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大谷翔平の二刀流復帰間近か ロバーツ監督、次回ライブBPが最後の調整登板となる可能性を示唆

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)が大谷翔平投手(30)について、次回のライブBP(実戦想定の投球練習)が二刀流復帰前の最後の調整登板になる可能性を示唆した。右肘の手術後から4度目のライブBPについて「来週初め(週明け)に打者相手に投げる予定だが、正確な日は分からない」とした上で、これが最後になるかとの問いに「可能性はある。かなり(復帰を)楽しみにしている。ライブBPで投げて、その後(打者で)プレーする。その体力を試合で使おうと、彼は楽しみにしている」と明かした。大谷は10日のパドレス戦前に術後3度目のライブBPを行い、3イニング想定で44球。6三振を奪い、復帰に向けて大きく前進した。14日のジャイアンツ戦で1試合2発をマークした試合後には、オールスター戦前の復帰について、米記者に「どう思いますか?逆に」とニヤリ、逆質問。早期復帰の可能性をにおわせていた。

【日本ハム】試合後、エスコンフィールドから広島ファンにメッセージ「私たちが目指す未来」

カード最終戦が終了した後、エスコンフィールドの大型ビジョンにおいて、球場スタッフ一同から広島ファンへの心温まるメッセージが映し出されました。メッセージ全文は以下の通りです。☆   ☆   ☆ 広島東洋カープファンの皆様へ 皆様の本拠地であるマツダスタジアムは、ただの野球場ではなく、広島という街そのものを反映しています。その日の天気よりも試合結果が話題になる日常に、私たちは何度も感動しています。カープを通じて街がひとつになる。その姿は、「地域とチームの理想の姿」であり、これこそが私たちも目指す未来です。私たちも、「ファン・地域・チーム・球場」が一体となり、地元に愛される存在を目指して、これからも挑戦を続けて行きます。再びエスコンフィールドでお会いできる日を楽しみにしております。この度はエスコンフィールドにご来場いただき、心より感謝申し上げます。球場スタッフ一同☆   ☆   ☆SNS上では「感動しました」「何て素敵なメッセージでしょう」「ありがとうエスコン」などのコメントが多数寄せられていました。

【日本ハム】新庄監督「何がこうなってどうなってそうなって…」7点差逆転にインスタでも大興奮

日本ハムの新庄剛志監督(53)が、劇的なサヨナラ勝ちに大喜びし、インスタグラムにその感動を投稿しました。この日は、6回表で0-7と大きくリードされていた中、6回裏に1点、8回に4点、9回に2点を返して同点に追いつきました。そして延長10回、田宮裕涼捕手(25)のサヨナラ本塁打で勝利を掴みました。新庄監督はインスタグラムで「何がこうなってどうなってそうなって7点差をひっくり返したのか もう~わかりゃん~ 皆んな 凄い 有難う 誇りに思います!」と、選手たちへの感謝と称賛の言葉を送っています。試合後、新庄監督は次のように語りました。「あー、しびれたねぇ。(今カードから1軍へ)上がってきてくれた選手が全員打ったでしょ。ホッとしたね。あの中島くんフォアボール、その前のヒットも。田宮くんの内野安打も、今日もサヨナラホームランでしょ。宮崎くんも1本出てくれたしねぇ。6回の6点で、あちゃ~ってなったけどね。いやぁ、よく選手が追いついてくれて、最後決めてくれましたね。スタンドを見ても、そんなに帰ってなかったんですよ。なんかうれしいなと思って。何か期待してくれてるファンのみんなが残ってくれてたっていうのが、今日のサヨナラホームランにつながってくれましたね」と、興奮と感謝の気持ちを表しました。

