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“韓国の大谷”がレンジャーズと契約 契約金1億8900万円 二刀流高校生の物語

テキサス・レンジャーズが、韓国の注目の若手二刀流選手、キム・ソンジュン投手(18歳、光州高校)と契約を結んだとのニュースを、米国の野球記者であるフランシス・ロメロさんが8日(日本時間9日)に伝えました。ロメロ記者は自身のSNSで、「“韓国の大谷”ことキム・ソンジュンが、テキサス・レンジャーズと契約合意したことが確認された」と投稿しています。身体検査を経た後に正式契約が見込まれており、契約金は約130万ドル(約1億8900万円)に達する模様です。地元メディアの報道によれば、キム・ソンジュンは右投げ右打ちの投手兼遊撃手で、最速球速は150キロに達します。身長185センチ、体重83キロと優れた体格を持つ彼は、昨年度の投手成績が14試合で3勝1敗、防御率2.65。打者としては、28試合で打率.307、1本塁打、8打点、13盗塁を記録しています。

【阪神タイガース】「母の日の特別男」佐藤輝明、今年も感謝の思いを活躍で届ける – 通算打率3割超え

感謝の気持ちをバットに込めて…。阪神タイガースの内野手、佐藤輝明(26)は今年も「母の日」に特別なパフォーマンスを誓いました。5月11日に行われる中日ドラゴンズ戦(甲子園)は、通称「NPBマザーズデー」として開催されます。過去4年、佐藤選手は母の日に強く、通算打率3割3分3厘、2本塁打、7打点の成績を収めています。現在、彼は11本塁打、31打点でリーグの二冠を走っており、地元甲子園で母の晶子さん(52)に恩返しを果たします。   ◇   ◇   ◇一年に一度、母への感謝を伝えることができるこの特別な日。26歳になった今でも、佐藤選手の感謝の気持ちは変わりません。「NPBマザーズデー」として行われる11日の中日戦では、選手たちはピンクのリストバンドなどを着用し、特別な思いを胸に試合に臨みます。「感謝の気持ちを持って、しっかりとプレーしたいと思います」これまでも母の日の試合では素晴らしい成績を残してきました。過去4年間の通算成績は3割3分3厘、2本塁打、7打点。2023年5月14日のDeNAベイスターズ戦(甲子園)では、晶子さんが見守る中で2本塁打、7打点の活躍を見せました。その彼のバットに乗せられた感謝の思いに、今年も期待が高まります。高校時代に母の日に花束を贈るなど、感謝の気持ちを形にしてきた彼は、今でも母との普段の連絡を大切にしています。「特別な日に、いいところを見せられるように頑張ります」。昨年はプロ4年目で唯一の出場なしに終わった彼が、今年は2年分の感謝を地元甲子園での活躍に込めます。佐藤選手の調子も絶好調です。ここまで11本塁打、31打点がリーグトップの成績で、シーズン47本ペースでアーチを量産しています。特に5月に入ってからの7試合では、打率3割2分3厘、2本塁打、7打点と好調です。4番として、4試合連続ホームラン中の3番森下と共にチームを支え続けています。ゴールデンウィークの9連戦は4勝5敗で終え、9日からの中日3連戦に向けてチームはこの日、東京から新幹線で大阪に戻りました。4月29日からの前回の中日戦では、バンテリンドームで3連敗を喫しました。佐藤選手は3日間で2本塁打を含む5安打3打点と健闘しましたが、勝利には結びつけられませんでした。チームはホーム甲子園でのリベンジを狙っています。自身の一打で勝利を導き、最高の形で恩返しをすることを誓います。【波部俊之介】

