【動画】ヤンキースが1イニングで4本塁打!グリシャムとジャッジ、ライスの3選手が連続弾、ベリンジャーも続く
MLB公式Xより ゲーム序盤から3者連続ホームランが炸裂。 再びです。 ニューヨークのヤンキースより、こんばんは @Yankees. pic.twitter.com/C54IQeO35Z— MLB (@MLB) 2025年4月29日
MLB公式Xより ゲーム序盤から3者連続ホームランが炸裂。 再びです。 ニューヨークのヤンキースより、こんばんは @Yankees. pic.twitter.com/C54IQeO35Z— MLB (@MLB) 2025年4月29日
【ボルティモア(米メリーランド州)28日(日本時間29日)=久保賢吾】オリオールズのピッチャー、菅野智之選手(35)が、ヤンキース戦で今季初めて先発を務め、5回を5安打無失点に抑え、シーズン3勝目を飾りました。自身メジャー最多となる8奪三振も記録しました。特にジャッジとの3打席目での対戦では、日本式とメジャー式を組み合わせた投球で、バットから空を切らせました。ア・リーグ東地区のライバル、ヤンキースの攻撃を封じ、チームの連敗を3で止めることができました。 ◇ ◇ ◇ 4点リードの5回無死一塁、菅野が向き合ったのはヤンキースのジャッジ。2ボールからの3球目にスプリットを選び、ストライクゾーンから内角低めに沈めて空振りを取りました。続いて4球目はスライダーで空振り、さらには速球でファウルを打たせ、その後再びスプリットで空振りを奪いました。 「四球を出すのが一番よくないし、仮に本塁打を打たれてもランナーなしの状態から始める方が良いと。4点差だったので開き直りました」 メジャー式と日本式を融合させた「SUGANO流」を体現しました。巨人時代からスライダーは決め球であり、逆境でも信頼できる球種でしたが、アメリカではスプリットやカーブの比率が増えました。頭と体を順応させ、ボールの軌道も工夫しながら調整しました。 最多8奪三振のうち6つをスプリットで奪い、そのプロセスにも明確なコンセプトが見えました。前回の登板ではスプリットが全体の31%とトップで、直球は12%で4位タイでしたが、今回の登板では直球が24%で2番目、トップはスライダーの27%でした。原点の直球とスライダーでカウントを稼ぎ、打者を追い込む形を取りました。 同地区首位のヤンキース相手に3勝目を挙げ、チームの連敗を3で止めました。注目のジャッジとの対戦は3打数2安打1三振。「スプリングトレーニングでの対戦で四球を出し、ブーイングされました。今回はブーイングされないように、真正面から勝負しました」。試合後のインタビューでは、“緩急”の効いたコメントで現地メディアの笑いを誘いました。
日本ハムが延長戦を制して2位タイに浮上した。1-1の延長10回に水野達稀内野手(24)が決勝の2号ソロを放った。開幕から24試合連続で犠打ゼロだった打線は、2回に松本剛が送りバントを失敗(記録は捕邪飛)。1点を追う5回にルーキー山県が今季のチーム初犠打となる送りバントに成功も後続が続かなかった。1点を追う7回は1死一、二塁から代打吉田が同点適時二塁打を放ったが、直後の1死二、三塁で伏見がスクイズ失敗(記録は一邪飛)とたたみかけられなかった。同点の9回は1死一塁で奈良間が投前に転がして、きれいに送りバントを成功。ようやく新庄剛志監督(53)にも笑みが生まれたが、後続が倒れて無得点だった。果敢に小技を交えて得点を狙いながら、最後は大技での勝利となった。先発伊藤は山川に先制ソロを浴びた2回以外は失点を許さず。9回130球の熱投が報われて今季3勝目を挙げた。最後を締めた田中が通算50セーブ目となった。試合後の新庄監督は第一声で「あー楽しかった(笑い)」。続けて「よう打ったね、水野くんも。『放り込め』って言っていた。そしたら初球パコーンと行ってくれて。でも、決めるとこ決めないかんね。(スクイズは)1球外した後って、もう1球来ないからスクイズに行こうって。そんなに難しい球ではなかった。やっぱりああいうのを決めてもらわんとスタメンで出続けられなくなってくるから。しっかり決めてもらえれば、こういうちょっとキューンってなるゲームにはなってない」と話した。【プロ野球スコア速報】はこちら>>
