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退場ロバーツ監督が激怒、大谷翔平への死球は「間違いなく意図的だ」 22日登板は「大丈夫」

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)、大谷翔平投手(30)への死球に怒りを見せた。2-5の9回2死三塁、3ボールから右腕スアレスの直球が大谷の右脇腹付近に直撃。この日はロバーツ監督とシルトと監督が口論の末に退場処分となっており、警告試合が宣告されていた。大谷は右手を上げ、荒ぶるチームメートを抑えるようなしぐさを見せた。ドジャースとパドレスの4連戦では、両軍合わせて8死球が飛び交った。ロバーツ監督は、大谷への死球が故意だと思うか問われると「間違いない。(カウント)3-0から、右投手が左打者に当てるのは。スアレスがどれだけ左打者に死球を与えているかわからないが、意図的だ。彼(大谷)はこれ以上、衝突を求めていない。それは私もリスペクトする」と怒りをあらわにした。大谷は22日のナショナルズ戦で、今季2度目の登板を予定。影響についてロバーツ監督は「うまく避けたから大丈夫だろう」とした。【4連戦での死球などを巡る経過】◆16日:パ軍シースが2-3の4回1死一塁、ド軍パヘス(第1打席で二塁打)の左肘付近に死球→パヘスがシースへ声を荒らげる◆17日:ド軍トリビノが2-1の3回無死二塁、パ軍タティスの背中に死球→両軍静観◆17日:パ軍バスケスが3-2の3回1死、大谷の左太もも付近に死球→警告試合が宣告されロバーツ監督が猛抗議で退場。パ軍側は故意死球を否定。◆18日:ド軍シーハンが0-1の3回2死、パ軍マチャドへカウント1-1から顔面付近へすっぽ抜け→マチャドは声を発し、捕手ラッシングへ意味深なウインク。◆18日:ド軍サウアーが8-3の7回無死、パ軍イグレシアスへ死球→両軍静観◆18日:パ軍コレックが1-3の7回無死一塁、ド軍パヘスの左肩に死球→両軍静観◆19日:ド軍トリビノが0-3の7回1死二塁、パ軍ジョンソンに2ボールから死球→両軍静観◆19日:ド軍トリビノが0-3の7回2死二、三塁、パ軍タティスへ厳しい内角球→シルト監督が声を上げる◆19日:ド軍リトルが0-5の9回無死、パ軍タティスの右手首付近へ死球→シルト監督とロバーツ監督がホームベース付近で激しい口論、両軍選手とスタッフが入り乱れる。警告試合、両指揮官は退場処分。◆19日:パ軍スアレスが5-0の9回2死三塁、3ボールから大谷の脇腹へ死球→スアレスらが退場【動画】大谷翔平へ3ボールから脇腹に危険球、大谷は荒ぶるチームメートを抑える>>

【ソフトバンク】育成の川口冬弥、念願の支配下選手契約へ 背番号95、今季2軍で防御率0.98の活躍

ソフトバンクは20日、育成選手の川口冬弥投手(25)を支配下選手として契約したことを発表しました。青空の広がる甲子園球場内での記者会見で、川口は新たに「95」という背番号を背負います。「これは今年の大きな目標のひとつでした。しかし、ここで満足せず、更なる高みを目指し、日本シリーズでも活躍できる選手になりたいです」と抱負を語りました。 川口選手は東海大学菅生高校を卒業後、城西国際大学で腕を磨き、さらにクラブチームのハナマウイ、四国IL徳島を渡り歩いた後、2024年に育成ドラフト5位でソフトバンクに入団しました。彼の持ち味である力強い直球を武器に、今季のウエスタン・リーグでは中継ぎ投手として16試合に登板し、防御率0.98という優れた成績を残しています。

【フレッシュ球宴】ヤクルトのモイセエフらが選出 オイシックス新潟からも選定/イースタン選抜メンバー一覧

日本野球機構(NPB)は20日、「プロ野球フレッシュオールスターゲーム2025」(7月20日、レクザムボールパーク丸亀)における出場予定選手を発表しました。イースタン・リーグ選抜には、巨人ドラフト1位の石塚裕惺内野手(19)、日本ハムのドラフト1位である柴田獅子投手(19)、そしてヤクルトのドラフト2位として期待される長距離打者、モイセエフ・ニキータ外野手(18)などが選ばれました。以下に、イースタン・リーグ選抜のメンバー一覧を示します。 【イースタン・リーグ選抜】■投手マルセリーノ DeNA宮原駿介 巨人篠原響 西武柴田獅子 日本ハム中村優斗 ヤクルト中込陽翔 楽天泰勝利 楽天能登嵩都 オイシックス新潟 ■捕手中澤英明 オイシックス新潟 ■内野手田内真翔 DeNA石塚裕惺 巨人村田怜音 西武山縣秀 日本ハム田中陽翔 ヤクルト宮崎竜成 ロッテ立松由宇 ロッテ ■外野手武田陸玖 DeNA笹原操希 巨人仲三河優太 西武宮崎一樹 日本ハムモイセエフ・ニキータ ヤクルト西川史礁 ロッテ吉納翼 楽天知念大成 オイシックス新潟

