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ドジャースがサヨナラ勝ちで4連敗ストップ 山本由伸の6勝目は目前で消滅もチームは意地見せる

ドジャースがダイヤモンドバックスをサヨナラで下し、連敗を「4」でストップした。先発の山本由伸投手(26)は、立ち上がりから完璧な投球を披露。7回無死までノーヒット・ノーランを続けるなど、7回をメジャー自己最多の110球、1安打2四球9奪三振で無失点の快投を見せた。打線は4回にウィル・スミス捕手(30)の適時打で先制して以降、Dバックス投手陣から得点できず。アレックス・ベシア投手(29)とベン・カスペリアス投手(26)が、8回2死満塁のピンチを切り抜けたが、9回1死から守護神タナー・スコット投手(30)が、モレノに同点ソロを浴びた。土壇場で追いつかれたドジャースだったが、延長10回にマンシーがサヨナラ犠飛を放ち、勝負を決めた。16日(同17日)から続いていた連敗を「4」で止めた。大谷翔平投手(30)は、第1打席から左飛、二ゴロ、二ゴロ、左中間二塁打。この日はMLSロサンゼルス・ギャラクシーでプレーする吉田麻也(36)が、バックネット裏の席から試合を見守った。

【関東大会】横浜が公式戦27連勝 センバツ王者が浦和学院に8回勝ち越し 昨秋以降、無敗続く

センバツ王者の横浜高校(神奈川県代表)は、昨秋から続いている公式戦での連勝記録を27にまで伸ばしました。先発投手の織田翔希(2年生)は試合の序盤から安定したピッチングを見せ、最速150キロの速球で3者連続凡退を奪うなど、浦和学院との対戦で無失点の熱投を続けました。しかし、1点リードで迎えた8回、2アウト二塁の場面で浦和学院の代打、川原陽斗内野手(3年生)にセンター越えの適時三塁打を打たれ、試合は同点に追いつかれました。織田は7回2/3を投げ終え、左翼手として守備に入りました。横浜の打線は試合開始早々の1回、1アウト二、三塁の場面で遊撃ゴロの間に1点を先制しましたが、その後は浦和学院の投手陣を攻略できませんでした。同点の8回、1アウト二塁の状況で小野舜友(2年生)が左前打を放ち、左翼手が送球をこぼす間に勝ち越しました。試合終盤の粘り強さで、昨秋以来無敗を守り続け、関東大会準決勝への進出を決めました。

山本由伸6回までノーヒット継続 90球8奪三振 強力Dバックス打線を完全に封じる

ドジャース山本由伸投手(26)が、6勝目の権利を手にした。6回までノーヒットピッチングを続けている。チーム4連敗の中、立ち上がりは先頭キャロルをフルカウントから中飛、マルテを右飛、グリエルはカウント3-1からカットボールで遊ゴロに打ち取った。 2回は先頭ネーラーをカーブで二飛、前回対戦で満塁弾を許したモレノを空振り三振、スミスを一ゴロに打ち取った。3回はペルドモを二ゴロ、トーマスを空振り三振、ローラーをフルカウントからのカーブで見逃し三振に取り、3回まで完全投球を見せた。0-0の4回は1番キャロルを遊ゴロ、マルテに四球を与えてパーフェクトは途切れたが、グリエルをスプリットで空振り三振。2死一塁からネーラーを三ゴロに打ち取り、4回までノーヒットピッチングを披露した。1-0で勝利投手の権利がかかる5回は、先頭モレノを三飛、スミスを直球で見逃し三振に抑えるなど3者凡退に切った。6回はトーマス、ローヤーを空振り三振、キャロルを見逃し三振を仕留め、3者連続三振を奪った。6回まで90球、無安打1四球8奪三振。最速は97・2マイル(約156キロ)だった。今季は試合前時点で9試合に登板して5勝3敗、防御率2・12。ダイヤモンドバックスとは8日(同9日)に対戦しており、2本塁打を浴びるなど5回5失点を喫していた。【ライブ速報】ドジャース-ダイヤモンドバックス

カブス鈴木誠也、打点両リーグで単独トップに昇進 12号2ラン含む3安打4打点で打点は43に

カブスの鈴木誠也外野手(30)は、5試合ぶりに今季12号本塁打を含む3安打4打点を記録し、大活躍を見せました。これで今季の打点は43に達し、試合終了時点で両リーグの単独トップとなりました。 マーリンズ戦で「2番右翼」として出場した鈴木は、試合中盤の6回、7-1とリードした場面で2死二塁から打席に立ち、救援投手バカーの高めフォーシームを捉えて中越えの2ランを放ちました。この打球はスピード104.9マイル(約169キロ)、飛距離405フィート(約123キロ)、打球角度30度と、完璧な一撃でした。 さらに3回の第2打席では中前ヒットを、9回の2死満塁での第6打席では、野手が投げてきた投球から2点適時二塁打を放ち、試合を優位に進めることに成功。5打数3安打、4打点と素晴らしい成績を残しました。シーズン中、15回目のマルチ安打、そして3回目の3安打猛打賞を達成しました。 第1打席(1回1死無走者)では投手ゴロ、第3打席(6回先頭)では四球からの出塁、第5打席(8回1死無走者)では中飛に倒れましたが、5番スワンソンの適時打で得点を記録。打率は現在2割5分3厘です。 12本の本塁打は試合終了時でナショナルリーグで5位に並び、トップのドジャース大谷翔平とは5本差。ピート・クロウアームストロング(PCA)と並び、チーム内でもトップタイです。 チームとしても21安打14得点で圧勝という結果を収めました。

