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大谷翔平「野手よりは緊張」今後は「1週間に1回投げつつ…」161キロは予想を超える高出力

ドジャースの大谷翔平投手(30)が、663日ぶりに二刀流を復活させ、1回1失点で投球し、打撃では2安打2打点の活躍を見せました。2023年8月23日(日本時間24日)のレッズ戦以来、663日ぶりの二刀流復活。1番のタティスとアラエスに連打を許し、3番のマチャドに先制の犠牲フライを浴びましたが、1回を28球でまとめ、2安打無四球1失点で順調な復帰を果たしました。最速は100.2マイル(約161キロ)を記録しました。約1年10カ月ぶりの投手登板を終えた大谷は、「良い結果とは言えないですが、今日投げ終えたことで、次も投げられそうな手応えを感じました。野手の時より緊張しました」と語りました。速度については、「95~96マイル程度で投げたいと思っていましたが、試合になると自然と上がってしまいました」と振り返りました。今後の登板について、「術後に100マイル近く投げたのは初めてなので、明日以降の体の反応を見たいと思います。1週間に1回投げつつ、イニングも少しずつ増やしていけば、ブルペンの負担も減るのではないかと思います」と展望を語りました。

大谷翔平「本当にうれしい気持ち」663日ぶり二刀流復活&チームの逆転勝ちに喜び/一問一答

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(30)が、663日ぶりに「二刀流」として戻り、投手としては1イニング1失点、打者としては2安打2打点を記録しました。2023年8月23日(日本時間24日)のレッズ戦以来、約1年10カ月ぶりの二刀流復帰となりました。初回、1番のタティスとアラエスに連打を浴び、3番のマチャドに犠牲フライで先制点を許したものの、投球数28球、被安打2、無四球、1失点で無事にマウンドを降り、最速100.2マイル(約161キロ)の剛速球も披露しました。打者としては、右腕シースから2本の適時打を放ち、チームも宿敵パドレスに逆転勝利を遂げました。久しぶりの二刀流で、改めてその存在感を示しました。【大谷のテレビインタビュー】-二刀流復活について「本当に嬉しい気持ちですし、皆さんの支えがあって今日ここに戻ってくることができたので、心より感謝しています」-二刀流の感覚はどうか「そうですね。結果は少し物足りない部分もありましたが、自分の中で良いイメージを持って前進できる材料がたくさんあったので、とても良い一日でした」-全員が活躍しての勝利について「本当に全員が一丸となって素晴らしい野球をしてくれました。特にオフェンス陣やブルペンがよく頑張ったと思っています。初回から9回まで、チーム全員で掴んだ勝利です。」

【阪神】藤川監督への厳しい声「リーダーの資質は?」 阪神側は信頼を強調/阪急阪神HD株主総会

阪神タイガースの親会社である阪急阪神ホールディングスの第187回定時株主総会が、17日に大阪市北区で開催されました。開会時の参加者は1512人でした。この株主総会では、タイガースに関する熱い叱咤やユニークな提案が飛び出すことが知られています。昨年は宝塚歌劇団関連の質問が多く、そのため野球に関する議論は落ち着いていました。今年は交流戦の最中でチームは6連敗中ですが、セ・リーグ首位は維持しています。新任の藤川球児監督(44)に対する意見も注目を集めています。球場や他の環境面に関する質問が続く中、6人目の発言者が藤川監督について言及しました。「藤川球児監督についてですが、組織をまとめるリーダーの資質に疑問を感じます。背番号22も監督らしくありません。70や80といった監督らしい番号にするか、経験豊富な参謀役を置くなどの対策が必要だと思いますが、どうお考えですか?」これに対して、常務取締役スポーツ・エンタテインメント事業本部長の上戸健司氏は冷静に「ご意見、叱咤激励ありがとうございます」と述べました。「藤川監督は、05年の優勝時に中心選手として活躍し、メジャーリーグや独立リーグでの経験を経て豊富な知識を持っています。また、フロントでのチーム編成にも携わり、多くの経験を積んでいます。年齢的には若い監督ですが、彼の持つ強くしたいという熱意は非常に強く、優勝に導いてくれると信じています。優勝を目指す中で、長いペナントレースには調子の波があります。チームは先週6連敗中ではありますが、フロントは藤川監督を信頼してお任せしています。チームとフロントともに更なる努力を重ねて参りますので、どうかご理解の程よろしくお願いいたします。」

