました。中日の打線は、同日の試合でも千葉ロッテマリーンズと共にリーグワーストの14度目となる完封負けを喫し、打線の強化が急務となっています。今シーズン1軍での出場はまだありませんが、2軍では三塁や二塁を守りながら41試合に出場。打率3割2分4厘、4本塁打、16打点と安定した成績を残しています。中日は、三塁手のポジションに困っている状況です。「4番・三塁」として期待されていた石川昂弥選手が不振に陥り、福永裕基選手は左手首、高橋周平選手は左肘を負傷し、長期離脱が見込まれています。さらに、これまでのジェイソン・ボスラー外野手(31)やオルランド・カリステ内野手(33)の成績も期待には遠いものです。昨シーズン、4番打者を務めたこともある佐藤選手の勝負強い打撃力は、打撃が低迷している中日にとって大きなプラスとなるでしょう。▽佐藤龍世選手のコメント:「寂しい気持ちでいっぱいです。ライオンズファンの皆さんは本当に熱心で、ファイターズから戻った時に受けた温かい声援を今も思い出します。この移籍を前向きに捉え、ドラゴンズでの新たな挑戦をがんばります」

【交流戦】パ・リーグが全勝のために…楽天とロッテの努力報われず、上位4チームとの差が拡大する驚きの現象

パ・リーグがその強さを発揮しました。最後まで緊張感が続いた楽天対阪神戦は、楽天が延長12回に劇的なサヨナラ勝ちを収めました。この日は、パ・リーグの6球団全てが勝利を飾るという成果を上げました。 今週はパ・リーグの優位が際立ちました。日本ハムはこの日の広島戦で、7点差を覆す逆転勝利を収めました。今週の成績を5勝1敗で終えています。 オリックスと西武もそれぞれ5勝1敗という好成績を収めました。ソフトバンクは4勝1敗1分けです。 楽天とロッテは4勝2敗という結果でした。これで2勝ち越していますが、リーグ内での上位4チームとの差が広がってしまうという、交流戦特有の現象が見られました。  ◆15日の試合結果 <日本生命セ・パ交流戦:楽天3-2阪神>◇15日◇楽天モバイルパーク <日本生命セ・パ交流戦:西武1-0中日>◇15日◇ベルーナドーム <日本生命セ・パ交流戦:オリックス8-3巨人>◇15日◇京セラドーム大阪 <日本生命セ・パ交流戦:ソフトバンク4-3DeNA>◇15日◇みずほペイペイドーム <日本生命セ・パ交流戦:日本ハム8-7広島>◇15日◇エスコンフィールド <日本生命セ・パ交流戦:ロッテ5-4ヤクルト>◇15日◇ZOZOマリン

【ヤクルト】宮本慎也氏が古巣の連携ミスに苦言 「野球の上手い下手は関係ない」

元ヤクルト選手で現在は日刊スポーツの評論家として活躍する宮本慎也氏(54)が、NHK BS放送で古巣のヤクルトのずさんな守備についてコメントをしました。試合は9回表、無死一塁の場面で行われました。ロッテの愛斗選手が一塁線にバントを試みました。この打球に対し、投手の清水、捕手の古賀、一塁手のオスナ、そして三塁手の北村拓が処理に向かいました。最終的に古賀が愛斗選手をタッチアウトにしましたが、三塁ベースは無防備な状態に。北村拓が急いで戻りましたが、古賀は送球することができませんでした。この状況に宮本氏は、「北村の判断ミスです。自分が打球を処理しないと決めたら、すぐに三塁に戻るべきです」と指摘。また、二塁ベースにいた遊撃手の伊藤にも「できればショートが三塁に向かうべきです。二塁は間に合わなくても戻る必要はない」とアドバイスしました。この痛恨のミスにより、1死三塁のピンチとなると、ヤクルトの高津監督は田口投手を投入。しかし、代打の角中選手にサヨナラ犠飛を打たれてしまいました。宮本氏は、ヤクルトのプレーに対し、「カバーに行くか戻るか、これらは野球のうまさに関係なく基本のことです。こうしたミスをなくしたうえで、打撃についての議論をすべき」と苦言を呈しました。ヤクルトはこれで両リーグ最多の借金「21」。5位の中日とのゲーム差は「9」まで広がっています。

【阪神】岡田顧問が佐藤輝明に苦言「これは大きいよ」延長11回、本塁打確信歩きで二塁進めず

阪神タイガース前監督である岡田彰布オーナー付顧問(67)は仙台で行われた東日本放送の「khbスーパーベースボール、楽天-阪神」のテレビ解説において、阪神タイガースの内野手、佐藤輝明選手(26)の走塁についてコメントしました。試合は2-2で進み、延長11回に佐藤選手は先頭打者として中堅方向へ本塁打性の打球を放ちました。打球はスタンドインするかと思われましたが、フェンスに直撃しました。しかし、佐藤選手は打った瞬間に本塁打を確信し、次の塁への進塁が遅れ、一塁で止まる結果となりました。この点について岡田顧問は、「これは大きいよ。セカンド行くのと(行かないのでは)」とコメントし、重要な場面での判断ミスを指摘しました。その後、大山選手が左前ヒットを打ち、無死一、二塁の好機を迎えましたが、阪神は勝ち越せず、貴重な得点機を逃しました。

