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【巨人】原辰徳前監督、プロ初完封の赤星優志を称賛「グラウンドでの笑顔が印象的」

巨人の原辰徳前監督(66)は、プロ初完封を飾った赤星優志投手(25)の見事な投球を絶賛しました。原監督は「本当に素晴らしかったです。赤星のグラウンドでの笑顔を見るのは初めてです。彼は普段、感情をあまり表に出さないタイプなので、移動ゲームとなったこの時期に完封勝利を挙げたことは非常に大きなことです」と述べ、前夜の甲子園での阪神戦での活躍を称えました。赤星投手はルーキー時代から2年間指導を受けた教え子でもあり、今季の成長についても「彼は今季、さらに一段階成長した投手の一人です。元々持っている才能を生かし、自信をもって1球1球を投げられるようになりましたね」と喜びを表しました。春季キャンプでの彼の才能は今も記憶に残っているといい、「キャンプでのツーシーム系の球を見て、素晴らしい投手だと思いました。しかし、それを活かすことができず、以前は少し優しさが勝っていた部分もありましたが、現在はそこを乗り越えた印象です」と赤星投手の成長を評価しました。

【阪神】湯浅京己、国指定難病から復帰後初勝利 レギュラーシーズン23年11月以来、997日ぶり

阪神タイガースの湯浅京己投手(25歳)が、国指定の難病である「胸椎黄色靱帯骨化症」から復帰後、初の勝利を収めました。この試合では、スコアが0-0で迎えた延長10回に登板し、1回を無失点で抑えました。直後の11回には、味方打線が3点を獲得し、勝利投手となりました。レギュラーシーズンでの勝利は、2022年8月30日の広島戦以来、実に997日ぶりです。また、ポストシーズンでは2023年11月2日のオリックスとの日本シリーズ第5戦でも勝利を手にしています。

【西武】2本塁打を放った渡部聖弥選手、途中交代 8回に帰塁の際、アクシデント発生か

西武ライオンズの渡部聖弥外野手(22歳)が8回に試合から途中交代しました。この試合では2本のホームランを記録し、8回の第4打席でも右前ヒットを放ち出塁しました。4番のネビン選手が一塁ライナーを打った際、渡部選手は慌てて体勢を変えながら一塁に戻る動作をしていました。彼はその後も走者としてプレーを続けていたものの、5番の中村剛選手の打席でカウントが進む中、一塁の大引ベースコーチがタイムを要求し、トレーナーが渡部選手に駆け寄りました。トレーナーは「×」印をベンチに示し、代走として長谷川選手が起用されました。渡部選手には何らかのアクシデントが生じたと見られています。

【阪神】村上頌樹の40イニング連続無四死球がストップ 中日戦で上林誠知を申告敬遠

阪神タイガースの村上頌樹投手(26)は40イニングにわたって続いていた無四死球の記録が途絶えました。0-0で迎えた6回、2アウトランナー三塁の場面で、初回に既にヒットを放っている中日の上林誠知外野手(29)との対戦を迎えましたが、申告敬遠という形で四球を与えました。これが4月18日に甲子園で行われた広島戦の2回以来、今月初の四球となりました。その後、4番バッターのジェイソン・ボスラー外野手(31)をセンターフライに仕留め、無失点で切り抜けました。

【日本ハム】金村尚真が驚異の3度目完封勝利、球団59年ぶりの快挙!すべての4勝が完投で、チーム首位を堅持

日本ハムの金村尚真投手(24)が、球団にとって59年ぶりとなる偉業を達成しました。彼は、12球団の中で最多となる、このシーズン3度目の完封勝利で4勝目を手にしました。5月までに3度完封勝利を挙げたのは、球団では1966年の嵯峨健四郎以来のことです。金村投手は、9日の楽天戦(エスコンフィールド)で9回1失点の完投勝利を収めた後、中13日で再び先発登板し、スコアボードに「0」を並べ続けました。3回と8回には得点圏にランナーを背負いながらも、要所をしっかりと締め、敵地でのシャットアウトを完結させました。これでチーム全体でも5度目の完封勝利(3人)、10度目の完投勝利(5人)を達成し、12球団トップの数字を独走しています。すべては、開幕戦でプロ初の完投初完封勝利を飾った金村投手から始まった、最強の先発陣のタフネスぶりが光ります。この日も、"代役4番"の郡司裕也捕手(27)が2回に放った先制3号ソロホームランが決め手となり、延長11回を戦った翌日の移動ゲームとなった3連戦の初戦を白星でスタートし、首位をがっちりキープしました。