菊池雄星、古巣ブルージェイズ相手に6回1失点の好投

エンゼルスの菊池雄星投手(33)は、かつての古巣であるブルージェイズ戦に先発登板し、6回1失点という素晴らしい投球でチームのサヨナラ勝利に大きく貢献しました。最速156キロの速球を軸として、安定したパフォーマンスを見せ、クオリティー・スタート(QS=6回以上、自責点3以内)を達成しました。「先週から良いボールの数が増えていて、今年に入ってから一番良いボールが投げられたと思います」と、手応えを語りました。相手打者の動きを冷静に観察しつつ、要所では変化球をうまく混ぜました。初回から「右打者がライト方向を狙ってスイングしているように感じた」と分析し、内角へのスライダーとチェンジアップで巧みに攻めました。「バランスの良い投球ができた結果、球速がアップしていることは良いときのバロメーターですし、その中で変化球も効果的に使えました」と語りました。個人の勝敗は付きませんでしたが、今季初勝利は次回以降に持ち越されました。チームは1カ月ぶりに連勝を記録。「自分の役割を果たすことで、チームが勝つチャンスは確実に増えると思います。今日のように試合をつくっていけば、必ず良い方向に向かうと感じています。チームにとっても今は踏ん張りどころだから、この2試合で勝てたのは大きな収穫ですし、まだ5月ということで諦めずに戦っていきます」と力強く述べました。(アナハイム=久保賢吾)

【全文】巨人、声明を発表 「自首したいと…」オコエ瑠偉と増田大輝が書類送検

違法なオンラインカジノで賭博をしたとして、警視庁は賭博容疑で、巨人のオコエ瑠偉外野手(27)と増田大輝内野手(31)を書類送検しました。この情報は8日に捜査関係者から明らかにされました。捜査関係者によると、今年に入り球団から警察に相談があり、任意で捜査が行われていました。両選手とも容疑を認めており、自主的な申告があったため、起訴を求める意見はつけられていません。書類送検された容疑は、オコエが2022年7月と2023年5月、増田が2024年10月から11月にかけて、オンラインカジノサイトに国内から接続し賭博を行った疑いです。2人はバカラ賭博などを行い、オコエは約700万円賭けて450万円ほどの損失、増田は約300万円賭けて230万円ほどの損失があったとみられます。野球を含むスポーツを対象とした賭博は確認されませんでした。巨人は8日、名前を伏せた上で、所属の2人が違法なオンラインカジノを利用したことを認め、「自ら自首したいと申し出、スマートフォンの履歴や銀行口座の利用記録の提供にも積極的に応じました」とし、「検察庁の判断に基づき、適切に対処してまいります」とのコメントを発表しました。2人は違法性を認識せず興味本位で利用していたことを深く後悔しているとしています。オンラインカジノは事業者がギャンブルの合法国でライセンスを取得していても、日本国内からアクセスして金を賭けると賭博罪に問われる可能性があります。プロ野球界のオンラインカジノ問題を巡っては、日本野球機構(NPB)の内部組織である日本プロフェッショナル野球組織が3月に東京都内で会見を開き、オンラインカジノ利用の8球団計16人に対し、総額1020万円の制裁金を科すと発表していました。 2月に過去のオンラインカジノ利用が発覚したオリックスの山岡投手は、賭博容疑で書類送検されたものの、不起訴処分となりました。活動自粛期間を経て、5日に出場選手登録され、翌6日の日本ハム戦(京セラドーム大阪)で復帰登板を果たしました。   ◇   ◇   ◇読売巨人軍当球団所属の2名について、警視庁が東京地方検察庁に書類を送付した件に関する当球団のコメントは以下の通りです。記2名は本年2月20日、当球団がオンラインカジノの利用者は自主的に申告するよう呼びかけた直後に名乗り出て、自ら自首を申し出、スマートフォンの履歴や銀行口座の利用記録の提供にも積極的に応じました。2名は「開幕前に自らの過ちを正しておきたかった」と述べ、オンラインカジノの違法性を認識せず興味本位で利用していたことを深く後悔し、12球団で申し合わせた制裁金の上限いっぱいの支払いも異議なく受け入れています。当球団としては、今後の検察庁の判断に基づき、適切に対処してまいります。

