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カブス鈴木誠也が出場した試合で観客転落事故発生 外野席のファンが緊急搬送 パイレーツが声明発表

カブスの鈴木誠也外野手(30)が「3番DH」として出場した試合で、観客がスタンドから転落する事故が起きました。7回裏、パイレーツが2点を獲得して逆転した直後、右翼付近の外野席から男性ファンが落下しました。このため試合は数分間中断されました。両チームの監督や選手たちは心配そうに見守る中、医療スタッフが到着し、男性はストレッチャーで近くの病院へと緊急搬送されました。この球場の外野フェンスは約6.4メートルの高さがあり、落下した男性ファンの容体に関する詳細はまだ明らかになっていません。試合後、パイレーツ球団は「私たちの思いと祈りは、彼とその家族とともにあります」とする声明を発表しました。

【こんな人】ヤクルト移籍の山野辺翔は西武源田が「たまらん」と称する隠れた技術の持ち主

西武山野辺翔内野手(30)がヤクルトに移籍することが1日、両球団から発表された。金銭トレードとなる。“源田たまらん”と称される遊撃守備の名手、源田壮亮内野手(32)に尋ねたことがある。「西武のチームメートで、まだあまり知られていないけれど“たまらん”と思う隠れた技術を持つ選手は誰ですか?」源田は「え~っ? 誰だろう。うーん、うーん」と10秒少々頭を巡らせた末に「!」の吹き出しが浮かぶような表情になって答えを出した。「山野辺!」うれしそうに続けた。「ランナー出た時、山野辺の帰塁はすごいっすよ。本当にうまい。もっと盗塁に生かせればなおいいですけどね。僕の帰塁なんかより全然うまい。ぜひ注目してみてください」ひらめきがうれしかったのだろうか、その数日後に山野辺は「今日、源さんにそれ、言われました」と笑っていた。プロになってから「小関コーチや佐藤友亮コーチに仕込まれましたね」とのことだ。社会人出身だが雑草魂。桐蔭学園(神奈川)時代、3年夏の神奈川大会決勝で桐光学園・松井裕樹投手(現パドレス)から左中間二塁打を打った。でも背番号は2ケタ。「大会前のメンバー発表の時も呼ばれるかドキドキしたくらいです」と懐かしむ。桜美林大でも全国に名だたるような強さはなかった。「でも、必ずしも強豪大学に行かなくても、自分がしっかりやれば全然レベルが上げられると思うので」。懸命に練習し、一目される選手になった。20年10月、久しぶりの優勝に近づいていたロッテの勢いを止めたのは、攻守にわたる山野辺の活躍だった。おとなしめな選手も多い西武の、貴重なムードメーカーでもあった。ウオーミングアップのランメニューは、3人ずつ並んで走る。先頭は若手。山野辺はあえて最後方に陣取った。外国人やベテランたちとともに「さぁ、行きましょう!!」と声を張る。そうやってチームを包んできた。新天地でもたまらん技術で、たまらん存在に。【西武担当=金子真仁】

【西武】山野辺翔、ヤクルトへ金銭トレード「驚いています」思い出「星の数ほど持っている」

西武は1日、山野辺翔内野手(30)がヤクルトに移籍することに合意したと発表しました。この移籍は金銭トレードによるものです。山野辺選手は桐蔭学園(神奈川)から桜美林大学、そして三菱自動車岡崎を経て、2018年のドラフト3位で西武に入団しました。彼は内外野をこなせるユーティリティープレイヤーで、今シーズンは1軍で5試合に出場しました。4月8日のロッテ戦(ベルーナドーム)では9番セカンドでスタメン出場しましたが、その後は2軍での再調整となりました。ムードメーカーとしても評価され、4月30日の2軍ヤクルト戦(カーミニークフィールド)では、大きな声で試合前からチームを鼓舞していました。山野辺選手は球団を通じて「本当に驚いています。スワローズに移籍しても、変わらず元気よく、自分らしさを忘れずに頑張りたいと思います。プレー面では、春のキャンプから取り組んできたことを試合で出し切って、チームの勝利に貢献したいです。ライオンズでの試合では、思ったような結果を残せませんでしたが、ベンチで応援してくださったファンの皆さんとの思い出が星の数ほどあり、持っていくのが大変です。ライオンズに入団してからの7年間、本当にありがとうございました」とコメントしました。この結果、西武の支配下選手は65名となり、残りの支配下枠は「5」となりました。

