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ヌートバーがすごい! 今季10個目の「先頭打者フォアボール」 3、4月のメジャー記録を更新

カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手が「1番右翼」として試合に登場。初回の最初の打席で巧妙に四球を選び、今シーズンの10個目となる「先頭打者フォアボール」で出塁しました。この10個という数字は、3月と4月の合計でメジャーリーグの新記録です。今シーズンから1番打者としての役割を定着させたヌートバーは、4月23日のブレーブス戦でメジャータイ記録に並ぶ8個目の先頭打者四球を選び、さらに25日のブルワーズ戦でも9個目の先頭打者四球を選んで新記録を樹立。この試合でもさらに1回で四球を選び、記録を更新しました。この日は4打数2安打2打点という活躍を見せ、チームの勝利に貢献しました。これまでに26試合に出場し、メジャー3位の22個の四球を選んでいる。1番打者としては25試合に先発出場し、1回の第1打席での成績は15打数4安打(その中には1本の先頭打者本塁打を含む)に加え、10個の四球を選んでいます。出塁率は脅威の5割6分。また、通算成績も打率2割6分3厘ながら、その卓越した選球眼で出塁率は4割2厘を誇るなど、1番打者の役割を十分に果たしています。

落合博満氏、話題の「トルピードバット」を解説 駒田アナ「なぜか安心感が…」

元中日ドラゴンズ監督の落合博満氏(71)は、27日に放送されたTBS系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)の生放送に解説者として出演し、現在野球界で注目されている「トルピード(魚雷)バット」についてコメントをしました。 「トルピードバット」とは、マサチューセッツ工科大学(MIT)出身の物理学者で、昨シーズンまでニューヨーク・ヤンキースでアナリストを務めていたアーロン・リーンハート氏、現フロリダ・マーリンズのフィールドコーディネーターが開発したものです。このバットは先端が細くなっており、魚雷やボウリングのピンのような形状をしているのが特徴です。ヤンキースでは選手たちがこのバットで本塁打を量産したためブームになり、NPB(日本プロ野球)でも11日にプロ野球規則委員会で使用が即日認められました。西武ライオンズの源田や中村、阪神タイガースの大山らが実戦で使用しています。 落合氏は実際にこのバットを手に取り、「感触は軽いですね。重心が手元にあるため、実際の重さよりも軽く感じます。練習で試してみる程度の価値はあるかもしれません。状態が悪いときに試してみるのも一つの方法かもしれませんね」と述べました。 さらに「バッターにはそれぞれのスタイルがあって、どんなバットを使っても芯に当てようとするのはバッターの本質です。あくまで試してみて、慣れることが重要。結果が出れば合っているし、出なければ元に戻せばいいのです。そんな使い方で良いでしょう」と語りました。最後に、「『魚雷バット』というより『トルピードバット』と呼んだ方がいいですね」とまとめ、駒田健吾アナウンサーは「なぜか安心感がありますね」と笑みを浮かべました。

大谷翔平がキャッチボールでスタンドへあわやの大暴投 ブルペンでは順調に28球

ドジャース大谷翔平投手(30)が、ブルペン入りで調整を行った.フォーシームとツーシームを中心に28球。投手コーチ、ゴームズGMらに見守られながら、順調に投球練習を行った。ブルペン入りの前にキャッチボールを行った際には、抜けたボールが練習相手の頭上を大きく越え、左翼席のスタンドへの暴投となった。幸い当たることはなかったが、居合わせた係員の近くへの暴投で、帽子をとって深々と謝罪。その後、気を取り直してブルペン入りの準備を進めた。2月のキャンプイン当初はロバーツ監督が5月前後の投手復帰を目指していることを明かしたが、シーズン終盤での二刀流の活躍を期待するチーム方針に大谷も理解を示し、復帰を大幅に遅らせている。次なるステップはブルペン投球でスライダーの解禁だが、この日も投げず、フォーシーム、ツーシーム、スプリットの3球種だった。