【巨人】赤星優志が奮起 主軸の岡本選手の離脱に「ピッチャーとして試合を…」 9日ヤクルト戦で先発予定** **

** 巨人の赤星優志投手(25歳)は、9日に神宮で行われるヤクルト戦で先発します。8日には川崎市のジャイアンツ球場でランニングや立ち投げを行い調整を進めました。赤星投手は「周りのことに気を取られず、自分自身のプレーに集中して、結果を出したい」と強い意欲を見せました。 今季のヤクルト戦ではすでに2戦2勝と好成績を収めており、「相性が良いので、意識して大胆に攻める部分と、丁寧に行く部分をしっかりと使い分けたい」と3勝目に自信をのぞかせました。 今季は好調を維持しています。ここまでの成績は2勝3敗ですが、防御率は優秀な2.18です。前回登板した3日のDeNA戦(横浜)でもシーズン最長の7回を投げ、5安打無失点と見事なピッチングを披露しました。今回の登板は中5日で行われますが、「調整は特に変わらず、いつも通り1週間の準備をしました」とコメントしました。 6日に行われた阪神戦で主軸の岡本和真内野手(28歳)が左肘の靱帯を損傷し、長期の離脱が決まりました。「打線の中心選手がいない今、ピッチャーとして試合を作り、これまで以上に気合を入れていきたい」と、投手陣全員で奮起することを誓いました。

【球宴】プラクティスユニフォームが公開 今年の開催球場2球団のイメージカラーを基調に採用

ファナティクス・ジャパンは8日、2025年のマイナビオールスターゲーム(7月23日=京セラドーム大阪、同24日=横浜)の試合前練習やホームランダービーにおいて、監督や選手が着用するプラクティスユニフォームのデザインを発表しました。今年の開催球場である京セラドーム大阪と横浜を本拠地とする2球団のイメージカラーが基調となり、両リーグのカラーである「グリーン」と「ブルー」がワンポイントとして用いられています。胸には「パシフィック」「セントラル」のリーグ名が掲げられており、左胸には各球団のカラーに合わせた6つの星が並ぶデザインになっています。

オンラインカジノ問題でNPBの調査、8球団16名が関与 オリックス山岡は不起訴、今週末に登板** **

** 違法なオンラインカジノでの賭博行為に関連し、警視庁は巨人のオコエ瑠偉選手(27歳)と増田大輝選手(31歳)を賭博容疑で書類送検したと、8日の調査により判明しました。捜査は、球団から警視庁への相談を受けて今年開始され、両選手は容疑を認め、自主的に申告したため起訴意見は付けられませんでした。   ◇   ◇   ◇<プロ野球界におけるオンラインカジノ問題の経緯>▼2月17日 オリックス球団は、NPBからのオンラインカジノ利用に関する調査依頼を受け取る。▼翌18日 球団本部長の小浜氏が山岡選手と面談し、過去に海外ライセンスのポーカーゲームトーナメントに参加した事実を確認。▼20日 オリックスはチーム全体に対して、全員聞き取り調査を実施。山岡選手以外に関与はなしと結論付ける。NPBの顧問弁護士が山岡選手をヒアリングし、利用したオンラインカジノはスポーツ賭博には該当しないことを確認。▼21日 山岡選手はキャンプ地の宮崎から帰阪し、大阪府警に相談。オリックスは緊急会見を行い、山岡選手に当面の活動自粛と自宅謹慎を指示。NPBは過去のオンラインカジノ利用者に自主申告を促し、12球団に徹底調査を指示。 ▼27日 NPBの中村事務局長が、12球団の調査結果を受け、新たに7球団から計14名の利用が発表されました。利用者の氏名は公表されず、「野球賭博」には該当しないと説明。▼3月5日 ソフトバンク関係者が、福岡県警から任意で事情聴取を受けていることが判明。▼12日 オリックスが、山岡選手の活動再開を13日から許可すると発表。▼24日 NPBが新たに1名の利用を確認し、計8球団から16名が関与。▼4月10日 ソフトバンク関係者が不起訴処分。▼23日 オリックス山岡選手も不起訴処分。▼5月5日 オリックス山岡選手が1軍選手登録を完了。▼翌6日 オリックス山岡選手、日本ハム戦で復帰し初登板。▼8日 巨人のオコエ選手と増田選手の書類送検が明らかに。

