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【阪神】代打で登場した木浪聖也の二塁打「チャンスメークができた」──12日の中日戦以来、6試合ぶりのヒット

阪神タイガースの内野手、木浪聖也(30歳)がバットでその存在感を示しました。9回の1点ビハインドの場面で、先頭打者として代打で登場。巨人の守護神マルティネスの高めの154キロの直球を見事に捉え、右翼線に二塁打を放ってチャンスを作り出しました。「速球が来るのは分かっていたので、しっかりとイメージして対応できました。チャンスメークができたことが本当に良かったです」。19日に甲子園で行われた広島戦で1試合に3つの失策を犯し、その後の試合ではスタメンから外れましたが、12日の甲子園での中日戦以来、6試合ぶりのヒットとなりました。

【阪神タイガース】植田海、力強いヘッドスライディングでユニホームが破れる 9回裏での同点機に挑むもアウト

阪神タイガースの内野手、植田海(29)は力強い走塁を見せましたが、得点には結びつきませんでした。試合は巨人に1点リードされ、9回裏を迎えていました。代打の木浪が二塁打を放ちチームにチャンスをもたらし、植田が代走として登場しました。小幡が犠打を決めて1死三塁の状況を作り出しました。続いて代打の渡辺がマルティネスの直球を叩き、遊撃へのゴロとなりました。植田はホームを目指し全力でヘッドスライディングを試みましたが、タイミング惜しくも本塁でアウトとなり、同点には至りませんでした。立ち上がった植田のユニホームの右肩部分は破れ、その激しい攻防を物語っていました。

【DeNA】バウアー、復帰後初勝利!「ファンタスティックジョブ」と20歳の“女房”に賛辞/一問一答

DeNAのトレバー・バウアー投手(34歳)は、日本球界復帰後、初の中4日での先発として登板しました。彼は8回を投げ、2安打、1失点、10奪三振、そしてNPB自己最多の129球を記録し、日本復帰後初めての勝利を挙げました。これは、2023年8月25日にバンテリンドームで行われた中日戦以来、611日ぶりの白星です。三浦大輔監督は「最後まで球の力を失うことなく投げきってくれた」と高く評価しました。バウアーの一問一答は以下の通りです。-日本での2年ぶりの勝利ベイスターズファンの皆さんの前で再びピッチングができることを本当に待ち望んでいました。皆さんの熱い応援が力を与えてくれました。-今回の129球、10奪三振の投球について欲を言えば9回も投げたかったのですが、伊勢投手が素晴らしいピッチングを見せてくれたので感謝しています。-8回、一死三塁からの連続三振についてあの場面は今日の試合のヤマ場だったと思います。ランナーをかえさないようにと全力を尽くし、それを実行できたのは嬉しいです。-中4日での登板について状態はとても良く、初回はまだ目が覚めていなかった部分もありましたが、皆さんの熱い応援のおかげで目が覚め、ピッチングに集中できました。-松尾選手とのバッテリーについてファンタスティックジョブ。彼はリードだけでなく、ブロッキングや試合前後のコミュニケーションなど、すべての面で素晴らしい活躍を見せてくれました。-2年ぶりのお立ち台に立った感想とファンへのメッセージ皆さんと再会できることを本当に楽しみにしていました。ようやく初勝利を手にすることができたので、これからも皆さんの前で多くの勝利をお見せしたいと思います。

【ヤクルト】高津臣吾監督「まさかと言ったら失礼…」茂木栄五郎3ランで5カードぶり勝ち越し

ヤクルトは中日を相手に逆転勝利を収め、5カードぶりのシリーズ勝ち越しを達成しました。2点リードされた4回、無死一・二塁の状況で茂木選手が逆転の3ランホームランを打ちました。それまでの3回ではランナーを一人も出せずにいましたが、4回でやってきたチャンスを一振りで試合の流れを変えました。5回には、下半身のコンディション不良で登録を抹消された長岡選手に代わり遊撃手スタメンの武岡選手が1死から右方向への二塁打で好機を演出。続く2死二塁からサンタナ選手がセンター前に適時打を打ち込みました。さらに2死満塁の場面では赤羽選手が右方向に2点の適時打を放ちました。先発の小川投手は初回に2点を失いましたが、2回以降は立て直しに成功。5回には1死三塁のピンチを迎えましたが、岡林選手を遊撃飛、山本選手を二飛に打ち取りました。中盤では打線の支援を受け、6回を4安打失点で2勝目を手にしました。7回以降はリリーバー陣でリードを守り切りました。高津臣吾監督は一発を打った茂木選手について、「大きな一打でしたね。ホームランだとは思っていなかったけれど、2点差だったので、何とか内野ゴロでも1点を取り、次のオスナに期待するということを考えていました。でも、まさかホームランとは。しかし、まさかと言っては失礼だが、素晴らしくチームに勢いを与えた一打でした」と敬意を表しました。また、2勝目を挙げた小川投手について、「今日は総力戦のつもりでした。本当は、3回くらいでチャンスが来たら代えようと思っていたのですが、彼の持ち味である打たせて取る投球が上手くなってきたので、ゲームを引っ張ることができたのかなと思います」と振り返りました。