関東大会準々決勝 横浜-浦和学院、東海大相模-山梨学院/速報中

高校野球の春季関東大会第4日には、準々決勝の残り2試合が行われます。第1試合では、センバツ優勝校の横浜(神奈川)が浦和学院(埼玉)と対決します。そして第2試合では、東海大相模(神奈川)と山梨学院(山梨)の対決です。 横浜-浦和学院 チーム123456789合計 浦学00000 0 横浜10000 1 【横】織田 【浦】伊藤、岡部 【試合の流れ】 浦和学院は1回表、三者凡退。横浜の織田は最速150キロを記録しました。 横浜は1回裏、1番の奥村凌が四球で出塁。2番の小野は左前安打を放ちます。3番の江坂羽送りバントを決めて1死二、三塁に。4番の為永の遊ゴロの間に1点を先制。 浦和学院は2回表、三者凡退。 横浜は2回裏、1死から7番の駒橋が右前安打。しかし8番の野中が二ゴロ併殺打で無得点。 浦和学院は3回表、1死から8番の伊藤が遊ゴロ失策で出塁。9番の石田は遊ゴロ併殺打で無得点。 横浜は3回裏、2死から2番の小野が中前安打。3番の江坂は中飛。 浦和学院は4回表、2死から3番の垣内、4番の藤井が連打。しかし5番の鈴木は146キロ直球で投ゴロに倒れ無得点。 横浜は4回裏、4番の為永が中前安打を放ちますが、捕手の一塁けん制が悪送球で無死二塁に。5番の池田は送りバント失敗で1死一塁。池田は投手のけん制に刺され2死。6番の今村は三塁内野安打も二盗失敗で無得点。 浦和学院は5回表、三者凡退。 横浜は5回裏、2死から9番の織田が四球で出塁し二盗成功。1番の奥村凌は四球で一、二塁。しかし2番の小野は見逃し三振。この回から登板の浦和学院・岡部が粘りました。...

【阪神】「仲が悪いんじゃないかと言われ…」掛布雅之氏と岡田彰布氏、初ダブル解説で息ぴったり

阪神掛布雅之OB会長(70)と岡田彰布オーナー付顧問(67)がMBSのテレビ中継でダブル解説を務めた。岡田氏は初回、森下の場面で試合のポイントを聞かれると「ここですよ」。直後、先制弾が飛び出した。2人での解説は初めてだが息ぴったり。掛布氏が「仲が悪いんじゃないかと言われますけど、いつもこんな感じ」。岡田氏も「イニングの間はもっと、言えない話をしている」と笑わせた。【関連記事】阪神ニュース一覧

大谷翔平が6試合で5本のホームランを放つ!バットスピードの遅さが量産体制の証拠に

【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)19日(日本時間20日)=斎藤庸裕】ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30歳)が、メジャーリーグでのホームラン数で両リーグの単独トップを守り続けています。ダイヤモンドバックス戦に「1番DH」で出場し、6点ビハインドの6回1死の第3打席で左方向に17号ソロ本塁打を放ちました。今季、大谷選手の本塁打のスイングスピードは平均で77.6マイル(約125キロ)ですが、この日の本塁打は73.9マイル(約119キロ)でした。力強く振らずとも軽く打ち、逆方向に飛ばせる能力が、ホームラン量産体制を維持していることを証明しました。   ◇   ◇   ◇この日の大谷選手は力強いスイングをせず、左翼方向に389フィート(約119メートル)の17号ソロ本塁打を放ちました。外角のボールからストライクゾーンすれすれに入ってくるスライダーに合わせたスイングを見せましたが、それでもボールは伸び、スタンドに飛び込みました。いい角度で打ち上げた途端、左翼手は諦めました。試合はまだ5点差のビハインドでしたが、大谷選手は自信を持ってダイヤモンドを回りました。スイングはいつもと少し違っていました。1球目、真ん中の直球を強振してファウルにした後、高めのボール球を挟んで1-1となり、3球目を捉えました。スイングスピードは73.9マイル(約119キロ)で、大谷選手の今季の本塁打平均スイングスピードよりも6キロ遅かったです。打球音もフルスイング時のようには響きませんが、それでも逆方向に打球が伸びるのです。15日のアスレチックス戦でも第2打席で逆方向への軽いスイングの本塁打を放ちました。この時のスイングスピードも72.8マイル(約117キロ)と遅かったです。 昨季、54本塁打中逆方向への本塁打は6本でした。最も遅いスイングスピードは5月29日のメッツ戦で、68.9マイル(約111キロ)。外角速球を軽く合わせて左翼フェンスを超えました。その後、6月から絶好調に入りました。今年はまだ5月ですが、似たような状況を踏まえると、今後もホームラン量産体制は続くでしょう。真ん中からインサイドはフルスイング、外角は軽いスイングと、瞬時に判断してコースごとにスイングを変え、フィールドの全方向に本塁打を打つことができるのが大谷選手の強みです。直近6試合で5本を放ち、5月だけで早くも10本目、シーズンでは57本のペースとなります。本塁打数でレギュラーシーズン両リーグ単独トップの座を守り続け、ベッツ選手の連続本塁打と共にチームを引っ張っていますが、チームは投手陣の崩れで4連敗中です。「こういう時期はシーズン中に必ずある。チームが良い状態に戻るまで戦い続ける」とベッツ選手も言うように、打撃好調の大谷選手と投手陣が安定すれば、強いドジャースが戻ってくることでしょう。▼大谷選手が今月10本目のホームランを記録しました。月間二桁本塁打は、2021年6月(13本)、2023年6月(15本)、2024年6月(12本)、8月(12本)、9月(10本)に続き6度目で、5月では初めてのことです。月内にはまだ10試合が残っており、どこまで数字を伸ばせるか注目です。チーム48試合目での17号は、自身の2021年の61試合目を上回る最速記録で、シーズンペースは57本になります。