大谷翔平「1番DH」でパイレーツ戦 佐々木朗希はメジャー初勝利なるか/速報します

ドジャース大谷翔平投手は「1番DH」で先発出場。佐々木朗希投手がメジャー初勝利を目指し先発。試合開始は午前10時10分の予定。 ドジャース対パイレーツ 試合前、キャッチボールで調整するドジャース大谷(撮影・菅敏) ドジャース対パイレーツ 試合前、キャッチボールで投げたボールがスタンドに入り、驚くドジャース大谷(撮影・菅敏) ドジャース対パイレーツ 試合前、キャッチボールで投げたボールがスタンドに入り、頭を下げるドジャース大谷(撮影・菅敏) ドジャース対パイレーツ 試合前、笑顔でキャッチボールをするドジャース大谷(撮影・菅敏) ドジャース対パイレーツ 試合前、笑顔でキャッチボールをするドジャース大谷(撮影・菅敏) ドジャース対パイレーツ 試合前、ブルペンで投球練習をするドジャース大谷(撮影・菅敏) 2025年全本塁打写真特集 チーム123456789計 パ 0 ド 0 大谷翔平第1打席 ドジャーススタメン 1(指)大谷翔平 2(遊)ベッツ 3(一)フリーマン 4(右)Tヘルナンデス 5(二)エドマン...

大谷翔平「父親リスト」から復帰後16の2、スイング大きくストライクゾーンでもミスショット増

【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)25日(日本時間26日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(30)が、剛腕との対決で見せ場なく終わった。パイレーツ戦に「1番DH」で出場し、4打数無安打。昨季の新人王でリーグ屈指の右腕ポール・スキーンズ投手(22)を相手に持ち味が出せなかった。ド軍先発の山本由伸投手(26)を援護できず、チームも3連敗。投打がかみ合わなかった。   ◇   ◇   ◇“らしくない”打席が続いている。甘い球をミスショットし、ボール球を追いかけてしまう状態の悪い大谷が、若手の好投手、パイレーツのスキーンズに屈した。3回の第2打席、外角に大きく外れるチェンジアップに手を出して投ゴロで凡退。5回の第3打席は内角低めのボールゾーンに沈んだカーブを空振りし、三振に倒れた。3番手の右腕サンタナと対戦した8回の第4打席は、甘く入ってきた絶好球のスライダーを打ち損じた。23日のカブス戦後、ロバーツ監督は大谷の打撃について「スイングがいつもより少し大きい」と指摘した。真美子夫人の出産に備えて「父親リスト」入りし、20日のレンジャーズ戦で復帰してからは16打数2安打。その間、スイングレングス(スイングの大きさ)の違いがデータ上でも表れている。20日以降はまだ4試合しかなくサンプル数が少ないものの、ボールゾーンの四隅、特にストライクゾーン外の内角高めは差が顕著で、19日以前までと比べて0・8フィート(約24センチ)ほど振りが大きい。空振り率のデータでも、特長の好球必打が発揮できていないことが分かる。ストライクゾーン真ん中の低めは60%、真ん中高めは66・7%も空振り。サンプル数が少ないことを差し引いても、傾向としてはミスショットが多くなっている。チームは今季2度目の完封負けで3連敗。ロバーツ監督は「うまくかみ合っていない」としながらも「ただ、そんなに深刻ではないし、そのうち(打線は)打ち始めると思う。何人かの選手が苦しんでいるが、調子を取り戻す方法を見いだすはずだ」と、前向きに語った。チーム浮上のためにも、大谷の復調が待たれる。

エンゼルス菊池雄星、3回途中で4失点の乱調、今シーズン4度目の敗北

エンゼルスの菊池雄星投手(33)は、今シーズン最短の3回途中で、9安打4失点4四球と不調で、今季4度目の敗戦を喫しました(まだ勝利はありません)。試合の序盤、一回表で4連打を許し2点を失い、その後のダブルプレーの後も適時打を浴び、3点を先行されました。続く二回にも1失点を許しました。三回には、ヒット、エラー、四球で無死満塁の危機を迎え、66球を投げたところで交代となりました。今シーズン6試合目の登板だったこの日は、コントロールとテンポの乱れが目立ち、さらにピッチクロック違反を3回も取られるなど、本来の実力を発揮することができませんでした。この試合で連敗を喫したエンゼルスは、2つの借金を抱えることになりました。

