baseball

【交流戦】セパ交流戦全日程終了 ソフトバンクから2人が最優秀防御率、個人タイトル発表

ロッテが巨人に対して逆転勝利を収め、見事に同一カードでの3連勝を達成しました。これにより交流戦の全日程が終了し、個人タイトルも無事に確定しました。■首位打者 ソフトバンクの柳町達選手(28歳) 打率3割9分7厘■最多安打 中日の岡林勇希選手(23歳) 28安打■本塁打 阪神の佐藤輝明選手(26歳) 6本■打点 広島のサンドロ・ファビアン選手(27歳) 15打点■盗塁 阪神の近本光司選手(30歳) 8盗塁■最優秀防御率 ソフトバンクの大関友久投手(27歳)、ソフトバンクのリバン・モイネロ投手(29歳) 共に防御率0.78■最多勝 日本ハムの加藤貴之投手(33歳) 3勝■最多奪三振 ソフトバンクのリバン・モイネロ投手(29歳) 37奪三振■セーブ王 オリックスのアンドレス・マチャド投手(32歳)、中日の松山晋也投手(25歳) 7セーブ

【ソフトバンク】柳町達が打率.397で交流戦首位打者を獲得 球団では23年近藤健介以来6人目

ソフトバンクの外野手、柳町達(28歳)が、初めて交流戦で首位打者のタイトルを手にしました。この日は交流戦の全日程が終了し、柳町が打率3割9分7厘で見事にタイトルを獲得しました。この快挙は、球団としては2023年の近藤健介(31歳)以来、6人目のことです。柳町は交流戦の全18試合にて「3番打者」として先発出場。セ・リーグの投手から次々とヒットを重ね、ノーヒットに終わった試合はわずか2回でした。合計で27安打を放ち、両リーグで2位の成績を収めました。また、出塁率4割7分4厘もトップであり、得点圏打率4割2分9厘と高い勝負強さを見せ、チームを2019年以来の交流戦優勝へと導きました。プロ入りから6年目の今シーズンは、開幕から2軍に所属していましたが、4月1日に1軍に昇格しました。その後、4月23日からはスタメンに定着し、シーズン通算でも打率3割4分2厘でパリーグのトップに立っています。

【巨人】交流戦最終戦で逆転負け、苦しい借金生活に突入 西舘勇陽は5回途中で6失点のKO

巨人は交流戦の最終戦で逆転負けを喫し、節目で借金生活に入ることとなった。交流戦は6勝11敗1分けに終わり、今季通算では34勝35敗2分けという成績となった。 試合の初回では、2番DHとして出場した坂本勇人内野手(36)が先制の今季1号ソロホームランを打ちました。この一打で18年連続の本塁打を達成し、巨人の選手としては長嶋茂雄の17年連続を超えて歴代単独4位となりました。その後、5回には二塁打、9回には右前打を放ち、今季初の猛打賞を記録。交流戦通算安打も338本となり、西武の栗山巧を抜いて最多記録を更新しました。 チームは2回に4本の安打を集めて2点を追加しましたが、先発の西舘勇陽投手(23)が試合を崩してしまいました。3回までに3-3の同点に追いつかれると、5回に3点を失い降板。交流戦で3勝目を狙いましたが、ロッテ打線に打ち崩されました。 ▼坂本は1回に今季初のホームランを達成。これが今季の89打席目での一発となりましたが、シーズン初号としては過去に15年で125打席目、18年で103打席目に次ぐ遅さでした。それでも2008年から18年続けてホームランを記録したことになります。巨人で18年以上連続して本塁打を記録したのは、59~80年の王の22年、63~81年の柴田、01~19年の阿部の各19年に次ぎ4人目となり、58~74年の長嶋の17年を上回りました。 ▼坂本はこの日3安打。今季4度目のマルチ安打で、通算671度目となり歴代9位の川上(巨人)に並びました。また、交流戦通算338安打で、西武の栗山の337安打を抜いて新記録を樹立しました。 ---