【阪神】森下翔太、試合前練習に参加し3番右翼で先発出場

阪神の森下翔太外野手(24)は、1軍チームと一緒に球場に姿を現しました。荷物を携えて歩く姿は、特に足をかばっている様子は見られませんでした。 試合前の練習においては、ウォーミングアップから参加し、左膝にサポーターをつけながら他の選手とともに守備・打撃練習に精を出していました。フリー打撃では、左右に力強い打球をフェンス直撃させるなどの場面も見られました。 試合では3番右翼としてスターティングメンバーに名を連ねました。 森下選手は前日の22日、甲子園での巨人戦8回において、自打球が左膝の内側を直撃。しばらく倒れ込んだ後、プレーを続行しましたが、その直後の守備からベンチに下がっていました。 22日の試合後には「(23日の出場は)まだわからない。明日になってみないと…。症状は、まあ、いろいろあります」と語っていました。

【楽天】浅村栄斗選手、2000安打達成にあと一歩!妻・淡輪ゆきさんがXで喜びを投稿「1999」

タレントでフリーアナウンサーの淡輪ゆきさん(32)が自身のX(旧ツイッター)を更新し、夫である楽天の内野手、浅村栄斗選手(34)が通算1999安打を達成したことを喜びました。平成生まれの選手として初の通算2000安打まであと2本という状況の中、彼は「6番一塁」で2試合連続で先発出場。試合の6回、2アウトの場面で、日本ハムの金村投手から左前打を放ちました。これを受けて、淡輪さんは即座にXを更新し、「1999」と拳の絵文字を添えて投稿。ファンたちも「いよいよリーチ」「あと1」などとコメントし、盛り上がりを見せています。

日本ハムの金村尚真選手と、西武の平沢大河選手が登録される 日本ハムの古林睿煬選手や広島のドミンゲス選手は抹消/23日の公示

5月23日に発表されたプロ野球の出場選手の登録および抹消情報は以下の通りです。【セ・リーグ】<登録>なし<抹消>広島 J・ドミンゲス投手【パ・リーグ】<登録>日本ハム 金村尚真投手西武 与座海人投手西武 平沢大河内野手<抹消>日本ハム 古林睿煬投手ロッテ 横山陸人投手オリックス 山崎颯一郎投手オリックス 田嶋大樹投手オリックス 川瀬堅斗投手※再登録は6月2日以降となります。

【ソフトバンク】巨人から加入した大江竜聖、移籍後初の1軍合流「全力で行きます」

ソフトバンクに巨人からトレードで加わった大江竜聖投手(26)は、23日に移籍後初めて1軍に合流しました。この日は、みずほペイペイドームで行われた投手練習に休日を返上して参加し、ストレッチやキャッチボールなど、先発投手陣と共に汗を流しました。彼は「体を動かしたかったのと、先発の方にあいさつする機会だったので」と振り返りました。12日に巨人から2対1の交換トレードでソフトバンクに加入した左腕大江は、ウエスタン・リーグで3試合に登板し、1セーブを記録するなど、3回を無失点で好投を見せています。「状態は良い感じです。結果で頑張りたい」と力強く話しました。22日にはダーウィンゾン・ヘルナンデス投手(28)が出場選手登録を抹消され、左の中継ぎ陣が手薄な状態となっています。大江はプロ9年間で通算149試合に登板し、7勝0敗、34ホールド、防御率3.75という実績を持ち、経験豊富でワンポイントでの起用にも期待されています。「任された場所で、自分の力を発揮したいです。全力で行けるところまで行く気持ちでやっていきたい」と意気込みを語りました。

大谷翔平、ニューヨーク遠征へ 敵地メッツ戦で千賀滉大と今季初対戦 ビジター6連戦前に休養

ドジャース大谷翔平投手(30)は22日(日本時間23日)は試合がなく、23日(同24日)から敵地ニューヨークでナ・リーグ東地区2位の強豪メッツ戦に臨む。3戦目にはナ・リーグ防御率1位の千賀滉大投手(32)が先発予定で、大谷と今季初対戦になる。公式戦では23年に対戦し2四球と右二塁打、ポストシーズンでは昨年、2試合で二ゴロ、右安、四球だった。日本時代は22打数5安打、2本塁打、4打点だった。大谷は今季ここまで打率3割4厘、17本塁打、31打点。「1番DH」で出場した21日(同22日)ダイヤモンドバックス戦(ドジャースタジアム)は4打数無安打で4試合ぶりのノーヒットに終わったが、チームは4番T・ヘルナンデスの逆転3ランで快勝した。デーブ・ロバーツ監督は試合後、メッツ戦に向けて「ここ2試合、選手たちはいい仕事をしてくれた。次は遠征で試練が訪れる。メッツは今シーズン開幕からずっといいプレーを続けているチーム。(昨年のリーグ優勝決定シリーズの)リベンジしたいとも思っているだろう。ファンも盛り上がって、いい雰囲気になる。我々も選手にいいプレーを期待したい」と語った。