【球宴】阿部慎之助監督「宗山君、麦谷君も魅力」小久保裕紀監督「甲斐に会って…」/会見全文

日本野球機構(NPB)は8日、東京都内でマイナビオールスターゲーム2025(7月23日=京セラドーム大阪、7月24日=横浜)の要項発表記者会見を行いました。この会見には、就任1年目の2024年にリーグを制覇した巨人の阿部慎之助監督(46)とソフトバンクの小久保裕紀監督(53)が登壇しました。以下は阿部監督、小久保監督の会見全文です。-オールスターとはどんな場所阿部監督 本当にすばらしい選手が集まるこの舞台は、選手にとって最高のものではないかと感じます。小久保監督 選手として出場する立場から見ると、ベテラン、ルーキーのどちらが出るかや、他の球団の選手たちとの交流も含め、1年目と10回目とでは全く異なる経験となるので、選手にとっても非常にプラスになることが多いですね。-思い出に残っているシーンは阿部監督 昔、大道さんのまねをしておちゃらけた試合があったので、それが思い出に残っていますね。-MVPを2度獲得した思い出ではなく阿部監督 はい、それも光栄なことですが。-ベンチでの表情もファンは楽しみにしている小久保監督 今はあまりないかもしれませんが、我々の時代、約30年前くらいには、ベンチの端っこに座ったものです。ただ今は、ルーキーも真ん中に座る選手もいるので、そういったところも含めて良い場になればと思います。-今回初のセ・リーグ監督として指揮を執る阿部監督 非常に光栄なことですし、いつも対戦している素晴らしい選手たちと一緒にできることを楽しみにしています。-小久保監督はコーチとして昨年ベンチ入り小久保監督 昨年出させてもらった際には、打順やスタメンの選び方に驚きました。今年はより責任を感じて、預かった選手をケガさせないよう務めたいと思います。-今年のサプライズは小久保監督 チーム状態のことで頭がいっぱいなので、まだ考えていませんが、じっくり考えます。 -監督としてオールスターで初めて対戦、意識する部分は阿部監督 勝敗も大事ですが、何より野球ファンの皆様に楽しんでもらえる試合を提供したいと思っています。小久保監督 阿部監督とは現役時代もジャイアンツで一緒にやってきたので、お互い良い対戦になるよう持っていければと思います。-現在のベスト5成績一覧ボードが登場。気になる選手阿部監督 タイガースにボコボコにされた森下君や佐藤輝君が気になりますね。中心選手になると思います。-味方になればこれ以上心強い選手はいない阿部監督 楽しみにしていますし、打順などを決めるのが楽しみです。-セ・リーグの投手部門については阿部監督 出ている投手は素晴らしい選手ばかりです。どう起用するか、相談して決めます。-パ・リーグで気になる選手小久保監督 西武の西川選手が8盗塁で注目しています。楽天の宗山もルーキーと思えない落ち着きを持ち、注目しています。-パ・リーグ投手部門については小久保監督 西武の隅田と今井、オリックスの宮城は手強い投手です。自分のチームとして戦うのが楽しみです。-阿部監督へ、対戦するパ・リーグの気になる選手阿部監督 西武の西川君、ルーキーの宗山君、オリックスの麦谷君に注目しています。-投手陣については阿部監督 どう攻略するか楽しみにしています。-選手が決まっていない段階だが、見てみたいセ・パの対戦は阿部監督 防御率トップの隅田君とセ・リーグで調子が良い森下君の対戦を見てみたいですね。-小久保監督へ、対戦するセ・リーグの気になる選手小久保監督 以前のフレッシュオールスターに出場した森下が印象的です。彼の成長を非常に楽しみにしています。-投手陣は小久保監督 甲斐拓也がジャイアンツに移籍し、驚くべき成績を残しているので、会って話したいです。-阿部監督、近くで見ていていかがでしょうか阿部監督 彼のメンタルが成績に影響を与えていると思います。-今年は小久保パ・リーグ対セ・リーグ甲斐が見られるかもしれない小久保監督 それも楽しみの一つです。元チームメイトが相手にいるので、どう投げるか楽しみです。 -オールスターならではの戦い方阿部監督 真剣勝負やストレートだけの対決など、見応えのある素晴らしい舞台だと思っています。小久保監督 ピッチャーは短いイニングで力を出し切ることができるので、ルーキーにはスターへのステップにしてほしいです。-自分のチームからこの選手に出場してほしい阿部監督 若林にはオールスターに出場し、レギュラーを勝ち取ってほしいです。小久保監督 チームの中にはオールスターにふさわしい選手が育っています。彼らが出場することを楽しみにしています。-野球ファンへどんな姿を見せたいか阿部監督 プロ野球の素晴らしさを皆さんに感じてもらいたいし、感動を与えたいです。小久保監督 子どもたちやファンに素晴らしいパフォーマンスを見せてほしいです。

