baseball

菅野智之、逆転勝利を手にし6勝目を飾るも、失点はメジャー自己ワースト

オリオールズの菅野智之投手(35)は、本拠地でのレイズ戦において、2回に6失点を喫し5回途中で降板しましたが、チームの猛攻により逆転勝利を手にし、今シーズン6勝目を挙げました。ゲームの立ち上がりは上々で、初回には先頭のディアスを含む2者を連続三振、3番のカミネロも内邪飛に打ち取りました。しかし、2回に入ると、4番のアランダにカットボールをセンターへのソロホームランにされると、その後も6番のローにライトへの2打点のホームランを許しました。2死二塁からは9番のジャンセンにセンター前の適時打を打たれ、さらに1番ディアス、2番ローの連続安打で一気に6点を失いました。続く3回では、アランダからの打順を3者凡退に抑え立て直しましたが、4回に再び9番のジャンセンから連打を浴びて7点目を失いました。5回は何とか無失点で切り抜けましたが、5回までに86球を投じ、3被弾を含む9安打で7失点、1四球2奪三振という成績でマウンドを降りました。これらの被安打数、被本塁打数、失点数はいずれも自身のメジャーでのワースト記録となりましたが、それでも6勝目(4敗)を手にし、防御率は4.06に。チームは5回に8-7と逆転。その後も6回、7回にそれぞれ3点、さらに8回には一挙に7点を追加するという猛攻で、試合を圧勝で終えました。2回表終了時点では0-6という大量のリードを許していた状況からの大逆転で、連敗も2で止めました。

今季メジャー最多32本塁打を達成したマリナーズのローリーがホームランダービーに参加決定 アクーニャに続き2人目

MLBは27日(日本時間28日)、今シーズン最多の32本塁打を記録しているシアトル・マリナーズのキャッチャー、カル・ローリー(28)が、アトランタで開催されるオールスター戦前夜の7月14日(日本時間15日)に行われるホームラン・ダービーに初めて出場することを発表しました。 ローリーは、「マリナーズの球団とファンを代表してこのイベントに参加できることを楽しみにしています。また、子どものころに夢中で野球をしていたアトランタで出場できることも、自分にとっては特別なことです」とコメントしました。父親のトッドさんが投手を務め、15歳の弟、トッドJr.さんがキャッチャーを務める予定だそうです。 21年にマリナーズでデビューし、今シーズンがメジャー5年目となるローリーは、26日までの時点で79試合に出場し、リーグ最多の32本塁打と69打点を記録しています。オールスター戦前にキャッチャーやスイッチヒッターで30本塁打に達成したのは史上初の快挙です。 ホームランダービーにはすでにアトランタ・ブレーブスのロナルド・アクーニャ(27)が出場を表明しており、これで参加者8人中2人が確定しました。

大谷翔平、ルーキー左腕から初スイングで飛距離131mの29号先頭打者弾 メジャー単独2位に

ドジャース大谷翔平投手(30)が「1番DH」でスタメン出場。第1打席で2戦連発となる29号先頭打者アーチを放った。第1打席はルーキー左腕キャメロンと対戦。1度もバットを振らずにカウント1-2と追い込まれたが、4球目の内角78・1マイル(約126キロ)のチェンジアップを右翼席へ運び、2試合連発の29号先頭打者アーチとした。打球速度は110・4マイル(約178キロ)、飛距離429フィート(約131メートル)、角度は35度だった。試合前時点でヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(33)と28本塁打で並んでいたが、これで単独2位に躍り出た。今季は試合前時点で打率2割9分1厘、メジャー2位タイ、リーグ単独トップの28本塁打、52打点、11盗塁。OPS(出塁率+長打率)は1.025としている。投手としては復帰戦となった16日(同17日)のパドレス戦で28球、22日(同23日)のナショナルズ戦で18球、それぞれ1イニングに登板。次回登板は28日(同29日)のロイヤルズ戦を予定している。【動画はこちら】大谷翔平、2戦連発の29号先頭打者弾!>>

大谷翔平の豪快な29号ホームランがMLBで話題に – ルーキー左腕からの初スイングで圧巻の一打

MLB公式サイトは、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30歳)が放った29号の見事なホームランを取り上げました。大谷選手は試合の第1打席、ルーキー左腕のキャメロン選手と対戦しました。1度もバットを振らずにカウント1-2まで追い込まれましたが、4球目の内角78.1マイル(約126キロ)のチェンジアップを見事に捉え、右翼の滝を越える特大の一発を放ちました。これで彼は2試合連続のホームランとなる29号先頭打者アーチを達成しました。この打球は今季8本目の先頭打者ホームランであり、打球速度は110.4マイル(約178キロ)、飛距離は429フィート(約131メートル)、打球角度は35度でした。試合前の時点で、大谷選手はヤンキースのアーロン・ジャッジ選手(33歳)と28本のホームランで並んでいましたが、この一打で単独2位に浮上しました。MLB公式のソーシャルメディア「X」では、大谷選手のホームランの映像が公開され、ルーキー左腕からの初スイングで見せた圧巻の一打に、コメント欄では驚きの声が多数寄せられました。