【データ】阪神、77年ぶりに巨人に開幕5戦5勝 大山、週間4度の決勝打は球団27年ぶり

猛虎が止まらない! 首位を守る阪神タイガースが、5番の大山悠輔内野手(30)の8回に放った決勝打のおかげで、今季最長の6連勝を達成しました。彼の決勝打はリーグトップであり、6連勝中に4度の勝負を決める打撃で存在感を示しました。チームは、球団史上77年ぶり、1950年の2リーグ制以降では初めて巨人戦で開幕5連勝を果たしました。これにより、今シーズン最多の貯金6となり、2位の広島とのゲーム差を1.5に広げました。   ◇   ◇   ◇▼阪神が巨人に対して開幕から5連勝を果たしました。阪神の巨人戦開幕5連勝は2003年以来、22年ぶりのことで5回目となります。巨人に引き分けなしで開幕5戦5勝以上の成績は、2006年のロッテ(6戦6勝)以来5回目で、球団としては1リーグ時代の1937年秋(7戦7勝)、1948年に次ぐ77年ぶり3回目となります。5回のうち3回の記録が阪神によるものです。また、新人監督が巨人に開幕5戦5勝したのは、1980年の土井監督(大洋)以来45年ぶりで2人目となります。▼前日同様に勝利打点(V打)を挙げたのは大山選手です。これで大山の今週のV打は、22日、23日のDeNA戦を含めて4回目となりました。阪神の選手が週間4回のV打を挙げるのは、1998年のハンセン以来27年ぶりです。ハンセンは7月29日、30日の広島戦と、31日、8月2日の巨人戦でV打を記録しました。

【データ】中日松山晋也が71年ぶりの偉業!プロ初登板から通算100回以上登板で被弾ゼロ

中日ドラゴンズは連敗を3で食い止め、負け越しを2に縮めました。先発の松葉貴大投手(34歳)はプロ13年目にして初の完封を目指し9回のマウンドに上がりましたが、2失点を喫しました。続いて守護神の松山晋也投手(24歳)が残り2つのアウトを連続三振で締めくくりました。   ◇   ◇   ◇▼松山選手は、プロ初登板の2023年6月17日、日本ハム戦から通算100回1/3を投げ、本塁打を一度も許していません。プロ初登板から被本塁打ゼロのまま100回以上を投げ続けるのは、1954年の宅和投手(南海)以来、71年ぶりのことです。宅和選手は新人のとき、西鉄戦で中西選手に打たれるまで被本塁打ゼロを131回2/3続けました。松山選手は前回の登板で、69年から70年にかけての安木投手(ヤクルト)が持つ98回2/3を超え、2リーグ制導入後では宅和に次ぐ2人目となるこの偉業を達成しました。

【阪神】大山悠輔「魚雷バット」で2戦連続V打 今季最長6連勝で自ら通算1000試合出場に花

猛虎が止まらん! 首位阪神が5番大山悠輔内野手(30)の8回決勝打に導かれ、今季最長の連勝を6に伸ばした。前日25日から「トルピード(魚雷)バット」を使い始めた主砲は2戦連続の決勝打を放ち、通算1000試合出場を自ら祝福。5度のV打はリーグトップで、6連勝中は4度のV打と勝負強さが際立つ。チームは球団77年ぶり、1950年(昭25)の2リーグ分立後では初の巨人戦開幕5戦5勝をマーク。今季最多の貯金6で、2位広島とのゲーム差を1・5に広げた。   ◇   ◇   ◇数メートル先の佐藤輝が一塁へ歩き始める。申告敬遠がコールされると、甲子園の四方八方から怒号にも似た大歓声が沸き起こった。今季甲子園最多の観客4万2631人も我を失いかけそうな空気感。渦中の大山だけは感情を揺れ動かすことなく、黙々と丁寧に素振りを繰り返していた。「いや、もう冷静に打席に向かいました。そういう場面もあるだろうと想定して準備していました」同点で迎えた8回裏1死二塁、4番が歩かされた。一、二塁でマウンド上には右腕の田中瑛。スライダーを見逃した直後の2球目、内角149キロシュートを振り抜いた。鋭いゴロで三塁線を破る決勝二塁打。二塁ベースに到達すると、5番はパンと手をたたいた。「何回か対戦もあったので、ボールの軌道であったり、どういう投手なのかは頭に入っていました」前日25日から使用する「魚雷バット」は芯が手元寄りにあり、内角球にも対応しやすい。新バットの利点も生かした“読み勝ち打”を決め、77年ぶりの巨人戦開幕5戦5勝に導いた。クリーンアップのトリを任される今季。打点へのこだわりを隠さない。2月の沖縄・宜野座キャンプ中はフリー打撃から得点圏に走者を置いた場面を想定。安打、犠飛どころか、内野ゴロを転がすためのバットの出し方まで確認していた。「場面場面で嫌らしい仕事ができるようになりたいので。あとは……何を考えているのか相手に悟らせないことですかね」虎の背番号3は数年前と比べて明らかに“不気味度”が増した。狙い球が分かりづらくなった。「捕手は打者のしぐさの1つ1つを『演技なのか演技じゃないのか』も含めて見ている。そこであえて『うわー見逃してしまった』みたいな雰囲気を出してみたり。ここ数年は対捕手の部分も増えてきました」この日も勝負どころでバッテリーとの駆け引きに勝利。今季5度目のV打はリーグ最多の数字だ。これで通算1000試合出場も達成。「僕1人の力では無理でした」と周囲への感謝を忘れない姿勢も、リーダー格として頼もしい。チームは8回表1死満塁のピンチを遊撃小幡の大ファインプレーから切り抜け、8回裏に4得点。主役は“一丸力”に胸を張った。「その前のイニングの守備ですごく勢いがついた。本当に全員の勝利。お立ち台も僕だけでなくチーム全員で上がりたいぐらい」今季最長の6連勝、今季最多の貯金6。藤川阪神が、強い。【佐井陽介】▼前日に続いて勝利打点(V打)を挙げたのは大山。これで大山の今週のV打は22、23日のDeNA戦も含めて4度目。阪神で週間4度のV打は、98年ハンセン以来27年ぶり。ハンセンは7月29、30日広島戦と31日、8月2日巨人戦でV打をマークした。【関連記事】阪神ニュース一覧