【DeNA】バウアー、腕を広げて困惑の表情 1回に痛恨の失点、松尾の二塁送球で本塁突入許す

DeNAのトレバー・バウアー投手(34歳)は中4日で先発登板し、初回から予想外の失点を喫しました。1回1死一、三塁の場面で、広島の4番打者末包選手との対決。カウント3-2の状況から投げた6球目はボールとなり四球に。この間に、一塁走者である小園選手が二塁への進塁を試み、捕手である松尾選手が二塁へ送球。その隙に、三塁走者羽月選手がホームにヘッドスライディングで突入し、重盗による先制点を奪われました。球場内が騒然とする中で、バウアー投手は腕を広げて困惑の表情を見せました。しかしながら、彼はその後立ち直り、8回を129球投げて10奪三振を記録。2安打1失点に抑え、日本球界復帰後初勝利を飾りました。日本での勝利は、2023年8月25日にバンテリンドームで行われた中日戦以来、611日ぶりとなります。

** 滝川の期待の右投手、新井瑛太が9球団のスカウトの前で自身最速152キロを記録 8回途中で11四球5失点 **

** 兵庫県の注目校対決は報徳学園が制し、5年連続で春のベスト8進出を果たしました。一方、6年ぶりに春季大会に出場して夏のシード権を得た滝川は得点を奪えず敗退しました。 この試合には、NPBスカウト9球団が集まりました。滝川の投打の要であり、プロ注目の最速151キロ右腕である新井瑛太投手(3年)が「3番・投手」として出場しました。彼は7回2/3を投げて5失点し、11四球を与え降板しました。NPBスカウトのスピードガンは彼の自己最速となる152キロを記録しましたが、相手打線は低めの球を見極めた結果、四球が増えました。「追い込まれてからギアを上げた」と振り返る新井投手でしたが、0-0の6回1死満塁で9番岡田選手に押し出し四球を与え、先制点を献上しました。さらに1死満塁の場面で、主将の1番・橋本友樹内野手(3年)の犠牲フライや、背番号1で二塁手兼任の山岡純平投手(3年)の右前適時打を許し、6回に一挙4失点を喫しました。「高めで空振りは取れたので悪くはなかった」と振り返りますが、強豪打線に攻略されました。 滝川の近藤洋輔監督(43)は、「公式戦で勝てるようにはなったが、(報徳学園には)打たせて取る投球は難しかった。相手もプレッシャーをかけてきた。体力面が課題」と新井投手を評価しました。

大谷翔平、オール長打でパパ初の3安打「良いきっかけの1試合になればいいかな」/一問一答

ドジャース大谷翔平投手(30)が、5打数3安打1打点で「パパ初猛打賞」と「初打点」をマークした。第1打席で「パパ初長打」となる二塁打。第2打席は三振に倒れたが第3打席で右翼線へ三塁打。1点を追う7回の第4打席では左中間へ同点の適時二塁打を放った。先発の佐々木朗希投手(23)は5回2/3を3失点で、メジャー初勝利は持ち越しとなった。【大谷の一問一答】-3安打を打てた最近あんまり打てていなかったので、いいきっかけの1試合になればいいかなとは思いますし。また明日切り替えて、これよりもいいパフォーマンスができるように、毎日頑張りたいなと思ってます。-打線はいつもと違ったかチームの雰囲気自体が悪いっていうことはもちろんないですけど、やっぱり勝ちがないと乗ってこないのかなと思うので。そういう意味では、全員が打っていい試合になったんじゃないかなと思います。-3安打の9番パヘスの活躍は最初、スタートはちょっと苦しんでましたけど、本当に最近の試合は中心になって、素晴らしい活躍だなと思うので。後ろを打たせてもらってたも頼もしく見てます。-佐々木のピッチングは本当に安定してると思いますし、欲しいところで三振も取れて。最後の1人ね、もちろん抑えられたら本人的には良かったと思うんですけど、また次の試合に期待したいですし。その試合で打てるようにまた頑張りたいなと思います。大谷翔平「パパ初猛打賞&初打点」二塁打、三塁打、適時二塁打 佐々木朗希は初勝利ならず/詳細