【阪神】サヨナラエラーでヤクルトに逆転負け「使っているこちらのところ」藤川監督一問一答

阪神がプロ野球のリーグ再開初戦で、今季5回目のサヨナラ負けを経験しました。3-3で迎えた9回、3番手の及川雅貴投手(24)は、先頭打者の岩田選手に二塁内野安打を許し、2死二塁のピンチになりました。3番の内山選手のゴロを三塁手・高寺選手がはじき、痛恨のエラーを犯してしまい、その間に二塁走者の並木選手がホームイン。逆転でのサヨナラ負けとなりました。先発の村上頌樹投手(27)は粘り強く投げていましたが、3点リードの7回に並木選手のソロ本塁打、オスナ選手の2ランを浴びて同点に追いつかれました。7回8安打3失点で、4試合連続で勝利なしの結果に。1試合、1イニングで2本の本塁打を浴びたのは、2021年8月28日の広島戦(マツダスタジアム)以来、4シーズンぶりのことでした。阪神の藤川監督の試合後の質疑応答は以下の通りです。- 高寺選手は最後にバウンドを合わせられませんでした「それも使っているこちらの責任ですから。また明日、しっかり顔を上げて頑張ってくれればと思います。」-村上投手は粘り強かったですね「あの回まで頑張ってほしいと思っていましたが、こういう時もありますし、次の登板に向けて準備してほしいですね。」-7回は神宮球場の難しさもありましたか「彼自身も1イニングで2本打たれることはめったにないでしょうけど、また切り替えて次の試合に備えてほしいです。」-中野選手の好走塁が得点につながりました「また明日、毎日新たに試合に挑んでいくしかありません。」

大谷翔平「1番DH」出るか2試合連発29号/ロイヤルズ戦速報中

ドジャース大谷翔平投手は「1番DH」で先発出場。 前日ロッキーズ戦で28号ソロを放ち、2試合連発に期待がかかる。 ロイヤルズ先発は左腕ノア・キャメロン。 2025年全本塁打写真特集 チーム123456789計 ド 0 ロ 0 大谷翔平第1打席 ドジャース大谷翔平(25年4月) ロイヤルズ対ドジャース 試合前練習で笑顔で調整するドジャース大谷(撮影・滝沢徹郎) ロイヤルズ対ドジャース 試合前練習で笑顔で調整するドジャース大谷(撮影・滝沢徹郎) ロイヤルズ対ドジャース 試合前練習で調整するドジャース大谷(撮影・滝沢徹郎)