【オリックス】森友哉、感動の涙…「ひろとも頑張って」闘病中の親友に白星を捧げる

オリックスのキャッチャー森友哉(29)は、お立ち台で感動の涙を流しました。「今日の始球式で…ひろとが(涙)ひろとがマウンドに立ってくれました。僕たちはシーズンの最後まで絶対に負けないという気持ちで頑張ります。ひろとも頑張ってください」とコメント。この日は、大阪桐蔭高校での同期で、現在希少なガンと闘病中の福森大翔(ひろと)さん(29)が、特別始球式を務めました。森選手はキャッチャーとしてノーバウンドでその球を受け取り、二人は抱き合いました。試合では、1点ビハインドの5回に追いつき、なおも1アウト一、三塁の場面。同校の吹奏楽部の演奏が響く中、4球目の外角直球を右前に打ち返し勝ち越し打を決めました。「今日は大阪桐蔭の吹奏楽部とひろとが一緒に来ているので、絶対に自分がお立ち台に立つと強い気持ちで臨みました」と試合後に胸の内を語りました。この日は福森さんへの思いを込めて、自身の登場曲を「栄光の架橋」と「何度でも」に変更。また、多くのチームメイトも協力して登場曲を切り替え、エールを送りました。有言実行の一打によって親友に勝利を贈ることができました。

【中日】西武から佐藤龍世をトレードで獲得!三塁手不足と得点力の改善を目指して

中日ドラゴンズは15日、西武ライオンズから佐藤龍世選手(28)をトレードで迎え入れることを発表しました。入団会見は17日に行われる予定です。この発表は、セ・パ交流戦が終わった直後に行われました。中日の打線は、同日の試合でも千葉ロッテマリーンズと共にリーグワーストの14度目となる完封負けを喫し、打線の強化が急務となっています。今シーズン1軍での出場はまだありませんが、2軍では三塁や二塁を守りながら41試合に出場。打率3割2分4厘、4本塁打、16打点と安定した成績を残しています。中日は、三塁手のポジションに困っている状況です。「4番・三塁」として期待されていた石川昂弥選手が不振に陥り、福永裕基選手は左手首、高橋周平選手は左肘を負傷し、長期離脱が見込まれています。さらに、これまでのジェイソン・ボスラー外野手(31)やオルランド・カリステ内野手(33)の成績も期待には遠いものです。昨シーズン、4番打者を務めたこともある佐藤選手の勝負強い打撃力は、打撃が低迷している中日にとって大きなプラスとなるでしょう。▽佐藤龍世選手のコメント:「寂しい気持ちでいっぱいです。ライオンズファンの皆さんは本当に熱心で、ファイターズから戻った時に受けた温かい声援を今も思い出します。この移籍を前向きに捉え、ドラゴンズでの新たな挑戦をがんばります」

【交流戦】パ・リーグが全勝のために…楽天とロッテの努力報われず、上位4チームとの差が拡大する驚きの現象

パ・リーグがその強さを発揮しました。最後まで緊張感が続いた楽天対阪神戦は、楽天が延長12回に劇的なサヨナラ勝ちを収めました。この日は、パ・リーグの6球団全てが勝利を飾るという成果を上げました。 今週はパ・リーグの優位が際立ちました。日本ハムはこの日の広島戦で、7点差を覆す逆転勝利を収めました。今週の成績を5勝1敗で終えています。 オリックスと西武もそれぞれ5勝1敗という好成績を収めました。ソフトバンクは4勝1敗1分けです。 楽天とロッテは4勝2敗という結果でした。これで2勝ち越していますが、リーグ内での上位4チームとの差が広がってしまうという、交流戦特有の現象が見られました。  ◆15日の試合結果 <日本生命セ・パ交流戦:楽天3-2阪神>◇15日◇楽天モバイルパーク <日本生命セ・パ交流戦:西武1-0中日>◇15日◇ベルーナドーム <日本生命セ・パ交流戦:オリックス8-3巨人>◇15日◇京セラドーム大阪 <日本生命セ・パ交流戦:ソフトバンク4-3DeNA>◇15日◇みずほペイペイドーム <日本生命セ・パ交流戦:日本ハム8-7広島>◇15日◇エスコンフィールド <日本生命セ・パ交流戦:ロッテ5-4ヤクルト>◇15日◇ZOZOマリン