【ヤクルト】また主力離脱…長岡秀樹登録抹消、26日中日戦で負傷交代 村上、塩見、高橋らに続き

ヤクルトの長岡秀樹内野手(23)が27日、選手登録から外されました。前日の26日に行われた中日戦の2回、遊ゴロを打って一塁へ走り出した際に、右足を引きずりながら止まりました。これは、20日の巨人戦の守備中に受けた右膝への強打が原因とみられています。自力で歩くことができず、両肩を支えられながら三塁側ベンチに退き、その後病院に向かいました。試合後、高津臣吾監督(56)は「現在病院に行っており、詳しいことは言えませんが、状況を見る限りでは歩行が難しい状態です。すぐに明日(27日)の試合に出られるとは言い難いでしょう」と語っていました。昨シーズンに最多安打を記録した長岡選手は、6年目の今シーズンも開幕から全19試合に遊撃手として先発出場しており、打率は1割9分4厘でした。チームはすでに村上宗隆内野手と高橋奎二投手が上半身のコンディション不良で離脱中。塩見泰隆外野手も左前十字靱帯の手術を受けるなど、相次ぐ主力選手のアクシデントに見舞われています。

【阪神】入院の岡田彰布顧問が仕事復帰 特別ゲストでテレビ生出演 マスクして足取りしっかり

体調を崩して入院していた阪神岡田彰布オーナー付顧問(67)が、テレビの特別ゲスト出演のために球場入りした。マスクはしていたが、足取りはしっかりしていた。この日が本格的な仕事復帰となる。午後1時55分からのテレビ朝日系列「スーパーベースボール 阪神×巨人」で特別ゲストを務める。昨年まで阪神の指揮を執った岡田氏は、開幕直前の3月25日、恩師・吉田義男氏(享年91)の「お別れの会」で弔辞を読んだ。冒頭から「監督、大事な時に声、出ないんです。体調を壊して。本当、たくさん語りたかったんですけど、ちょっと聞きづらいかもしれないですけど、監督、聞いてください」と体調不良を打ち明けていた。ただ同27日に大阪でトークショーをこなし、同28日はマツダスタジアムでの開幕戦を解説。直後に体調を壊し、入院に至った。球団関係者によると、今月22日に退院した。【阪神】岡田彰布オーナー付顧問が体調不良で始球式を欠席 1日ホーム開幕戦セレモニーに続き

大谷翔平「パパ初猛打賞」で同点適時二塁打を放つ – すべて長打の3安打、内野ゴロで勝ち越しならず

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手(30)が「1番指名打者」としてスタメンに。その第4打席で見事同点の適時二塁打を決め、「パパ初猛打賞」となる成果を挙げました。 試合中の第4打席は、3対4で迎えた7回1死一塁、左腕投手ファーガソンとの対戦。2ストライクの5球目で、真ん中付近の直球を左中間に豪快に運び、一走パヘスが同点のホームを踏みました。このヒットで、大谷はこの試合で3本目の長打を達成。打球速度は107.7マイル(約173キロ)、飛距離は331フィート(約101メートル)でした。 さらに、大谷はベッツの打席で今シーズン6つ目の盗塁を三盗で成功させました。しかし、1死一、三塁からのフリーマンの一ゴロで併殺が成立し、大谷はホームを狙わず、勝ち越すことはできませんでした。 試合のスタートは0対1の1回、右腕ケラーとの対戦。1ストライクから内角のスイーパーを捉え、右中間を突破する二塁打を放ちました。力強い打球に対して、塁上で大きくセレブレーションポーズを披露。打球速度は100.8マイル(約163キロ)、飛距離は327フィート(約100メートル)となり、長女誕生後初の長打となりました。 続く打席で、大谷はベッツの右飛で三進。2死三塁からT・ヘルナンデスの二塁打により、同点のホームを踏みました。 第2打席では、2対1の2回1死二、三塁の好機に、2ストライクからの内角チェンジアップに手が出ず見逃し三振となりました。 再び、2対3と追う5回1死、右腕ケラーと対戦。フルカウントから内角低めのチェンジアップを拾うと、打球は右翼線に弾み、フェンスまで到達。大谷はスピードを緩めることなく三塁まで到達し、今季2本目の三塁打を記録しました。 その後、2死三塁からフリーマンが右前適時打を放ち、大谷が再び同点のホームを踏む展開となりました。 試合前時点での大谷の成績は、打率2割6分、6本塁打、8打点、5盗塁。OPS(出塁率+長打率)は.834を記録しています。