ヤンキース・ジャッジ止まらん!1回に2試合連続先制10号2ラン&3安打 リーグ3冠王に浮上

ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(33)が、止まらない。1回に2試合連続となる先制の10号2ランを放つと、2打席目は申告敬遠、3打席目は右前打、4打席目は1点差に迫る左前適時打を放ち、3安打をマークした。試合前時点で、打率、打点でリーグトップだったが、本塁打争いでもリーグトップのマリナーズ・ローリーに並び、リーグ3冠王に浮上した。この日の4打席目を終え、打率は驚異の4割2分7厘をマークし、10本塁打、32打点。50安打も断トツのリーグトップを走る。【動画】ヤンキース・ジャッジ2試合連発 チームメートは両手挙げてお辞儀ポーズ

ロバーツ監督曰く「彼らが真のスーパースターたる理由」大谷翔平1安打3得点でMVPトリオが活躍し5連勝

「1番DH」として出場したドジャースの大谷翔平選手(30)は、4打数で1安打を記録し、3得点を挙げてチームの5連勝に大きく貢献しました。3回に無死一、二塁で迎えた第2打席では併殺崩れの投ゴロとなり一塁に残り、続く2番ベッツの打席で初球でのスチールに成功し、今シーズン7つ目の盗塁を決めました。さらに、8回にはマリナーズの6番手投手アリアスのスライダーを捉え、片手のフォロースルーでセンターフェンスまで球を運びました。素早く走って今季3本目の三塁打を記録し、その後の暴投で追加点のホームを踏みました。この試合では2番のベッツが2安打4打点、3番のフリーマンが1本塁打を含む2安打2打点と大いに活躍しました。今シリーズでMVPトリオが打線を牽引し、ロバーツ監督は「打線全体にかかるプレッシャーが軽減される。彼らがスーパースターである理由は、この実績が物語っている」と絶賛しました。チームは今シリーズで34得点を奪い、2試合連続で2桁得点の快勝を収めました。同監督は「打線は本当に強力になっている」と語りました。 

大谷翔平、3試合連続盗塁達成、5打席目に三塁打!ドジャースが5連勝/詳細

大谷翔平はドジャースの「1番DH」として先発出場し、4打数1安打1四球1盗塁を記録しました。3回には今季9回目の盗塁を成功させ、3試合連続での達成となりました。8回の5打席目では中堅フェンスを直撃する三塁打を放ちました。ドジャースは連日の2桁得点を挙げ、連勝を5に伸ばしました。 ドジャース対マーリンズの試合前に、マーリンズベンチに笑顔を向ける大谷翔平(撮影・滝沢徹郎) 8回にフェンス直撃の三塁打を放ち、チームを盛り上げた(撮影・滝沢徹郎) チーム123456789計 マ0002010047 ド01300413X12 【本塁打】ド軍マンシー1号、フリーマン5号、マ軍ストワーズ3号、4号 大谷翔平第5打席 8回先頭打者 マーリンズ投手は右腕アリアス カウント1-1から、131キロのスライダーを打ち、フェンス直撃の三塁打を放ちました。飛距離は約122メートルで、その後暴投で生還しました 8回裏でフェンス直撃の三塁打を放つ大谷翔平(撮影・滝沢徹郎) 大谷翔平第4打席 6回2死一塁 マーリンズ投手は右腕ティノコ フルカウントから135キロのスライダーを見極めて四球。ベッツの打撃で生還し、フリーマンの2ランで8-3に 6回裏、四球で出塁後、チームメイトと祝福をかわす大谷翔平(撮影・滝沢徹郎) 大谷翔平第3打席 4回2死一塁 マーリンズ投手は左腕ベネジアーノ...