【ヤクルト】宮本慎也氏が古巣の連携ミスに苦言 「野球の上手い下手は関係ない」

元ヤクルト選手で現在は日刊スポーツの評論家として活躍する宮本慎也氏(54)が、NHK BS放送で古巣のヤクルトのずさんな守備についてコメントをしました。試合は9回表、無死一塁の場面で行われました。ロッテの愛斗選手が一塁線にバントを試みました。この打球に対し、投手の清水、捕手の古賀、一塁手のオスナ、そして三塁手の北村拓が処理に向かいました。最終的に古賀が愛斗選手をタッチアウトにしましたが、三塁ベースは無防備な状態に。北村拓が急いで戻りましたが、古賀は送球することができませんでした。この状況に宮本氏は、「北村の判断ミスです。自分が打球を処理しないと決めたら、すぐに三塁に戻るべきです」と指摘。また、二塁ベースにいた遊撃手の伊藤にも「できればショートが三塁に向かうべきです。二塁は間に合わなくても戻る必要はない」とアドバイスしました。この痛恨のミスにより、1死三塁のピンチとなると、ヤクルトの高津監督は田口投手を投入。しかし、代打の角中選手にサヨナラ犠飛を打たれてしまいました。宮本氏は、ヤクルトのプレーに対し、「カバーに行くか戻るか、これらは野球のうまさに関係なく基本のことです。こうしたミスをなくしたうえで、打撃についての議論をすべき」と苦言を呈しました。ヤクルトはこれで両リーグ最多の借金「21」。5位の中日とのゲーム差は「9」まで広がっています。

【阪神】岡田顧問が佐藤輝明に苦言「これは大きいよ」延長11回、本塁打確信歩きで二塁進めず

阪神タイガース前監督である岡田彰布オーナー付顧問(67)は仙台で行われた東日本放送の「khbスーパーベースボール、楽天-阪神」のテレビ解説において、阪神タイガースの内野手、佐藤輝明選手(26)の走塁についてコメントしました。試合は2-2で進み、延長11回に佐藤選手は先頭打者として中堅方向へ本塁打性の打球を放ちました。打球はスタンドインするかと思われましたが、フェンスに直撃しました。しかし、佐藤選手は打った瞬間に本塁打を確信し、次の塁への進塁が遅れ、一塁で止まる結果となりました。この点について岡田顧問は、「これは大きいよ。セカンド行くのと(行かないのでは)」とコメントし、重要な場面での判断ミスを指摘しました。その後、大山選手が左前ヒットを打ち、無死一、二塁の好機を迎えましたが、阪神は勝ち越せず、貴重な得点機を逃しました。

【阪神】自虐的なテレビ解説を行った岡田彰布顧問、楽天戦の6連敗を語る

阪神前監督である岡田彰布オーナー付顧問(67)が仙台まで足を運び、東日本放送「khbスーパーベースボール、楽天-阪神」のテレビ解説を務めました。この試合の前日まで、阪神は交流戦で楽天に6連敗中でした。その話題が実況アナウンサーから振られると、岡田顧問は「オレやな」とぽつりとコメント。23年6月8日の楽天3回戦(楽天モバイル)から始まった連敗について、彼自身の監督時代から続いていることに自虐的に触れました。

ロバーツ監督「ショウヘイが打てば波に乗れる。今夜素晴らしい活躍」大谷翔平選手の2本塁打を称賛

「1番DH」として試合に出場した、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30歳)は、今季3度目の1試合2本塁打を記録し、メジャー通算250号に達しました。1回の第1打席では先頭打者本塁打を放ち、6回無死の第4打席でもソロ本塁打を決め、11安打11得点という打線を引っ張りました。この試合で大谷選手は3打数2安打、2打点を記録し、さらに5打席で4回の出塁を果たしました。試合後、ロバーツ監督は大谷選手について「ショウヘイが今夜、素晴らしいプレーを見せてくれた。彼の2本塁打で、再び調子が戻ってきた。ショウヘイが打てば、チームも勢いに乗れる」と評価しました。8回までに11-0という圧倒的な勝利の状況の中、9回は野手のキケ・ヘルナンデスがマウンドに上がりました。このような状況で、二刀流として復帰を目指し順調に調整中の大谷選手を投げさせたいか、との質問に監督は「その可能性は低い。彼が投げる時は、先発になる」と笑みを浮かべました。