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【阪神】大山悠輔が「魚雷バット」で先制打!芯から先端が細くなったバットで赤星の直球を右前へ

阪神タイガースの5番、大山悠輔内野手(30歳)が「魚雷(トルピード)バット」と呼ばれる新しいバットを使用し、見事に先制打を放ちました。試合は0-0、2回2死一、三塁の場面で大山選手は初打席に立ちました。相手の先発ピッチャー赤星の直球を強烈に打ち返し、一、二塁間を破る素晴らしいヒットを放ちました。大山選手は芯から先端が細くなった特徴的なバットで打点を挙げました。この「魚雷バット」は、メジャーリーグなどでも話題を集めており、大山選手自身もそのパフォーマンスに興味を示していたようです。

【西武】今井達也、7回無失点で月間防御率0.30 61年6月の稲尾和久の球団記録に並ぶ

西武ライオンズの今井達也投手(26歳)は、7回を投げて無得点で9人の打者から三振を奪い、今シーズン3勝目の権利を持ってベンチに控えました。彼の4月の成績は30イニングで自責点1という驚異的なものであり、月間防御率は0.30でした。これは1961年6月に稲尾和久投手が樹立した球団記録に並ぶ素晴らしい記録です。この試合では、7イニングのうち5イニングでランナーを出しましたが、彼の投げる150キロ台中盤の速球を中心に、ピンチの場面を力強く抑えました。そして辛抱強く打線の援護を待ちました。5回までの打線は1得点にとどまりましたが、6回には滝沢の押し出し四球で追加の2点目を獲得しました。

【阪神】田淵幸一さんの目に涙 江夏豊さんと黄金バッテリー再現「泣けてくる。昔を思い出す」

阪神OBの田淵幸一氏(78)が声を詰まらせた。「いや…」と言って、目頭を押さえてしばらく沈黙。「泣けてくる。懐かしい。昔を思い出す。年を取ると涙もろくなるって本当なんだな」と両目に涙を浮かべた。体調が不安視されていたOBの江夏豊氏(76)が、サプライズでファーストピッチセレモニーに登場した。当初は田淵氏と掛布雅之OB会長(69)だけが発表されていたが、江夏氏の来場も実現。車いすでマウンド付近に到着すると、立ち上がった。実際にはボールを投げなかったが、かつてのダイナミックなフォームを想起させるように左腕を振り、拍手喝采を浴びた。捕手役の田淵氏は、立つことは知らされておらず、驚いたという。「やっぱりみんなが見て、この懐かしいマウンドで俺は立たなきゃという気持ちが、立たせたんだと思いますよ」ともにプロ入りは阪神。田淵氏が入団した69年から江夏氏が最後に在籍した75年までの7シーズンだけだったが「黄金バッテリー」として数々の栄誉と名勝負を刻んだ。その1つが、71年の球宴で達成した伝説の9連続奪三振だ。この日、控室では9連続奪三振の思い出話にも花が咲いたという。後輩の掛布氏も交えてのひととき。同じく球場を訪れていた江本孟紀氏(77)とも会話した。「今日は3人で懐かしの思い出作りができてよかったよ。タケ(江本さん)はいい後輩だわ。俺の肩を貸してくれたり、電話くれたりして」と穏やかに笑った。藤川球児監督(44)には「頑張って。胴上げを我々に見せてくれ」と伝えたという。レジェンドデーだったこの日は「ミスタータイガース」がテーマだった。好調の佐藤輝の話を振られると「私は(足を)骨折して『ミスッたタイガース』になっちゃったけどな。今年の佐藤はひと味違うよ。(巨人)岡本とタイトル争いすると思う。やっぱりミスターというのはファンが期待して、ここで頼むよというところで打つのが本当のミスタータイガースになる条件だから。これが誰になるか分からないけどね。掛布のあとに誰が継いでくれるかな。そういうものが出てきたら、優勝しているよ」と期待を寄せた。甲子園のグラウンドに立つ感動も改めて口にした。「いつ来てもいいね。ここでいろんなドラマがあったなと。そうだ、デッドボールで倒れたこともあった、サヨナラホームランを打って、柵を乗り越えてファンと一緒に旗を持って。昔のファンは面白かったなあという思いもしながら。語り尽くせないくらい思い出のある球場ですよ。また呼んでいただければ。もう涙は流しません。今日は3人がいたから、グッとくるものがあったけどね。良かったね」と、何度もうなずいた。【関連記事】阪神ニュース一覧