【阪神】ドラフト5位ルーキー佐野大陽が1軍合流 「ずっとこの日を夢見て」プロ初昇格のチャンス

阪神タイガースのドラフト5位ルーキー、佐野大陽内野手(23歳)が1軍に加わることになりました。出場選手として登録されれば、プロキャリアで初めての1軍昇格となります。2軍では、41試合に出場し、打率3割7厘をマークしていました。佐野選手は「この日をずっと待ち望んでいました。2軍では自分のやるべきことをしっかりとできていたので、自信を持って今日から頑張ります。バッティングや守備の前に、自分の持ち味である元気さをアピールしていきたい」と意気込みを語りました。1軍合流の知らせは、前日の19日夜に受け、「まったく眠れませんでした」と照れ笑い。それでも体調については「大丈夫です」と力強く答えました。

大谷翔平への3ボールから脇腹に危険球、大谷は冷静に荒ぶるチームメートを抑制――4連戦で両チーム8つ目の死球

ドジャースの大谷翔平投手(30)は、荒れた試合展開の中で死球を受けました。試合は2-5で迎えた9回2死三塁の場面、3ボールからパドレスの右腕スアレスが放った直球が大谷の右脇腹付近を直撃しました。この日はすでにロバーツ監督とシルト監督の口論があって退場処分となっており、試合は警告試合となっていました。大谷は一塁へ向かう際に、右手を上げて荒ぶるチームメートたちを抑制するようなそぶりを見せました。この死球は、ドジャースとパドレスの4連戦において8つ目の死球となります。その後、パドレスは松井裕樹投手(29)をマウンドに送りました。 【4連戦での死球などを巡る経過】◆16日: パドレスのシースが4回1死一塁で、ドジャースのパヘスに死球を投げる。パヘスはシースに声を荒げる。◆17日: ドジャースのトリビノが3回無死二塁でパドレスのタティスに死球。これには両軍が静観。◆17日: パドレスのバスケスが3回1死、大谷の左太もも付近に死球。警告試合となり、ロバーツ監督が猛抗議で退場。パドレス側は故意ではないと主張。◆18日: ドジャースのシーハンが3回2死でパドレスのマチャドに投球が抜け、顔面付近をかすめる。マチャドは捕手ラッシングにウインクで反応。◆18日: ドジャースのサウアーが7回無死でパドレスのイグレシアスに死球を投げるも、両軍は静観。◆18日: パドレスのコレックが7回無死一塁でドジャースのパヘスに死球。これも両軍静観。◆19日: ドジャースのトリビノが7回1死二塁でパドレスのジョンソンに死球、両軍静観。◆19日: ドジャースのトリビノが7回2死二、三塁でパドレスのタティスに厳しい内角球を投じる。シルト監督が声を上げる。◆19日: ドジャースのリトルが9回無死でパドレスのタティスに左手首付近への死球。シルト監督とロバーツ監督が激しい口論、選手とスタッフが入り乱れる。警告試合となり、両指揮官は退場。◆19日: パドレスのスアレスが9回2死三塁で3ボールから大谷の脇腹に死球を当てる。

山本由伸の右膝付近にピッチャーライナー直撃…ベンチからロバーツ監督やトレーナーらが飛び出す

ドジャース山本由伸投手(26)が、ヒヤリとするアクシデントに見舞われた。0-1の4回無死、先頭アラエスが放った83・5マイル(約134キロ)のピッチャーライナーが、右膝付近を直撃。打球は大きく弾み、結果的には二ゴロとなった。山本は痛がるそぶりは見せなかったが、ベンチからデーブ・ロバーツ監督(53)やトレーナーらが駆けつけた。山本は状態を確認すると、投球練習を行いプレーを続行した。2死からシーツを一ゴロに打ち取ると、通常通り一塁ベースカバーにも入った。今季は試合前時点で14試合に登板して6勝5敗、防御率はリーグ6位の2・64。前回登板は13日(同14日)のジャイアンツ戦で、4回2/3を6安打2本塁打で5失点と精彩を欠いた。白星を挙げれば、5月26日(同27日)のガーディアンズ戦以来、24日ぶりとなる。【ライブ速報はこちら】――>>大谷翔平「1番DH」でパドレス戦 先発は山本由伸 ドジャース―パドレス