広島東洋カープの愛好者として有名な岸田文雄前首相は、今回バックネット裏の最前列に座り、試合を熱心に応援しました。岸田氏の隣には裕子夫人が寄り添い、試合の終盤まで笑顔で楽しむ姿が印象的でした。試合中にテレビ中継の打席映像に映る岸田夫妻の姿が話題となり、SNSでは「どうかカープに勝利を」「岸田ご夫妻に素晴らしい試合を見せてあげてください」といった応援の声が多数投稿されました。試合は3-3で延長戦に突入しましたが、広島は12回裏に3-4で惜しくもサヨナラ負けを喫しました。
開幕から24試合連続で犠打なしのプロ野球記録を更新中の日本ハムは、2回の攻撃で送りバントに失敗しました。4番の野村選手と5番の万波選手が、ソフトバンクの先発モイネロ選手から連続で四球を選び無死一、二塁のチャンスを得ました。ここで6番の松本剛選手に送りバントのサインが出されましたが、最初の球を上手く転がせず、小フライとなり失敗しました(記録は捕邪飛)。これまでの試合でも6度送りバントのサインが出されましたが、成功には至らず、この日も失敗に終わりました。新庄剛志監督(53)も思わずしぶい表情を浮かべ、首をひねりました。その後のバッターも打ち取られ、絶好の先制のチャンスを逃すと、その裏で先発の伊藤投手がソフトバンクの4番山川選手に左翼へ先制の5号ソロホームランを許し、序盤から流れが悪くなり先制点を奪われました。
** 西武の高橋光成投手(28)が597日ぶりに勝利投手となりました。勝利の瞬間、彼の顔には喜びの笑顔があふれました。しかし、高橋は「もう、訳わかんない感情になりました。久々すぎて」と心境を明かしました。多くの仲間とハイタッチし、抱擁を交わしました。今シーズンこれまでの戦績は0勝2敗、昨シーズンは0勝11敗。前回の勝利は23年9月10日の日本ハム戦(エスコンフィールド)で、今回の勝利までに1966球の投球が必要でした。高橋はお立ち台で「お待たせしました、すいません」と言いながら笑顔を見せましたが、その道のりは決して楽なものではありませんでした。「試合後はもうずっと泣きそうだったんですけど、こらえてましたね。チームメートとハイタッチしたり、ファンの皆さんからの声援を受けたりして、本当に危うく涙が出そうになりました」と語ります。その瞬間の感動は言葉では言い尽くせませんでした。ついに彼は長いトンネルを抜けました。「こういうことになって得るものってすごくたくさんあって、そういうのを感じられたりだとか、この経験っていうのは今後の野球人生だけじゃなくて自分の人生にも生きてくると思うので。本当に今日の勝利は大きいです」と彼は振り返ります。捕手陣にも感謝の気持ちを伝え、「本当に迷惑をかけたと思うんですけど、でもこれが絶対生きてくると思う。生きてくるっていうか、こういう経験ってなかなかできないです。お互い。それはポジティブに捉えて、今後の野球人生につなげていけたらなって。お互い、そう思っていると思います」と述べました。この勝利は彼の人生に新たな光をもたらしました。【金子真仁】
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手(30)は、「1番DH」としてスタメン出場し、3試合連続安打と今シーズンの7つ目の盗塁を決め、ゲームの先制点を奪いました。初回の第1打席では、マイアミ・マーリンズの先発投手エドワード・カブレラ(27)の4球目の143キロスライダーを右前に運びました。続く2番ベッツの打席で4球目に二盗を決め、今季7つ目の盗塁を達成。