【ヤクルト】西武の山野辺翔、金銭トレードで獲得 内野手不足を補充 多才な選手に期待

ヤクルトは1日、西武ライオンズから内野手の山野辺翔選手(30)を金銭トレードで獲得したと発表しました。山野辺選手は今季5試合に出場し、3打数無安打。プロ通算207試合に出場しています。桐蔭学園や桜美林大学、三菱自動車岡崎を経て、2018年のドラフト3位で西武に入団。内外野をこなすユーティリティープレーヤーで、昨季は50試合に出場し、打率2割1分3厘を記録しました。オフには230万円増で年俸推定1200万円で契約を更改しました。山野辺選手の身長は174センチ、体重74キロで、右投げ右打ちです。ヤクルトは、村上宗隆内野手(25)が上半身のコンディション不良を再発し、4月17日の復帰から1日で登録抹消されました。また、長岡秀樹内野手(23)は右膝の後十字靱帯を損傷し、長期離脱中です。このため、内野手が手薄になっていました。また、外野手も塩見泰隆外野手(31)が左膝の手術、丸山和郁外野手(25)が右有鉤骨の骨折で長期離脱しています。

ドジャースのミゲル・ロハスに珍事 右中間への長打をファンが身を乗り出してキャッチし判定は…

ドジャースのミゲル・ロハス内野手(36)が、珍事に見舞われた。10-3の8回1死。右中間へ放った打球を大谷翔平投手(30)のユニホームを着た男性ファンがグラブを片手に身を乗り出してキャッチした。キャッチしたファンが大喜びする中で、マーリンズ野手陣やベンチから抗議が上がった。本塁打には一伸び足りずフェンス直撃の長打になりそうな当たりだったが、判定は二塁打となった。この事態にX(旧ツイッター)上では「ファンとっちゃダメ~」「笑顔だけど退場ですさようなら」とキャッチしたファンに自覚を促す投稿が目立った。【詳細】ドジャース-マーリンズ

ヤンキースのジャッジが2試合連続でホームラン 再び初回にアーチを描く 打点、打率、本塁打でリーグ3冠王に

ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(33歳)は2試合連続で先制の10号2ランホームランを放ち、スタジアムを大いに盛り上げました。1回1死一塁の場面で、ボルチモア・オリオールズのポビッチ投手が投じた2球目のスライダーをセンターバックスクリーンに打ち込みました。この試合前までは、本塁打争いで2位タイだったジャッジ選手ですが、リーグのトップであるシアトル・マリナーズのローリー選手に並び、打率と打点も合わせて、リーグ3冠王に浮上しました。前日の試合では1回にグリシャム選手が先頭打者ホームランを打ち、ジャッジ選手、ライス選手もそれに続き、史上初の1シーズン2度目となる初回先頭から3者連続本塁打をメジャーリーグ史で達成しましたが、この日も初回から豪快な一打を披露しました。

ドジャースが連日の大差でマーリンズを制す 大谷翔平は試合終盤に三塁打

ドジャースは連日大量得点を挙げ、マーリンズを圧倒的に破りました。試合は、2回にマンシーの今季初本塁打となるソロショットで始まり、3回にはベッツとパヘスの適時打でさらに3点を追加しました。6回では、ベッツのタイムリーとフリーマンの本塁打で4点を加え、試合の流れを決定づけました。さらに7回に1点、8回には大谷翔平選手(30)の中越え三塁打を含む3点を奪い、試合を完全に掌握しました。先発した右肘トミージョン手術明けのトニー・ゴンソリン投手(30)は、打線の援護を受けながら6回3失点の好投を見せ、2023年8月以来のメジャー復帰戦で勝利を手にしました。大谷選手は、第1打席で遊飛、第2打席では投ゴロ、第3打席で三飛、第4打席で四球を選び、5連続試合出塁を達成。そして、第5打席には中越えの三塁打を放ちました。3回に今季9個目の盗塁を成功させましたが、前試合で記念の「パパ1号」を記録したものの、この日は本塁打は出ず。