【巨人】坂本勇人“長嶋超え”の1号ソロ「仕留めることができてよかった」単独歴代4位の18年連続弾

巨人の坂本勇人内野手(36歳)が“長嶋超え”となる今季1号ソロ本塁打を放ちました。スタメンで2番DHとして登場し、1回の1死からロッテの先発サモンズ投手に対して先制の一撃。内角への直球、変化球を見極めて1ボール1ストライクからの3球目、甘く入った146キロの直球を逃さず振り抜くと、ボールは勢いよく伸びて左中間スタンドに入りました。プロ2年目の2008年から続く18年連続の本塁打は、巨人では長嶋茂雄の17年を超え、単独歴代4位となりました。「一振りで仕留められてよかったです」。今季89打席目で生まれた初めての本塁打は、6月24日に出たシーズン1号としては、2015年5月15日にあったヤクルト戦(東京ドーム)を超える“最も遅い1号”となりました。阿部監督らがベンチで拍手を送り、「ナイスバッティング!」の声を仲間から受けて、坂本選手は笑顔を見せました。プロ19年目を迎える今季は、開幕から11試合に出場し打率1割2分9厘と不調が続きました。2度の2軍降格と昇格を経験し、6月10日以降の再昇格後は1軍での連続出場が続いていました。スタンスの幅などを試行錯誤しながら改善を重ねた結果、生まれた一発でした。5回には左中間を破る二塁打を放ち、交流戦での通算安打数を337本としました。今季最終戦で2本を追加し、歴代1位の西武・栗山選手に並びました。困難を乗り越えてきたシーズン前半戦。ついに飛び出した一発と、プロ野球史に残る偉業が、再浮上を図るチームにとって何よりのカンフル剤となります。【阿部健吾】

【日本ハム】「サニーテラス」内覧会に「清宮函太郎」登場!店員スタイルで寿司をふるまう

日本ハムの本拠地であるエスコンフィールドに位置するFビレッジに新たにオープンする「サニーテラス」にて、24日、25日のグランドオープンに先駆けて、メディア向け特別内覧会と試食会が行われました。北海道初上陸となる世界的に有名なピッツェリア「アンティーカ ピッツェリア ダ ミケーレ北海道」や「スターバックス」、函館の人気回転寿司店「函太郎」などが出店する注目のスポットです。「函太郎」には、日本ハムの内野手である清宮幸太郎選手(26)が店員の格好で「清宮函太郎」として登場しました。本格的な名札を付けて「本まぐろ三昧です!このネタの厚さのように、チームの選手層も厚くなるといいですね」とコメントし、寿司を提供しながらPRを行いました。「ダ ミケーレ」では、斎藤友貴哉投手(30)と矢沢宏太投手(24)が「ピッツァ マルゲリータ」と北海道店限定の「サルサパタティーネのクアトロフォルマッジ」を試食。斎藤投手が「クアトロフォルマッジのポテトのパリパリ感とチーズの柔らかさが抜群にマッチしています。このチーズのように粘り強いピッチングをしたいです」と絶賛し、矢沢投手は「間違いなくおいしい。皆さんもぜひお越しください」とPRしました。このテラスは、球団OBの斎藤佑樹氏(37)が代表取締役を務める「mybase」が手がけた飲食商業施設で、北広島高校側の「ユース通り」からエスコンフィールドに続く遊歩道沿いに位置しています。今後は1階にジム、2階には温浴施設がオープンする予定です。