さらに、ベッツの中飛で三塁へタッチアップし、先制のチャンスを広げました。そして、3番フリーマンの中前打で、悠々とホームインしました。1点リードで迎えた3回、無死一、二塁の第2打席では、カウント3-1から外角のボールを見送って四球を獲得。次打者ベッツの左前適時打で二塁へ進みましたが、満塁のチャンスを活かせず、ビッグイニングにはなりませんでした。4回には9番ロハスが2死三塁から左翼線への適時二塁打で3点目を加え、続く大谷もカウント3-2から6球目の外角低めのカーブを見極めて四球を選びましたが、得点には繋がりませんでした。同点に追いつかれた直後の6回、第4打席でも四球で出塁し、チャンスを作りましたが、2番ベッツが右飛、3番フリーマンが一併殺に倒れ、得点には結びつきませんでした。同点の8回、1死一塁で迎えた第5打席では、4番手右腕ティノコの初球スライダーをファウル。2球のボールを見送り、内角の136キロスライダーに連続で空振り三振。2番ベッツも空振り三振で、この回も無得点に終わりました。ここまで「右前打、四球、四球、四球」で4打席連続出塁も、5打席目で出塁は途切れました。チームは延長10回タイブレークの末、9番エドマンの劇的サヨナラ打で3連勝を飾りました。この日は、「ジャパニーズヘリテージステージナイト」の一環として、日本文化が注目され、「背番号17」が日本語でアナウンスされました。
各チームの現在地を紹介します! 球団別に担当記者が選んだ先週のMVP、今週の見どころ、入れ替え&2軍情報、広報情報をお届けします。 阪神先週の結果と今週の予定 【阪神】先週のMVP&今週の展望、入れ替え&広報情報 広島先週の結果と今週の予定 【広島】先週のMVP&今週の展望、入れ替え&広報情報 巨人先週の結果と今週の予定 【巨人】先週のMVP&今週の展望、入れ替え&広報情報 DeNA先週の結果と今週の予定 【DeNA】先週のMVP&今週の展望、入れ替え&広報情報 中日先週の結果と今週の予定 【中日】先週のMVP&今週の展望、入れ替え&広報情報 ヤクルト先週の結果と今週の予定 【ヤクルト】先週のMVP&今週の展望、入れ替え&広報情報 入れ替え&2軍情報 阪神湯浅京己が2季ぶり1軍昇格 巨人坂本勇人は2軍戦5試合出場 【パ・リーグ】先週のMVP&今週の展望、入れ替え&広報情報
各チームの現状をお伝えします! 各球団の担当記者が選出した、先週のMVPと今週の注目ポイント、選手交替や2軍の情報、広報に関連する情報をお届けします。 オリックスの先週の結果と今週の予定 楽天の先週の結果と今週の予測 日本ハムの先週の結果と今週の見通し ロッテの先週の成果と今週の見所 西武の先週のパフォーマンスと今週の計画 ソフトバンクの先週の結果と今週の計画 選手交替&2軍情報
ドジャースに所属していた際、大谷翔平投手(30)の「初代ヘッドバンプパートナー」として知られるマーリンズのクレイトン・マッカロー監督が、大谷をはじめとする古巣の仲間たちと久しぶりに再会しました。ドジャースでは一塁コーチを務めていたマッカロー監督は、大谷が安打を放ち出塁するたびに彼とヘッドバンプを交わしていました。この日、試合前のフィールドで大谷と談笑し、「ショーヘイ、今日は4打数無安打だな」とジョークを飛ばす場面もありました。マッカロー監督は、「私にとっても家族にとっても素晴らしい4年間だった。皆さんと再会できて嬉しかった」と話し、大谷については「ショウヘイの大ファンです。彼を近くで見守ることができた素晴らしい経験でした」と語りました。また、大谷が父親になった際にはショートメールで祝福のメッセージを送ったことを明かし、「私もとても嬉しいです。私自身も父親なので、先輩として良いアドバイスができると思います。機会があるときにはきちんと抱きしめてあげることですね。子どもはあっという間に大きくなります」と語りました。