【交流戦】パ・リーグが圧倒! ソフトバンクが首位で最終カードに挑む パ・チームが上位を独占、通算52勝の快進撃

ソフトバンクは広島に対して圧勝し、これで2カード連続で勝ち越しを果たしました。交流戦では今季初の10勝を達成し、これから交流戦の首位として阪神との3連戦(甲子園)に臨みます。今季の交流戦では、パ・リーグが大きく勝ち越しており、上位6チームを全てパ・リーグが占めています。交流戦のこれまでの通算成績は、パ・リーグが52勝、セ・リーグが35勝となっており、パ・リーグが17勝差でリードしています(2試合引き分け)。◆19日のその他の試合結果DeNA 1-2 西武巨人 1-4 日本ハムヤクルト 1-3 楽天中日 1-6 オリックス阪神 2-0 ロッテ

大谷翔平「1番DH」でパドレス戦 山本由伸は7勝目なるか/速報します

ドジャース大谷翔平投手は「1番DH」で先発出場。5試合ぶりとなる26号は出るか。山本由伸投手は7勝目を目指し先発。試合開始は午前11時10分の予定。 ドジャース対パドレス 試合前練習でキャッチボールするドジャース大谷(撮影・滝沢徹郎) ドジャース対パドレス 試合前練習でキャッチボールするドジャース大谷(撮影・滝沢徹郎) ドジャース対パドレス 試合前練習に臨むドジャース大谷(撮影・滝沢徹郎) ドジャース対パドレス 試合前練習で調整するパドレスのダルビッシュ(撮影・滝沢徹郎) 2025年全本塁打写真特集 チーム123456789計 パ 0 ド 0 大谷翔平第1打席 1回先頭打者 パドレス投手は右腕バーガート 山本由伸投球内容 【1回】 1タティス 2アラエス 3マチャド 4シーツ...

「大谷翔平2世」カグリオンがメジャー初本塁打含む2発 大学時代に二刀流で活躍のドラ1ルーキー

ロイヤルズの「大谷2世」、ジャック・カグリオン外野手(22)がメジャー初本塁打を含む2本塁打を放った。「6番右翼」で先発出場。2回の第1打席で高めボール球の直球を捉え右中間にあるブルペンへメジャー初アーチとなる1号ソロ。ベンチに戻ると大谷の初本塁打時と同様、チームメートから「サイレントトリートメント」で「祝福」された。9回の第4打席は初球の低めスライダーを右中間スタンドへ134メートルの特大2号ソロを運んだ。昨年のドラフト会議でロイヤルズから1巡目(全体6位)指名されてプロ入り。フロリダ大学時代に投打二刀流で活躍し、今月3日にメジャーデビュー。14試合目にして待望の本塁打を放った。カグリオンはロイヤルズでは打者に専念している。今月27日(同28日)からは大谷翔平所属のドジャースと3連戦。二刀流を復活させた投手大谷と対戦する可能性がある。

【とっておきメモ】阪神デュプランティエのユニークなリフレッシュ法、初完封で日本に輝く

<日本生命セ・パ交流戦:阪神2-0ロッテ>19日◇甲子園お見事、デュープ! 阪神タイガースの先発投手ジョン・デュプランティエ(30)は、「日本生命セ・パ交流戦」のロッテ戦で来日以来初となる完封勝利を挙げ、3勝目を達成しました。彼は4安打12奪三振という素晴らしい投球を見せ、1年目にして二桁奪三振と完封を同時に達成したのは球団史上初の快挙です。チームはセ・リーグ内で唯一の勝利を収め、2位のDeNAとのゲーム差を今季最大に並ぶ3.5に広げました。これにより、27日から再開するリーグ戦に首位として臨むことが確定しました。   ◇   ◇   ◇デュプランティエのリフレッシュ方法の一つには、自宅でポップコーンを作ることがあります。出来立てのホカホカをつまみながら、ドラマや映画を楽しむのが彼の至福の時間です。電子レンジで温めて、好みのソースをかけて食べることを心待ちにしています。しかし開幕前には、日本で電子レンジ用のポップコーンが見つからず、「日本には売っていないんだ。本当に恋しいし、すごく食べたい」と残念がっていたそうです。そんな時、チームメイトのビーズリーが「コストコに売っているよ」という嬉しい情報を教えてくれました。異国での快投の裏には、彼の心の支えともいえる大好物の存在があるようです。【阪神担当 伊東大介】