【巨人】坂本勇人が先制ソロ本塁打で交流戦通算336安打、歴代1位まであと1本「一振りで仕留めた」

2番指名打者として出場した坂本勇人選手(36)は、先制の今シーズン第1号となるソロ本塁打を放ちました。1回裏、1アウトの場面でロッテの先発ピッチャー、サモンズ選手のストレートを見事に捉え、センター席に運びました。自身89打席目での初本塁打について、「一振りで仕留めることができて良かったです」とコメントしました。この本塁打は坂本選手にとって18年連続となるものでした。交流戦での通算安打数はこれで336本となり、歴代1位の記録保持者である西武ライオンズの栗山巧選手の337本にあと1本と迫りました。坂本選手は、ソフトバンクとの試合があった10日に、約1カ月の2軍調整から1軍に復帰していました。試合前までの成績は打率0.173、7打点でした。

西武球団社長が謝罪、選手らオンラインカジノ書類送検 株主総会で「隠し事あったのか」質問飛ぶ

株式会社西武ホールディングスの第20回定時株主総会が24日、埼玉県所沢市で開催されました。株主からは、西武球団の選手5人がオンラインカジノでの賭博容疑により書類送検された件について、「今の発表になったというのはガバナンスの問題があったのか、それとも何かを隠していたのか」との質問が寄せられました。奥村剛球団社長(57)は、株主やファンに対して謝罪を行い、対象者が制裁金を受け入れたことについて説明しました。また、「なぜこのタイミングでの発表となったのかについては、シーズン前の申告から今日まで、日本野球機構との連携のもと、当局の調査において情報の取り扱いに細心の注意を払いながら慎重に進めてきました。新たに発生した問題ではありません」と説明しました。

大谷翔平に6本差!マリナーズの捕手ローリー、両リーグトップ独走32号2ラン

マリナーズのカル・ローリー捕手(28)が、両リーグトップ独走の32号本塁打を放った。2位のヤンキースのジャッジに再び4本差、ナ・リーグ1位のドジャース大谷とは6本差となった。ローリーは敵地でのツインズ戦に「3番捕手」で出場し、9ー2の9回2死二塁で迎えた第5打席。2ボール1ストライクから2番手左腕ウェンツの高めチェンジアップを捉え、左翼スタンドに4試合連続の2ランを運んだ。ここ6試合で6本と爆発。チーム77試合目で32発は年間67.3本ペースと、驚異的な勢いで量産している。この日は5打数2安打2打点で今季打率2割7分8厘、32本塁打、68打点、OPS1.048となった。

駒大が3季ぶりの東都大学野球1部昇格 日大に2連勝 鳥山穣太郎が2ラン

2部優勝の駒大が1部6位の日大に17安打11得点で快勝。2連勝で3季ぶりの1部昇格を決めた。1点リードされ迎えた2回無死一、三塁。武富航佑内野手(2年=向上)の一ゴロに間に、相手失策も絡み、三塁走者を迎え入れ同点に。なおも1死三塁から、永野陽大内野手(2年=日大三)がスライダーを捉え三塁への適時内野安打で勝ち越しに成功した。流れを引き寄せた駒大打線は、3回も2点。7回には1点を加えなおも1死一塁から鳥山穣太郎内野手(4年=常総学院)の左越え2ラン本塁打に、8回には打者一巡の猛攻で勝利を決定づけた。投げては先発の西村陸努投手(4年=岡山学芸館)から5回途中から本間葉琉投手(3年=羽黒)、7回からはエース仲井慎投手(3年=下関国際)につなぎ試合を締めた。

鈴木誠也、4打数1安打 カブスはヌートバーの先制2ラン含む4被弾でカージナルスに完敗

カブスの外野手、鈴木誠也選手(30歳)は「3番DH」としてスタメン出場し、4打数1安打を記録しました。最初の3打席では、中飛、空振り三振、空振り三振と凡退が続きました。しかし、8回の第4打席では、リリーフ投手オブライエンによる時速99マイル(約159キロ)の内角速球に対して、バットを折られつつも右前打を放ちました。この試合での打率は2割5分6厘でした。チームのカブスは、中盤以降にカージナルスのラーズ・ヌートバー選手(27歳)による先制10号2ランを含む、4本の2ランを打たれ、試合に完敗しました。