【阪神】「甲子園ドーム化しないのか」野球質問飛ぶ 阪神側見解は?/阪急阪神HD株主総会

阪神タイガースの親会社の阪急阪神ホールディングスの第187回定時株主総会が17日、大阪市北区で開かれた。開会時点での参加者は1512人。タイガースに関する熱い叱咤(しった)や珍提案が飛び出すことでも知られる。昨年は宝塚歌劇団がらみの質問が多かったため、野球に関しては“凪”だった。交流戦を戦うチームは折悪しく6連敗中。セ・リーグ首位こそ守っているが、新任の藤川球児監督(44)に対する意見などが注目されている。株主から本拠地球場の甲子園に関する質問があった。「改築工事が始まったがなぜドーム化しないのか。熱中症とか選手、観客の健康面も害すると思うが」と問われると、常務取締役スポーツ・エンタテインメント事業本部長の上戸健司氏が以下のように応答。「なかなか敷地面での制約等もございまして、屋根をかけたりする工事が現実には少し難しい状況となっております。特に高校野球で熱中症対策等、さまざまなご意見をちょうだいしているのは存じておりますので、銀傘をアルプス席まで拡張する、3年間にわたって本格的工事を行いますが、高校野球におきましては2部制、クーリングタイム、休養日などの設置を行って、熱中症対策には十分に配慮しているつもりでおります」とした。甲子園球場には内野席の上半分を覆う「銀傘」がある。熱さ対策として、高校野球で応援団が陣取るアルプス席まで銀傘を拡張する工事が始まっており、28年3月竣工予定。【関連記事】阪神ニュース一覧>>

ロバーツ監督が明かす大谷翔平の強い意志「パドレス戦と打順1番は彼自身の希望」

ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、2度目の右肘手術から復帰を果たす大谷翔平投手(30)に対する期待感を語りました。試合前の記者会見で、「ドジャースの一員として初登板することになり、興奮しています。多くの人々が彼の二刀流のプレーを見るのを楽しみにしていました」と述べ、大谷がメジャーでの投球に向けて準備が整い、体調も万全であることを明かしました。「どれくらいのイニングを投げるかはまだ決まっていませんが、チームやファン、メディアも皆、この瞬間を待っていました」と期待を寄せました。パドレスとの試合に投げることを大谷自身が望んだことを明かし、「地区のライバルであるパドレスを相手に初登板を希望するのは、彼の強い闘志の表れだ」と話しました。打順についても彼が1番を望んだため、その希望を尊重したことを語りました。

大谷翔平 メジャーで2度目の二刀流復活 球数、最速、内容は…2020年との比較

663日ぶりに、投打二刀流が復活しました。2023年に2度目の右肘手術を受けたドジャースの大谷翔平投手(30)が、本拠地でのパドレス戦で「1番投手」としてスタメン出場しました。大歓声の中、ドジャースタジアムのマウンドに初めて登場しました。前回の復活登板は、エンゼルス時代の2020年7月26日のアスレチックス戦でした。その試合と今回の復活登板を比較してみましょう。(<1>=1度目の復活登板、<2>=2度目の復活登板)◆イニング・打者・失点<1>0/3・6人・5失点<2>1回・5人・1失点◆球数<1>30球<2>28球◆被安打・四球<1>3安打・3四球<2>2安打・無四球◆最速<1>152キロ<2>161キロ

大谷翔平、二刀流再開の試合で一失点と不運も活躍 最速161キロ、スタンドから熱烈な声援

ドジャースに所属する大谷翔平投手(30)が「1番投手」として、633日ぶりに二刀流としての試合に復帰しました。スタンドに詰めかけた観客の大歓声の中、予定の1イニングを2安打1失点で無事終えました。 バッター1番には、2021年の本塁打王であるフェルナンド・タティス外野手(26)が迎え撃ちました。初球の97.6マイル(約157キロ)のツーシームでファウルを打たせ、その後98.3マイル(約158キロ)の直球で空振りを奪取。フルカウントから内角の99.1マイル(約159キロ)の速球で打ち取ったかに見えましたが、運悪く右前に落ちるヒットとなりました。 打順2番には、2022年から3年連続で首位打者のタイトルを誇るルイス・アラエス内野手(28)が並びました。まず初球の直球が暴投となり、無死二塁の状況に。それでも1球1球で磨きをかけ、ついに4球目の直球で100.2マイル(約161キロ)を記録。カウント2-2から低めのツーシームを中前に運ばれ、無死一、三塁とピンチを広げました。 打順3番のマニー・マチャド内野手(32)はメジャー通算352本塁打の強打者。カウント1-1からスイーパーで追い込むも、フルカウントの後、外角スイーパーを拾われ中犠飛で先制されました。 4番には日本プロ野球でも活躍したラリー・シーツを父に持つギャビン・シーツ内野手(29)が登場し、1アウト一塁での対戦。1ストライクから内角低めのツーシームで追い込んだが、フルカウントにされたところで、内角の速球で打ち取り、二塁手エドマンの好守もあり2アウト二塁に。 5番のザンダー・ボガーツ内野手(32)、メジャー通算189本塁打の成績を持つ。カウント1-1からツーシームを打たせ、三ゴロで1イニングを終了しました。 この1イニングで28球、2安打無四球1失点を記録。速さは最大100.2マイル(約161キロ)に達しました。ベンチでは山本由伸投手(26)や佐々木朗希投手(23)、パドレスのダルビッシュ有投手(38)もその様子を見守りました。観客からは一球ごとに熱烈な声援が送られていました。 大谷はその後の第1打席で空振り三振を喫し、2回からはアンソニー・バンダ投手(31)にマウンドを譲りました。 8月23日(日本時間では24日)のレッズ戦以来の登板で、7月15日(同16日)のオールスター戦前後と予想されていましたが、早まっての電撃復帰となりました。デーブ・ロバーツ監督(53)によると、短いイニングで交代するオープナーとしての起用が見込まれるとのことです。 パドレス先発のディラン・シース投手(29)は、大谷の二刀流に深い縁がありました。大谷がMLB移籍後の初の二刀流デビューとなった2021年4月4日(日本時間では5日)、エンゼルス・スタジアムで当時ホワイトソックスのシースと対しました。大谷は5回途中で3失点(自責1)で降板したが、第1打席で右翼席へ本塁打を放ちました。 大谷は今季打者として打率2割9分7厘、リーグ単独トップでメジャー3位の25本塁打、41打点、11盗塁を記録。OPS(出塁率+長打率)は1.035を誇ります。