【西武】中村剛也が実戦で初「魚雷バット」使用 初打席は空振り三振 魚雷1号なるか

西武の中村剛也内野手(41)が実戦で初めて「魚雷(トルピード)バット」を使用した。この日は6番DHでスタメン出場。初回2死一、二塁の第1打席、手にした白木のバットの形状は芯部分から先端にかけてやや細くなっていた。オリックス九里と対戦。カウント2-0からのスイングはファウルに。フルカウントの6球目で空振り三振となった。魚雷バット自体は練習では18日から使用している。この日の試合前に、アドバイザー契約を結ぶSSK社から公認シールが貼られた試合で使用可能な魚雷バットが届いていた。打感などについてはこれまで「ノーコメントです」と一貫していたものの、この日の試合前には「まだ(試合で魚雷バットを)使うかどうかは分からないです」と迷いを口にしていた。大リーグで話題の魚雷バットは11日のプロ野球規則委員会で使用が即日容認され、18日には同じ西武の源田壮亮内野手(32)がNPBでの実戦使用の第1号となっていた。【関連記事】西武ニュース一覧

【阪神】江夏豊氏が試合前セレモニーにサプライズで登場、甲子園に感動の波 車いすから立ち上がる

阪神OBである江夏豊氏(76)が、試合前セレモニーにサプライズとして登場しました。映像では江夏氏が「私は80周年なので、ほとんど同じ年月なんですが、今後ともよろしくお願いします」とのビデオメッセージを披露。この瞬間、往年のファンには多くの思い出が蘇ったことでしょう。続いて「ピッチャー、江夏」のアナウンスの中、車いすでグラウンドに入ると、会場からは驚きと感動の拍手が巻き起こりました。実際に投球は行わず、車いすから立ち上がり、ピッチングフォームのみを披露し、甲子園を圧倒的な感動で包みました。この日は、球団創設90周年を記念して4回にわたって行われる「Tigers Legends Day」の第1回であり、そのテーマは「ミスタータイガース」でした。セレモニーには掛布雅之OB会長(69)と田淵幸一氏(78)が参加すると発表されていましたが、長年にわたるファン待望のレジェンド左腕が急遽加わる形となりました。江夏氏が公の場に姿を見せるのは、昨年7月に東京ドームで行われた巨人とのOB戦以来であり、その時も車いすを使用していました。掛布氏は、今月1日、メモリアルファーストピッチに参加した際に「江夏さんは少し体調を崩されていますが、どうしても甲子園にお呼びしたい。田淵さん、江夏さんは黄金バッテリーとして時代を築かれた伝説の方々。私も現役時代にお二人に大変お世話になりました」と、江夏氏の来場を強く望んでいました。

【巨人】田中将大が二軍戦で2回無失点、戸郷翔征は6回1失点/詳しいイニング詳細

巨人の田中将大投手(36歳)が、25日のイースタン・リーグで行われた日本ハム戦(ジャイアンツタウン)に登板しました。 調整目的の登板であり、5月1日に控えている広島戦(東京ドーム)に向けたものです。17日のDeNA戦(東京ドーム)で2回6失点した後の実戦で、短期間での調整登板となりました。3回からは戸郷翔征投手(25歳)がマウンドに上がり、好投で6回1失点にまとめました。 チーム123456789計 日本ハム0000001001 巨人00000031X4 1回 1番の細川が打席に立ち、初球は142キロのストレートがボール。2ボール2ストライクから6球目を打たされ左飛となりました。 2番の宮崎は、一塁手のティマが強烈なライナーに飛びつき、一ゴロを成立させました。 3番の山口に対しては、カーブ、スライダーと続け、スプリットで空振りを奪い、最後は142キロのストレートで遊ゴロに仕留め、3者凡退に抑え、球場では拍手が起こりました。 1回の全投球数は12球で、球種はストレート、カットボール、スライダー、スプリットでした。 イースタン公式戦で好投した田中将 イースタン公式戦で好投した田中将 イースタン公式戦で好投した田中将 2回 4番の有薗に対し、ストレートで攻め込み、1ボール2ストライクから三ゴロに仕留めました。 5番の進藤には、この日最速の145キロを記録。打球を三遊間に放たれましたが、三塁手の荒巻がダイビングキャッチで三ゴロにし、グラブを叩いて感謝の意を示しました。 6番の清水には、1-2のカウントから138キロのカットボールで空振り三振を奪いました。 2回の投球数は14球で、計26球を投げました。 イースタン公式戦で好投した田中将 イースタン公式戦で好投した田中将...