【中日】ファウルを両手で払った井上監督「ちょっと痛かった」テーピング巻き会見登場/一問一答

中日ドラゴンズが連敗を3で止め、負け越しを2に抑えました。先発の松葉貴大投手(34)はプロ入り13年目で初の完封を目指し9回のマウンドに上がりましたが、2失点を喫し、守護神の松山晋也投手(24)が残りの2アウトを連続三振で締めくくりました。井上一樹監督(53)は、7回にヤクルト赤羽選手が放ったファウルボールがベンチへ飛んできた際、両手で払いのけました。そして試合後の記者会見に、左手の薬指と中指にテーピングを巻いて姿を見せました。一問一答は以下の通りです。 (テレビ)-余裕を持って見られたのでは。「いやいや、そのような余裕はありませんよ。流れの中で松葉が良い流れを作ってくれて、彼のこれまでの投球の安定感を考えれば信頼度は高かったです。」 -松葉が完封を逃したのは残念。マウンドでは何か話しかけていましたか。「『また宿題が出来たじゃないか』と。彼は完投や完封を狙っていましたが、(捕手の)木下選手に聞いたら『9回はちょっと球が浮いていましたね』ということでしたので、まだシーズンは続きますし、そういうチャンスはまだあると思います。今日も松葉に救われた試合でした。」 -打線も初回の相手のミスで得点しましたが、その後も追加点がありました。指揮を振るう甲斐がありましたね。「今日は色々と動きを出しながら、自分の中でのムービングサタデー的なイメージで試合を進めました。それがハマった部分もあり、反省点もありますが、上手くいったと思います。」 -スクイズや盗塁もありましたね。「最近勝てていないこともあり、指揮を振ることが億劫だったのですが、今日は選手を信じて思い切って振りました。」 -今季最多の12安打でしたね。「12安打が最多というのも課題ではありますが、我々の打線がようやく冬眠から覚めつつあり、それぞれが良さを出して、2桁安打が増え、得点に繋がればと思います。」 -6回の守備から上林が交代しましたね。「詳しくは言えませんが、少し気になる部分があり、上林は我がチームに欠かせない選手ですので、敢えて交代させました。」 -明日へ向けて。「一戦一戦を積み重ねていくことが重要です。メンバーの選定もしっかり考えて信じて、次の試合に向けて準備を進めたいと思います。」 (ペン)-松葉は開幕から安定感がありますね。「落ち着いて投げる度胸があります。それに、彼はポジティブな言葉しか発しないので、成績にも繋がっています。」 -松山は準備していたのでしょうか。「もちろん、勝ち越し点が入ると考え、準備はさせていました。」 -勝利の円陣で土田選手を指名しましたね。「私が指名したわけではなく、『龍空だよね、龍空だよね』という声がありました。彼は初めての円陣でしたが、良い仕事をしていました。」 -金丸が2軍戦で6回無失点でした。今後の期待や見通しは。「焦らず、丁寧に成長を支えていきたいと思います。」 -上林は明日も大丈夫でしょうか。「大丈夫だと思います。少し気になるので念のため交代させました。大事には至らないと思います。」 -7回に赤羽のファウルを受けた監督の左手は大丈夫ですか。「はい、ファウルボールが来たときに払い落としましたが、少し痛かっただけで、今日の勝利が薬です。」