【オリックス】祝トップ10!オリメン西川龍馬4安打4打点 オリ姫のお眼鏡にかなう大活躍** **

** オリ姫たちの願いが叶いました。オリックスはリーグ戦再開後の初試合を快勝でスタートしました。「オリ姫デー2025」の初日という、女性ファン向けの毎年恒例イベントで、1番打者の西川龍馬外野手(30)が4安打4打点の活躍を見せ、チームは14安打10得点と大爆発。パ・リーグでは5番目のチームとなる通算5000勝を達成し、首位の日本ハムに2.5ゲーム差の2位をキープしたことで、今季最多の貯金9を記録しました。    ◇   ◇   ◇ 試合の爽快な音が響くたびに、オリ姫の歓声が止まりません。「オリ姫デー」の初日で、試合開始7時間以上前からグッズショップには長蛇の列ができ、球場の内外は女性ファンで賑わいました。大型ビジョンにはスタイリッシュなファッションでメガネをかけた選手たちの微笑む限定映像も流れ、選手たちのモデル顔負けのビジュアルが話題でした。しかし、何より選手たちのバットがその魅力を引き出しました。 初回には早速「オリメンコンビ」が活躍しました。オリメンとは、オリ姫(女性ファン)が選ぶお気に入りのメンバーの略称です。今年は「メガネ男子」がテーマで、10人の選手が選出されました。その先頭を切ったのは初めて10位にランクインした西川選手。5試合連続で1番打者として出場し、初回に楽天の早川投手の外角低めに来た変化球を中前に弾き返すヒットを放ちました。「打順によるこだわりは特にありませんが、初回の先頭打者として塁に出られれば試合が流れに乗っていきます。」とコメント。また、7位の宗佑磨内野手(29)も中越えの二塁打を放ち、無死満塁から杉本裕太郎外野手(34)の中犠飛で1点を先制しました。 1度火が付くと止まらない、まさに12球団最強の打線です。4回には5位の中川圭太内野手(29)が無死一塁から左越えの二塁打でチャンスを拡大し、相手エラーも絡んで2点目を獲得。この後、1死満塁の場面で再び西川選手が外角低めのカーブを左中間に運んで2点の適時打を放ちました。5回には4位の若月健矢捕手(29)も中越え2点適時打を放ち、10得点の猛攻で先発の九里選手を援護しました。 屋外球場ではサングラスをかけた姿も印象的な西川選手。移籍2年目の今年、初めて「メガネ男子」としてオリメン入りし、今季初の4安打を記録しました。大活躍については「もういい歳なので…」とクールなコメントを残しています。打率は3割を超え、直近10試合で9度の複数安打と絶好調です。 リーグ戦再開後の初戦を猛打で快勝し、今季4度目の2桁得点となるメモリアルな1勝を飾りました。岸田護監督(44)も「節目で大きく勝てたことは大きい。勢いに乗るきっかけになると思う」とコメント。交流戦前と変わらず首位の日本ハムに2.5ゲーム差で追い続け、2年ぶりの歓喜の瞬間を目指して、ファンと共に熱い戦いを進めます。【村松万里子】 ▼2リーグ制後の球団通算5000勝=オリックス 27日の楽天9回戦(京セラドーム)に勝利して記録。初勝利は阪急時代の1950年3月13日の西鉄1回戦(藤井寺)で、通算成績は5000勝4799敗358分け。2リーグ制後に5000勝達成は巨人、ソフトバンク、西武、中日に次いで5球団目。1リーグ時代からの通算成績は5630勝5365敗399分け。

【阪神】決勝エラーの高寺を藤川監督責めず「使っているこちらのところ。また明日顔を上げて」

阪神タイガースはリーグ再開初戦で、今シーズン5回目のサヨナラ負けを喫しました。3-3の同点で迎えた9回、3番手の及川雅貴投手(24)は先頭の岩田に二塁内野安打を許すなど、2死二塁のピンチを招いてしまいました。3番の内山のゴロを三塁手の高寺望夢がはじき、痛恨のエラーとなり、二走の並木が得点。結果的に逆転サヨナラ負けとなりました。藤川球児監督(44)は高寺選手について、「それも使っているこちらの責任の部分ですから。また明日、顔を上げて戦ってくれればと思っています」と選手を責めることなく語りました。打線は2番の中野選手の好走塁もあり、初対戦となるヤクルトのランバート投手から先制点を奪うことに成功しましたが、「また明日、しっかり日々新たにゲームをやっていく。そこに尽きると思います」と、次の試合に向けて前向きなコメントを残しました。

** 【日本ハム】新庄監督「いやぁ危ない、危ない」西武今井達也を心配「トラウマにならないといい」 **

** 日本ハムの新庄剛志監督(53)は、西武の今井達也投手(27)が体調不良のため4回途中で緊急降板したことを心配しました。試合後のインタビューで、まず8回2失点、127球という結果で8勝目を挙げた自軍の先発、伊藤大海投手(27)の活躍について尋ねられると、「いやぁ危ない、危ない。熱中症が心配です。(8回まで、よく)投げきってくれましたね。この球場では完投王国はもうお預けです。危ない、危ない」と語りました。続けて「今井くんもね、急に…。今日の出来事がトラウマにならないことを願っています。急にくるのは怖いと思いますので、80球超えたあたりから気をつけてほしいですね。その辺の意識は払拭してほしいです」と、暑さによる影響が今後に残らないよう願いました。今井投手は4回2死一、二塁の状況で、万波選手に対してカウント2-1になった際、マウンドを降りて手をひざにつけしゃがみ込み、そのまま交代となりました。

【日本ハム】伊藤大海が瞬時に謝罪 西武の仲田慶介が死球で倒れ込むと、打席付近へ駆け寄り声をかける

日本ハムの伊藤大海投手(27)は、西武の仲田慶介内野手(25)の右手甲に死球を当ててしまった際、すぐに謝罪の意を示しました。試合は2回1死一、三塁、適時失策ですでに1点を先制された場面。仲田への追い込んだカウント2-2から、6球目の149キロの速球が内角高めに切れ込み、ガードをしていた仲田の右手甲に当たりました。仲田が左打席付近で倒れ込むと、伊藤はすぐにマウンドから駆け寄り、申し訳なさそうな表情で声をかけて謝罪しました。仲田も伊藤と目を合わせて、うなずきを返しました。その後、仲田は打席に立ち直して出塁し、試合を続けました。