【楽天】浅村栄斗、連続試合出場「1346」でストップ 「記録はどこかで止まるもの」「心機一転を」

楽天の浅村栄斗内野手(34)が持つ連続試合出場記録が、「1346」で止まりました。20日に行われた西武戦(きたぎんボールパーク)で、今シーズン初めてスタメンから外れ、途中出場もありませんでした。この連続試合出場は西武時代の2015年8月8日から続き、衣笠祥雄(広島)、鳥谷敬、金本知憲(ともに阪神)に次ぐ歴代4位で、パ・リーグ記録でもありました。試合後、三木監督は「球団、GMを含めた総合的な判断」と説明しました。浅村選手は試合後、自身の気持ちを語りました。「自分の成績が出せなかったのも原因だし、記録はどこかで止まるもの。まだ気持ちを切り替えられていませんが、前を向いて進むしかないですね」今シーズンはこれまでに40試合に出場し、打率は2割4分3厘と苦戦しています。「連続試合のためだけに野球をしているわけではないので、気持ちを切り替えてやるしかないと思います」と前向きに話しました。平成生まれ初の2000安打達成まで残り2本と迫っていますが、停滞状態です。15日のロッテ戦(東京ドーム)で、7回に1998本目となる左前安打を記録して以来、16日からのソフトバンク3連戦(みずほペイペイドーム)ではヒットが出ず、3試合連続、13打席連続で無安打となっています。1日の休養を挟み、22日に行われる西武との楽天モバイルパークでの試合に備える。「試合にしっかり準備をして臨むので、まずは1本打ちたい。1本打てなければ2本目はないので、しっかり1本打てるようにやりたい」と意気込みを語り、本拠地で2000安打という歴史的偉業に挑戦します。【山田愛斗】

【阪神】掛布雅之氏と岡田彰布氏、初のダブル解説に「仲が悪いんじゃないかと言われています」

阪神のOBである掛布雅之氏(70)と岡田彰布氏(67)が、毎日放送の生中継で初めてダブル解説を担当しました。両氏は1985年の阪神日本一に貢献したメンバーであり、2人がそろって解説するのは今回が初ということです。視聴者から「2人で解説してみて、どうですか」と聞かれると、2人は笑顔で答えていました。掛布氏は「しゃべりやすいよね」と言い、岡田氏は「普通にしゃべっているだけですよ」とコメント。さらに掛布氏は、「僕はオカって呼んでいますけど、仲が悪いんじゃないかと言われがちですが、いつもこんな感じで話しています」と明かしました。岡田氏も笑い「イニングの合間には、もっといい話や言えない話をしています(笑)」と補足し、掛布氏は「ちょっと暴走するから(笑)」と応じ、和やかな雰囲気が伝わる場面となりました。

【楽天】三木肇監督、「浅村選手の連続試合出場が途切れたことについてコメント」-「総合的に判断」「今後も彼の力が必要」

楽天イーグルスの三木肇監督(48)は、連続試合出場の記録が歴代4位の1346試合で止まった浅村栄斗内野手(34)について語りました。20日の西武戦(きたぎんボールパーク)で今シーズン初めてスターティングメンバーから外れ、試合中の出場もありませんでした。試合後、三木監督は「連続試合出場というのは、本当に簡単には言葉にできない素晴らしい記録です」と述べた上で、「球団やGMも含めて総合的に判断しました」と強調しました。今シーズンの浅村選手は40試合に出場し、打率は2割4分3厘で、本塁打4本、打点17と調子を落としています。通算2000安打まであと2本と迫っていますが、直近3試合は無安打が続いていました。三木監督は「彼本来の状態はこれからさらに上がってくると思います。明日からも変わらずチームに貢献してくれることを信じています」と期待を示し、「今後も彼の力が不可欠です」と変わらぬ信頼を表現しました。