大谷翔平が「二刀流」で復活!「1番投手」としてドジャースタジアムで初登板

ついに大谷翔平が投打での活躍を再開しました。ドジャースに所属する大谷選手(30)は、パドレスとの本拠地試合で、「1番投手」としてスタメン出場を果たしました。 ピッチャーとしての出場は、エンゼルス時代の2023年8月23日に行われたレッズ戦(エンゼルスタジアムでの2番投手)以来、663日ぶりとなります。メジャーリーグ通算で87試合目の登板で、ドジャース移籍後では初めてのことです。 エンゼルス時代にはドジャースタジアムでの登板経験はなく、今回が同スタジアムでの初登板となります。「1番投手」としての登場は、2023年6月2日のアストロズ戦以来、745日ぶりです。 大谷選手は10勝をマークした2023年のシーズン後、9月に2度目となる右肘の手術を受けました。それから19カ月にわたるリハビリ期間を経て、ついにマウンドに復帰しました。今回の試合では、先発で1イニング投げる予定です。 ★大谷選手の手術後の経過 2023年9月19日 2度目の右肘手術。 2024年3月25日 キャッチボールを再開。 8月24日 手術後初のブルペン入り。 9月21日 年内最後のブルペンを8度行う。 11月5日 WSで負傷した左肩を手術。 2025年2月15日 キャンプ中にブルペン調整。 2月25日 開幕前最後のブルペン。打撃調整に重点を置き、投手調整は控えめに。 3月29日 開幕後初のブルペン入り。 5月10日 調整再開後10度目のブルペン。イニング間のインターバルを設けて35球投げる。 5月17日 ブルペンで術後最多の50球。 5月20日 キャッチボールによる調整で、肘に負担のかかるスライダーを再び投げ始める。 5月25日 手術後初のライブBPに登板。エンゼルス時代の2023年8月以来の打者との対戦。5人に合計22球を投げる。 5月31日 2度目のライブBPで、ドジャーススタジアムでの初登板。2回想定で7人に29球。 6月10日 3度目のライブBP。3回想定で11人に44球。

水原一平被告が収監 西海岸を希望したが米大陸東部の刑務所へ 警備レベルの低い施設

ドジャース大谷翔平選手(30)の銀行口座から不正送金し銀行詐欺などの罪で禁錮4年9月が確定している元通訳、水原一平被告(40)が収監期限だった16日(日本時間17日)、東部ペンシルベニア州の連邦刑務所に収監されたと連邦刑務所局が明らかにした。収監は同被告の要望で2度延期されていた。本人は居住地であるカリフォルニア州がある西海岸での収監を希望していたが、その望みはかなえられず、米大陸の反対側である東海岸、ペンシルベニア州アレンウッドの刑務所に入った。ESPN電子版によると、ここは警備レベルの低い施設だという。水原受刑者は大谷の通訳だった21年11月ごろから昨年3月ごろにかけて違法スポーツ賭博で多額の借金を抱え、大谷の口座から無断で胴元に送金。盗んだ額や約1659万ドル(約24億1000万円)と伝えられている。賭け総額は3億ドル(約435億円)に上り、借金総額は約4100万ドル(約59億円)だったという。複数の米メディアによると、同受刑者は刑期終了後、日本へ強制送還される見込みだという。

大谷翔平、ナ・リーグ最多得票 オールスター戦の中間発表「DH部門」139万8771票

米国メジャーリーグ機構は16日、アトランタで7月15日に行われるオールスター戦の先発選手を決定するためのファン投票の第1回中間結果を発表しました。ナショナル・リーグの指名打者(DH)部門で活躍するドジャースの大谷翔平選手が、139万8771票を獲得し、同リーグで最多の票を得ました。 このファン投票は2段階で行われます。26日までの第1次投票で各リーグの最多得票選手は、先発出場が決定されます。ナ・リーグの全体2位には、大谷選手のチームメイトである一塁手のフリーマン選手が113万6389票で続いています。DH部門での2位は、15日にレッドソックスからジャイアンツに移籍したディバース選手が79万6382票を獲得し、3位はカブスの鈴木誠也選手が35万8138票で追う形となっています。 アメリカン・リーグでは、ヤンキースの外野手ジャッジ選手が156万8527票を獲得し、全体1位にランクインしています。全体1位以外の各ポジションで上位2名(外野手は6人または4人)が、6月30日から7月2日まで行われる最終投票に進むことができます。(共同)