【阪神】門別啓人、今季初めて選手登録抹消 7日の巨人戦で4回KO 9戦無失点の漆原大晟も抹消

阪神タイガースの若手投手、門別啓人選手(20歳)が、今季初めて選手登録を抹消されました。7日に行われた東京ドームでの巨人戦で先発を務めましたが、初回に若林選手に2ランホームランを打たれました。4回には2アウトから連打を許し、4点を失ってしまい降板しました。藤川球児監督(44歳)は試合後のコメントで、「初回に本塁打を許し、その後も慎重になり過ぎた。まだ若さが見えるところがあります。経験不足は否めず、克服すべき課題がたくさんあります。若いのでこれからが楽しみですが、まずは状態も考慮し判断しました」と話し、2軍へ降格することを示唆していました。 プロ入り3年目の門別選手は、今季初めて開幕ローテーションに入り、4月6日の東京ドームでの巨人戦でプロ初勝利を挙げました。今季は6試合に登板し、1勝2敗、防御率4.73という成績を残しています。門別選手とともに、開幕から9試合連続無失点のリリーフとして活躍していた漆原大晟投手(28歳)も出場選手登録を抹消されたことが発表されました。

宮本慎也氏「年齢と勝負。老いと戦う」巨人坂本勇人、2軍調整から1軍復帰を語る

元ヤクルトの宮本慎也氏(54=日刊スポーツ評論家)が公式YouTube「解体慎書」を更新し、2軍での調整を経て7日の阪神戦(東京ドーム)から1軍に復帰した巨人の坂本勇人内野手(36)について語りました。宮本氏は現役時代に10度ゴールデングラブ賞を受賞した名選手で、坂本選手との自主トレ経験もある人物です。プロ19年目の坂本選手は今シーズン、開幕からの11試合で打率1割2分9厘、打点2と不振が続いており、4月15日に出場選手登録を外れました。そして昨年6月以来のファームでの調整を経て、1軍に復帰しました。宮本氏は坂本選手の今シーズンの不調について、「年齢ももちろん影響していますし、彼は19歳からレギュラーとして活躍しています。他の選手と比べても実働年数が多いです」と分析。「もしかしたら衰えが来ているのか、またはフィジカルやテクニックの問題かもしれません。年齢という壁は誰にでも訪れますが、それぞれのタイミングがあります。避けられない部分と、抗う部分があります。ベテラン選手にとって年齢との戦いは一種の楽しみとして受け入れてもいいのではないでしょうか。誰もが通る道ですから、抗って楽しむこともできます。老いと戦うことも楽しみの一つです」と語りました。宮本氏も引退決断をめぐるエピソードを語り、引退の前年に一度は引退を決意していたことを明かしました。しかし、球団からの慰留を受けて現役を1年間続け、その翌年に引退を決断したといいます。坂本選手の現役引退について、宮本氏は「あれほどの選手は球団から解雇されることはありません。引退の決断は自分自身でしなければなりません」と語り、「坂本選手が心配です。ジャイアンツファンだけでなく、野球界に大きく貢献した選手です。彼が2000安打を達成した年齢(31歳)を考えると3000本安打にも期待していました。もう少し抗って頑張ってほしいです」と期待を寄せています。