【阪神】自虐的なテレビ解説を行った岡田彰布顧問、楽天戦の6連敗を語る

阪神前監督である岡田彰布オーナー付顧問(67)が仙台まで足を運び、東日本放送「khbスーパーベースボール、楽天-阪神」のテレビ解説を務めました。この試合の前日まで、阪神は交流戦で楽天に6連敗中でした。その話題が実況アナウンサーから振られると、岡田顧問は「オレやな」とぽつりとコメント。23年6月8日の楽天3回戦(楽天モバイル)から始まった連敗について、彼自身の監督時代から続いていることに自虐的に触れました。

ロバーツ監督「ショウヘイが打てば波に乗れる。今夜素晴らしい活躍」大谷翔平選手の2本塁打を称賛

「1番DH」として試合に出場した、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30歳)は、今季3度目の1試合2本塁打を記録し、メジャー通算250号に達しました。1回の第1打席では先頭打者本塁打を放ち、6回無死の第4打席でもソロ本塁打を決め、11安打11得点という打線を引っ張りました。この試合で大谷選手は3打数2安打、2打点を記録し、さらに5打席で4回の出塁を果たしました。試合後、ロバーツ監督は大谷選手について「ショウヘイが今夜、素晴らしいプレーを見せてくれた。彼の2本塁打で、再び調子が戻ってきた。ショウヘイが打てば、チームも勢いに乗れる」と評価しました。8回までに11-0という圧倒的な勝利の状況の中、9回は野手のキケ・ヘルナンデスがマウンドに上がりました。このような状況で、二刀流として復帰を目指し順調に調整中の大谷選手を投げさせたいか、との質問に監督は「その可能性は低い。彼が投げる時は、先発になる」と笑みを浮かべました。 

大谷翔平がメジャー史上最速「250本塁打&150盗塁」達成 アレックス・ロドリゲスの記録を超える

ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手(30)は、ドジャース戦で1回表に11試合ぶりの24号先頭打者ホームランを放ち、さらに6回には25号のソロホームランを記録。これでメジャー通算250本塁打を達成しました。大谷選手はすでに通算156盗塁を記録しており、メジャーリーグ944試合目(打者としては928試合目)で「250本塁打、150盗塁」を達成しました。これはMLB公式サイトのサラ・ラングス記者によれば、史上最速の達成記録です。これまでの最速記録は元ニューヨーク・ヤンキースのアレックス・ロドリゲスで、977試合目での達成でした。また、同じくラングス記者によると、大谷選手がチームの71試合目で25本塁打に到達したのは、ロサンゼルス・エンゼルスの球団最多タイ記録です。これまでは、ゲーリー・シェフィールドが2000年に、そしてギル・ホッジスが1951年に記録しています。

大谷翔平、次世代に情熱をつなぐ決意を語る「長嶋茂雄さんのイズムを継承」

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(30歳)が、3日に肺炎で89歳で亡くなった長嶋茂雄さんについてコメントを発表しました。 大谷は3日、自身のインスタグラムに長嶋さんとのツーショットをアップし、「実際にお会いして、非常に素晴らしい方でした。会話を通じて、彼の野球への深い愛情をひしひしと感じ、非常に悲しいニュースですが、彼の情熱を現役の私たちが次世代に渡していきたいと思います」と語っています。 今年の3月、東京で行われた開幕シリーズの際に、長嶋さんとともに食事をしました。「野球の話が主だったので、彼の野球への愛情の深さを改めて感じました。これを次の世代にどんどん託していければと思います」と述べました。 なお、大谷はこの日、24号先頭打者ホームランと25号ソロを放ち、メジャー通算250号を達成しました。  

大谷翔平がメジャー通算250号 第1打席で11戦ぶり24号先頭打者弾、第4打席で25号ソロ

ドジャース大谷翔平投手(30)が、メジャー通算250号本塁打を放った。「1番DH」で出場し、6回の第4打席で25号ソロ。この試合2本目の本塁打で決めた。第1打席では11試合ぶりの24号ソロを放った。右腕ループと対戦。カウント2-1から真ん中付近のカットボールを捉え、右翼席へ飛び込む24号ソロとした。11試合ぶりの1発は打球速度110・3マイル(約178キロ)、飛距離419フィート(約128メートル)、角度は27度だった。負ければ首位陥落の大一番で、先発のクレイトン・カーショー投手(37)を援護する先頭打者アーチとなった。今季は試合前時点で打率2割8分6厘、リーグトップ、メジャー3位の23本塁打、39打点、11盗塁。OPS(出塁率+長打率)は.994としている。5月は自身のメジャー月間最多タイの15本塁打をマーク。6月はこれまで3度、月間12本塁打以上を記録しており、ここからのペースアップが期待される。試合前まで今季自己最長の10試合連続ノーアーチだったが、一気に2本塁打を放ち、勢いに乗った。<大谷の年度別本塁打>18年=22本19年=18本20年=7本21年=46本22年=34本23年=★44本24年=★54本25年=25本【動画】大谷翔平、この試合2本目となる25号! メジャー通算250号>>

大谷翔平、二刀流復帰へブルペンで「タッチ&フィール」 来週半ば予定の次回ライブBPに備える

ドジャースの大谷翔平選手(30)が、試合前にブルペン入りし、投打の二刀流復帰に向けて順調に調整を進めました。デーブ・ロバーツ監督(53)によると、「タッチ&フィール」と呼ばれる軽めの投球を行い、次回のライブBP(実戦を想定した投球練習)に備えました。大谷選手は10日(日本時間11日)のパドレス戦前に、手術後3度目のライブBPを行い、3イニングを想定して44球を投げました。次回のライブBPについてロバーツ監督は、「具体的な日にちは未定ですが、来週には打者との対戦を予定しています。水曜日か木曜日頃になると思います」と話しています。