【巨人】田中将大が二軍戦で2回を完璧に投球 「今日で終わりじゃない。感覚がつかめてきた」/一問一答

読売ジャイアンツの田中将大投手(36)が先発し、2回を無安打無失点で降板しました。打者6人に対し、26球を投げ、1つの三振を奪い、最速は145キロでした。これは、前回の17日に行われたDeNA戦(東京ドーム)での2回6失点からの初めての実戦でした。1軍復帰を予定している5月1日の広島戦(東京ドーム)に向けて最終調整を終えました。試合後の一問一答は以下の通りです。 -今日の内容についての手応えは?やろうとしたことはある程度できました。まだ映像を確認していないので詳細はわかりませんが、これまでとは違いを出せたのではと感じています。ただ、打者に捉えられる場面もありました。それでも一応は、ヒットにされなかったことから、自分が取り組んできたことが少し発揮できたかなと思います。-ファウルが多かったのは、コースに投げられていたからですか?それもありますし、打球が上がらなかったこともあります。コース、高さですね。そこは引き続き意識しながら調整していきます。今日で終わりではなく、ある程度できたから終わりではありません。ようやく少し感覚がつかみ始めてきたので、長いイニングも投げられるように頑張っていきたいです。-2回での交代は予定通りですか?はい。-2イニング目では、低めへの投球も見られましたね。はい、それも含めて全体的に意識しています。-これまでとの違いで、投げるテンポはどうでしたか?テンポについては特に意識していませんが、小林誠司がよいリズムを作ってくれたので、それに乗る形でした。-今日一番意識したのはボールを低めにという部分ですか?低めへの投球も意識しましたが、メリハリをつけた投球を心掛けました。コースやラインを意識しながら投げた結果です。

大谷翔平のスランプに同僚ベッツが発したひと言が話題に – 米国メディアも注目

ロサンゼルス・ドジャースで活躍する大谷翔平投手(30)のスランプが心配される中、チームメイトであるムーキー・ベッツ内野手(32)が発した一言が注目を集めています。大谷選手は、23日(日本時間24日)のシカゴ・カブスとの試合で、父親リストからの復帰後初めてのヒットを打ちました。しかし、復帰後3試合で12打数1安打、2四球、5三振という成績にとどまっています。ロサンゼルス・タイムズ紙のジャック・ハリス記者によると、ベッツ選手は「大谷も人間ですよ。彼がいつでも完璧なプレーをすることに慣れ過ぎてしまっていたかもしれません。でも、他の選手と同じように不調に陥ることもあるでしょう。僕たちは彼の好調な姿をずっと見てきましたけれど」とコメントしました。このベッツ選手のコメントに米国メディアも注目しています。24日付の「スポーティング・ニューズ」は、「オオタニのスランプは最近のドジャースの不振の一因ですが、球団は彼がいずれまた目覚ましい復活を遂げると期待しています」と伝えています。また、米ヤフースポーツは「オオタニは50本塁打、50盗塁という前人未到の記録を達成した選手です。少し打てない期間があると、人々が過剰に反応するのも無理はないでしょう」と報じました。

菅野智之、旧友パーラと再会し友情を温める – ジャイアンツ時代の思い出

オリオールズの菅野智之投手(35歳)が、ジャイアンツ時代のチームメートだった現在ナショナルズのコーチ、ジェラルド・パーラ(37歳)と再会し、友情を深めました。2020年にジャイアンツでプレーしたパーラコーチは、試合前の練習中に「スガノサ~ン」と声をかけて菅野と挨拶を交わし、笑顔で会話を楽しみました。菅野投手は、嬉しそうに「昨日の試合中もパーラが一塁ベースコーチを務めていて、ベースカバーに行くたびに声をかけられました。久しぶりに会えてとても嬉しかったです」とコメントしました。パーラは登場曲「Baby Shark」に合わせた「シャークダンス」で話題を呼び、ナショナルズでワールドシリーズ制覇後、ジャイアンツに加入しました。2020年シーズンには47試合に出場し、打率2割6分7厘、4本塁打を記録しました。

「エキサイティングな対決」大谷翔平&山本由伸 vs スキーンズが話題 MLBネットワークが全米で中継

ロサンゼルス・ドジャースは25日(日本時間26日)から本拠地でピッツバーグ・パイレーツとのシリーズを迎えますが、このシリーズの初戦で注目されるのは、パイレーツの若手右腕ポール・スキーンズ(22)と大谷翔平投手(30)、そして山本由伸投手(26)との対決です。地元ピッツバーグのメディア「トライブ・ライブ」は、「パイレーツのポール・スキーンズがドジャースの強力打線に再び挑む」というタイトルの記事を24日に掲載しました。スキーンズはルーキーイヤーだった昨季、ドジャース戦において2度の先発経験があります。大谷とは6打数で2安打、2打点、3奪三振の記録がありました。この記事では、大谷との対決について「6月5日に行われた初対戦でスキーンズは、100マイル(約161キロ)を超える速球を見事に投げ込み、初打席で三振を奪いました。しかし、続く第2打席では大谷に100.1マイルの速球をセンター越えに運ばれ、126メートルのソロ本塁打を許しました」と書かれており、両者の見応えある勝負が紹介されています。山本とスキーンズの投げ合いは地元紙で「最高の対決」と評され、スポーツ・イラストレイテッドの電子版でも「見逃せない顔合わせ。MLBネットワークもこの試合を全米中継する」と報じられました。投手成績では、山本が5試合の先発で3勝1敗、防御率0.93、38奪三振を記録しているのに対し、スキーンズは5試合に登板し2勝2敗、防御率2.87、30奪三振を挙げています。